たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

静岡県静岡市 北京屋

 今回、所用で静岡県静岡市清水区というところにお伺いしたのですが、例によって、そのついでにラーメンをいただくべく事前にネットで調べたところ、こちらのお店を発見。清水区(旧清水市)では老舗のラーメン屋さんとのことです。

 お店には午後11時30分頃に到着。丁度のれんを出しているところでした。事前に調べた時に知った、期間(秋~春)・数量限定のトッピングであるワンタンをいただくべく早くお店に入りたかった(お昼頃には売り切れてしまうらしい。)のですが、駐車場がわからずしばし辺りウロウロし、結局はお店の方に教えていただいて、お店とは道路を挟んだ反対側の細い道を入ったところにある駐車場にクルマを停め入店すると、店内はほぼ満席。幸いワンタンは残っていたので、チャーシューワンタンメンの大盛(と、同行者のラーメン)をお願いしました。

チャーシューワンタンメン大盛 850円
チャーシューワンタンメン大盛 850円
 で、そのチャーシューワンタンメン大盛ですが、注文してからはさほど待たずに登場。まず最初にスープからいただくと、最初に感じたのは、若干の酸味がある、生醤油っぽい味と香り。スープ表面には油が少々浮き、スープ自体からは動物系などの旨味がそこはかとなく感じられますが、この生醤油っぽい味と香りが、最初から最後まで強く感じられます。また麺は、自家製麺ということですが、白くて真っ直ぐな細麺で、粉の風味が結構強く、加水率が低めなのか噛むとプツっと切れるような食感。そして具のチャーシューは、モモと肩肉でしょうか?さっと煮たような薄ピンクの色合いと噛み応えのある肉肉しい食感で、シンプルかつあっさりした味付け。あとワンタンは、極薄の皮に小振りの餡が包まれていたのですが、これがまたなかなか。それと上に載るネギは青ネギなのですが、ラーメンのネギが白ネギから青ネギに変わるのって、いったいどのあたりなんでしょうかね?

 というわけで、老舗のチャーシューワンタンメンをいただいたのですが、何ていうか、最近のコッテコテに凝ったラーメンの対極というか、とってもシンプルな味に感じました。きっとこの辺りでは、昔から中華そばといえば、この味なんでしょうね。ごちそうさまでした。

同行者がいただいた ラーメン 500円
ラーメン 500円

平成21年2月訪問

栃木県宇都宮市 中華そば 花菱

 このお店は、個人的に、宿題というか、一度お伺いしてみたかったお店でした。なかなかお伺いする機会に恵まれなかったのですが、本日、満を持して、雨風が強い中訪問。(ちなみにこの日の午前中は台風みたいな感じでしたね。)それで開店の少し前にお店には着いたのですが、天気のせいか、開店待ちは私達の他1組ほど。ですが、開店してから続々とお客さんが増え、帰る頃にはお店の入り口のウェイティングスペースがぎっしりになっていました。

海の濃厚塩つけ麺 800円
海の濃厚塩つけ麺 800円
 それで今回いただいたのは、店舗入り口のホワイトボードに書かれていたこちら。注文後、さほど待たずに、登場したのですが、既に付け汁の表面にはうっすらと膜が張っていて、見た目からして濃厚そう。付け汁の入った器はとっても熱かったので、器の上部をそっと押さえて、皿に盛られた麺を浸けていただくと、のっけからかなりのインパクトがありました。付け汁は、海鮮風味を中心に、色々な素材をじっくりと煮出したような高濃度のもので、表のホワイトボードには「アサリやホタテ風味」と書かれていたのですが、確かに貝類の持つコハク酸的な丸い旨味も感じられ、他にも気のせいかカニっぽい風味も。また、溶け込んだ脂や動物系の旨味がそれら海鮮系の味をガッチリ支えているという印象で、さらに、たっぷりと入った鶏挽肉などが、更に旨味のダメ押しをしている感じがします。また、味付けのベースは塩なのですが、そのプレーンなはずの塩が濃厚なスープに負けてないというか、醤油や味噌の持つわかりやすいというか、ある意味ごまかしの効く発酵風味が無いにもかかわらず、何ともいい感じの風味になっている気がします。(相当丁寧に出汁を取られているんですかね。)そして麺は、平打ちの全粒粉麺と中華麺から選べ、今回は中華麺でお願いしましたが、冷水でしっかりと締められた麺はシコシコのツルツルの食感が良くて、また、その冷たさが熱々で濃厚な付け汁を口の中で落ち着けてくれる感じ。あと、具のチャーシューは柔らかくもしっかりとした食感で、極太のメンマと共に、丁寧に調理されている印象。それと最後にスープ割りをお願いすると、割りスープは熱々のポットに入って登場。割りスープによって溶き伸ばされたことにより、付け汁が元々持っている情報量の多さが感じられるのですが、それでもまだ『濃厚』なので、じっくりと、よく味わっていただきたいスープ割です。いやぁ、これは何とも、凄い、そして美味しいつけ麺ですねぇ。

