趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
この日のランチは、家人と久しぶりにふうふう亭さんまで、大げさかもしれませんが、とある決意を胸にお伺い。
というのも、こちらのお店では、今から20年近く前から通わせていただいていますが、いただくものが概ね決まってしまっていて、それらは今から20年近く前、こちらのお店にお伺いするようになって以来の馴染みの品々なんですよね。
しかし、こちらのお店はメニューがわりとまめに変更されているので、今、店主さんが推している品々と、私が昔からいただいている品は違ってきていると思われることに加え、昔と同じ品でも、研究熱心な店主さんが常にいろいろと改良を加えているため、昔とは味がかなり違ってきているという印象もありますし。
なので今回は、こちらのお店の「今」をいただいてみようと思い立った次第。
それで私は、メニュー及び注文用タブレットの先頭ページ「おすすめラーメン」の更に筆頭に表示されている「匠」を。同じく「匠」と付く味噌ラーメンについては、平成24年(2012年)12月にいただいていますが、10年も経っているので、味も相当変わっていると思われます。
で、登場してまずはスープからいってみると、これが!第一印象は、とにかく濃厚かつ濃密!!単純に味が濃い、という意味ではなく、スープも味噌ダレも、とても情報量が多いです。ベースは、ふうふう亭創業以来ご自慢の「カルテットスープ」ですが、出汁の濃度というか、出汁に使っている素材のエキス分がどれも濃く、昔は足し算のスープという印象だったものが、今は掛け算になっているかのよう。更に、「匠」という名前のとおり意匠を凝らした味噌ダレも、色んな味が代わる代わる口中に現れ、スープと合わさると、光すら屈折させるブラックホールの重力の如き濃厚濃密さですね。
また麺は、ある程度加水されているかのような、太いけど動きのある、プリシコモチっとした食感の縮れ麺。濃密なスープに合わせるのがG系で良くあるガッシリとした動きの鈍い低加水麺ではなく、こういったというところに、店主さんのこだわりを感じますね。もちろん相性も、バッチリだと思います。
それと具は、巨大なチャーシューが圧巻。柔らかく、けど肉の繊維感も適度に残っていて、とってもジューシーな仕上がり。更に、たっぷりと入るシャキシャキのモヤシが、かなり重めのスープの中で、良い感じの息抜き感。他にホウレン草と、あっさりとしたメンマも、箸休め的ポジションですね。
そして最後は、残ったスープにサービスのライスをイン!こちらのお店のラーメンは、どのスープだったとしても、白米ととても良く合います。
こちらは、家人がいただいた品。こちらも、注文用タブレットの先頭ページ「おすすめラーメン」のページに載っていた品です。
それで登場した時、思わず笑ってしまうほどの豪快さ。鶏胸肉の唐揚げ、デカ過ぎでしょう!!メニュー写真以上のボリュームに感じます。
で、例によって少々味見させてもらったですが、私がいただいた「匠」とも違う味噌味。スープはカルテットではなく清湯で、ショウガのキレを感じる味噌ダレと相まって幾分軽快な印象。もっとも、メインでいただいていた家人の感想は「濃い」だったのですが。
あと、こちらも具が大盤振る舞いなのは写真でもわかると思いますが、巨大な、そのわりには柔らかい胸肉唐揚げの他、「匠」と同じくモヤシが気前よく入り、麺を小盛りにした(更に私が唐揚げを半個分と麺とスープを少々いただいた)にもかかわらず、食べきるのに苦労するボリューミーさでした。
というわけで、美味しくいただいて、味的にも量的にも満足させていただきました。加えて、成る程これが、今のふうふう亭さんの推しと納得いたしました。
ごちそうさまです。
令和4年12月訪問
こちらの丸亀製麺さんは、先日、とある限定メニューを目当てにお伺いしたものの、よく確認していなかったため提供開始3日前だったという、とんだ間抜けを晒して食べ逃してしまったわけですが、今度こそという意気込みで、その数日後に再訪。お店の周りにそのメニューの幟旗がはためいていたので、今度は間違いなくいただけますね。
