趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
先日いただいた冷たい鮎らーめんの記事をあげた時、ついでに何気なくどる屋さんのブログを拝見したところ、「今回で今年のお店での鮎らーめんは終わりになるようです。」との記事が。実は、去年は都合が合わずにいただきそこない、今年も冷たい鮎らーめんはいただいたものの通常の鮎らーめんに関しては未だ…。また、そのちょっと前の記事には、鮎らーめんに合うよう作られた『どる茶』という紅茶の紹介があり、お茶(洋の東西を問わず)好きのカミさんに話したところ、「可及的速やかにその両方をいただかなくては」ということになったので、翌日(9月5日)の昼の部にお伺いすることにいたしました。
土日は無料でありがたい市役所の駐車場にクルマを停め、開店の15分くらい前にお店に到着したところ、既に待ち客が並んでいた店頭には、鮎らーめんの日を示すのか鮎の形をした幟が掲げられていました。(ただ単に、前回お伺いした時は気づかなかっただけ?)やがて行列が伸び、定刻12時の少し前に開店となり入店。お冷やが出され、入店した順に注文となるのですが、今年の鮎らーめんには、塩・醤油に加え鮎の魚醤を使った合計3種類の味があり、どれにしようか少々悩みます。それで結果的に、私が鮎だし香りねぎ鮎魚醤入りらーめん、同行者が鮎だし塩らーめんの、それぞれロース焼豚一枚入りと、どる茶を2つお願いしましたが、醤油味は、来年以降の宿題となってしまいました。
どる茶 200円
その後程なくして、まずはどる茶から登場。早速味見をしたところ、お茶と花のようなハーブの香りなどが複雑に混ざり合い、それが結構強く感じられました。個人的にはこの時、「ちょっと香りが強すぎるのでは」などと思ってしまったのは素人の浅はかさだったのですが。(これについては後述)
鮎だし香りねぎ鮎魚醤入りらーめん(ロース焼豚一枚入り) 850円
そして程なく、香りねぎ鮎魚醤入りが登場。鯛だしの時と同様、店主さんが熱した油をネギの上にかけてくれます。で、まずはスープからいただくと、初めに、油をかけられた白美人ネギの香りと、華やかな鮎魚醤の風味が。そして、何とも深い味わいのスープが後からぐいぐいと迫ってくるような感じがします。先日、冷たい鮎らーめんをいただいた時にも感じましたが、このラーメンにも使われている鮎魚醤は、華やかな風味に加えものすごく滋味豊かで、それによってスープが、何ていうか、くどくないけどものすごく個性がある味と香りになってる気がしました。また麺は、こちらではおなじみの、縮れの強い細麺。そして具は、たっぷりと載る柔らかい白美人の他、スパイスの香り高い焼豚と、ホクホクの味付け卵といった、鯛だしのラーメンと共通のものですが、鮎だしand鮎魚醤にも絶妙のマッチング。特に、白美人ネギは、麺と一緒にいただくと、何ともたまらないものがありました。それと途中から、別添えの七味を適宜投入。七味は鯛だしの時と同じように感じましたが、柑橘系の華やかな香りは、鮎だしとも相性が良いようで。
鮎だし塩らーめん(ロース焼豚一枚入り) 600円
次に、お行儀悪く同行者と丼を交換していただいた塩らーめんのほうは、もう、最初から、鮎全開といった感じ。川魚らしいじんわりとした旨味と、強いけど嫌みのない鮎の香りが感じられ、魚のダシが好きならば、こちらの方が鮎の風味を堪能できて良いかもしれません。ちなみに、麺と具は、こちらも鯛だしのラーメンと共通です。
