趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
沖縄滞在2日目の夜。前の記事のとおり、琉球料理と泡盛の古酒(クース)を堪能して宿に戻ったのですが、その後、宿でダラダラと呑んでいると、だんだんと小腹が…。そんな時、今回の宿の近くで見かけた、外観はいかにもチェーン店といった雰囲気で、看板には沖縄そば・牛丼。カツカレーと大書きされていたこちらの事が頭に浮かび、お伺いする事にしてみました。
沖縄そばミニ牛丼セット 600円 + 温泉たまご 50円
で、いただいたのは写真のセットなんですが、まずは沖縄そばから。つゆは、調味料感がけっこうありますが、基本的にはあっさりとした味付け。そばは、縮れの強い平べったい形状で、その食感が、うどんというか中華麺というか。また、具の肉は一見すると身の所ばかりとおもいきや、噛むと真ん中に脂っぽい層があり、そこがねっとりと歯に絡みつきます。あと、セットのミニ牛丼は、甘じょっぱい味付けは全国共通と思いきや、どこかスパイシーというか、内地の牛丼とは微妙に違う味付けに思えました。
というわけで、チェーン店にも異国情緒を感じ満足したのですが、散々飲み食いした後にこのセットは、さすがに食べ過ぎました…。ごちそうさまでした。
帰ってから調べたところ、こちらのお店は、神奈川県内に2店舗、沖縄県内に5店舗ある(訪問当時)チェーン店と言う事が判明。また、現在は、同グループの焼き肉チェーン店の方に力を入れているようで。それにしても、関東と沖縄って、面白い店舗展開ですね。
平成22年11月訪問
沖縄滞在2日目の夜は、沖縄料理のいただける居酒屋に。何でも評判のお店で、行列が出来る事もあるらしいので、あらかじめ某ホットペッパーを通して予約してからお伺いしました。で、そのお店は、ちんまりとした感じの2階建てで、お店に入ると1階はほぼ満席状態。予約している旨を告げると2階の座敷に案内され、私たちの卓の両側では、既に旅行者とおぼしきグループがだいぶ盛り上がっていました。それで、お品書きを見て気になった物を色々注文して飲み食いしたのですが、以下にその感想などを。
(手前)お通し 210円、(奥左)ジーマーミ豆腐 525円、(奥右)スヌイ 525円
※奥の2品はとも某ホットペッパーのクーポンでサービス
まずお通しは、大根と人参のなますにイカが入ったようなもの。サッパリしてます。それとジーマーミ豆腐は、ピーナッツで作った胡麻豆腐のようなもの。葛粉の替わりに芋くずで固めてあるそうですが、フルっとした食感とコクのある味がとても美味。またスヌイは、内地で言うところのもずく酢ですが、太くて食感が良く、味付けはお酢が控えめでモズク本来の味が堪能できとても美味でした。
(左)フーチバージューシー 315円、(右)ラフテー 735円
フーチバージューシーは、ヨモギ(正確にはニシヨモギか?)の入った炊き込みご飯(フーチバー=ヨモギ、ジューシー=雑炊・炊き込みご飯)、素朴な味わいと独特の香りが美味。ラフテーは、豚の皮付き?三枚肉を甘辛く煮た、いわゆる角煮。味付けは味噌のように感じましたが、味が染みてトロッホロッとした食感の豚肉がとても美味。
中身の吸物 525円
中身の吸い物は、豚の内臓(モツなど)や椎茸などを使ったすまし汁で、柔らかくてクセもなく、ただしきちんと内臓だとわかる調理が絶妙でとても美味。
(手前)ドゥル天 525円、(奥)グルクン唐揚げ 1,050円
ドゥル天は、こちらオリジナルの名物料理で、もともと田芋(ターンム)、椎茸、豚肉、蒲鉾を使ったドゥルワカシーというペースト状の料理を、丸めて油で揚げた物。中のねっとりとした食感と揚げられて表面の香ばしくなった部分との対比が絶妙で美味。またグルクン唐揚げは、当地で良く食されているグルクン(和名はタカサゴ)という魚を丸ごと唐揚げにした物で、骨まで食べられます。大変香ばしく、とても美味でした。
豆腐よう 315円
