趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
正月三が日も明け、仕事始めのこの日。
気合を入れるには、やっぱり朝ラーだよなということで、どこか食べられるところを探そうと思っていたら、こちらのお店のSNSで、午前7時から開いていることを知りました。
お店の場所的には、通勤途中に寄るというより、お店に寄ったあとちょっと戻る感じのルートになるのですが、始業時刻までには間に合いそうだったので、早暁で明るくなりかけの空を見ながら走ること暫し。ちょうど開店時刻の頃に到着し、クルマを停めて入店すると、ラッキーなことに今日の口開けだったようで。
それで今回いただいたのが、前回タッチの差で食べ逃した、背脂煮干の雷鳥。味玉も追加しました。
で、まずはスープからいってみると、煮干しの香りと出汁感、背脂の香りとコクと旨味、ビシっと決まった醤油ダレが合わさって、これが、もう!東北道宇都宮インターチェンジ近くにある麺栞みかささんでも、同じ雷鳥という名の背脂煮干しラーメンを提供されていますが、以前いただいたあちらのは全体的に上品。対してこちらのは、良い意味でワイルドというか、煮干しも、背脂も、味付けも、下品にならない範囲で主張がありますね。あと、薬味的な具である、タマネギ、白ネギ、そしてバラ海苔(岩海苔?)が殊の外合うというか、ラーメンの味わいを一段も二段も引き上げてくれます。
また麺は、かなりの太さの縮れ麺ですが、このモチモチっとした食感としっかりした麺の味が、が、スープとベストマッチ。
具のチャーシューは、脂がトロっ肉はホロっとしたタイプながら、しっかりと肉自体の味わいと食感も残っていて、メンマもぬかりなし。追加の味玉は、黄身がトロっとしたタイプで、味加減もバッチリです。
こちらは、一緒に注文した品。その際、雷鳥のあとすぐに作っても大丈夫かと店主さんに尋ねられたので、そうお願いしました。(早く食べたかった!)
もうもうと湯気が立つ状態で登場しましたが、それで麺は、こちらのお店の塩ラーメンや醤油ラーメンに使われている中細のストレート麺と同じでしょうか?ちなみに店主さんによると、麺量は100gとのこと。で、その上に、醤油色の牛脂ダレ?がかかり、サイコロ状のモモチューシューがたっぷりと。そしてネギは青ネギ、更にはフライドオニオンという構成でした。
早速、全体をよく混ぜていってみたところ、甘みを感じる味付けは結構濃い目ですが、前出の麺栞みかささん提供という上質な牛脂が、とても良い風味とコク、そしてまろやかさをプラスしていますね。牛脂単体だとちょっとしょっぱいけど、それでもこれだけで延々食べ続けたい機も。
更に、青ネギとフライドオニオンの薬味がとても良く合い、モモチャーシューもバラより絶対こっちだよなという、店主さんのチョイスの確かさを感じます。
というわけで、どちらも美味しくいただいて満足すると共に、これで嫌な仕事始めも乗り切れそうです。(実際乗り切った。)
ごちそうさまでした。
令和5年1月訪問
令和5年の正月2日。三が日のまっ最中だったのですが、この日は朝から家人と茨城県方面へと。というのも、年末年始の休みのあいだに、茨城県自然博物館でやっていた企画展が見たかったけど、我が家の予定が空いていたのがこの日だけだったという理由なんですが。
ですが困ったのが、この日の昼食。まだ三が日とあってお休みしているお店が多く、加えて他県なのでお店が開いている情報もなかなか得られす、更には茨城県自然博物館やその周辺の道路沿いには飲食店自体が少ないという状況。
さて困ったぞと思いつつ、博物館を出てから空腹を抱えてクルマで走っていた時に目に飛び込んできたのが、こちらのお店。それにしても「いやどうも」って、栃木だと、私のようなオッサンがリアクションする時に言いがちなセリフ(個人的には、「いやっ、どーも」という感じで発音。「いやっ」が上る感じで、「どーも」は内容によってトーンが変わる。)なのですが、茨城県でも使うんですかね。
それはさておき、走っていた片側2車線の道路の反対側だったのですが、名前のインパクトに負けたのと、ここで食べないと多分昼飯抜きになってしまうと思い、次の交差点でエイヤとばかりにUターンしてお伺いしました。
お店はわりと広めで、店内はカウンター席、テーブル席の他、座敷席も。1月2日の午後1時頃と、混むか混まないかよくわからない時間でしたが、店内は盛況で活気があります。
1つだけ空いていたテーブル席に案内され、お品書きを一瞥。ラーメンは太麺と細麺があり、太麺が味噌味と塩味各種、細麺が醤油味と広東麺など。更には、餃子やニラレバ炒めといった一品料理や、チャーハンなどご飯物も充実していて、昔ながらの中華屋さんというか、ラーメン屋さん的ラインナップというのが良いですね。
そんな中から今回、私がいただいた品が、お品書きの左上に大きく載っていたみそらーめんに、煮たまごを追加して。
