趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
新幹線イヤー2022のキャンペーン(by JR東日本)を利用した日帰り旅も、あとは仙台駅から新幹線で那須塩原駅まで帰るだけに。で、今日は朝から散々いただいたので、このまま食べないで帰っても良かったのですが、時間はあるし、折角仙台駅まで来たということで、未食だった構内の立ち食いそば店、立ちそば処杜さんへ。
仙台駅の構内では、昔、伯養軒の立ち食いそばスタンドなどいくつかのお店があったように記憶しているのですが、いつしかホームのスタンドはなくなり、現在は改札内コンコースにある、駅弁で有名な「こばやし」が運営するこちらのお店だけになってしまったようで。
ちなみに、こちらのお店は2015年にリニューアルしたそうで、広い店内は外から見ても明るい印象。注文は、店頭に2体ある券売機で食券を購入する方式で、その中から、9月に発売を開始した月見とろろそばを。(食べすぎていたお陰で、さすがに個人的定番の天玉そばに食指は伸びなかったっす……。)
厨房ではテキパキしたお姉さんたちが何人も働いていて、さすがは大都市仙台の駅ナカのお店だなぁ、と。
それでその月見とろろそば。
まずはツユからいってみたところ、甘さ控えめなキリっとした味わいが良いですね。また個人的に重視する味の濃さも、濃すぎはしないけど十分。これなら、かき揚げの入った品(ノーマルなかき揚げのほか、上かき揚げというのもあった!)ものでも美味しくいただけると思います。
そしてソバは、湯がき時間は短い(茹で麺?)ものの、香りと歯応えはわりとある方かと。
それと具のトロロは、山芋ではなく多分長芋だとは思いますが、コスト考えると妥当な選択。卵の黄身と一緒に蕎麦と絡めていただけば、これが、もう。
というわけで、美味しくいただいたのですが、他のお客さんが食べていた天玉やカレーそばも旨そうだったので、また今度仙台駅に来る機会には、それらも是非いただいてみたいと思います。
ごちそうさまでした。
令和4年10月訪問
この日は、新幹線イヤー2022のキャンペーン(by JR東日本)を利用して山形県の新庄まで来ていました。で、元々、当地では腹具合が許す限り食べ歩きをしようと思っていたので、前の記事であげた食堂の後に向かったのが、新庄駅の駅舎内に入っているこちらのかもんというお店。事前に調べた情報では、当地産の鴨料理と蕎麦がいただけるということで。個人的に、鴨肉って(毎年大晦日は鴨鍋にして、そのツユで年越しそばをいただいている程)好きなんですよね。
それで駅舎内とはいえ改札口や待合室からは直接行けないので、一度出てから建物の端のほうにあったお店に入り、あいていた衝立付きのカウンター席に着席。そこでお品書きを見たところ、事前にネットで調べた時に出てきた鴨料理的な品は書かれておらず(そのかわりにネット通販と持ち帰りメニューの案内)、店主さんと思しき方にお伺いしたところ、今は鴨団子汁そばとざるそばの2品(とドリンク類)のみ提供されているとのこと。
そこで一瞬、やってしまったかもと思ってしまいましが、その2品の中から看板メニューという鴨団子汁そばをお願い。その後、店主さんと思しき方が厨房に消え、それから程なくして注文した品が登場しましたが、その際、生の鴨肉はつゆが熱いうちにそこに入れ、レアになったら食べてくださいとのことでした。
で、結論から言うと、これが大ヒット!!
