趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
(平成21年)7月25日に発売になった『もんみや』8月号の特集で、「冷やし中華はじめてもらいました」と題し、県内の有名ラーメン店24店舗と共同で、期間限定の冷やし中華を提供するというのがありました。個人的には普段から好き勝手に食べたいものをいただいているので、そういった特集に対して、どちらかというと飛びつかないほうなのですが、今回はいろいろと興味をそそられるお店というか、メニューが多いというか。で、その中に、わりとよくお伺いさせてもらっている花の季さんもあったので、早速いただいてみようと思い、やっと時間の取れた7月29日(水)の仕事が終わった後、職場から直行。午後6時過ぎにはお店に着き、入店すると早速店員さんに「もんみやの冷やし中華」とお願い。このメニュー、昼・夜限定各10食なのですが、幸いにもまだ大丈夫でした。また、普段いただかない物ついでに、季節のデザートもお願い。以前お店のウェブサイトで見て以来、ショウガのプリンって、ちょっと興味があったもので。
グリーンサラダ(サービス)
注文すると、まずは先付けというか、サービスのグリーンサラダが。個人的にはグリーンサラダに当たるのは前回に続いて2回目なのですが、清潔で冷たく、そしてパリッと歯応えのある食感は、なんて言うか、シンプルに野菜の味を堪能させてくれますね。
冷やし夏菜麺(なつなめん) 800円
その後、待つことしばしで、冷やし夏菜麺が登場。上に載る涼しげな3種類のゼリーやバラをかたどったトマトなどが、何というか、オシャレな見た目ですね。(う~む、俺には似合わん見た目だ…。) 持ってきていただいた店員さんの説明によると、別容器に入ったタレ(ゴマだれ)をかけてから混ぜていただくとのことですが、三種類のゼリーのうち中央の白っぽいものは混ぜずにそのままいただいても、とのこと。とりあえず、混ぜる前に三種類のゼリーをちょっとづつ味見したところ、透明なものはライムのゼリーで酸味が強く、赤いものはハイビスカスティーのゼリーで甘みが強く、両方とも香りは爽やか。また、白っぽいものは挽肉のゼリーというかアスピックといった感じの趣で、食感も味もかなりしっかりという感じでした。そして、タレをかけ、挽肉ゼリーは後半に混ぜ込むことにして、残りを混ぜ混ぜ。混ぜる際に顔を出した麺は薄緑色をしており、こちらは小松菜を練り込んである、とのこと。で、一通り混ぜてその麺を啜れば、ツルツルシコシコの麺にゴマだれやゼリー、そしてシャキシャキの生野菜が絡んで、とってもサッパリしてて爽快なお味。なんていうか、夏!って感じがします。また、途中から、挽肉のゼリーを混ぜ込んでみたところ、味が落ち着くというか、肉っ気が加わることで、この料理に沢山使われている野菜の味が、より引き立てられるように感じました。それにしても、冷やし中華の筈なのに、確かに麺も美味しいのですが、全体としては美味しい野菜をいただいているというか、野菜料理をいただいている感覚になりますね。
季節のデザート(ショウガプリンと小松菜のババロア) 320円
冷やし夏菜麺を堪能した後は、注文しておいた季節のデザートを持ってきていただくようお願い。程なく登場したそれは、白いプリンの上に、緑のババロアと濃紫のブルーベリーの色が映え、可愛らしい見た目ですね。(う~む、これも俺には似合わん見た目だ…。)早速ショウガプリン部分からいただいてみると、ゆるめのフルフルとした優しい食感のプリンは、なんて言うか、ものすごく生姜テイスト。控えめな甘さやくどすぎないコクと共に、生姜の持つ風味や辛みがジンジンと主張してきます。個人的にはショウガプリンというものいただくのが初めてだったので最初は少々面食らったのですが、いただくにつれ、だんだんと癖になってくるというか。また、小松菜のババロアは、柑橘系っぽい酸味が効かされたなかに感じられる小松菜の青臭さやエグみ(って言うとあまりいい表現に聞こえませんが…)が、なんとも絶妙なマッチング。いただく前は、どんな味がするのだろうといろいろ想像していたのですが、これは美味しいものですね。
というわけで、サービスのサラダも含め、どれも美味しくいただいたのですが、今回はこちらの豚骨スープをいただいていないこともあり、普段とはちょっと違うというか、『花の季』でいただいたという感覚が、正直言ってあまり感じられず。で、会計の際、店員さんに感想を聞かれたので、その辺のところを生意気にも言ってしまったのですが、店を出てから、ふと「花の季の味って、豚骨スープもそうだけど、野菜というか、土の味なんだよな」などと気が付きまして…。もうちょっと考えてから言えば良かったというか。ごちそうさまでした。
