趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
このところタイミングが合わずに、というか、お店の近くまで行く機会があっても、営業時間外だったりお昼のどピークで行列が出来ている状態だったりしてなかなかお伺いできなかったこちらのお店。この日は逆に、タイミングがバッチリというか、用足しがてらこの辺りにお伺いした時、今日は何が何でも食べてやるぞと言う覚悟と共にお店に向かったところ、平日の午前11時半頃だったにもかかわらず、なんと、駐車場にすんなりとクルマを停められ、すんなりと入店することが。(もっとも、その直後に、数組の入店待ちが出来ていましたが。)
ちょっと拍子抜けしつつも、あとは注文していただくだけ。とりやさんでの注文は、ここ暫く前からチャーシューメンかネギチャシューメンかの2択(そういえば、タンメンやみそラーメン、あとカレーチャーハンっていつの間にかメニュー落ちしていましたね。)だったのですが、今回は、チャーシューメンを大盛りでお願いしました。
で、早速スープからいってみたところ、これが、もう。澄んだベースは動物系と野菜類でしょうか。そこに、しっかりと角を取られた醤油の風味と、醤油そのものの旨味、そして個人的には丁度良い塩気が加わって、さらにとりやさんならではの個性も。先日たまたま、ラーメン好きな知人と、とりやさんの話になった時、昔ながらの中華そば的醤油ラーメンとはひと味違うスープの風味(タマネギなど野菜類の香り?)について話題になったのですが、この、とりやさんならではの個性って、ほんと、他では得がたいなぁ、と。
また細めの麺は、最近あまり見かけなくなってきた印象の、しっかりと縮れたタイプ。啜る時の、縮れ麺ならではの口当たりに、適度な歯応えがあって、これも、また。
そして具は、スープとは対照的に生醤油っぽい風味のする柔らかいチャーシューが白眉。細いメンマも適度に発酵風味とコリコリした食感が良く、個人的にはワカメもこのラーメンと良く合っています。
それで、お気に入りのラーメンはあまり味変しないでいただくことが多いのですが、こちらのは逆に、コショウやお酢の味変が生きるというか、加えるとこによって、また別の味わいが生まれ、それが元々の味に引けをとらないという。
というわけで、久しぶりのとりやさんでの1杯。大いに美味しくいただき、大いに満足いたしました。
ごちそうさまです。
令和5年7月訪問
平日だけど所用のため半休を取ったこの日。その所用は早々に終わったものの、午後2時近くという中途半端な時間に、宇都宮で昼食を食べていないという状況になりました。
ですが逆に、これは普段混雑ゆえに敬遠しているお店に行くチャンスかもしれないということで、その時、頭に思い浮かんだ、蒙古タンメン中本さんへ。道中、他のお店は駐車場がガラガラなところ、こちらのお店は、クルマがそれなりの台数停まっていました。
で、前回、宇都宮店の開店からちょっと経った頃にお伺いした時は、この時間でも入店待ちがあったのですが、それから数年経ち、開店後のブームも落ち着いたのか、すんなりと入店。もっとも、食券を購入後「お好きなお席にどうぞ」と声を掛けていただいたものの、3面あるカウンター席はどれも半分以上埋まっている状態で、後客も続々と入ってきていましたが。
それで今回のメインは、中本さんでは珍しい辛くない(非辛)メニューの中から、冷し醤油タンメンを。というのも、この日は気温が摂氏30度を超えた酷暑だったため、まずは中本だと「冷し」と呼ばれるつけ麺が良いとなり、更に、最近辛さに対する耐性がとみに落ちている自覚があったので、非辛メニューの中からこちらの品を。ちなみに、冷し醤油タンメン自体は中本の伝統的メニューの一つで、中本で辛いメニューを極めると、逆に非辛メニューの良さに目覚める人も多いのだとか。
で、登場したら、早速麺を適宜取り、野菜がたっぷり入ったつけ汁に浸けていただけば、これが。
つけ汁は、濁りのないさらっとしたベースに、具にもなっている肉や野菜の炒めた風味が感じられ、更に、野菜類の一つとして結構な量が入っているニンニクスライスから、その風味がガツンと効いています。味付けは醤油ベースですが、塩気と醤油っ気がしっかり効き、一般的なつけ麺の味付けに多く使われているお酢は全く使われていないような。
