たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

栃木県大田原市 手打ち 小峰屋

 ここ何日か、あっさりとしたというか、必要以上にこってりしていない醤油味のラーメンが食べたい気分。で、そんな時にはこちらのお店があるじゃないということで、最近すっかりと人気店になった感のある、大田原市の小峰屋さんに家人と共に。

 この日、お店に着いたのが、開店時間の頃だったのですが、駐車場に続々とクルマが入ってきている状態で、私と家人がクルマを降りてお店に入ろうとしたところ、駐車場にもの凄い勢いで入ってきた年かさの男性に轢かれそうになったり、さらにその男性に睨まれたりと入店前から散々な目に。人気のお店になると、色んなお客さんが来るのは致し方ないことですかね。更には、それまでで済めばこちらも別に気にはしなかったのですが、件の男性は、店内でも高圧的な態度で店員さんのお願いを突っぱねたり我が儘を通すなどなど、周りを嫌な気分にさせるような言動を次々に。ほんと、勘弁して欲しかったです。

【醤油チャーシューワンタン麺 1,180円】
醤油チャーシューワンタン麺 1,180円

 それで今回いただいた品が、醤油チャーシューワンタン麺。
 登場したら早速スープからいってみたところ、鶏メインの出汁はしっかりと感じられるものの、全体的に印象はあっさりと優しい味わい。ちなみに、味の濃さは卓上のタレで調整可能で、普段は少々追加するところなのですが、今回はささくれ立った心を癒やすべく、そのままの味を堪能。それでも、たっぷり入るチャーシューのお陰もあって、後半はその味もスープに染み出し、満足感のある味わいになっていきますが。
 それと青竹打ちの自家製麺は、ツルピロシコっとした食感が絶妙。この、コシはあるけど固くない、しなやかな弾力ある食感って、個人的には麺の理想というか、ほんと、こちらのお店の今の麺は、好みにドンピシャ。
 そして、丼一面を覆うチャーシューは、炙りの入ったプリッと食感のバラ肉と、スモーキーな香りがたまらないミシっと食感のモモ肉が、どちらも、もう。それとワンタンは、極薄の皮がツルピロで、餡はプリっとした存在感のあるタイプ。麺と一緒に頬張ると、食感の対比、また。あと、メンマやほうれん草も、ただの添え物ではなくちゃんとしていますし、記事に毎回書いてますが、やっぱりナルトは嬉しいな、と。

【餃子 380円】
餃子 380円

 こちらは、一緒にいただいた品。餃子は久しぶりですね。
 で、薄めの皮は焼き目がサクっとして、中の餡は野菜多めのあっさりとした、ベーシックだけど後を引く味わいです。

【味噌カレーラーメン 880円】
味噌カレーラーメン 880円

 こちらは、家人がいただいた品。前回いただいてハマったようで、今回も「美味しい」と。
 例によってというか自分も以前丸々一杯いただいたにもかかわらず少々味見させて貰いましたが、やっぱり味噌やカレーの効かせ方が絶妙で、ベースの出汁や出色な麺を生かしていると思います。

 というわけで、ラーメン自体は美味しかったものの、今回は別の原因でそれがよく味わえなかったのが、ほんと勿体なかったというか。次は変な人とかち合わないことを祈ります。
 ごちそうさまでした。

令和5年3月訪問

千葉県八千代市 都そば 勝田台店

 東京発祥なのに、現在では関西の方が圧倒的に店舗数の多い立ち食いそば・うどんのチェーン店といえば、以前、京成電鉄の京成高砂駅のホームにあるお店にお伺いした『都そば』。現在、首都圏に3店舗残るお店のうち、残る2店舗はその立地から簡単にお伺いすることはできないなと思っていたのですが、この日、千葉方面への旅の途中、たまたま勝田台駅で京成電鉄から東葉高速鉄道に乗り継ぐことになり、だったらそこで時間作ってお伺いするしかないじゃないですか。

 そんなわけで、3月中旬のとある土曜日。午前9時過ぎに、京成上野駅からの特急列車で勝田台駅に到着後、地下の改札口へ。その改札口を出たところに、お店はありました。
 早速のれんをくぐると、店内は出汁と醤油の良い香りが。注文前にカウンター上に掲げられたお品書きを確認したところ、そば・うどん類は、(具なしの)かけのほか、玉子、天ぷら、きつね、わかめ、スタミナ(天玉)、ざる、とろろという王道的ラインナップで、ほかに正油ラーメン、玉子ラーメン、わかめラーメン、更にはカレーライスもありました。また注文は、今や少なくなった、口頭で告げる方式で、この期に及んで何をいただこうか迷ったのですが、結局以前京成高砂駅でもいただいたスタミナそばを、女性の店員さんにお願いすると、手慣れた調理であっという間に登場しました。