【俺たちの豚汁うどん(大) 920円】
【半熟たまご天 150円 と かしわ天 170円】
それがこの、俺たちの豚汁うどん。株式会社TOKIOさんとのコラボメニューなら、前回同様一度は食べておかねばなるまいて、というわけで。
で、早速丼に口をつけ、ツユというか豚汁を味見してみると、一口目から積極的に「味」が迫ってくるチューニング。口に入れただけで香ってくるニンニクの風味が特徴的ですが、ウドンに合うようブレンドされたという味噌の味わいも特徴的。更に、その味噌や出汁、具材の旨味だけでは出なさそうな、甘みやコク、そして辛みなど、何とも複雑な味わいですね。加えて、ウドンに絡むように加えられたジャガイモのペーストが、個人的に煮溶けてしまった時のように感じられました。(個人的に、豚汁にジャガイモはわりと入れるのですが、弁当のためにスープジャーで持っていく際、加熱時間を工夫しないと芋表面がわりと溶けるんですよね。で、それを思い出してしまうと。)
またウドンは、お店でいただく場合に限って釜抜き(茹でたものを締めることなく)で提供されますが、通常のものと違って、表面のツルツル感や噛んだ時のシコシコ感が無い替りに、モチモチ感マシマシです。
そして具は、豚肉のほか、キャベツ、タマネギ、ニンジン、ゴボウ、そし油揚げが入りますが、一度味噌だしで煮たものを別にしてあるため、野菜に歯ごたえが残り、具材感をアップさせています。
それと薬味は、ネギや卓上の七味が勿論鉄板級の相性ですが、おろしショウガもサッパリ感が出てなかなか。コッテリ好きには天かすも面白いかもしれませんね。
あと天ぷら類は、運動後のタンパク質補給のために。この日は気温が低く、揚げるそばから冷めていくような状況でしたが、衣のサクサク感は十二分にキープされていました。
【きつねうどん(並) 510円】
【半熟たまご天 150円】
こちらは、家人がいただいた品々です。
というわけで、TOKIOさんコラボの俺たちの豚汁うどんでしたが、なかなかに凝った品で、美味しくいただき満足。また、この品には生ニラやバターを加えたバージョンもあるので、提供が終わる1月下旬までにはそれもいってみたいですね。
ごちそうさまでした。
令和4年12月訪問
平日ながら所用のため休みを取ったこの日。思っていたより用足しが早く終わったため、家人と共に外で昼食をという話になった時、家人からのリクエストは「そばが良い」と。
で、今から向かえば、平日でも混んでいることが多いこちらのお店の開店前に到着できると思い、大高(県立大田原高校のこと。「だいこう」と読みます。)の前へとGO!開店15分位前に到着し、お店入口の前で待っていたところ、後から続々とクルマに乗ったお客さんが集まってきて、入店と共に皆ぞろぞろと注文口へ。家人には席を取っていてもらい、私はその番号を告げて注文しましたが、その後のお客さんで、4人がけのテーブルが2つ付けてある席はあっという間に一通り埋まり、すぐに相席が発生していました。
【鳥(ひたし・そば) 910円 + 中盛り 250円 + 玉子 50円】
そんな中で私がいただいたのが、かねてより試そうと思っていた、メニューではかけの部にある鳥を、ひたしそば+中盛、更に生玉子まで加えてしまうというもの。っていうか実家にいた頃、祖母が作るそばといえば、温かいつけヅユに鶏肉の入ったひたし(つけ麺)スタイルが多かったのですが、そこに生玉子を入れていただくのがお気に入りだったので、それをお店で再現したかったんですよね。
そんなわけで、登場したら、ソバをツユにザバと浸けてツユごとズズズズっと啜り込めば、これが、もう。
まずは以外と(と言ったら失礼ですが)白くてきれいなソバは、手打ちならではのランダム加減というか、啜り心地が単調ではなく、口に入れれば蕎麦の香りと、噛んだあとに広がる穀物的甘み、更には適度なコシもあって、見た目は決して上品でないものの、「そうそう。俺はこういうソバが食べたいんだ!!」ということで。