一度茹でてから冷たく締められた麺は、中太タイプですが、中本さん独特のモソっとした動きの鈍い啜り心地。歯応えはしっかりとした弾力が感じられます。麻婆豆腐のトロミだったり、大量の唐辛子粉など粘度が高い中本さんのスープやつけ汁に合うような麺ですが、サラッとしたこの品のつけ汁とも悪くない相性ですね。
それと具は先述のとおり、豚肉と、モヤシ、キャベツ、ニラ、ニンジン、ニンニク、キクラゲといったたっぷりの野菜を注文ごとに炒め(てスープと合わせた)ものですが、日の通し加減が絶妙で、シャキっとした歯応えが心地良いです。
こちらは、一緒にいただいた品。メインに冷し醤油タンメンを選んだものの、中本さんに来たらやっぱり辛いメニューも少しは欲しいということで、麻婆豆腐単品か、ブチスープの冷し味噌かと悩んでこちらに決定。
で、食券は買ったものの、やっぱり麻婆豆腐単品か、冷し味噌ブチスープの方が良かったかなと正直思っていたのですが、一口食べて、これが正解。というのも、中本さんでいただくのは久しぶりなこともあり、唐辛子の刺激がものすごく強く感じられたので、ご飯の存在でそれが薄まるこれにして良かったというか。(逃げ場がない麻婆豆腐や、こちらのお店で一番辛い冷し味噌だとどうなっていたか。)
あ、お味の方は、辛いながらも、その背後にはサラッとした旨味もあり、あと、唐辛子の香りが思った以上にフルーティーに感じたというか。
というわけで、どれも美味しくいただいて、満足いたしました。
しかしながら、以前の自分と比べると、更なる辛味耐性の低下は実感したのが寂しいなぁ、と。
ごちそうさまでした。
令和5年7月訪問
個人的にちゃんぽんが食べたくなった時、これまでは、昔さくら市(の旧氏家町)に住んでいた時から30年以上通っていた、矢板市の国道4号沿いにある某店にお伺いしていたのですが、残念ながら暫く前に閉店してしまいました。
それ以来、ちゃんぽんとは無縁の生活をしていたものの、暫く前からちゃんぽんが食べたい欲求が。で、この日たまたま宇都宮まで行く機会があり、そのついでに、かなり久しぶりに(このブログの過去記事見たら、前回は2010年だった!)お伺いして、ちゃんぽん欲を満たそうかと。
お店に着いた時にはお昼時の真っ最中にもかかわらず、ラッキーなことに、駐車場や店内に空きが。もっとも、程なくして軽くウエイティングが出来るほどに盛況となりましたが。
それでいただくは、数多くのちゃんぽんメニューの中から、もっともスタンダードなこちらの品。注文してから、かなり早い時間での登場となりました。
で、まずはスープからいってみると、だいぶ久しぶりにもかかわらず感じる安心感。ベースとなるコクがあってまろやかな白湯に、野菜や具材の旨味がそこはかとなく溶け込んだ味わいは、長崎の専門店や九州各地の食堂(ちゃんぽんは、九州だと、どこにいってもある印象)でいただくようなものとは違うものの、これはこれでヨシというか。
また、あまり太くないストレートなチャンポン麺は、素早い提供時間からもあまり煮込まれていないことが判りますが、プリシコっとした弾力が強めで、これもこれでヨシ。
それと具は、キャベツやモヤシなど225gもの野菜類に加え、豚肉、小海老や練り物もちゃんと入っています。
あと味変は、卓上のコショウがベストマッチ。香りと辛味が、まろやかなスープをしっかりと引き締めてくれました。
こちらは、同行の家人がいただいた品。っていうか、「スモールサイズでよい」と言っていたのを、「私も食べるから」とレギュラーサイズに変えさせてしまったという。
そんな訳なので、半分ほどいただいたのですが、細麺はパリパリ感が強くて、餡のトロミはかなり強め。味加減は申し分ないですが、練り辛子やお酢、専用のウスターソースで味変すると尚良いですね。
というわけで、どれも美味しくいただき、ちゃんぽん欲も満たすことが出来ました。
ごちそうさまです
令和5年7月訪問
(令和5年)7月半ばになっても梅雨は明けず、さりとて最高気温の予報が摂氏35度を軽く超え、朝から蒸し暑さMAXだったこの日。こんな時は冷たい蕎麦が食べたいと、家人と共にお伺いしたのがこちらのお店。