豆腐ようは、小さく切って陰干しした島豆腐を泡盛で洗ってから紅麹で漬けた発酵食品。濃厚な風味と旨味で、後述する古酒が止まらなくなってしまう危険な食べ物です。
スーチキ 525円
スーチキは、塩漬けの豚肉を茹でて塩抜きしたもの。豚肉、特に脂身本来の味が堪能できて美味。
(左)オリオンビール 630円、(右)サンピン茶 315円
で、これらと一緒にいただく飲み物は、とりあえずオリオンを。あと、ビールと一緒に写っているサンピン茶は同行者がいただいた物。ちなみにサンピン茶とはジャスミン茶のことで、特にアイスとかホットとか言わなかったのですが、氷が入った冷たい状態で出てきました。
うりずん特製古酒(8年もの) 1,050円
うりずん特製古酒(12年もの) 1,260円
それで、オリオンビールも良いのですが、こちらのお店では泡盛を独自にブレンドして寝かせたという特製の古酒(クース)があるので、ビールで喉を湿した後でチェンジ。今回は8年ものと12年もの(他にも20年ものがありました)をいただきましたが、8年物でも個人的にツンと感じる泡盛独特の風味がだいぶ丸くなっていて、さらに12年物ではコク深く芳醇な風味が感じられるような。で、カラカラという当地独特の酒器に入って供されたそれらを、最初はそのまま飲んでいましたが、はかいき過ぎて危険な為、途中からロック、そして水割りにして飲みましたが、やっぱりちょっと勿体なかったかなぁ、と。
というわけで、オリオンビールや古酒を飲みつつ琉球料理を堪能させていただいたのですが、内地と似たような食材や調味料を使っていも、その味わいは異国情緒というか、どこか遠いところを感じさせますね。また、どれも基本的には優しく自然な味付けになっているのも印象的で、個人的には美味しくいただきました。ですが、これだけ食べても気になったメニューの半分もいただいていないのですし、いろいろあって今回いただけなかった20年ものの古酒も味わってみたいところですので、また沖縄を訪れた際は、また是非お伺いしてみたいです。ごちそうさまでした。
平成22年11月訪問
本降りの雨のなか所用を済ませ、那覇市内のお店のでレンタカーを返そうと思ったのですが、まだ時間が少々早いというか、多少時間が余ったので、国道58号でお隣の浦添市のこちらまで。ブルーシールと言えば、沖縄発祥というか、元々は米国資本で開業し米軍基地で働く米国人向けへの販売だったというアイスクリーム屋さんで、那覇でも食べられるところは何箇所もある(泊まったホテル近くのの国際通りだけで2カ所はあった)のですが、折角なので直営の1号店にお伺いしてみることにしました。
(上から) シークワーサーシャーベット、ニュー・ブルーウェーブ、サトウキビ(と、ワッフルコーン) 670円
で、いただいたのはこちらのアイス達なのですが、上から順にその感想をば。まず、シークワーサーシャーベットは、酸っぱいミカンのような味が爽やかで美味。次に、ニュー・ブルーウェーブは、鮮やかな色がとってもアメリカンな見た目ですが、お味のほうも甘味とソーダ風味が強くとってもアメリカン。そしてサトウキビは、優しい甘さと黒糖を思わせるの風味がとっても美味。(今回の中で一番気に入りました)あと、写真に写っていないのですが、同行者がただいたバナパコというフレーバーがかなり美味しかったというか、お腹に余裕があったら追加でいただきたかったくらいです。(でも、さすがにアイス4つは…。)
それにしても、沖縄って、こういうアメリカンな食べ物が、とっても美味しいですよねぇ。(もっとも、歴史的な事などを色々と考えると、素直に「おいしー」とだけ言ってられない気がしますが。)ごちそうさまでした。
平成22年11月訪問
今回沖縄に来た用事というのが中頭郡西原町というところであるのですが、その用足しの前に、昼食にとお伺いしたのがこちらのお店。何ていうか、観光客が来なそうというか、地元の人が普段食べに来る食堂と言った趣の店構えに惹かれて、つい駐車場にクルマを入れてしまいました。