そしてツユは、出汁感そこそこなれど、具の鶏肉とタマネギの旨味がツユに加わっていて。またひたしなので味付け自体は濃くないのですが、甘さ控えめな味わいが、これまた私好みなんですよね。
それと途中から、ツユの中に入っている玉子を崩してソバと絡めていただけば、これが、また!玉子というか卵黄のサイズは小振りなれど、旨味が濃厚。これがツユとソバに加わると無敵なのですが、数口で終わってしまうのが何とも勿体無いです。
あと味変というか白ネギ以外の薬味は、ソバに付属のワサビを付けるも、ツユに卓上の七味を投入するもヨシ。個人的には、七味のほうが馴染み深いんですけどね。
こらは、家人がいただいた品。っていうか、じつは店名を告げた時にはあまり乗り気ではなかったものの、家人が前回もいただいたこちらのカレーそばの話をしたら、グっと乗り気になったという。
で、例によって少々味見させて貰いましたが、この、見た目は澄んでいるのにしっかりカレーのスパイシーな味がして数口いただけば身体がポカポカ温まってくるトロみのあるツユが、やっぱり至高というか唯一無二。ほんと、クセになりますね。
というわけで、どれも美味しくいただき、満足いたしました。
ごちそうさまです。
令和4年11月訪問
この日のランチは、家人からいなり寿司というリクエストがあり、「しからばいなり寿司とそば・うどんを同時にいただけるお店を」と探したものの、駅や都会の街なかにある立ち食いそば・うどん店だとよく見る組み合わせにもかかわらず、私が住んでいるような田舎だと、意外とその組み合わせで食べられるお店がなかったという。
で、そんな時思い出したのが、丸亀製麺さん。「なんだ、近くにあったじゃん。しかも今なら期間限定の食べたいメニューがあるのでちょうどいいわ。」などと考えつつ向かったものの、いざお店に入りいざそのお目当て期間限定メニューを注文しようとしたところ、提供はこの3日後からとの由。(公式ツイッターの宣伝ツイート見て勘違いしました。「俺たちの豚汁うどん」食べたかった……。)
もっとも、無いなら無いなりに、それ以外で好きな品を注文するだけなんですがね。
【かけ(大) 490円 と 温泉玉子 90円】
【野菜かき揚げ 160円 と かしわ 170円 】
というわけで今回は、久しぶりのかけうどんに、野菜かき揚げと温泉卵追加の「天玉うどん」スタイルで。あとかしわ天は、この日は朝の運動後だったからタンパク質を補給したくて追加しました。
それで受け取って精算してあいている席に座り、まずはツユからいってみたところ、今日のは出汁感強めなれど塩気が感じづらいというか。運動した後だったから身体が塩分を欲しているからかとも思いましたが、家人も一口ツユを啜ってそんな感想だったので。もっともこれって、丸亀製麺さんはチェーン店であっても、店毎に毎日出汁を取ってツユを作っているという証左ですけどね。
またウドンは、いつもの丸亀製麺クオリティ。これも日によって口当たりなどの食感が意外と変わってくることもあるのですが、それでも、一定の範囲をキープしているのはさすがだな、と。ちなみにこの日は、表面のツルツル感やや控えめで、噛むとモチモチ感が強めに感じました。
それとウドンの上に載せていただいた野菜かき揚げは、揚げたてドンピシャというタイミングではなかっものの、まだサクサク感が残っていて、タネの玉ねぎの甘さと相まって良い感じ。先述のとおりこの日は塩気の感じ方が弱かったので、その上から卓上の出汁醤油や塩を掛けて調整してしまいましたが。(何ということを!)更に、途中からおろし生姜で味変すれば、これもまた。
あとかしわ天は、卓上の出汁ソースで。関東圏というか栃木の田舎だと天ぷらは醤油をかけることが多いとは思いますが、以前関西で天ぷらをソースで(店員さんに有無を言わずに掛けられたのを)いただいて以来、個人的には全然アリになったんですよね。で、これまたジャスト揚げたてではなかったものの、衣のサクサク感、中の鶏肉のしっとり加減ともに悪くなかったです。
