たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

栃木県宇都宮市 中華そば つけ麺 村岡屋

 こちらのお店は、ご存じの方も多いとは思いますが、以前壬生町から宇都宮市に移転した超有名店で修行された方が独立されたお店で、今年(平成21年)5月20日にオープンと同時に評判のお店となり、連日行列ができているそうです。で、私も開店以来気になっていたのですが、7月1日(水)に丁度こちらのほうで用事があり、しからばということで、ついでにお伺いしました。

 お店には、午前11時30分の開店時間から10分くらい過ぎた頃に到着したところ、既に行列ができていて、更に、お店の脇の駐車場は満車。でも、行列している人が親切に第2駐車場を教えてくれ、そこに無事に停めることができました。そして、数えてみると約10人程いる行列の最後尾に付くと、しばらくして(並んでいる間に)注文を訊かれたので、つけ麺と小豚めしをお願い。ちなみに、こちらのお店の主なメニューは、お店の名前どおり中華そばとつけ麺で、それぞれ「特製」と付くのはチャーシューが4枚に増え更に煮卵が追加されるという、修業先のお店と同じようなシステムになっています。また、煮卵は単品で追加可能とのことだったので、それもお願いしました。その後、店内に案内され、テーブル席に相席となり、また少々待った後、お店に着いてから約30分で、つけ麺と小豚めしにご対面となりました。

つけ麺 750円 + 煮卵 100円
つけ麺 750円 + 煮卵 100円
 それで、まずはつけ麺から。まず麺は、四角い断面の太麺。箸で持ち上げるとややゴワッとした感じが。それを見るからに濃厚そうな付け汁に浸けて口に運べば、豚骨と節系の風味や旨味、脂のコッテリ感などが一気に炸裂というか。麺は固めで噛み応えがあり、その食感や麺自体の味が、インパクトの強い付け汁とがっぷり四つという感じがしました。それから、標準で入るチャーシューやメンマ、追加した煮卵(黄身がトロトロでした)も、しっかりとした味付け(だからと言って、味が濃すぎるとかではないです。)ですね。それにしても、インパクトがあるというか、麺も付け汁も具も、自らグイグイと迫ってくるような味付けに感じました。というわけなので、300gあるらしい麺を一気に完食させるだけのパワーがありますね。そして最後は付け汁をスープ割りしていただきホッと一息つきたい所ですが、割りスープで溶き延ばされたにもかかわらず、逆に、今まで隠れていたというか、濃厚さ故に判りづらかった色々な味がグイグイと。

小豚めし 250円
小豚めし 250円
 それと、一緒にいただいた小豚めしは、ご飯の上にコロコロのチャーシューが載っていて、甘めのタレとショウガの風味が効いてました。こちらも味付けは、つけ麺と同じくグイグイと迫ってくる感じがします。

 というわけで、つけ麺と小豚めしを堪能したのですが、味的にも主張がハッキリしていて、また、お腹にもしっかり溜まるというか、満足度高いですねぇ。個人的にはそれらの力強さにちょっと圧倒され気味でしたが、美味しかったです。ごちそうさまでした。

平成21年7月訪問

神奈川県平塚市 花水ラオシャン 本店

 今回、所用で神奈川県平塚市を訪れることになったのですが、事前に、例によってネットでラーメンがらみの情報収集をしたところ、平塚の辺りには変わった『タンメン』がある、というか、地元でタンメンと言ったらこちらのほうを指すらしく、一説には「平塚のソウルフード」などとも呼ばれている模様。ちなみに、タンメン自体が関東地方のローカルフードだというのは最近知ったのですが、個人的な感覚では、タンメンと言えば炒め野菜の旨味が溶け込んだ塩味のスープに縮れ麺というスタイル。でもこちらのタンメンは、酢の効いた澄んだスープに、具は生の刻みタマネギ、そして麺は細いストレート麺が特徴とのこと。それにとても興味をそそられたので、今回はそのタンメンがいただける、こちらのお店にお伺いすることにしました。

 カーナビを頼りに平塚市内を走り、お店の周辺に付いたのは午後1時頃。幸い、近くに有料の駐車場があったのでそちらにクルマを停め、雨の中をお店に向かったところ、店内に入りきらないお客さんが2カ所あるお店の入り口から溢れています。ただ、明確な行列にはなっておらず、とりあえず、一方の入り口付近に移動して、しばしの待ち。
やがて順番が来たのか店員さんに案内され、コの字形のカウンターへ。注文は当然タンメンですが、他にも餃子をお願いしました。それにしても、タンメン1杯350円というのは、激安じゃないでしょうか?