まず熱々のツユは、鴨の滋味がたっぷり。ネギの三つ葉の薬味も程よくアクセントを加え、濃口醤油とミリンを合わせた返しの味加減も適度。そして中には、これまた滋味深い鴨肉の肉団子が入っています。
またソバは、ツルっとした口当たりやシコっとした歯応えが良く、蕎麦の香りもわりと感じられます。それにしても、蕎麦と鴨、更にはネギと三つ葉の香りって、なんでこんなに相性が良いんですかね。
そして何と言っても、最初にツユに投入した鴨肉が、もう!!ツユの熱で火が通ったそれは、柔らかくとってもジューシーで、肉の旨味もたっぷりと味わえます。これなら注文の際、400円の鴨肉おかわりを頼んでおくのだった!と即座に後悔。
最後は、残ったツユに蕎麦湯を加えでフィニッシュ。お昼をいただくのは2軒目でお腹も相当苦しくなっていましたが、それでもやめられない、後を引く味わいでした。
というわけで、やってしまったかもなんて一瞬思ってしまい本当に申し訳なかったというか、大変美味しくいただき、とても満足させていただきました。
今後、個人的にまた新庄駅を訪れる機会もあるかと思いますが、その際はまたこちらにもお伺いして、鴨肉と蕎麦を堪能したいです。
ごちそうさまでした。
令和4年10月訪問
前の記事でも少し書きましたが、この日は、新幹線イヤー2022のキャンペーンを利用しての日帰り旅。で、まず向かった先が、山形新幹線の終点、新庄駅。ここでお昼をいただくことになっていました
そこで最初にお伺いしたお店は、その昔、お店の存在を知って以来気になっていたこちらのお店。だって店名が「急行食堂」ですよ!奥羽本線と陸羽西線、陸羽東線が交わる(そしてその後山形新幹線も加わる)古くからの鉄道の要衝、新庄らしい店名じゃないですか。更には、前回新庄を訪れた時にいただいた当地名物のとりもつラーメンが、ここでもいただけると知ったので。
そんなわけで、駅からほど近いお店まで。昔、私が物心ついた昭和の頃、ある程度の規模の駅の近くには、いわゆる駅前旅館や駅前食堂があって、それが街の雰囲気を作っていた部分もあったのですか、令和になった今では残っているお店もわずか。そんな雰囲気が残る、個人的には懐かしい感じがする店内には、壁に隙間なくポスターやメニュー表、推しメニューの短冊、「急行食堂」と書かれた一枚板、昔の列車が車両側面に付けていた「急行」という種別板や車両の妻面についていた「日本国有鉄道」という銘板など、ほぼ隙間なく貼られていました。
またその中のメニュー表は、筆頭と思われる箇所には牛丼が書かれ、以下丼ものがいくつかそしてチャーハンときて、その次がラーメン類。これが店主さんのアイデアを次々商品化したような充実ぶりで続き、その後、焼きそば、酒類、そして、大盛りは100円増しという注意書きで〆。それ以外にも、短冊のみに書かれた品がいくつかあったような。ちなみに、いただこうと思っていた鳥もつラーメンだけでも、ノーマル、塩味、そして冷やしまであり、10月にもかかわらず暑かったこの日の気分的には冷やしかなと一瞬思ったものの、結局ノーマルな鳥もつラーメンを注文。店主さんが厨房に消えてから少し待ってから登場しました。
それでまずは見た目ですが、一般的なラーメン丼とはちがう器(メニューにそば・うどんの類は無いんですが。)に入っていて、ラーメン自体はスープと麺、そしてその上に鶏もつとネギというシンプルさが潔いですね。
で、早速スープからいってみたところ、動物系とも魚系ともつかないあっさりとしたベースに、軽く酸味を感じる醤油ベースの、どこか蕎麦つゆっぽくも感じられる味付け。(メニューにそば・うどんの類は無いんですが。)
また麺は、太めの縮れ麺で、わりと軟めの食感。このゆるっとした感じ、嫌いじゃないです。
そして具の鳥もつは、キンカン、ハツ、レバなど一通り入っているのが満足感あり。あっさりとした醤油味でさらっと煮たような味と食感でした。
というわけで、昔の駅前食堂っぽい雰囲気を堪能しつつ、当地名物のとりもつラーメンをいただくことができました。
ごちそうさまです。
令和4年10月訪問
いきなりですが、今年は、鉄道開業150年の記念の年。1872年(明治5年)10月14日、新橋駅-横浜駅に日本で初めて鉄道が開業した日から150年だそうで。更に、JR東日本では、東北・上越・山形・秋田・北陸の5新幹線が開業からそれぞれ40(盛岡駅-青森駅間は20)・40・30・25・25周年を迎えるということで、新幹線イヤー2022と題して各種イベントやキャンペーンが行われていたりします。
で、10月1日の土曜日。この日は、新幹線イヤー2022の割引きっぷというかチケットレス乗車サービスを使って、ちょいと日帰り旅に出ることにしました。