花菱ごはん 300円
花菱ごはん 300円
 こちらは、一緒にいただいたもの。ちなみに数量限定だそうで。で、持てない位熱々の丼にて登場したのですが、いただいてみると、甘辛い肉味噌とトロトロのチャーシューが、これまた濃厚な味でした。

中華そば 650円 + 煮玉子 100円
中華そば 650円 + 煮玉子 100円
 こちらは、同行者がいただいたもの。少し味見させて貰いましたが、スープは、上に節粉が載っているせいもあってか最初に節系の風味がガツンときて、その後に動物や魚介などの分厚い旨味と脂のコッテリ感を感じる、ちょっと和風ですがものすごくリッチな味。そして全粒粉の細麺が、その強いスープに負けてないというか、麺自体も結構主張し、それらの取り合わせが、何とも面白い味に感じました。

 それと最後に付け加えたいのが、サービスの烏龍茶と、卓上に置かれた酸味の効いた大根の漬け物。今日いただいたこちらのメニューは、どれも高濃度というか、素材の風味・旨味などが凝縮された、とても力強い味がし、とても美味しいのですが、ややもすると舌が疲れてしまう感じも。ですが、この烏龍茶や漬け物が非常に良くマッチしてるというか、これらのおかげで、口の中が落ち着いてバランスが取れ、ラーメンなどの味をより一層味わえるような感じがします。何とも心憎いというか、そんなところので配慮している店主さん、おみそれしました。

 というわけで、いろいろと堪能させていただきました。ごちそうさまです。

平成21年1月訪問

栃木県下都賀郡壬生町 ラーメン 二郎 栃木街道店

 今年一発目の二郎なのですが、この日はちょっと出遅れて午前11時45分頃お伺いしたところ、既に建物の角まで行列が。それで結局ありついたのが、午後1時頃になってしまいました。

小ラーメン豚入り(ニンニク少し・ヤサイ少なめ) 800円 + カツオくん 150円 + 生たまご 50円
小ラーメン豚入り(ニンニク少し・ヤサイ少なめ) 800円 + カツオくん 150円 + 生たまご 50円(いつものデジカメ故障中に付き借り物で撮影)
 で、今回のラーメン。スープには液体脂が結構浮いていて、カネシ(醤油)は辛目にキリキリっと。それに、カツオくんが混ざって、これはもう、たまりませんなぁ。それと、今回ニンニク少しでお願いしたのですが、やっぱり、カツオくんの時はニンニク少しor無しが個人的な好みに合っているかなぁ、と。豚入りにしたことで5切れ入った豚は、歯応えのあるタイプとホロッとするタイプ、それに、トロっとしたタイプが混ざっていました。そして、何と言っても、毎回感動する麺の旨さ。これはもう、ここでしか味わえないというか、何物にも替えられない味ですなぁ。このところすっかり個人的定番になった、生たまごでスキヤキ風も旨くて、もう。それに、今回はヤサイ少なめのお陰か、最後まで余裕で完食することができました。(でも、食後に一拍おいて襲ってくる膨満感はあまり変わらなかったんですが…。)