【待合室に貼られたもんみやのメニューの紹介】
【入口に貼られた貼り紙】
平成21年7月訪問
宇都宮市の平塚さんです。こちらは、昨年初めてお伺いして以来、時々無性にいただきたくなってしまうものの、行列に二の足を踏んでしまって結局は1年近くご無沙汰になってしまっていたのですが、この日(7月28日)は、たまたま近くに用事が有ったので、それを口実に行列覚悟でお伺いしました。
お店に着いたのは午後1時過ぎだったのですが、駐車場には2台分の空きスペースがあり、店外には4人ほどの待ち客が。お昼時のピーク時に較べれば、それほど待たずに済みそうです。とりあえず待ち客の最後尾に並び、ちょっと経ったところで店員さんから注文を訊かれたので、前回お伺いした時に気になったニンニクラーメンを煮玉子入りで、それと、餃子も一緒にお願い。やがて店内のカウンターに案内され、お店に来てから15分程で、ラーメンと対面することが出来ました。
ニンニクラーメン 700円 + 煮玉子 100円
で、そのニンニクラーメンですが、見た目は普通のラーメンとさほど変わらないものの、目の前に登場した時点で、丼からはニンニクの鮮烈な香りがビンビン立ち上っています。まずはスープからいただくと、もう、初っ端からニンニク全開。刻みニンニクがたっぷりと入ったスープは、もともとがアッサリしているので、ストレートにニンニクの味と香りが迫ってきます。また、モチッとした歯応えのある細めの手揉み麺を啜るたびに、刻みニンニクが麺の縮れと絡んで、更にニンニク度アップ!もう、凄いことになっています。それにしてもこのメニュー、ニンニクが苦手な方はキツイでしょうが、ニンニク好きならいただいている間中食欲をそそられまくりというか、堪らないものがありますなぁ。(もっとも、苦手な人は端から注文しないでしょうが。)そして、具のメンマや追加した煮玉子も相変わらずいい塩梅なのですが、やっぱり、こちらのお店は、チャーシューが。特に今回は端っこのところが入っていて、その香ばしさったらハンパ無く、また、ニンニク風味とも絶妙のマッチングに感じました。
餃子 90円×3個
あと餃子も、もっちりとしつつ焼き目がカリッとした厚めの皮と、みっちり詰まった餡が、もう。最初にいただいた時のような感動はありませんが、相変わらず美味しかったです。
というわけで、久々の平塚、堪能させていただきました。ごちそうさまです。
平成21年7月訪問
黒磯にある白河ラーメンのお店、焔(ほむら)さん。このお店の周囲にはラーメン店などが多く、ちょっとしたラーメン激戦区になっていると思うのですが、実は、その中で気になっていたけどなかなかお伺いする機会がなかったお店なんですが。
お店にお伺いしたのは、(平成21年)7月26日(日)のお昼時。結構広めの店内には、数組の先客が。窓際のテーブル席に座りメニューを見ると、どうやらスープは白河系らしく醤油味1本で、これまた白河系らしくワンタンメンがありました。以前、あるお店で白河系のワンタンメンの美味しさを知って以来、白河系のお店に来ると、ついついワンタンメンをお願いしてしまうのですが、今回もそのように。また、お昼時は半ライスとお新香をサービスしていただけるようなのですが、今回は余裕があればもう1軒行こうと思っていたので、お新香だけいただきました。
ワンタンメン 700円
で、注文からさほど待たずにワンタンメンが登場。その見た目は、白河らしいと思ってしまう濃い醤油色のスープに、表面には鶏油と思われる黄色味がかった油がキラキラと。まずは一口、スープからいただいてみたところ、見た目どおり醤油の味と香りが濃いめに感じられますが、スープ自体には鶏などの動物系の旨味も充分に感じられ、また、表面に浮く油と相まって、濃いけれどバランスがとても良いというか、まぁるい味に感じました。また、卓上のお酢を少量入れると、更に丸く優しい味になりますね。そして麺は、白河系らしく当然手打ちで、もちっとした食感。噛み締めていただく感じの麺。ワンタンは、これも白河系らしく対照的にふわっツルっとした食感で、餡の生姜の風味が丁度いいアクセントになっている気が。で、この麺とワンタンを一緒に口に入れると、う~ん、たまりませんなぁ。それとワンタン以外の具は、定番のチャーシュー、メンマ、ナルト、海苔、刻んだ白ネギ、そしてワカメが載っているのが個人的に珍しいと思いました。その中でもチャーシューは、今までいただいた白河系のお店と違い、ホロッと柔らかい食感でスモーキーな感じはほとんど感じられませんでした。聞くところによれば、一度炭火で焼いた後に長時間煮込んで作られているようです。
