趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
初日、2日目と違って旅の3日目は最後まで予定通りに進み、宿泊地の岡山へ。それで今回は、岡山駅から近いところにホテルを取ったのですが、調べたところ、その近くには良さげな居酒屋さんと、良さげなラーメン屋さん、中華そば山冨士本町店がありました。
で、ここはひとつ、旅の最後の夜なので、居酒屋からラーメン屋という鉄板のはしごで〆ようかと思っていたのですが、残念ながら居酒屋は満席。居酒屋の店頭で空席待ちするのもアレなので、とりあえず予定のラーメン屋さんに向かったところ、このご時世のおかげか時短営業中だったもののまだ営業時間内。っていうか、すんなりと居酒屋で飲んでいたら間に合わなかったから、逆にラッキーだったかもしれません。(もっとも、人によってはラーメン食べてから改めて飲むのは嫌かもしれませんが、そこは食いしん坊なのでちょっとしか問題なし。)
お店に入ると、店内はわりとコンパクトな印象。先客がテーブル席でラーメを啜っていました。
店員さんにカウンター席へと案内され、目の前に貼ってあるお品書きを確認。事前に調べた時に、いただくものは決めてきましたが、それでも一応よくチェックしてしまいますね。
それでいただいたのが、こちらのお店を調べた時に有名メニューだとわかったネギ中華。
早速スープからいってみたところ、動物系がガっとくるけどしつこくない味わい。過去何度か、岡山ではラーメンをいただいてきましたが、この動物系が濃い目に煮出された出汁こそが、当地のラーメンの特徴なんですかね。そこに、適度な油っ気と過度には主張しないけどしっかりとした醤油ベースの味付けが加わり、更に青ネギのシャキッとした羣の味がとても合っています。
また麺は、細めのストレート。これまた当地のラーメンで多かったタイプというか。で、こちらのお店のは、スルスルっと入るというよりも、つい噛みたくなる適度な引っ掛かりというか歯応えのある食感。
それと具の、一見懐かしいタイプのチャーシューは、口に入れるとトロっと柔らか。また、支那竹といった言い方が似合うメンマはコリコリとした噛み応えが良いですね。
というわけで、ネギはともなくとして、実に当地らしいラーメンに感じ、美味しくいただくことができました。ほんと、繰り返しになりますが、居酒屋より先にお伺いできてラッキーだったというか。
ごちそうさまでした。
令和4年8月訪問
旅の3日め。岡山でうどんをいただいた後も順調に乗り継ぎをこなし、瀬戸内海側から一気に日本海側に出て12時53分に鳥取駅着。ここで、次に乗る列車まで1時間以上あるので、この旅程を立てた時、ここでちょっと遅い昼食にしようと思っていました。
で、鳥取駅の周辺には、以前当地に来た時に立ち寄って印象の良いお店もあったのですが、今回は乗り鉄メインということで、鳥取駅に来たらからには外せないと個人的に思っている砂丘そばへ。いわゆる、駅そばなんですがね。
しかし、20数年ぶりに鳥取駅に来てみると、やはりここもホームの立ち食い店は既になく(平成24年に閉店したらしいです)、現在は改札外の、駅1階、駅ビル「シャミネ」の反対側にひっそりと、という感じでお店が。もっとも、私に先んじて入口に置いてある券売機で食券を買う人や、店内に入るとお昼のピークは過ぎていたものの先客があり、店員さんも多数いて活気がありました。
それで今回いただいたのが、天ぷらそばに玉子追加で。っていうか、かき揚げの天玉そばがいただきたかったのですが、食券買う時、何故か焦って間違、お店のお姉さんから提供された時に、それが気が付いた次第。
気を取り直してツユからいってみたところ、まず感じるのは出汁の優しさ。しっかりとした出汁感はありつつも、風味などグイグイガツンと主張しないところが逆に良いなぁ、と。それに合わせるかのような、塩気などが過度に主張しない優しい味付けもいいですね。
また色が黒い太めのソバは、茹で麺でしょうか。食感は歯触りプリっと、噛むともちっと系。
海老天は、小振りなのが2本。衣には、まだ揚げたてのカリっと感が残っていて、中のエビはプリッと。そして忘れちゃならないのが、当地で作られているアゴ(飛魚)竹輪のスライス。こちらのお店のかけそばに相当する「砂丘そば」にも入っており、その野趣のある魚が濃い味わいが、何とも。これが入っているだけで、「砂丘そばで食べたなぁ」という気になります。
こちらは、一緒にいただいた品。食券を買う時に気が付かず、店内で店員のお姉さんに現金渡して追加注文しました。
で、ネタのシメサバは軽く炙った感じで、その香ばしさはあまりありませんが、シャリには大葉とゴマが忍ばせてあり、それがアクセントにもなってこれがなかなかでした。
というわけで、どれも美味しくいただいたのですが、今回は久しぶりだったせいか気合が入りすぎて空回りした感も。なのでまたお伺いして、今度は落ち着いていただきたいです。(それまで、是非ともお店が残っていてください!)
