趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
(令和4年)12月半ばの金曜日だったこの日。昼くらいにちょっと出たついでの昼食となったのですが、その時、思い浮かんだのが、さくら市の国道4号沿いにあるみやこ家さんのカレーつけ麺。金曜日はカレーの日ですしね。
それでこちらのお店のカレーつけ麺は以前いただいたことがあったなと、当ブログの過去記事を調べてみたところ、平成20年(2008年)4月と、14年も前のことだったんですね。(嗚呼、歳を感じる……。)
お店には、お昼をちょっと回った頃に到着したのですが、入店したところ、ラッキーなことにカウンターに空席がいくつか。もっとも、その後すぐにテーブル席も含めて埋まり、背後に待っている人の圧を感じながらの食事となりましたが。で、早速注文ですが、今(というかお伺いした時)はランチタイム、大盛り無料なんですね。それにかなり心惹かれたものの、この品は半ライスが付いているので我慢しました。
それで久しぶりいただくみやこ家さんのカレーつけ麺。まずは、極太ストレート麺を、グツグツと煮立っているつけ汁に浸けてから、カレーが飛び散らないようお玉の上に載せてから啜れば、これが!
麺は、表面がツルツル、噛むとグミシコっとした食感。じつは、歯応えの強い太麺は苦手なのですが、こちらのは極太ながら、弾力のある程よい歯応えが良いですね。
そこに絡むカレー味のつけ汁ですが、出汁が効いたカレールーといった味わいが、とても良いです。辛さは、(辛いものがわりと好きな私からすると)万人向けとは思いますが、先述の出汁感とカレー粉というかスパイスがしっかりと合わさって、塩気も程よく。(個人的には、もっとしょっぱくてもオッケーですが。)
それと具は、厚めにカットされたバラチャーシューがホロトロ。丸々1つ分載る味玉は、黄身がトロトロでしっかり目の味付けですが、カレー味との相性も悪くないです。それとメンマは、カレー味のつけ汁に入れるのが憚られ、箸休めのようにいただきましたが、ごま油がほのかに香る、結構繊細な味付けだったんですね。これまで、例えば濃厚つけ麺の時などは、無造作につけ汁に投入していたのですが、今後は単体でしっかり味わっていただくことにします。
そして麺を全て食べ終わったあとは、セットで付いてる半ライスを、つけ汁の容器に投入。ついでに残しておいたチャーシューと味玉半個分も投入すれば、これも、また!出汁が効いたカレーライスの出来上がりです。
というわけで、だいぶ久ぶりだったにもかかわらず美味しくいただいたというか、前にいただいた時、こんなに美味しかったっけ?!というか。こちらのお店は、ただでさえ、濃厚つけ麺かエビつけ麺か、はたまたまぜそばか注文時に迷うところなのに、また新しい選択肢、できちゃいましたね。
ごちそうさまでした。
令和4年12月訪問
(令和4年)12月も中旬に入ったこの週。師走だからというわけではありませんが、月曜日から土曜日まで公私共に忙しいのが判りきっていたので、朝ラーをバキっとキメて気合を入れようかと、出勤途中に矢板市の麺処花火さんまで。
【自家焙煎担々麺 800円 + 辛さ増し 50円 + シビレ増し 100円 + 追い飯 50円】
それでその気合を入れるべくいただいたメニューは、この日の限定メニューだった、自家焙煎担々麺。こちらの担々麺は、以前家人がいただいたのを味見した他、泡とろ冷やしや汁無しなど色々なバリエーションもいただいてきましたが、「自家焙煎」と付くのは初めてで、店主さんによると、ゴマの焙煎の他、それを使ったゴマダレや、ラー油、肉味噌、辛みやシビレの香辛料等全て自家製とのことです。
で、まずはスープからいってみたところ、これが思わず唸る味わい。ゴマの香ばしさが強く、コクはしっかり有りつつもも、スープ自体はサラっとしていて味付けもベタッとせず、何ていうか、キレのある味わいというか。そこに、辛さ増しと痺れ増しをしたものだから、唐辛子などのバシっとくる辛みと、花椒?のフルーティーでスースーするシビレが加わって、相当エキサイト!!更に、白ネギ青ネギのフレッシュ感やクラッシュナッツのカリッとした食感と香ばしさも加わり、これは癖になる味わいですね。
また麺は、こちらのお店ではお馴染みの全粒粉を使用した細ストレートタイプですが、このスープの絶妙な軽さと丁度良くマッチする感じ。
そして具は、味に深みを与える肉味噌の他、発酵味がありしっかりと味が付いた太メンマがアクセント。
最後は、残ったスープを底に沈んだ肉味噌と共に追い飯にかけていただけば、これもまた!個人的に、担々麺系の追い飯は「美味いけど……。(やっぱりゴマが持ってくよなぁ)」と何故か微妙にモヤることが多いのですが、こちらのは味付けが好みなのかモヤらずに最後まで堪能できました。