タンメン 350円
タンメン 350円
 それで、お店に着いてから約15分、席に着いてから約10分で完成したそのタンメン。淡い色のスープが満たされた丼には、白っぽい麺と、具は生の刻みタマネギのみ。事前に知っていたとはいえ、実際に見ると、ものすごく潔いというか。もともと、中国料理で言うところとの『湯麺(たんめん)』とは、スープに麺のみが入った(具は無し)料理を指すという事をどこぞで聞いた覚えがあるのですが、こちらのタンメンは、それに近いのかもしれません。で、まずは淡い色のスープを啜ると、最初のほうで述べたとおり、わりと酸味を感じるくらいにお酢が効いています。そして酸味のあとには、酢のまろやかさと、ダシの旨味も。ちなみにダシは、豚骨と乾物がメインだそうですが、他の旨味も効かされてるように感じます。それに合わせる麺は、色といい太さといい食感といい、固めに茹でた冷や麦を連想してしまいました。最初は固めかなと思った茹で加減も、食べているうちに丁度良くなってくるというか、だんだんモチモチの食感に変わり、その変化がいいですね。具は、前述のとおり刻みタマネギのみですが、それが甘さと軽い刺激をプラスして、なんとも絶妙というか。ちなみに、今回いただいたのは『素』のタンメンですが、壁のお品書きを見ると、ワカメや月見(卵?)、チャーシューやキムチ、それにネギやワンタン入りのタンメンもあるようです。そして途中から、お約束らしいので卓上のラー油を投入してみると、その香ばしさが加わって、これがまた。このラー油は自家製だそうで、香りはとても良く、辛味はわりと穏やかに感じました。

餃子 350円
餃子 350円
 それから、タンメンをいただいている途中に登場した餃子ですが、小振りな餃子が6つ程お皿に載っています。早速口に入れると、薄目の皮の焼き目の香ばしさと、クリスピーな食感がいいですね。中の餡は、わりとペースト状というか柔らかいタイプで、味付けはごく薄味というか、醤油(+酢+ラー油)を付けて丁度良く感じました。また、ニンニクはたっぷり効かされていています。

 というわけで、平塚名物のタンメン(と餃子)、堪能いたしました。それにしても、クセになる味というか、また機会があればいただいてみたいですねぇ。ごちそうさまでした。

平成21年6月訪問

栃木県宇都宮市 東北自動車道 上河内SA(上り線) スナックコーナー

 自宅最寄りのICに割と近いSA・PAってあまり利用する機会がないと思うのですが、ここもそんな感じというか。でもこの日、所用で平塚に向かう途中、朝食がてらお伺い。実際に寄ってみると、寄ることが多い蓮田SAとかよりも、逆に新鮮に感じますなぁ。

天ぷらそば 550円 + 生たまご 40円
天ぷらそば 550円 + 生たまご 40円
 で、いつものごとく天玉そば(食券上は天ぷらそば+生たまご)を。つゆは、醤油の色と風味が強いのですが、塩気は逆に薄めというか。上に載るかき揚げは、割とモソっとした感じですが、意外と分解しやすかったです。また、エビが3尾ほど表面付近にビルトインしているのですが、これが結構効いている気が。あと他の具では、たまたまかもしれませんが、ワカメがたっぷりと入っていました。それと、器が結構大きいですね。