と、二種類とも違った美味しさで、これだけでも満足なのですが、ここで登場するのが前述のどる茶。本来の目的どおり、ラーメンをいただいている途中でいただいてみたところ、これが先程、単独で味見した時とは全く違う印象。単独だと強く感じた香りも、鮎らーめんの合間にいただくことによって、何ていうか、鮎らーめんの風味とどる茶の風味が絶妙に合いつつも、舌と鼻腔を上手にリセットしてくれるというか。これは説明どおり、次の一口が本当に美味しく感じられますねぇ。しかも、結構風味の違う鮎魚醤味でも塩味でも合ってしまうのがすごいというか。で、これなら、鯛だしとも合うんじゃないでしょうか。いやぁ、本当に、おみそれいたしました。
というわけで、今回はラーメンと紅茶のコラボレーション、堪能させていただきました。っていうか、これは、共同作業を意味するコラボレーションというよりも、調和を意味するハーモニーという感じですね。ごちそうさまでした。
追伸
それにしても、美味な体験というのは、後々になっても鮮烈に甦るものですね。今回の鮎らーめんの体験は、思い出すたびに口の中に唾が溢れてきてしまうというか。実は、このブログでラーメン店を訪問した後それについての記事を書くのは、いろいろあって訪問した数日後(下手したら一週間以上後)になってしまっているのですが、これを書いている最中も、生唾が止まりませんでした…。嗚呼、早く来年にならないかなぁ。
平成21年9月訪問
どうやら数日前(平塚に行った辺り)から風邪っぽかったので、「かかったかな、と思ったら」と、早めのネギラーメンを。ここ数回の訪問の際、チャーシューが当たり続きだったので、期待を込めて今回はネギチャーシューにしてみました。
ネギチャーシュー(普) 830円
で、ラーメン自体はいつもの味というか、今日はタレの加減もバッチリで旨かったのですが、期待のチャーシューが「大当たり!」と小躍りするには若干足らなかったかなぁ、と。まぁ、それでも十分に旨いので全然オッケーなんですが。それにしても、こちらのチャーシュー系のメニューに投入されるチャーシューの量は、マジハンパねぇっすな。そして、途中からはニンニクを普段の1.5倍投入し、最後は豆板醤とお酢を入れフィニッシュ!これで風邪もどこかに飛んでいったぜ!!
ごちそうさまでした。
平成21年9月訪問
6月の末に平塚にお伺いした時に初めていただいた、ご当地名物というかこのあたりでしかいただけない『タンメン』ですが、今回、また平塚にお伺いすることになったので、もう一度いただいてこようかと。
で、前回と同じところでも良かったのですが、今回はこちらの老郷(ラオシャン)本店にお伺いすることにしました。聞くところによれば、前回お伺いしたお店とはもともと同系列のお店だったのが、いろいろとあって現在は別系統になっているらしいです。
市営の紅谷町駐車場というところにクルマを停め、歩ってすぐのところにお店はあったのですが、その周りは、繁華街というか夜のお店が建ち並んでいます。もっとも、お伺いしたのが平日の午後3時半過ぎという時間だったので、人通りは閑散というか、繁華街の昼間独特の空気が漂っていましたが。お店に入ると、店の中央にある厨房にはオバチャンが一人で、それ取り囲むコの字型のカウンターには先客が二人。カウンターには、給水器というか蛇口が2人に1つづつの割合で付いてました。そしてカウンターに座り、壁のお品書き(もっとも、メニューは今回いただく事になる3品しかありませんが)を見たりしていたところ、厨房内のオバチャンから(二人連れだったので)「湯麺二つでいいの?」との声がかかりましたが、一つはみそ麺にし、ついでに餃子もお願い。注文が済むと、目の前で調理開始され、程なくすると湯麺とみそ麺が登場。そしてその後、餃子も登場しました。
湯麺(タンメン) 550円