ごちそうさまでした。
令和4年8月訪問
今回の乗り鉄旅も後半戦に入った3日目。この日は、朝6時過ぎからスタート。
前日とは打って変わって順調に乗り継ぎ、お目当ての路線を2つ乗ってから、予定通り9時52分に岡山駅へと到着。ここで乗り換え時間が26分あるので、その間に朝食をと思い、コンコース内にあるこちらのお店へ。以前は岡山駅でも、在来線ホームの立ち食いができたのですが、いまやそのお店は無くなってしまったんですね。
それでこちらのめん処吉備さんですが、実は14年前に一度お伺いしているんですよね。その時は、かき揚げの載ったうどんをいただいたので、今回は券売機で肉うどんと生卵、そして調子が良かったのでいなりの食券も購入。店員のお姉さんの素早い調理で出来たうどん他一式を手に席に座り、いざ。
で、まずは肉うどんですが、ツユからいただくと、出汁感たっぷりで、味付けもいい塩梅。以前いただいた時も思いましたが、薄口醤油主体の西日本的味わいですね。それでパっと見、大量の牛肉が載っているので、味がそれに負けると思いきや、影響を受けつつもいい感じの味加減に収まっています。
またウドンは、茹で麺か冷凍か不明ですが、若干ツルシコ食感を強化しているでしょうか。
そして具は、先述のとおり甘辛く煮た牛肉がボリューミー。ただ、それほど濃い味付けではないので、これまた先述のとおりツユに影響を与えつつも馴染む感はありますが。それとネギがたっぷりなのも嬉しいところ。生卵も良く合います。
いなりはひと手間加えられているというか、シャリに白ゴマが混ぜられており、それがアクセントに。肉うどんと一緒だと(お揚げさんが)甘い+(牛肉が)甘い味になってしつこいかなとも思ったのですが、全くそんなことはなかったです。
というわけで、どれも美味しくいただいたのですが、それに加えて印象的だったのが、店員のお姉さん。とても気持ち良い接客をされていたように感じました。ほんと、ちょっとしたことで印象が大きく変わるというか、うどんの味も更に美味しく感じました。
ごちそうさまです。
令和4年8月訪問
旅の2日目。前の記事でも書いたように、この日は朝から山口県と広島県で降った雷雨の影響で行程が滅茶苦茶になり、乗る予定だったJRの宇部線と岩徳線、錦川鉄道の錦川清流線が運転見合わせで乗れなくなってしまいました。
でもやられっぱなしじゃ腹の虫が治まらなかったのと、それだけの路線を飛ばしたら時間的にも余裕ができたので、その代り(には足りませんが)予定になかったJR可部線に乗って、更には、広島駅で1時間ちょっと余裕を作ることが。
で、それがわかった時に調べたのは、広島駅の駅ビルに入っているお店。1時間もあれば、広島名物のお好み焼きが食べられるだろうとの算段が働いたのですが、新幹線口にある駅ビル「ekie」の1階には、お好み焼きのお店が4つも並ぶ「廣島ぶちうま通り」というところがあるそうで。
そんなわけで、広島駅に着いた後、その廣島ぶちうま通りへ。それで今回はその中から、某ウェブの紹介記事を見て気になったこちらのお店へ。
午後4時頃という中途半端な時間帯だったので、すんなりお店に入れると思っていたところ、この日はよく当てが外れるというか、広島駅からほど近いマツダスタジアムで行われる広島-阪神戦の試合前にいただくのに丁度良いからか、両チームのユニホームを着た人などで、数名よりちょっと多いくらいの入店待ち。まぁ、時間はあるからとそのまま並んだところ、タイミング的になかなかお客さんが掃けず、待つこと約15分で着席。お好み焼きは、待っている間に注文していたので、とりあえず追加で生ビールをお願いして更に待つこと暫し。眼の前の鉄板では、職人さんがいくつのもお好み焼きを最初から最後まで一人で焼き上げているので、それを見ていれば退屈はしないのですが、次に乗る電車の時刻が気になってきた頃、入店から約30分で、お好み焼きとご対面となりました。
【生ビール(アサヒ) 600円 】
【スペシャル 1,490円】
それがこの、イカとエビが入ったスペシャル。席によっては鉄板からいただくこともできたようですが、その席が限られているようだっので、今回はお皿に盛ってもらいました。