 ごちそうさまでした。

平成21年6月訪問

栃木県那須塩原市 ふうふう亭

 前回の訪問時には(訪れた日が)寒くていただけなかったこちらの『夏限定メニュー』ですが、今回(平成21年6月27日[土])ようやく。で、その色々ある中から、今回は冷しラーメン醤油味(ちなみに同行者はその塩味+Bセット)と、加えて新しくメニューに加わっていた鶏めしをいただきました。ちなみに、こちらの冷たいラーメンといえば、昨年の夏季限定で『冷たいラーメンセット』というものがありました(あれは美味しかったなぁ。)が、今回はセットではなく、ラーメン単品でメニューに加わっていますね。

鶏めし 315円
鶏めし 315円
 お願いして、待つこと暫しで、まず鶏めしが登場。熱々の鉄の器の上には、焼き飯と鶏チャーシューが載っていますが、店員さんの説明によると、その間に卵が入っているとのこと。とりあえず混ぜていただけば良いらしいので、チャーシューの上からスプーンでつつくと、じわっと卵黄が溢れ出しました。で、混ぜるのもそこそこにしていただいてみると、香ばしいご飯と鶏チャーシューに、この卵黄が絶妙に絡んで、何とも美味しいですなぁ。というわけでこの鶏めし、徹底的に混ぜて卵黄に完全に火を通してしまうより、所々生くらいのほうが、卵黄のコクをより感じられて美味しくいただける気がします。

冷しラーメン醤油味 588円
冷しラーメン醤油味 588円
 その鶏めしをつついていると、メインの冷やしラーメン醤油味が登場。まず気が付いたのは、昨年の冷たいラーメンには無かった自家製のカクテキが載ってること。ちなみにこのカクテキ、大葉を敷いた上に載っていますので、すぐにはスープと混ざらないようになっています。で、まずはスープを一口いただいてみると、冷しラーメンとはいえスープはそれほどキンキンに冷えているわけではなく、昆布や椎茸など植物の干物系ダシの風味がふわっと感じられ、さらに、動物系(地鶏?)and前述の植物系の旨味がじわじわっと。これは、何とも優しい味ですねぇ。カクテキが混ざってもその印象は変わらないというか、カクテキの辛味やスパイシーな感じは加わりますが、それほど尖った味にならず適度にパンチが効く印象です。またカクテキ以外の具は、こちらのあっさり系ラーメンに載っている甘辛く煮たシイタケとニンジン。メンマは極太ですが柔らかく、節粉(一緒に煮た?)がまぶされています。そして、半熟とろ玉(ですよね?)。トロトロの黄身が混ざったところは、また違った味わいになって良いです。そして、茹でてから締められた麺は、ものすごくシコシコ。

同行者がいただいた冷しラーメン塩味 588円
同行者がいただいた冷しラーメン塩味 588円
 Bセット(杏仁豆腐) 294円
冷しラーメン塩味Bセットのサラダ 
Bセットのおにぎり  
Bセットの杏仁豆腐
 また、同行者の塩味も味見させてもらいましたが、こちらは塩味の分、より、スープの風味が強く感じられました。

 そんなわけで、今回も美味しく満足させていただきました。ごちそうさまです。

平成21年6月訪問

栃木県さくら市 らー麺屋 めん丸 氏家店

 この日も、前回同様大人数(今回は11名ほど)でゾロゾロとこちらに。さすがに土曜日の午後7時過ぎだけあって店内はほぼ満席で、前述の人数のためしばらくは店外で待ちましたが、入店すると皆で近い場所に座ることが出来ました。

味噌バターコーンラーメン 760円
味噌バターコーンラーメン 760円
 で、皆でまずはおつまみチャーシュー(茹でたモヤシの上にチャーシュー、更にその上に揚げネギとおろしショウガが載って、タレがかかっているという品。)と、生ビールを数杯(っていうか、最初は「混んでるから1杯だけ」と思っていたのですが、その後急に店内が空いてきたので「じゃあ、もう少し」となってしまいまして…。)いって良い感じになった後、シメで味噌バターコーンラーメンをば。モヤシがメインのトラディショナルなタイプの味噌ラーメンが、バターとコーンでまろやかかつ甘くなったものは、決してマニアが喜ぶようなラーメンではないと思うのですが、何ていうか、普通に美味しいです。

 それにしても、楽しく飲んだ後でいただくラーメンって、こたえられませんね。ごちそうさまです。

平成21年6月訪問

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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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