【スタミナそば 560円】
スタミナそば 560円

 それを受け取って、即座に立ち食い用のカウンターに移動。それにしても、清々しいほどのツユの色の濃さですね。
 で、まずはそのツユを一口いってみたとひころ、見た目どおり醤油が濃いめだけど出汁もちゃんと感じられます。味付けは、塩気しっかり甘さ控えめなスパルタンな仕様というのが、何とも私好み。そういえば、京成高砂駅でいただいた時もそんな味だったなぁ、と思い出しました。
 またソバは、王道の茹で麺だけど、歯応えはわりとしっかり目。蕎麦的香りも適度にあり、ソバ喰ってんぞ的満足感。
 そしてかき揚げは、衣メインというか衣のみを固めたような懐かしいタイプ。生卵と共に、味の濃いツユを丸くする方向というか、ほんと良く合いますね。

 というわけで、全体的に昔ながらの味わいというか、トラディショナルな一杯を、美味しくいただいて、満足でございます。
 ごちそうさまでした。

令和5年3月訪問

栃木県宇都宮市 ラーショマルミャー 宇都宮店

 ラーメンショップ、略してラーショの、昔からよくお伺いしていたとあるお店が、このご時世下での長期休業から最近「経営者募集」に変わって悲しんでいたところですが、逆にこのご時世下でも新しくラーショを冠する新店が昨年(令和4年)11月に宇都宮市内にオープンしたと聞き、お伺いするチャンスを伺っておりました。
 それがこちらの、丸の中に猫と書いてマルミャーと読ませる、ラーショマルミャー宇都宮店。赤い看板に「うまい ラーメンショップ うまい」や丸の中に「椿」が描かれた直系もしくはフランチャイズなお店ではなくて、いわゆるインスパイア系だそうで、既に都内でも何店舗か展開されてる人気店の、栃木県出店第1号。開店当初はお昼時に駐車場入れないほどの混雑だったそうでしたが、(令和5年)3月から朝ラー営業を開始されたようなので、それからあまり経っていないこの日、出勤前にお伺いした次第で。

 まだ朝ラー営業は浸透していないのか、だいぶ空いていた駐車場にクルマを止め、すんなりと入店。注文は食券制で、券売機にまだメニューを絞っている旨が書かれていましたが、それでも、ラーメン(塩、醤油、50円高の味噌)各種に、ご飯物数種、サイドメニューに夜限定メニューと、なかなかに豊富な品揃え。そんな中から、個人的に初めてお伺いするラーショではいただくことが多いネギラーメンと、ご飯物1種類の食券を購入。ラーメンは、背脂の量や味の濃さ、麺の硬さを選べるようでしたが、全部普通でとお願いしました。

【ネギラーメン(醤油) 900円】
ネギラーメン(醤油) 900円

 食券提出後、後述する無料トッピング類を取りつつ待つこと少しで登場したネギラーメン。見た目的には、見るからにシャキっとしていそうなネギや、ラーショっぽいチャーシュー、そしてラーショのラーメンには付き物のワカメなどが見て取れます。
 で、まずはスープからいってみると、ベースは豚骨+香味野菜とのことですが、かなり丁寧にスープを取られている印象。また背脂は、量が普通だとそれほど入らないので、個人的にこれまでいただいたラーショ系の中ではあっさり目で、濃さが普通だとしょっぱ過ぎないタレの濃さと相まって、上品な味わいに感じますね。なのでそのままでも全く問題ないですが、やはりラーショだけあって、無料トッピングコーナーに置かれたおろしニンニクは相性が良く、おろしショウガや豆板醤、それと昆布酢は、個人的には最初の方に入れず、途中からの味変用に使うのが丁度良く感じました。
 また中細の麺は、都内のマルミャー本部から直送とのことですが、ラーショっぽい中にも、硬さ普通だと適度にたおやかさがある食感で、これがなかなか。麺自体の味もちゃんとしています。
 そして具というか特製スパイスで味付けされた調味料でもあるネギは、胡麻油の香りが良く見た目どおりシャキシャキ。これなら券売機にあった、ネギ飯も良さそうですね。ちなみに、無料で辛ネギにも変えられるとのこと。それとチャーシューは柔らかく、メンマも柔らかく、それらの味付けはラーメンの邪魔をしないというか、主張はあるけどうるさくない程度に感じます。

【ニャンコ飯 250円】
ニャンコ飯 250円

 こちらは、一緒にいただいた品。ご飯の上に、刻んだチャーシューの他、カツオ節、そしてバターが載っているという、超豪華なねこまんま状態です。
 で、味の方も間違いがなく、更に、無料トッピングコーナーにある、またたびニンニク(タレに漬けられた刻みニンニク)を加えると味にパンチも出て、更に良い感じになりました。(マヨネーズもおすすめだそうですが、個人的にマヨネーズは好きだけど味が強いので味全体が持っていかれる感があるので今回は使わなかった次第。)

 というわけで、美味しくいただいたのですが、これならぜひ塩味や味噌味のラーメンや他のご飯物ももいってみたいし、背脂多めや味濃いめも試してみたいし、要するに、またお伺いしたいと思います。
 ごちそうさまでした。

令和5年3月訪問

栃木県矢板市 らぁ麺屋 麺処 花火 【移転前店舗(現:麺処 一心)】

 3月に入って、仕事での年度末の忙しさも極まってきたというか、色々と溜まってきた感もある週明けの朝。そんな憂鬱な月曜日の出勤を楽しく変えるべく、途中て矢板市の麺処花火さんに寄って朝ラーを。