 というわけで、今回も満足させていただきました。ごちそうさまです。

平成21年1月訪問

栃木県宇都宮市 自家製麺 ラーメン 一力 宇都宮大通り店

 一力って、確か西川田のカンセキ本社がある交差点の近くにあったと思うのですが、よくよく思い出してみると、確か5,6年前にお伺いして、コッテリと濃いめのラーメンをいただいた記憶があったりします。でも先日、宇都宮市の中心部に所用があって行ったのですが、その時はそんなことなどすっかりと忘れていて、「あ、いつの間にかこんなところに新店が。丁度お昼時だし入ってみよう。」という感じでお伺いしました。(この時は新店と思ったのですが、後で調べたところ、オープンしてから約1年経っていたとのこと…。)

 店先の看板には、「並盛(150g)大盛(225g)特盛(300g)全て同料金」と書かれていて、また、店内に入った所にある券売機ではこちらのオススメは塩ラーメンぽかったのですが、結局醤油ラーメン並盛の食券を購入。それから、この時はご飯系が食べたかったので、店先の看板に「ランチサービス丼全て120円」と書かいてあった中からネギ丼の食券を購入しました。その後席に案内されましたが、ほぼ満席の店内は、奥に長細く、客席はカウンターのみ。そして、食券を出してからそれほど待たずに、ラーメンとネギ丼が出来上がりました。

醤油ラーメン(並盛) 680円 + ランチネギ丼 120円
醤油ラーメン(並盛) 680円 + ランチネギ丼 120円
 で、まずは醤油ラーメン。スープからいただくと、表の看板に「濃厚スープ」、そしてさらに店名の前に赤字で「濃」の○囲みも書かれているとおり、固形物を感じるドロッとした口当たりで、豚骨などのガラの味や、脂も濃厚。そして、タレもそれらに負けないくらいしっかりと効いています。また麺は、固めでボソッとした噛み応えの、加水率低めな印象。西川田の本店は自家製麺だそうですが、こちらもそうなんでしょうか。そして、具の大きなチャーシューはトロトロ系で、他はメンマ、海苔、刻んだネギ。卓上にはコショウや刻みニンニク、豆板醤の定番っぽい調味料の他、紅ショウガやリンゴ酢、それに魚粉まで置いてあって、それらを加えるとまた違った味わいになりますね。それから、ランチサービスのネギ丼は、小振りの茶碗に盛られたご飯の中央に、味付けされた千切りの白ネギと、刻み海苔が少々。途中から、残ったスープをぶっかけて、さらに紅ショウガを投入したみたところ、これが結構合っていました。

 というわけで、ごちそうさまです。

平成21年1月訪問

栃木県さくら市 らー麺屋 めん丸 氏家店

 昨年、辛みそラーメン辛さ10Lにチャレンジして以来の、氏家のめん丸さんです。

辛みそバター(辛さL) 730円 + 半チャーハンセット 350円
辛みそバター(辛さL) 730円 + 半チャーハンセット 350円
 で、今回は10Lにんにくトッピング再チャレンジではなく、大人しくL、しかもバター入りで。そして半チャーハンのセットも付けてみました。それでまずは辛みそバターなのですが、Lでもわりと辛いですね。バターで若干丸くなっているとはいえ、元々のラーメンの味が、唐辛子の辛さをストレートに来るタイプのような感じがします。また麺は、こちらのお店の他のラーメンと共通と思われる中くらいの太さの縮れ麺。そして具は、モヤシやニンジンなどの野菜類のみとストイック。あと、セットの半チャーハンは、パラパラの食感で、味も結構イケてますね。

 それにしても、このお店はいいですねぇ。この日も8人ほどでいきなりお伺いしましたが、奥の座敷を開けてくれたのか待たずにみんな一緒に座ることができ、みんな結構バラバラなモノを注文したにもかかわらず注文からさほど待たずに、みんなで一緒にいただくことが出来ました。フロア担当のオバチャンは何時行っても愛想が良いし、メニューは豊富で何食べてもそこそこ(モノによってはかなり)美味しいし、何より、気兼ねせず仲間とワイワイと楽しく食事が出来るラーメン店って、いいと思いますよ。ちなみに、今回は割と大人数でいきなり行って、たまたま待たずに座れましたが、だからといってお店がいつも空いているわけではないですので…。(個人的には、何時も割と混んでいる印象があります。)ごちそうさまでした。

平成21年1月訪問

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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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