それでまずは、スープからいってみたところ、これが、また。味噌の風味の他、ニンニクやショウガなど香味野菜も味噌ダレには使われているでしょうか。更に、スープ表面を見ると油や黒白のゴマの他に唐辛子のような赤い粒粒が見ますが、辛いというよりも味を引き締める程度の効かせ方。総じて、一言では言い表せない複雑で深みがありつつも、濃すぎず後口も良い味わいだなぁ、と。
また麺は、黄色みがかった色合いの太縮れ麺は、風味的に(かん水が効いてるっぽい)懐かしいタイプで、食べ応えのあるモチっとした食感が良いですね。もちめん、スープとの相性もバッチリです。
そして具はねシャキシャキした食感のモヤシやニンジンなど野菜がメイン。これがまた、ラーメン全体の味わいと食感を軽くする絶妙なコンビネーションです。ちなみに、チャーシューは追加しないと載りませんが、個人的には、トラディショナルなタイプの味噌ラーメンにチャーシューは不要と思っています。
それと追加した煮たまごは、黄身がトロトロのモダンなタイプで、醤油ベース?の味がしっかりと付いていましたした。
こちらは、家人がいただいた品。
例によって少々味見させて貰いましたが、クリアーな味わいがまた良いですね。それでも、物足りなさはなく、更にバターが加われば、これも、また。
というわけで、急遽飛び込んだお店だったのですが、どれも美味しくいただいて、満足いたしました。
場所的に気軽に来れるところではありませんが、この当たりに来る機会があったときは、是非ともまたお伺いして、今度は他の品々も試してみたいですね。
ごちそうさまでした。
令和5年1月訪問
令和4年も、とうとう大晦日に。何かと忙しい年の瀬ですが、昼は今年最後のラーメンをいただくべく、久しくお伺いしていなかったこちらのお店に家人と共に。
密かに狙っていた品は年末年始提供中止とのことだったので、急遽狙いを変えて今回注文したのが、初めていただく品である、この、のりラーメン。もっとも、以前何度か、バカうまラーメンに海苔をトッピングしていただいたことがあるので、こちらのラーメンと海苔との相性の良さは知っていたのですが。
それで登場したら、まず嬉しい驚きが。以前、花の季さんのラーメン類は冬場になると柚子の皮が載せられていたのですが、ある時からそれがなくなってしまったんですよね。個人的に、それをとても残念に思っていたのですが、今回久しぶりに頼んでみたら、それが復活していたというか。こちらの和風豚骨醤油スープって、柚子がめちゃくちゃ合うんです。
で、そのスープからいってみたところ、久しぶりでも一口でスっと口に馴染む味わいにホっと。今日のは、さらっとミルキーというか、全体的にややライト目ながら、味付けはしっかり目に感じます。そこに荒く刻まれた白ネギが味を引き締め、そして前出の柚子皮が素晴らしいアクセントを加えて、これが、もう。
また麺は、啜った時のツルツルっとした口当たりが印象的に、細めの平打ちストレートタイプ。茹で加減もバッチリです。
そして具は、まず、丼の周囲に並ぶ海苔が、もう。ほんと、この香ばしい磯の香りが和風豚骨醤油スープに良く合っていて、パリパリとそのままいただいても良いのですが、麺と一緒に口に入れるとこれまた至福。どちらもしっかりと調理された、ホロトロのチャーシュー、コリコリのメンマも抜かりなし。
それと、花の季さんの和風豚骨醤油には、個人的にはブラックペッパーがバッチリ合うんですよね。普段はラーメンに、コショウはあまり入れないのですが、こちらのは後半に投入して積極的に味変を楽しみます。
こちらは、一緒にいただいた品。花の季さんの冬の定番、海老ワンタンを皿で。
で、花の季さんのワンタンは、ただでさえ、餡がミチミチっと肉々しいのに、更にそこに海老が加わっているものだから、1粒で口の中いっぱいになる食べごたえのあるサイズ感。また、どこか香ばしい風味のするタレと白ネギの薬味も秀逸で、頬張ると、以前台湾でいただいたワンタンを連想するのは何故でしょうか。
こちらも、一緒にいただいた品。花の季さんの定番のサイドメニューですが、久しくいご無沙汰していたもので。
で、レンゲに乗せ、表面がカリッと香ばしく焼かれた皮をちょっとだけ齧ると、中から熱々の肉汁がドバっと。この瞬間だけでもたまらないのですが、その後、皮と一緒に、ジューシーだけどしっかりと肉の味が主張する餡をいただけば、これも、また。
こちらは、家人が注文した品で、花の季さんで一番ベーシックなラーメンかと。
で、「美味しい」と言いつついただいていました。
というわけで、久しぶりの花の季さんだったのですが、どれも美味しくいただいて、満足。今年一年の、良い締めとなりました。
ごちそうさまです。
令和4年12月訪問
令和5年の12月も、早いものでもう30日に。(ほんと、歳と共に速くなるよなぁ。)明日の大晦日は自宅で年越しそばを啜るものの、その前に今日はお店での年越しそばを啜っとこうということで、家人と共に昨年も、というか令和に入ってから12月30日の恒例となっている、矢板市の更科さんへ。
それでいただくのは、昨年と同様の大もりそば。早速、ソバをツユに適宜浸して啜ってみると、これが、もう!
