趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
こちらのお店の存在を知ったのは数年前。ラーメン食べ歩き系のとあるサイト紹介されており、そのページからは、お店の独特な雰囲気や個性的なラーメンのことが伝わってきて、「是非一度お伺いしたい!」と思っておりました。ちなみにこちらのお店は取材拒否らしく、ほとんどメディアにも登場しないため、一部では、幻の名店とも呼ばれているそうです。
品川から京浜急行に乗り換え各駅停車で2駅。平日の朝8時過ぎに、新馬場駅に降り立ちました。朝の山手通りを、駅に向かう人々とは逆方向に歩くことしばし。山手通りからとある路地を入った所に、そのお店はありました。AMラジオが流れる店内には、お年を召した(失礼!)お店の方と常連さんらしき人がお喋りをされており、ちょっとドキドキしながらカウンター席に着くと、お店の方から注文を訊かれました。(ちなみにこちらのお店は、お店の方から訊かれるまで注文しないのがルールだそうです。)そこでラーメンを注文すると大きさを確認されたので普通でとお願いすると、早速目の前で調理開始。出来上がりを待つ間に厨房の中を拝見すると、豚骨やショウガ、ニンジン、タマネギなどがスープ用の寸胴でぐつぐつと煮込まれ、その隣のスープ用よりやや小振りの寸胴で麺(家系で有名な酒井製麺製らしい)が茹でられ、さらにその隣にはタレを入れた容器や具のキクラゲやワカメがなどが入った丼が。そして奥の棚には、堂々と旨味調味料とダシ系調味料が置かれています。途中、出勤途中のサラリーマンとおぼしき方など数名の来店がある度、お店の方は「ちょっと待っててくださいね」と応対されていましたが、お客さんの方もその辺はわかってらっしゃる様子。丼に醤油ダレが入り、粗く刻んだ生タマネギが入れられ、濁りのあるスープが注がれ、何度か茹で加減を確認しながら茹でられた麺は平ザルで湯切りして入れられ、具のチャシウ、キクラゲ、ワカメ、海苔が次々に載せられてラーメンが完成。そこで、お店の方にラーメンの写真を撮ってもいいかどうかお伺いしたところ、快諾していただきました。
ラーメン 700円
それで写真を速攻で撮り、念願のラーメンをば。そのラーメンは、丼一面に大きめのチャシウ、キクラゲ、ワカメ、海苔が載り、濁りのあるスープには結構脂が溶け込んでいる様子。レンゲはないようなので、まず、丼から直接スープを啜ると、かなり、"濃い"です。 豚骨や豚肉、野菜などスープの素材、溶け込んだ脂、調味料の旨味なども、全体的に濃いというか。でも、スープ自体はコッテリと濃いですが、醤油ダレは穏やかな効かせ方。さらに、スープに入れられた生タマネギの甘みと辛さがとてもいいですね。麺は柔らかめの茹で加減ですが、その茹で加減が不思議とこのスープとマッチ。大きくて厚みのあるチャシウ(こちらのお店ではそのように表記)はトロトロで美味。味の付いてないキクラゲとワカメは、丁度良い箸休めといったところでしょうか。そして、サービスしていただいたショウガのスライスを囓りながらいただくと、これがまた合っていて、また、カウンターにはおろしニンニク、唐辛子、豆板醤、酢などの薬味系が置いてあり、今回はニンニクのみ投入しましたが、当然のようにこれもまたピッタリ。こちらのラーメンは、いわゆるマニアが喜ぶようなラーメンとは違うと思うんですが、何というか、ものすごく惹かれるモノがありました。
そんなわけで、万感の思いを込めて完食し、お会計を済ませ(ちなみにこちらのお会計は、カウンターに置かれたトレーに、自己申告で代金を置いていくシステムになっています。)、お店を後にしましたが、長年の思いが叶って訪問でき、更にラーメンでも満足させていただいて、何も言うことはございません。是非、また来たいなぁ。ごちそうさまでした。
平成20年2月訪問
こちらのお店の前って、結構頻繁に通るんですが、その度に気になっておりました。で、いざ寄ろうと思っても、お昼時は駐車場が満車だったりして断念したことも何度かありましたが、今回、ようやく、お伺いすることができました。
初めての訪問なので、かつ、メニューもいろいろ(レギュラーメニューの他にも、月替わりメニューが多数あります。)あって、何をいただこうか大変迷いましたが、メニューに「イチオシ」と書いてあった岩のり竹風麺と、ごはんものもいただきたかったので豚そぼろごはんをお願いしました。
岩のり竹風麺 730円
