趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
一品香といえば、個人的には小山や宇都宮にあるラーメン店を連想してしまうのですが、横浜のほうにも同じ屋号を持つ中華料理のチェーン店があり、何でも、『元祖・横浜たんめん』のお店ということで、マスコミにも取り上げられたことがあるそうです。
で、こちらのお店なんですが、実は、「『元祖』の味でもいただこうかしらん」と思ってお伺いしたわけではなく、たまたま横浜で用事があった時、「混雑する中華街とかで昼食を食べるのもしんどかったので横浜駅の近くで済ませてしまおう」という、きわめて安易な理由でお伺いし、店内でお品書きを見た時に前述の『元祖』の話を知った次第でして…。
絶品たんめん 730円
というわけで、まずは、こちらの基本と思われる絶品たんめんから。見た目は、特に一般的なタンメンと変わりなく、スープ表面に炒め油が結構浮いているかなぁ、という程度。で、まずはスープを一口いただくと、いきなり、かなりのニンニク風味が感じられます。個人的には、ここまでニンニクの風味が効いたタンメンというのはあまり記憶にないので一瞬面食らいましたが、これはこれで悪くはありませんね。また、途中からコショウやお酢を投入してもいい感じです。また麺は、幅が結構広い平打ち麺。ツルっとしていますが、コシは案外控えめな印象。そして具の野菜は、もやし、白菜、にら、きくらげなど。人参が入ってないのは現在天候不順による不作で市場にあまり出回っていないせいでしょうか?
辛味ひき肉の卵たんめん 750円
それと、同行者のを貰って食べた辛味ひき肉の卵たんめんですが、食べ始めはアッサリとした玉子スープに細麺が入った優しい味。で、これがいただいてるうちに上に載った挽肉が混ざり合い、味がだんだんと変わっていくのが面白いかと。
ミニちまきセット 140円
そして、セットでいただいたミニちまきは、一口サイズながら、コロッとしたお肉がちゃんと入っていて、お味の方も、しっかりと中華ちまきしてました。
そんなわけで、駅チカでお手軽に済ますという理由でお伺いしたにも関わらず、どれも結構美味しくいただけました。ごちそうさまです。
平成22年5月訪問
この日は、高松周辺をいろいろと堪能した後、バスで高松空港へ。あとは飛行機で羽田へ帰るだけなんですが、最後にもう1杯。昼に食べ逃した冷たいうどんをいただくべく、空港内にあるこちらにお伺いしました。
ぶっかけ 450円
で、こういう事をすると大抵は後悔したりするのですが、こちらのお店はそんな事ありませんでした。適度に締められたうどんは、ツルツルのシコシコ。だし醤油もいい塩梅で、大根や生姜のおろした物、香ばしいゴマやネギと共に、アッサリ美味しくいただけました。また、レモンは退けておいて途中から搾ってみたのですが、以外と合うものなんですね。
というわけで、今回の四国での最後の一杯、堪能させていただきました。ごちそうさまです。
平成22年5月訪問
香川県といえば超有名な讃岐うどんがあり、高松市内にもそのお店は数多くあるのですが、その中で多いのが、製麺所に食べられる所を併設した店舗なのではないでしょうか。
松山で用足しした翌日、高松まで足を伸ばしたのは、そんなお店にお伺いしたかったからなのですが、今回お伺い下こちらのお店もそんな感じというか、街なかの製麺所に立ち食いスペースが付いているようなお店で、お昼過ぎにお伺いしたところ、店の前の道路には凄い行列が出来、その周りでは店内から溢れたお客さんが、皆立ったままうどんを啜っていました。
で、事前に調べたところ、こちらのお店はうどんの他にそばや中華麺も食べられるとのことで、お店に向かう前は「1杯目はぶっかけあたりの冷たいうどんをいただいて、2杯目は中華麺を貰いだし汁と共に堪能しようかなぁ」何て目論んでいたのですが、あまり時間がなかったのと前述の凄い行列のおかげですっかりビビってしまい、並んでいる途中に急遽予定を変更というか、数人前のお客さんのを真似して、「うどんとラーメン。そして生卵。」という注文になってしまいました。
というわけで、丼に入れられて手渡された麺をテボ(取っ手付きの深いザル)に入れて暖め(この時、同じテボに入れても不思議な事にうどんとラーメンは混ざらないんですね。)、横にある暖かいつゆを掛け、その近くにある薬味類(ネギとショウガ、そして天かす)を入れ、生卵を割り入れれば準備完了。店内に8席しかない椅子席が丁度空いたところだったので、そこに座っていただきました。