更科(店名じゃなくソバの種類)らしい色白のソバは、ソリッドでシャッキリとした歯応えが良いですね。また味の方も、更科らしい上品さというか、穏やかな甘みと、これまた穏やかながら蕎麦香もちゃんと感じられます。あと、個人的には、こちらのソバの特徴は長さにあるというか、とにかく激ロングなので、手繰るのにちょっとコツがいるけど楽しいですね。
またツユは、わりとフレッシュ感のあるカエシと、ソバが生きる香り抑えめだけど旨味は十分な出汁が合わさって、これも。以前の熟成感のある味わいも好きだったのですが、これはこれで悪くないですね。
こちらは、一緒にいただいた品。前回いただいたのは昨年の晦日だと思い込んでいたのですが、このブログの過去ログ見ると、一昨年の晦日でした。(昨年はもりそばカツ丼にしたんでしたっけ。)
ちなみにタネは、海老が2本に、ナス、筏様のシシトウ、蒲鉾、海苔。揚げ具合はもちろん申し分なく、ポキっとクリスピーな食感が良いですね。
こちらは、家人がいただいた品です。
というわけで、今年もそばと天ぷらを美味しくいただき、満足した年の瀬でござます。
ごちそうさまでした。
令和4年12月訪問
これまで何度かお伺いした、那須塩原市の栃木タンメン朝日屋さんが、道路拡幅と業態変更のため来年(令和5年)1月半ばで閉店すると知ったのが、少し前のこと。最後に一度、いただいておきたいと思ったにもかかわらず、その後、なかなかお伺いする機会が作れないでいましたが、年末年始の休みに入ったこの日、用足しの合間に、家人と共にお伺いすることができました。
それで私がいただいたのが、お店の名前を冠したこちらの品。一見するとタンメンに見えませんが、お店の看板メニューである栃木タンメンに、特製のピリ辛肉あん、そして卵黄まで載せてしまうという品。もっとも登場時、卵黄は生玉子の状態で、エッグセパレーターと共に別の器での提供となりましたが。
登場したらメニューの写真どおりに卵黄をてっぺんに載せ、白身は勿体無いので卓上の醤油を入れでじゅるっといったのちに、いざ!
で、いただこうとするとまず感じるのが、強めのニンニク風味。栃木タンメンはニンニク不使用だったので、香りの元はピリ辛肉あんでしょうか。また、上に散らされた生ニラも似たような風味があるので、穏やかなタンメンがヤンチャになったようです。またそのピリ辛肉あんが味的にも主張しているというか、それほど辛くはありませんが、トロみの付いた「餡」てき味わいが、200g入るという野菜や、最初は硬質な口当たりの中細ストレート麺に絡んで、複雑な味わいに。更に、卵黄がまろやかさと旨味を足して、ほんと、一言二言では言い表せない味わいで、それでもどこかにタンメンの面影も残っていることもあり、タンメンの多様性というか、懐の深さを感じた次第です。
こちらは、一緒にいただいた品。
焼餃子3個と小さめごはんがセットになったもので、何故那須高原かはわかりませんでしたが、焼き目カリっ上部はモチっとした焼き加減の良い皮の中には、豚肉と野菜、そしてニンニクの効いたベーシックな味わいの餡が包まれていて、安定のパフォーマンスですね。
こちらは、家人がいただいた品。
例によって味見させて貰いましたが、澄んだスープの、あっさり系スタンダードタンメンというべき味わいで、とてもホっとする味わいですね。
また、実は家人、タンメンはちょっと苦手なのですが、それでも(私が味見した分以外は)完食。「野菜をたっぷり(こちらも200g入っています。)食べた。」と申しておりました。
というわけで、最後の訪問となったのですが、どれも美味しくいただくことが。
これまで、ありがとうございました。ごちそうさまです。
令和4年12月訪問
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