というわけで、美味しくいただいて満足すると共に、バキっとキマって気合も入りました。それにしても、提供されている時、どれをいただこうか迷う限定メニューに出会ってしまいましたね。
ごちそうさまです。
令和4年12月訪問
このところ、ラーメンに関する情報収集はツイッターなどのSNSが中心となり、お伺いしたところを中心にいくつかお店をフォローもさせていただいているのですが、お店によっては限定メニューの提供情報なんかも流しており、それに誘われることもしばしばあり、今回もそんな感じでバイクを転がしつつ大田原市の美原公園まで。
駐車場にバイクを停めお店に入ると、日曜日の午前9時40分頃というものすごく中途半端な時間にもかかわらず先客が数名。1人だったので、そこだけ空いていたカウンター席の真ん中に座ることができましたが、両隣そしてテーブル席のお客さん全てが、これから私がいただこうとしている、卓上のお品書きには書いていない限定メニューを注文していたのには(内心)笑ってしまいました。
それがこの、辛味噌そば。この前日、急遽告知されたメニューで、何でもユズと山椒が効いた生七味を使用しているとのこと。
注文から程なくして登場した際、上にたっぷり載せられた柚子皮の香りが鮮烈ですが、味噌味のスープの色が若干赤く、また柚子の他にも唐辛子が振りかけられているようです。
で、まずはスープからいってみたところ、これが、もう!!味のベースである味噌のまろやかな味は、以前いただいた牛味噌そばでも感じたところでしたが、そこに生七味が加えらていて、程よい辛さと和っぽい香辛料の香りのほか、味噌とは別の発酵味もプラスしているでしょうか。このバランスが、とにかく絶妙で、後をひきまくるというか、ずーっと味わっていたい程。加えて、生の柚子皮が後味をさっぱりさせてくれるのが、何とも心憎いです。
そこに合わせるのは、若干平べったい断面の太縮れ麺で、このモチモチっとした食感が、また。スープともよく合っていますね。
そして具は、口当たりは柔らかくもしっかりと肉を感じる焼豚が素晴らしいのですが、モヤシも高相性。ネギのシャキシャキ感も良く合っていて、追加した味玉も、黄身のトロトロ具合としっかりと染みた味付けが良い感じです。
というわけで、大変美味しくいただいたのですが、これが期間限定というのがほんとに残念。年内は提供を続けていただける(ちなみに、今回の訪問は、令和4年の12月中旬に入ったところです。)そうなので、ぜひともその期間内にまたお伺いしたいと思います。
ごちそうさまでした。
令和4年12月訪問
先日いただいた、丸亀製麺の株式会社TOKIOさん案件、「俺たちの豚汁うどん」。その時は、ノーマルの「俺たちの豚汁うどん」でしたが、更にそこに、生ニラとバターを加えた「俺たちのニラバタ豚汁うどん」という品もあり、たいそう気になっていたところでした。
でも、ニラバタ含めた俺たちの豚汁うどんの提供期間は1月下旬まで。
グズグズしていると食べ逃すぞと思い、そうなりゃ思い立った時、可及的速やかにいただいておこうかと、この日いた場所から一番近かった黒磯店まで。こちらの黒磯店は初めてのお伺いとなりますが、お店の作りもシステムも他のお店と大差ないので、注文から品物の受け取りまで迷うことはありませんね。
それでまずは、前回いただいた味のおさらいを兼ねて、ニラやバターの影響を受けていなさそうと箇所から、豚汁をばいってみたところ、食欲をそそるニンニクと味噌の香りに、口に入れれば味噌と出汁だけじゃない、甘みや辛みも感じる深いけどハッキリとした味わいに、「そうそうこれこれ」と。次に、丼を回してニラが浮きバターが溶けている部分をいってみたところ、これが!ベースにニンニクが効いているから、そりゃバターとの相性もバッチリですよね。さらに、ニンニクと葷の風味つながりで生ニラが良い薬味感。元々、あちらから積極的に迫ってくる豚汁の「味」が、ニラとバターによって更にパワーアップしているというか、絶対に美味いと言わせてやる感があるというか。
またウドンは、茹でたものを冷水で締めずそのまま使用する、いわゆる釜抜きですが、今回のは結構柔らかめの食感。このあたりは好みの問題になってきますが、個人的には、今回のようにちょっとくらい柔らかめのほうが、より釜抜きっぽいと思いますし、豚汁との絡みも良くなるように感じました。
そしてニラとバター以外の具は、前回いただいたノーマルと変わらず、豚肉、キャベツ、タマネギ、ニンジン、ゴボウ、そし油揚げといったところですが、ニラやバターが加わっても相性は良いまま。あと、丸亀製麺さんには薬味として自由に取れる青ネギとおろしショウガがあるけど、生ニラのおかげでその2つはいらないかもしれません。