で、早速、まずはそのままいただいてみたところ、モチモチっとした生地とそば(中華麺)、シナシナっとなったキャベツと歯応えを若干残した当地の細モヤシ、そして豚肉やエビ、イカなどの具材が一体となって、これが、もう。お好み焼きは個人的に好きで良くいただくというか自分でも作りますが、この広島風(と言った怒られますが)の焼き方は、職人さんじゃないと上手くできないんですよね。
さらに、こちらのお店は、最初に塗ってあるソースが少なめで、その代り卓上に、当地では有名なカープソースの甘口(これがデフォルトで塗られているとのこと。)と非売品の辛口、更にはお店オリジナルの無添加ソースが置いてあり、好きに追加していただくことができます。で、それらの味の違いを楽しんだり、更には、味変用に置いてある一味や専用のコショウをかけたりと、いろいろ楽しめるのが良いですね。
というわけで、実は20数年ぶりに当地でお好み焼きをいただいたのですが、美味しくていただくことができました。でも最後は、時間に追われて急いで口に入れたのが勿体なかった!なので今度広島に来る時は、ゆっくり食べ歩きしたいものですね。
ごちそうさまでした。
令和4年8月訪問
旅の2日目。この日、山口県と広島県は朝から強い雷雨が降り、乗る予定だったJRの宇部線や山陽本線が運転見合わせに。はじめは朝に来た宇部駅に再び戻り運転再開を待ってはいましたが、午前9時半過ぎたったでしょうか、山陽本線の運転再開が午後1時以降なるとの情報が入ったのと、このまま宇部駅で3時間以上待つなら、宇部新川駅から出ている宇部市営バスで新山口駅まで抜けてしまった方が先に進めると思い、この区間だけ動いていた宇部線で、今朝から3度目となる宇部新川駅まで。
その時点では、実は宇部市営バスが定刻通り動いているか確証は持てなかったものの、宇部新川駅から出て、駅前ロータリーにある宇部市薄バスの乗り場に向かったところ、帝国で走っていることがわかりました。
で、この時、朝の7時頃に前の記事であげたうどんを1杯食べただけだったので、わりと空腹。しかも、旅程が滅茶苦茶になって今後いつ食べられるかも不明。加えて、お目当てのバスの発車まで30分ほど時間があり、更には、駅前ロータリーに面したところに、昨日見つけてできれば食べたかったけど夜と早朝はやっていなくて食べられなかったうどん・そば屋さんがあるとくれば、もう、いくしかないでしょう!
それがこの、まるよしさん。
お店に入ると、午前10時過ぎという中途半端な時間とあってか、先客はなし。注文は口頭で告げる方式で、その前に、お店の壁に貼られたお品書きの短冊を一瞥。その中で、「名物」と書かれた肉わかめうどん・そばと迷った結果、店名を冠したまるよしうどん・そばをうどんで注文しました。
すると、お店のお姉さんから、天ぷらかかきあげか、生卵が温泉卵が訊かれたので、かき揚げと温泉卵でお願いすると、お姉さんの手慣れた調理であっという間に登場です。
それでまずはツユからいってみたところ、出汁感はそこそこあり、味付けもしっかり目。甘みと塩気のバランスも万人向けという感じでしょうか。そこに、真夏にもかかわらず、柚子の香りがしてちょっとびっくり。よく見たら皮が一片忍ばせてありましたが、この時期らしい、まだ青っぽい爽やかな香りで、これは嬉しいサプライズですね。
またウドンは、今朝も宇部駅でいただいた、「宇部丸うどん」。朝、宇部駅で見かけた幟旗に書かれた製麺所の木札が店内に置いてあったのでもしやと思っていたところ、ひと口啜れば、細くて丸みのある、プリっとした歯応えはあるけど優しい食感のウドンが、そうそうこれこれ、と。この宇部丸うどん、すっかりお気に入りとなりました。
そして具は、店名を冠する=フラッグシップということで、かき揚げ、温泉卵、甘辛く煮た牛肉、油揚げ(キツネ)、ワカメ、トロロ昆布、カマボコと豪華!ちなみにかき揚げではなく天ぷらだと、市販品(惣菜売り場ではなく麺売り場にあるような)が載るようですが、かき揚げは自家製っぽく小振りながらチクワがたっぷり入っていて良い感じ。それにしても、このあたりはチクワをよく食べるんですかね。
というわけで、美味しくいただいて、具のバラエティーにも満足させていただきました。帰り際、お店の方に「またいらしてください」と言われましたが、ほんと、ここならまた来たいですね。
ごちそうさまでした。
令和4年8月訪問
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