趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
こちらには、約一年ほど前に改装した直後にお伺いして以来の訪問となりました。
極上みそらぁめん 780円
それで前回はつけ麺をいただいたのですが、今回は、お伺いしたのが平日ということもあり、折角なので平日限定20食の極上みそらぁめんを。で、まず見た目は、後述する濃厚醤油らぁめんと同じようなスープの色に、マー油っぽい黒い液体が少々。また、味噌ダレと同じ味噌を使ったという辛味噌が添えられていました。まずはややトロっとした濃度のあるスープを一口啜ると、これがかなりパンチがある味。と言っても、ニンニクがギンギンに効いているとか脂がタップリ入っているのではなく、使われている味噌の熟成味というか、発酵による陳(ひ)ねた風味が特徴的に感じました。その、どこか酒粕を思わせるような風味が中心にあって、旨味やまろやかさも感じる、何とも濃密で深みのあるスープかと。更に途中から添えられた辛味噌を投入すると、唐辛子の鮮烈な辛味(ちなみに、単体で舐めるとかなり辛いです。)がプラスされ、さらに重層的な味になるように感じました。また麺は、モチモチっとした食感の、かなり太めな縮れ麺。この麺が、スープに負けない力強さを持っているというか。スープ単体で味わうと、結構インパクトの強い味に感じたのですが、麺と一緒に味わうことにより、まとまりのある味になるように思えます。当たり前の事ですが、ラーメンは麺とスープのバランスがとても大事かと。それで、この麺とスープは、そういった意味でとても良く合っていますね。そして具は、柔らかくて香ばしいチャーシューと、黄身がトロトロの煮卵が半個分、そしてメンマ。どれも味加減は丁度良く感じました。それから、薄く細く切られた白菜が、何とも良い仕事をするというか。スープも麺もキャラクターの強い中で、サッパリ感が絶妙な息抜きになっています。
濃厚醤油らぁめん 700円
こちらは、同行者のいただいたものをちょっちだけ味見させてもらいました。で、そのお味は、ストレートに「鶏」を濃縮したという感じのスープに、中くらいの太さのサクっとしたストレート麺が良く合っていますね。昨年夏頃の下野新聞の記事によると、鶏白湯スープを12時間(ちなみに、同記事によるとつけ麺は14時間、しみずは6時間との事。)煮詰めて作るそうなのですが、濃厚さはあるけど食べやすさも兼ね備えているように感じました。
そんなわけで、どちらも美味しくいただいたのですが、それぞれにキャラクターがキチン感じられ、何ていうか、昨年にお伺いした時よりも、強く印象に残りました。ごちそうさまです。
平成23年2月訪問
太陽軒といっても、天津飯じゃなく、宇都宮のラーメン屋さん。(って、こちらのお店に初めてお伺いした人は、十中八九このネタ言うんだろうなぁ。)このところ雑誌やネットで名前をお見かけすることが多く、ちょっと気になっていたお店なのですが、今回初めてお伺いすることが出来ました。
旨塩らぁめん 650円 + 煮玉子 120円
で、いただいたのは、お品書きの一番最初に載っていた旨塩らぁめん。スープは、鶏白湯をベースに、魚の風味を加えたような感じでしょうか。個人的には、最近流行りらしい鶏白湯麺のアップは、濃度であるとかどこまで鶏独特の風味を出すのかとか、作り手ごとの個性が出ていて面白く感じるのですが、こちらのは濃い目の濃度に鶏の風味を若干残した、力強い感じのスープですね。また麺は、中太のストレート麺。いかにも中華麺っぽい香りや若干硬質な歯応えが、力強いスープと合っているように感じました。そして具は、柔らかいチャーシューと、黄身が半熟の煮卵。利用法とも丁度良い味加減ですね。ちなみに、煮卵はデフォルトでも半個分入ります。それと、メンマが印象的というか、味のアクセントになっている気がしました。