それでまずは湯麺。見た目は、丼一面に載せられたワカメが目に付きますが、その下には済んだスープに浮かぶ刻みタマネギとメンマが。とりあえずスープを一口いただくと、ワカメの風味が強く感じられ、そしてお酢の酸味が。また、スープのダシは豚骨と乾物系とのことですが、あくまでも裏方というか、陰からじわじわと効く感じで、何ていうか、お酢の効いたワカメスープといった感じというか(思わず、炒りゴマでも振りたくなってしまいました。)、ワカメが入ると結構違うものになるんですねぇ。また麺は、別のお店でいただいた時と同じく冷や麦のような味と食感ですが、その時と比べると若干太いような気が。また、茹で時間はわりと長く感じたのですが、最初は割と歯応えを感じ、その後は割と早めに食感が柔らかめに変化するように感じました。そして具は、前述のとおり大量のワカメと、みじん切りのタマネギ、そしてメンマ。とにかくワカメが多いのですが、戻し方が上手いのか歯応え、風味とも良かったです、それと、生タマネギは湯麺に欠かせないというか、この味と香りが、うまく働いてますね。それと途中からは、店のオバチャンにも言われたとおりラー油を投入すると、これがまた。もっとも、更にワカメスープ度が上がる気がしましたが。
みそ麺 550円
次に、お行儀悪いけど同行者と丼を交換し、みそ麺をば。こちらは、湯麺の味付けをみそに変えただけでしょうか?ただ、スープの見た目は透明感があり、これが味噌味とはにわかには信じがたいのですが。でも、いただいてみると、間違いなく味噌味。で、それに使われている味噌だれの味が、結構インスタントチックで、たとえは悪いですが生タイプのワカメの味噌汁にお酢と麺が入っている様な感じがしました。もっとも、前述のとおりワカメは旨いし、それにこのインスタントチックな味が、湯麺ととてもマッチしている気が。これは結構好きな味かもしれません。
餃子 500円 ※本当は7個あります(写真は既に1ついただいた状態です…。)
それと餃子は、シャクっポリっとした焼き目も香ばしく、餡もしっとりとして、何ていうか、餡も皮もしっかりとした感じで美味。それと、別のお店はかなりハードなニンニクの効き具合でしたが、こちらは個人的には常識的な効き具合というのも良かったです。また量も、そこそこの大きさのが7個と、ボリュームもありますね。
というわけで、再びの湯麺となったのですが、みそ麺、餃子も含め、今回も堪能させていただきました。ごちそうさまです。
平成21年9月訪問
この日は、私用で神奈川県の平塚まで。その途中、昼食をいただくべくこちらへお伺いしたのですが、(立ち食い)そば・うどん関係のエントリを書き始めてからというもの、高速道路のSAやPAなんかでも、今まで食べた事のないところへと、つい足が向いてしまいますなぁ。(ゆくゆくは、全てのSA・PAでうどん・そばをいただこうって思っているんですかね?)で、いつもの天玉そばをいただこうと思い券売機を見たところ、かき揚げそばはあれど生卵は無し。無いものは仕方がないのですが、そこで何故だかおにぎりとのセットの食券を買ってしまいました。
かき揚そばセット 730円
その、かき揚そばセット。とりあえず、そばからいただきました。つゆは、昆布?っぽいダシの香りを強く感じました。また塩気は、個人的には微妙に薄く感じましたが、卓上に醤油があったので投入したところ、丁度良い感じに。ただ、私自身、何にでも醤油をかけると言われる栃木の人ですが、とうとうこのようなそばにまでかけてしまったことに、後になって考えると少々後悔というか、「もう戻れないんだよ…」という感じに…。麺は、生か冷凍かは確認できませんでした(食券を購入した時点で茹でに入っているので)茹で時間からして冷凍でしょうか?ただ、そのわりには、冷凍麺にありがちな変な歯応えが無くて、個人的には好きな食感でしたが。かきあげは、野菜中心。その野菜は結構大きく切られてます。それと、おにぎりは、栃木県産こしひかり使用ということで、不味い訳はありません。(実際いただいても、旨かったですよ。)ちなみに、具は梅干しと昆布でした。
ごちそうさまでした。
平成21年9月訪問
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