こちらは、家人がいただいた品です。
そんなわけで、色々と微妙にズレていた今回ですが、それでも美味しくいただきました。ごちそうさまです。
令和4年11月訪問
11月下旬なのに季節が半月ほど進んだような寒い雨の日。この日は、実は先日開店時間をちょいとばかり過ぎた頃にお伺いしたものの入店待ちのお客さんの数にビビって別のお店にしちゃった那須塩原市の森商店さんに、家人と共にお伺い。
それで今回は、祝日だけど雨降っているのでそんなには混まないという読みで開店時刻の15分ほど前に到着したところ、駐車場には既にクルマが何台か。大半は車内で待っているようでしたが、開店10分前くらいになると皆ぞろぞろとお店の入口付近に集まりだし、クルマの到着順とは無関係にウェイティング用の椅子や入口前に置かれたテントの下へ。やがて開店時刻になると、また一見適当な順番でグループごとに店内へ。ただし、店内に入ってからは、入店順に席へと案内されましたが、とりあえず、入店待ちしていた人達は私達を含めすべて入店できた模様。もっとも、その後すぐに入店待ちが発生していましたが。
そんななか、店員さんが注文を取りに来てくれたので、早速決めておいたメニューをお願い。家人はここにお伺いすると最近、ザ・醤油らぁめん一択ですが、私はちょっと迷って結局、この日の寒さが決め手となり、限定20食の天然糀の味噌らぁめんを。あと、このメニューにある意味必須半ライスと、ついでに水餃子3個もお願い。やがて注文から10分少々で注文した全ての品が登場しました。
それでまずは、私がいただいた天然糀の味噌らぁめんから。
早速スープからいってみると、以前いただいた時は、糀由来と思しきの甘味が結構濃厚だった印象があったのですが、今回のは味噌味噌っとした風味的主張は強くしつつも、甘さはしつこくなく、さりとて味噌自体の旨味はしっかりと乗っている印象。また油は結構浮いてはいますが重い印象にならず、某ビールの古のキャッチコピーじゃないですが、「コクがあるのに、キレがある」という感じで。輪切りの白ネギも良く合っていますね。
また麺は、中くらいの太さの縮れ麺で、硬質でソリッドな口当たり。しっかり噛んでいただくのが合っているように思いました。
そして具は、炙りの入った厚めのバラチャーシューが目を引きますが、その他にゴロっとカットされたものが2切れも入っていたのが嬉しいですね。炙りが入って香ばしく、プリトロ感のある脂に軟らかいけど噛み応えもある肉の仕上げ具合など、丁寧に調理された感がとても。この丁寧さはメンマや標準で入る味玉にも感じられ、ラーメンの味を邪魔しない塩梅と、調理に際するいろんな加減がお見事だなぁ、と。
こちらは、一緒にいただいた品々。
お伺いすると結構な頻度でいただく水餃子ですが、ちゃんと厚みのあるモチっツルっとした皮と、中のしっかり味の付いたジューシーな餡が、何とも良いんですよね。
1つ目はそのまま、2つ目はお酢とラー油を付け、3つ目はそこに少しだけ醤油も加えてライスと共にいただけば、これが、もう。
それと半ライスは、水餃子の他、味噌らぁめんのお供としても最高で、チャーシューを齧ったり麺とスープを啜った後にいただいたりしつつ、最後は残ったスープに残ったライスを投入すれば、これが、また。本当は半ではないライスをいきたいとこだったのですが、明らかに食べ過ぎになるので我慢した次第で。
こちらは、相方がいただいた品。
例によって少々味見させてもらったのですが、今回のはベースの鶏出汁に醤油がしっかりと効かされている印象。寒い時、この味の濃さ(といっても、ちゃんと節度ある濃さです。)は嬉しいですね。
というわけで、今回もどれも美味しくいただき、更には体も温まって、大変満足でごさいます。
ごちそうさまでした。
令和4年11月訪問
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