それで今回私は、冷しエビ天ぷらそばを大盛で。普通盛りでも良かったのですが、逆にこういう日こそガッツリいただこうということで。登場したらツユを全体に回しかけ、ネギを散らしてから、ワサビを付けたソバをとりあえずズズズっと。
で、茹でてから締められたソバは、相変わらず長さが激ロングなのですが、ツルッと感やしっかりとした歯応え、そしてほのかに感じる甘み(良っくと噛めばもっと甘くなりますが、ついつい啜って飲んでしまうので。)が、やっぱり良いですね。っていうか、こちらのお店に通い出して以来、こちらのお店のソバの味がすっかりと馴染んでいるというか、一口啜ればホっと安心できる味わいになっているというか。
それはツユも同様で、醤油と味醂の塩梅が適度だし、塩気と甘みのバランスや出汁感、更には掛けていただくのに丁度良い味の濃さが、これまた安心感あります。
そして大きなえび天は、海老自体のプリプリ感に加え、衣がいつものパキっと固めの揚げ上がりで、最後までクリスプ感が味わえます。他にも、かまぼこやナルト、青菜といった具材が味や食感、そして彩りを加え、また。
最後は、蕎麦湯を丼に投入して、余すところなく。
こちらは、家人がいただいた品。
家人にとっても、こちらのお店の味がすっかり馴染んでいるようで。
というわけで、今回もお目当ての冷たい蕎麦を美味しくいただき、満足でございます。
ごちそうさまでした。
令和5年7月訪問
7月のとある平日。この日は所用のため仕事を休んだものの、二度寝から目覚めても用足しまでには未だ時間がある状況。ならばとバイクに跨がり、向かった先がこちらのお店。
お伺いした当時、朝の営業時間は午前9時30分までだったのですが、午前9時ちょうどに到着したところ、店外で入店待ちしている人影はなし。ひょっとしてオーダーストップになったのかと思い(だって、こちらのお店は、大抵は入店待ちが発生しているという認識だったので。)、恐る恐るドアを開けましたが、未だ大丈夫なようだったので、入り口のところの券売機で食券を買って、改めて入店しました。
それで今回は、券売機のところにPOPがあった限定メニューに惹かれたので、その、「きのこ香る極塩らぁめん」に、味玉追加でいただくことに。それにしても、毎回感心してしまいますが、朝早くからこちらの店主さんと店員さんは、ほんと、気持ちいい接客をしてくださいますね。
食券提出からさほど待たずに登場した、今回のラーメン。その際、店員さんから、キノコの種類と、混ぜてからお召し上がりくださいという説明がありました。なので、写真を大急ぎで撮ったあと、全体をよく混ぜてからいってみたところ、これが、もう!
まずはスープですが、固形分が沈殿しているのか混ぜると濁りましたが、それによってキノコの香りと旨味がベースの出汁と一体になって、とても風味豊かに、そして滋味深く。使われているのは、ヒマラヤヒラタケという種類だそうですが、キノコ特有の味・香り的主張が、マイルドだけどしっかりしているというか。それとこの手のキノコは油との相性が良いので、個人的にはオリーブオイルやバターで炒めることが多いのですが、そんな油との相性の良さというか、キノコ+このラーメンに使われている油分が合わさったコクやまろやかさも、スープに奥行きを与えているように感じます。元々らいけんさんのスープは、深い味わいけどクリアーだという印象でしたが、このキノコのお陰で別物になっていますね。
また細めの麺は、以前に比べると食感が変わったような。このあたり、私の記憶が相当当てにならないので、多分気のせいだとは思うのですが、以前の記憶より加水率が低い、食べ始めが若干ゴワっとした食感。ですが、この味の強い茸味とも言えるスープと、今回の麺との相性は、とても良いと感じます。
そして具にも使われているキノコは、単体でいただくとシコシコっとした歯応えが良いですね。それと水菜やさらし葱のシャッキリ感は良いアクセントだし、追加した味玉子も、ゆる過ぎない黄身の固まり加減が絶妙で味加減もバッチリです。
というわけで、今回も大変美味しくいただき、満足いたしました。
ごちそうさまです。
令和5年7月訪問
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