【金色の鶏そば 900円 + 御養卵の味玉 120円】
金色の鶏そば 900円 + 御養卵の味玉 120円
【小ライス 120円】
小ライス 120円

 で、こんな時にいただくのは、個人的にこちらのお店で一番好きな品である、金色の鶏そば。うっすら黄金色のスープや端正な盛り付けなど、相変わらずきれいなビジュアルですね。
 それで早速スープからいってみれば、鶏の風味と旨みがじんわりと口中に広がって、何とも幸せな気持ちに。味付けもいい塩梅に決まっていて、白ネギ、細ねぎ、紫玉ネギといったネギ類がいいアクセント。それと所どころに輪切りの鷹の爪の香りとピリッとした辛味が顔を出して変化をつけ、ほんと、相変わらず、ずっと飲んでいたくなる味わいですね。
 また麺は、こちらのお店ではお馴染みの、プチっとした弾力のある全粒粉の入った細麺ですが、最初は麺単体で全粒粉を含む小麦の香りを十分に堪能したのち、次に白髪ねぎや細ネギと一緒に口に入れると、シャキっとした食感が加わり、また風味が変わって良い感じ。
 そして具も抜かりがないというか、豚レアチューシュー、鶏チャーシューともしっとりジューシーで、鶏つくねも適度に歯応えがあり、太いメンマも柔らかめなシャクっとした食感がいい感じ。追加の味玉も黄身の固まり具合が絶妙。もちろん、どれも素材の味を活かしラーメンの邪魔をしないよう味付けの濃さまで考慮されているのは言うまでもありません。
 最後は、飲み干したいのを我慢して残したスープに、小ライスを投入すれば、もう。そのまま飲むよりも、ライスが入ることによって、よりスープが味わえるというか。あと、やっぱり朝はご飯も食べたいですし。ちなみに店主さんによると、以前、朝専用メニューとしてあったお茶漬が復活したとのことで、今度はそちらでお願いしようと思います。

 というわけで、美味しくいただき大変満足させていただいたおかげで、元気に出勤することができました。
 ごちそうさまです。

令和5年3月訪問

神奈川県横浜市 しぶそば 長津田店 (東急電鉄長津田駅 改札内コンコース)

 今日の朝からJRの『いろり庵きらく』(宇都宮駅)京王の『高幡そば』(高幡不動駅)小田急の『名代箱根そば』(小田原駅)、そして京急の『えきめんや』(横浜駅)とまわってきた、『駅そばシールラリー』も残すは最後の1店舗。トリは、「くまくん」のキャラクターでもお馴染みの、(株)東急グルメフロントが運営する『しぶそば』と相成りました。
 で、数あるしぶそばの店舗の中でもどこでいただくか、なのですが、今回は、横浜駅から京急で品川駅に出て、JRの京浜東北線で大井町へと向かい、そこから東急電鉄大井町線に乗車。続けて田園都市線、そしてオマケでこどもの国線と乗って、夕暮れ時の長津田駅へと。ここのしぶそば長津田店で、〆とすることに。

 それで、しぶそばのシールラリー対象メニューは、穴子天が長いまま豪快に載った、あなご一本天そば・うどん。幸い、冷たいの(もり)と暖かいの(かけ)から選べたので、冷たいそばの食券を購入。ここも、食券を買うと自動的に注文が入るシステムで、入店したあとは空席で待ち、程なくして食券番号で呼び出しとなりました。

【あなご一本天そば(冷) 620円】
あなご一本天そば(冷) 620円

 券売機の写真で見てはいたものの、実際に目の当たりにすると、ソバの上に載せられた穴子一本天の激ロング具合はインパクトありますね。
 で、それを受け取って席に戻り、早速ソバをツユに浸けてひと啜りしたところ、これが!ツルっとした口当たりはもちろん、シャッキリした歯応えや、強くはないけどしっかりと感じる蕎麦の香り、そしてほのかに残る甘みなど、駅そばという枠では勿体ないくらいですね。またツユも良い塩梅というか、味の濃さや甘みと塩気のバランスなどは万人向けながら、限られたコストでもいろいろ頑張っている感が。
 また穴子一本天は、揚げ置きながら衣がサクっとクリスピー。更にな、暖かい天ツユが付いていたのが嬉しいです。

 というわけで、『駅そばシールラリー』の5杯目、というか最後の1杯だったのですが、4杯目と間隔を多少空けたにもかかわらずさすがにこれだけ続けていただくと、体調的には完調じゃないものの、ソバ自体の味の良さもあって、最後まで美味しくいただくことができました。
 また今回は、5社共同でこのようなイベントを開催していただいたおかげで、思い切り駅そばを堪能できたし、対象メニューもバラエティーに富んでいたおかげで、1日で5店舗回っても飽きずにいただけたのも良かったです。
 また機会があれば、是非ともこのようなイベントを開催していただければ。
 ごちそうさまでした。

【シールラリー 完走!】
シールラリー完走!

令和5年3月訪問

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馬 たひお (@uma_tahio)
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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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