こちらは、一緒にいただいた品。かしわ天はタンパク質補給でいつもいただいていますが、赤魚天は初めてお目にかかります。で、その赤魚天ですが、わりと魚自体の風味が強く、身は水分もありつつフワっとした食感。出汁醤油でも出汁ソースでも問題なくいただけました。
というわけで、今回も株式会社TOKIOさんコラボメニューを、美味しくいただき満足でございます。
ごちそうさまでした。
令和4年12月訪問
先日、お伺いした芳賀町の芳(かぐわ)さん。芳賀町という、個人的になかなかお伺いし難いというか普段の生活では行く用事がない場所にあるため、次に行けるのは何時かと自分でも思っておりましたが、所用で休みを取ったこの日。用務先からはだいぶ離れてはいたものの、時間に余裕もあったので、これはチャンスとばかりにバイクで芳賀町まで。
今回は、ちょうどお昼頃にお店に到着したところ、お店の前の駐車スペースは満杯。もっとも、バイク(しかもこの時は原付二種)なら隅の方にも置けますし、隣接する芳賀町役場の駐車場も駐車可だそう。
お店に入ったところで食券を購入し、店員さんの案内でカウンター席で。店内は先客が各テーブル、カウンター席に座っていたものの、空きがあり待たずに座れたのはラッキーでした。
それで前回は中華そばの醤油味をいただいたので、今回は塩味を。更に前回は味玉追加くらいでしたが、今回は貝ワンタン、穂先メンマ、ローストポークが各1つ追加され味玉が加わる「特製」で。登場する時、既に貝出汁の美味そうな香りが漂っているは前回同様です。
で、まずはスープからいってみたところ、塩も良いですねぇ。醤油の香りが無い分、メインの出汁素材であり表面の油にも使われているアサリがトップに来るのですが、サブで使われているホタテ、昆布、更にダブルスープとして貝出汁に合わせられる鶏清湯たちが一体となって美味そうな香りを醸し出し、当然旨味についても分厚く。塩気のバランスも絶妙で、ただ味を変えただけではない感がとても良いです。
また味を変えただけではないのは麺にも現れていて、醤油味は全粒粉の粒粒が見える細ストレート麺でしたが、塩味はそれよりも一回りくらい太めで、全粒粉的粒粒は見えず色白な表面。啜れば、ツルっと感と噛んだ時のパツっとした歯切れの良さ、更にシコっとした歯応えが、香りよりも食感にステータスを振った感があり、塩にはこっちの麺!と素直に思えます。
そして具は、しっとりした鶏チャーシューと、これまたしっとりしたローストポーク、瑞々しくこの時期ならではの肉厚なホウレン草、軟らかくシャクっとした食感が心地良い穂先メンマ、水に晒して余計な辛味や香りを抑えた白ネギ等、これらは前回も感心したのですが、今回は、前回固茹でだった味玉が半熟タイプに。今回たまたまなのか、本来は半熟なのかはわかりませんが、味の染み方やその加減がこれまた絶妙で、これはこれで大いにアリ。それと、具で一番驚いたのが、1粒入る貝ワンタン。小粒ながら、中の餡は貝のエッジがビンビンに効いていて、「攻めた」感がありました。
こちらは、一緒にいただいた品。
で、余計な水分がしっかりと飛ばされた良い焼き加減というのはモチ(表面)カリっ(焼き目)とした食感の皮からもわかりますが、その中に包まれていた餡にびっくり。名前に「貝」と付くくらいだから、貝が餡に入っているのかなぁ、くらいの認識で何も付けずに1つ齧ったところ、アサリの内臓的貝のパンチに溢れた風味と味わいが!ラーメンは、醤油も塩も、アサリの風味を引き立てつつもトータルバランスにも配慮した印象なのですが、こちらはアサリのエッジのをビンビンに効かせてますね。先述の貝ワンタンいただく前だったから、余計に驚きました。
でも、これが何とも癖になるというか、貝の風味のほか、滋味も存分に味わえる品で、そのままでも、お酢+ラー油という個人的定番の食べ方でも、そこに醤油を加えても良し。っていうか、醤油使った方が貝の風味がマイルドに感じるけど、それはそれで勿体無いとも思ってみたり。
こちらも、一緒にいただいた品。
貝ご飯(小)の定価が150円で、こちらが100円だから、サイズ的に貝ご飯(小)と変わらないかなと勝手に思っていたら、丼サイズで出てきたのにびっくり。(今日は驚いてばかりだなぁ。)最後、〆に残ったラーメンのスープに投入しようと頼んだのですが、これなら餃子のお供にもできるじゃないですか!(歓喜)
ご飯そのものもちゃんと美味しく、餃子と共に半分いただき、残った半分はスープに投入すれば、塩味でもご飯とよく合いますねぇ。
というわけで、どれも美味しくいただいたのですが、特に貝出汁中華の塩味には先にいただいた醤油味同様の感銘を受け、大変満足でございます。同じお店で似たような品で2回めも感銘を受けるって、結構凄いことかと。
これはほんとに、芳賀町にお伺いする頻度、上がっちゃいそうです。
ごちそうさまでした。
令和4年12月訪問
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