二玉(うどん+中華そば) 270円 + 生たまご 40円
まず一口いただいたつゆは、いかにも当地のつゆといった感じの薄い色の物で、これといって突出した香りとかはありませんが、旨味と塩気のバランスが取れていて美味。またうどんは、茹で置きだけあってコシが超強いというわけではありませんが、うどん自体がいい感じの味で、さらに適度な噛み応えと喉越しがいいですね。そして、縮れの入った中華麺は、どちらかというとボソっとした噛み応えで、不思議とだし汁にマッチ。というか、昨年鳥取でいただいたラーメンを思い出したのですが、中華麺とだし汁の組み合わせって、個人的には好きだったりします。
と、美味しくいただいて丼を片付けようとすると、先程までの凄い行列はほとんど無くなり、時間もまだまだ余裕が。「これなら、もう1回並んで食べられたなぁ…。」と思った者の後の祭りで、何とも心残りな訪問になってしまったのですが、このあたりの方が、普段いただいているうどんの美味しさの一端は垣間見えたかな、なんて。そして、是非もう一度お伺いして、今度はうどんと中華そばを、キチンと分けていただきたいものです。
ごちそうさまでした。
平成22年5月訪問
愛媛県松山市での所用を終えた翌日、ちょっと足を伸ばして香川県の高松市のあたりまで行ってきました。
で、松山から高松まで、直通の特急列車(いしづち号)も走っているのですが、思うところがあって、瀬戸大橋で一度本州に渡り、岡山県の宇野というところからフェリーで高松に上陸。かつて、宇野と高松の間には、国鉄(JR)の宇高連絡船という航路があって、その連絡船の中で食べることができたうどんが結構有名だったのですが、同じルートを通るこちらのフェリーにも売店があり、よく見たらうどんを売っていたので、懐かしくなって思わずいただいてしまいました。
スペシャルうどん 480円
まずはつゆを啜れば、口に広がるイリコっぽい香り。これだけで、何故か「これから四国に渡るんだなぁ」と感慨深くなってしまいます。また、塩気が結構ハッキリと感じるところも個人的には嬉しいというか。(やっぱり、このテのうどんはある程度しょっぱくないと気分が出ません。)またうどんは茹で麺なので、コシや歯応えはさほどありませんが、却ってそれが良かったりして。(これも、ツルツルシコシコの生麺じゃ茹で時間ばかりかかって気分が出ませんぜ。)そして天ぷらは、西日本に多い粉と小海老という構成ですが、粉っぽさはなくモチモチとした面白い食感。また、『スペシャル』ということで、他にも甘じょっぱい味が染みたお揚げさんと生卵が入っています。(カマボコは多分どのメニューにも入っているかと。)
というわけで、昔いただいた連絡船のとは別モノだとは思うのですが、船上でいただくうどんは、何とも美味しかったです。ごちそうさまでした。
平成22年5月訪問
愛媛県の松山市には、『瓢太』というお店を発祥とする、瓢系と呼ばれる甘味の効いたスープが特徴のラーメンがあるのですが、今回の松山に来たついでののラーメ食べ歩き2軒目は、その瓢系のラーメンを出すお店へお伺いする事に。ただ、発祥のお店である『瓢太』さんは昨年お伺いしたので、今回は派生店であるこちらにしました。
中華そばチャーシュー 700円
で、いただいたのは、中華そばチャーシュー。スープは、ハッキリとした甘味を感じますが、昨年いただいた瓢太さんよりは甘味が控えめな印象。逆に、塩気はこちらの方がハッキリとしているような気がします。また、あちらはスープが完全に乳化していたのに対し、こちらはわずかに透明感があり、味にもそれが表れていました。また麺は、細めのストレートタイプで、結構固めの茹で加減。そして具の大きなチャーシューは、スープ以上に甘味の立った味付けで、スープに浸しておくとトロトロな食感に。それと、瓢太さんと違いモヤシが載っていたのですが、これが甘いスープと結構合っていました。
というわけで、瓢系の一杯を美味しく堪能させていただいたのですが、瓢太さんのとは見た目も味も結構違う印象を受け、それが興味深かったというか。瓢系って一括りに言われていますが、実は、かなり奥深いモノがあるのかもしれませんね。ごちそうさまでした。
平成22年5月訪問
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