というわけで、久しぶりに、美味しい白河ラーメンのお店に巡り会う事が出来ました。いただく前は「余裕があればもう1軒」なんて思っていましたが、この一杯で、充分に満足、というか、他のお店でいただいて、せっかくのこの後味を消したくなくなってしまったというか。ごちそうさまでした。
平成21年7月訪問
所用でこの前日、岡山に行った帰りというか、朝イチの飛行機で岡山から羽田に向かい、そこからクルマで仕事に向かう途中に、ちょっと早めのお昼をば。このブログ的にはスナックコーナーで天玉そばあたりをいただくべきなのでしょうが、今回は、SA内の別店舗というか、丼専門店の看板を掲げる『天久利』さんで、かき揚丼のセットをいただきました。まぁ、セットにはミニうどんが付いているので、それで勘弁いていただけると…。
かき揚丼セット 700円
で、そのセットのうどんは、関東地方での関西風のつゆが結構いけてました。また、天かすが既製品のふわふわした玉ではなく、ちゃんと天かすっぽいのもいいですね。また、本体というかメインのかき揚げ丼は、型で揚げたタイプの円筒形の分厚いかき揚げが、結構クリスピーで香ばしかったです。
というわけで、美味しくいただきました。ごちそうさまです。
平成21年7月訪問
倉敷の観光地として有名な美観地区などからはちょっと離れたところにある、これまた有名な中華そばの老舗、百万両さんです。実は昨年、岡山にお伺いした時、時間と場所の都合でお伺いするのを泣く泣く諦めたお店なのですが、今回、再び岡山にお伺いする用事が出来たので、ようやく念願が叶うこととなりました。
岡山空港からレンタカーを飛ばし、お店のに着いたのは午後3時半過ぎ。見るからに年季の入った建物に入ると、店内に染みついたかのようなガラの食欲をそそる匂いが鼻孔をくすぐり、カウンターでは数人のお客さんが黙々と中華そばを啜っています。で、こちらのお店は入店したら黙っていても人数分の中華そばが出てくるという話を聞いていたのですが、一応、店員さんに「中華そば2つ」と告げテーブル席に着くと、程なくして中華そばが登場しました。
中華そば 500円
その中華そば。見た目は、醤油の茶色が濃い清湯系のスープに油はそれなりに浮いていて、具のチャーシューやメンマは、普段いただいているラーメンよりも多めに載っていました。まずはスープからいただくと、ダシは鶏ガラと煮干しとのことですが(その他、昆布ような風味も感じられましたが、気のせいですかね?)、それらをガンガン煮出した(あくまでスープは澄んでいるので、実際には煮立たせてはいないのでしょうけど)ような濃厚な旨味が、多めの油や濃いめのタレと相まって、結構パンチのある味に感じました。また麺は自家製だそうですが、極細のストレートタイプで、打ってから寝かされていないようなソフトな食感。ただ、噛み切るとプチっとした歯応えも感じられ、スープとよく合っていますね。そして具のチャーシューは柔らかいのと噛み応えのあるのが混ざっていて、また、同じく具のメンマは色は濃く煮染まってますが、両方ともナチュラルな味付けで、何だかホッとするような感じがしました。
というわけで、老舗の味を堪能させていただいたのですが、食べ終わって帰る時、こちらのお店、代金はカウンターに置いて帰るのが流儀のようです。もっとも、テーブル席だったので、店員さんに直接、代金分の1,000円札一枚を手渡ししてお店を後にしました。(テーブルにお金を置きっぱなしにするのもちょっとアレだったもので。)
それにしても、いただいてみると、何て言うか、これが地元で、昔から今も変わらず愛されている味なんだなぁ、と実感した次第でして。その証拠に、こんな中途半端な時間にも関わらず、お店にはお客さんがひっきりなしに訪れていましたし。また、個人的にも、念願が叶って感慨無量だったのですが、それだけじゃなくて、何て言うか、こういうゆったりとおおらかな気持ちでいただける味って、とってもいいですね。大変美味しゅうございました。ごちそうさまです
平成21年7月訪問
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