まず、岩のり竹風麺ですが、運ばれて目の前に丼が置かれると、岩海苔の良い香りがふわぁっと。早速スープからいただいてみると、濃厚な鶏白湯の味が。これはとても美味しいスープですねぇ。鶏の骨や肉から美味しいところだけを凝縮したような味に感じました。それに組み合わせられる細めのストレート麺は、結構ソリッドな感じの歯応えで、濃厚なスープに負けない存在感。具は、柔らかいチャーシューと、半熟の味玉、メンマ、青ネギ、そして、結構大量の岩海苔。この岩海苔が、スープや麺を啜る度に、それらと一緒に口の中に入ってきます。それにしても、岩海苔って、結構個性が強烈だと思うんですが、それに負けないというか、一体化してその個性をも取り込んでしまうこちらのスープと麺は、凄いなぁ。いやぁ、大変美味しゅうございました。
那須豚のそぼろごはん 250円
それから、豚そぼろごはんは、小振りの丼に盛られたご飯の上に、甘辛く濃いめに味付けされたそぼろと、甘辛いタレがと白ゴマがかかった瑞々しいホウレン草、そしてメンマが載ってます。
というわけで、大変満足させていただきました。他のメニューも、是非いただいてみたいですね。ごちそうさまでした。
平成20年2月訪問
佐野プレミアムアウトレットに程近い、国道50号沿いのお店、利休さんです。実は、某ラーメン本にて初めて知ったお店なんですが、何でも、従来の佐野ラーメンとはひと味違ったラーメンを出しているお店とか。で、今回は、初訪問なので、店名を冠され、おすすめと書かれた、特製利休麺を塩味でお願いしました。
特製利休麺(しお) 880円
登場した特製利休麺は、節系の良い香りが漂ってます。無科調のダブルスープとのことですが、味わってみても、動物系の旨味もと共に、魚系の旨味と香りを強く感じました。今回いただいたのは塩味なので、余計に素材の味と香りが伝わってくるような気がします。それにしても、美味しいスープですねぇ。麺は縮れが強く、密度が高そうな食感。具は、とろちゃーしゅう、炙りちゃーしゅう、味付玉子、細切めんま、白髪ねぎ、貝割れ菜、なると、海苔と豪華に載ってます。二種類のチャーシューは両方ともトロトロ系で、味付玉子の黄身は半熟。細切りのメンマは歯応えがあり、ネギと貝割れ菜はシャキシャキ。と、食感もバラエティーに富んでますね。途中から卓上の特製スパイスを投入すると、香ばしい魚の風味と唐辛子のパンチが加わって、さらに美味しいです。
というわけで、確かに一般的な佐野ラーメンとは違った感じですが、とても美味しいラーメンをいただくことができました。ごちそうさまです。
平成20年2月訪問
岩舟町(注:お伺いした当時)の、国道50号沿いにある、共栄ラーメンさんです。実はだいぶ前に一度来たことがあり、その時美味しかったので、もう一度来たいと思っておりました。今回は開店時間(午前11時)の少し前に到着して、開店と同時に入りましたが、その後もお客さんが続々。で、ラーメンと揚げ餃子をいただきました。
ラーメン 600円
こちらのラーメンで特徴的なのは、まず、青竹手打ちを謳う麺じゃないでしょうか。厚みがあるところは気泡がたくさん入っているような軽いポコポコとした感じで、薄いところはスープが染みてトロっとした感じ。それらが口の中で合わさると、なんとも面白い食感になりますねぇ。スープは、一般的な佐野ラーメンのスープに比べて表面に浮く油の量も多く、動物系の旨味が濃厚。2切れ入るチャーシューはトロトロ。いやぁ、今回も美味しいです。
揚げ餃子350円
それから、揚げ餃子は、揚げならではのクリスピーでドライな食感。登場したての熱々をいただくのがいいですね。
というわけで、久しぶりの共栄ラーメンを堪能いたしました。ごちそうさまです。
平成20年2月訪問
この日は朝ラーな気分だったので、朝6時から営業の、鹿沼のラーショまで。で、ネギミソラーメンを中盛りでいただきました。
ネギミソラーメン(中盛) 830円
やっぱり、こちらのラーショは、こってりめの豚骨が旨いなぁ。味噌だれも丁度よく、ネギとゴマ油の香りが、また。それから、今日のチャーシューは絶品でした。柔らかくも歯ごたえがあり、脂の残し方、味の入れ方も絶妙で。これなら、ネギミソチャーシューにすれば良かったなぁ。それで今回もマスターお勧め食法に従い、そのまま→ニンニク・豆板醤投入→紅ショウガ・酢投入でスープまで完食でございます。
いやぁ、朝から旨いラーメンを食わせていただき、ありがとうございました。ごちそうさまです。
平成20年2月訪問
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