西原そば(大) 700円
で、店内に入りお品書きを見ると、そば類の他に定食(ポーク卵のように当地独特の物なども)や丼物などまさしく大衆食堂の趣なのですが、その中にお店の名前を冠した西原そばというのがあったので注文。程なくして運ばれてきたものは、大盛りのそばの上に、テビチ(豚足)、ソーキ(豚あばら肉)、三枚肉(豚バラ肉)が一つづつと、沖縄そばの具としては個人的に初めて見るレタスが載っていました。それで早速いただいてみると、そばは個人的に沖縄そばからイメージするゴワッ・ボソッとした啜り心地・噛み心地ではなく、中華麺に近い食感で食べやすい印象。また、灰汁っぽい風味も感じられないので、鹹水を使って製麺したものでしょうか?またつゆは、それなりに調味料感もありますが、だしの香りも感じられ、そばと同じく食べやすい印象。そして具は、テビチは皮がトロっとしていて、ソーキはホロっと骨から外れ、三枚肉はプリッとした食感で、どれも丁度良く味付けられているように感じました。また、レタスがそばと結構合っているというか、ボリューミーな肉系の具の、丁度良い箸休めになっているのが良かったです。
沖縄そば(並) 450円
こちらは、同行者のいただいたもの。名前のとおりノーマルな沖縄そばです。
というわけでお店の第一印象同様、そばの味も、まさしく普段地元の方々がいただいている味といった印象で、今回そんな味をいただけたことに、個人的には満足いたしました。ごちそうさまです。
平成22年11月訪問
沖縄だけにあるファストフードチェーンに、A&W(通称:エンダー)とJef(ジェフ)というのがあるのですが、A&Wには前回沖縄に来た時にお伺いしているので、今回はJefの方にお伺いしてみる事に。宿のある那覇市からお隣の豊見城市に入ってすぐの所にある豊見城店に、沖縄滞在2日目の朝にお伺いして、朝食がてらいただく事にしました。(ホテルが素泊まりだったので。)
ぬーやるバーガーセット(ルートビア) 650円
そこでいただいたのは、こちらのセット。ちなみに、琉球言葉で「ぬーやるばーがー?」というと「何じゃこりゃ?」という意味らしいのですが、ゴマ付きバンズの間には、ゴーヤの卵とじとチーズ、そして沖縄県で広く食べられているポーク(ランチョンミート)が挟まっていて、味付けはマヨネーズがメイン。かぶりつくと、ゴーヤの苦みがアクセントというか、タンパク質及び脂質と良く合っていて、とても美味しいです。そして、ぬーやるバーガーと共にいただく飲み物は、前回初めて沖縄に来た時にハマったルートビア。馴染みのない人には散々な言われよう(「ルートビア 不味い」で検索すると沢山の負の感想が見られます)なんですが、個人的には飲んだ時「美味い!!」とは思わないものの、沖縄に来るとどうしてもお店で飲みたくなってしまう味というか。(ちなみに、A&Wブランドのルートビアはベルモールに入っているヴィレッジヴァンガードSSでも購入可能なので、興味のある方は、是非。)
モーニングディッシュセット(ウィンナー・ルートビア) 450円
こちらは、同行者のいただいたもの。で、A&WにしろJefにしろ、沖縄のファストフード店には、ハンバーガー類のほか、こういった朝食用セットメニューがあったりするんですよね。
それにしても、A&WにしてもJefにしても、沖縄のファストフード店って、何でこうも雰囲気があるんですかね。今回お伺いしたこちらのお店も、(A&W?として昭和55年に)開店当時の物と思われるドライブイン用設備が現役で残っていたり、良い感じに年を経た店内ではお年を召した方々が普通に食事をしていたりと、内地のファストフード店には無い物がありました。そんなわけなので、今度沖縄に来る時にも、こういったお店には是非立ち寄りたいですね。ごちそうさまでした。
平成22年11月訪問
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