ですが、新幹線に乗る前にとりあえず朝飯をということで、宇都宮駅の自由通路にあるこちらのお店に。っていうか、予定では、新幹線コンコース内のお店でいただこうと思っていたのですが、昨今の社会情勢により、土日はお安みになっていんですね。
それでお店に入る前、店頭に置かれた券売機で食券を購入するのですが、その時目にとまったのが、「鉄道開業150年」記念メニューのこちらの品。朝からヘヴィだとは思いつつも、この手の限定メニューにはめっぽう弱いので、気が付くと食券を購入していました。
それがこの、まんぷくそば。
ソバ(ウドンも可)の上には、かき揚げ、ちくわ天、(肉そば・うどんの)豚肉が載り、更にPOPの写真だと載っていた半熟卵は実際にはきれいに載らないためか別の容器で提供という、何とも力押しなひと品。ちなみに、トッピング単品を追加していくよりも合計で150円お得だそう。
それでまずはツユからいってみたところ、出汁感そこそこでやや甘みの効いたバランスの、極めて万人向けな、最近のいろり庵きらく的味わい。もっともこの品は、天ぷらが2品、更に豚肉まで入っているので、その分のコッテリ感や風味・旨味などがプラスされていますが。
またソバは、以前と比べ大幅に進化した生タイプだったと思いますが、蕎麦の香りもちゃんとあって、明らかに茹で麺とは違う味わい。個人的には茹で麺も大好きなのですが、これはこれでグレード高いと思いますね。
それと具は、前述のとおりですが、かき揚げは登場時にまだサクっと感が残り、ツユとはよく馴染むタイプ。種はタマネギがメインの一般的なものです。それとちくわ天は、青海苔というかアオサの風味が結構強く香りますね。更に豚肉は、ちょいとばかり煮込んだ風味がしましたが、七味をかけると気にならない程度。
あと途中から、半熟卵を割って味変。蕎麦に生卵や半熟卵が入っている場合、丸呑みする方もおられますが、個人的には途中で崩してソバや具材に絡めていただくスタイルで。ちなみに、ツユもよっぽどのことがなければ飲み干します。(その分、水も多く飲みますが。)
というわけで美味しくいただいたのですが、マジでボリューミーだったというか、齢50を過ぎてフルサイズの揚げ物2品は胃にキタというか。
ごちそうさまです。
令和4年10月訪問
最近、平日はおとなしく自宅で朝食を摂っていたものの、この日はどうしても朝ラーをキメたくなって、高速道路まで使って南下し、鹿沼市にあるラーメンショップ運転免許センター北口店まで。
午前8時頃、朝の混雑が一段落ついた頃にお店に着いたのですが、入店してちょっと驚いたのが、厨房、というかいわゆるラーメンを作るポジションには、マスターではなく若い男性の姿が。マスターはというと、注文取りやネギの仕込みをなさっていて、調理には一切手を出していなかったようで、個人的には、ここでマスター以外が作るラーメンをいただくのは、初めてかもしれません。(ちなみに、サイドメニューの玉丼は、マスター以外の人が作った物をいただいたことがありますが。)それにしてもその男性、湯切りのアクションがマスターそっくりでした。
【ネギチャーシューメン 1,050円】
【半ライス 110円】
それで今回いただいたのは、ネギチャーシューメンと半ライス。
最初の一口は、あえてネギを混ぜずにスープをいってみたところ、まろやかな口当たりのそれは、以前よりもだいぶ脂っ気というか表面に浮く固形脂が減りあっさりした印象。これが作り手によるものなのか、お店の方向性がこうなったのか、はたまた今回たまたまだったのかはわかりませんが、個人的には朝にいただくには丁度いい具合かなぁ、と。そして次に、タレなど和えたネギをよく混ぜてからいただけば、これが、もう。ゴマ油の香りが食欲をそそり、スープの味もビシっと決まりますね。
また麺は、たおやかだけど今日のは歯応えもある茹で加減が良い感じ。
それと具は、スープで少しシナっとしたネギは勿論、今回ネギチャーシューにしたので、柔らかくも肉の食感も感じられるチャーシューがたっぷり。うち一部はそのまま、一部はライスと共に、そして一部は麺と共に堪能します。
そして途中から、卓上のおろしニンニク、豆板醤で味変。あと今回は、具のすぐ溶ける海苔をあえてそのままスープに溶かして味変に使ったところ、それはそれで面白い味になったというか、醤油味なのまた試してみてもいいかな、と。
更にライスは、チャーシューのほか、サービスのたくあんでモリモリいただきました。
というわけで、美味しくいただいて満足いたしました。また作り手が変わっても、味の方向性は変わっておらず一安心。これからもマスター共々、美味しいラーメンをお願いします。
ごちそうさまでした。
令和4年9月訪問
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