餃子セット 200円
あと、一緒にいただいたランチタイム限定の餃子セットも、これがまた。大きめの餃子は野菜メインのあっさりとした味で、焼き加減も丁度良かったです。これが200円というのは、コストパフォーマンス高過ぎだと思います。
というわけで、どちらも美味しくいただきました。ごちそうさまです。
平成23年2月訪問
今回、しばらくぶりにお伺いしたのですが、前回お伺いした時から較べるとお店の周りが区画整理ですっかりと変わっていたのには驚いたというか、おかげで道に迷ってしまいました。それにしても、こちらのお店の人気は衰えないというか、お昼時は相変わらずの混みようですね。
右京野菜らーめん 945円
で、今回いただいたのは、こちらでは個人的に初めてとなる醤油味の、右京野菜らーめん。一見すると、完熟味噌らーめんとスープの色がさほど変わらないのに驚きましたが、実際に味わってみると、当たり前ですが醤油味のスープ。ですが、ただの醤油味ではなく、具の炒め野菜の味が結構効いているというか、おかげでかなりまろやかな味わいになっています。また麺は、ウェーブがかった中太麺。瑞々しい食感がスープや具の野菜と合っています。個人的には、歯応えがやたらと固くないところが良いですね。そして具は、前述の野菜の他、固ゆでタイプで良い塩梅の味付け玉子と、外はカリッと香ばしく中はホロホロのチャーシューなど。それで、具の野菜がたっぷりと入るのに加え、チャーシューも大きくて厚みもあるので、全体的にかなりの食べ応えがあります。
右京餃子(3ケ) 280円
右京おむすび 210円
それから、しそ入りでサッパリとした後味の右京餃子や、熱々のチャーシューご飯を握ったおむすびも、相変わらず良かったですね。(でもさすがに、これらをボリューミーなラーメンと一緒にいただくとかなりお腹いっぱいになりましたが。)
というわけで、こちらで初めての醤油味だったのですが、「醤油」味というよりも、完熟味噌らーめんをいただいた時にも感じた、具の野菜の味を含めてプロデュースされた味という印象で、美味しくいただきました。ごちそうさまです。
平成23年2月訪問
藏(the)つけとろみそ 880円 + 小めし 100円
まずは1本だけ何も付けずに啜った茶色がかった太い麺は、今時の硬質な歯応えにツルツルっとした喉越しも兼備。して、その麺をつけ汁に浸けていただけば、最初の美味が。つけ汁は、豚骨・鶏ガラを乳化しすぎないように炊きつめた物がベースだそうですが、狙いどおり素材のクセは感じられず、更にまぁるい味の味噌だれが加わって、濃厚なのにとってもスムース。そこに、つけ汁に浮かぶ粗く刻まれた白ネギと小口切りの青ネギ、そして麺の上にあしらわれたさらしネギという3種の葱が絶妙のアクセントとなって、それらが麺と一緒に口に入ると、もう。そして、別の容器で提供される魚介だしを少量ずつつけ汁に加えてみると、第二の美味が。加える前に、少しだけ魚介だしを単体で味わってみたところ、香ばしい風味にしっかりと煮出された旨味を感じますが、こちらも素材のクセは皆無。これだけでも十分に美味しいのですが、それをつけ汁に加えると、その香ばしい風味と旨味が元々の動物系つけ汁とマリアージュし、更には加える量によって表情が変化。しかも、結構たっぷりめに提供される魚介だしを全部加えてしまっても、つけ汁がほとんど薄まった感じがしないというのも凄いです。で、それを、丁度良い塩梅の煮玉子や、つけ汁の中に入っている柔らかくジューシーなチャーシューと共にいただき、最後は(平日ランチタイムにサービスとなる)小めしをつけ汁に投入して味わい尽くせば、何も言うことはございません。これまで個人的にいただいた事のあるつけ麺の中では、間違いなくトップクラスの味だと思いました。
ごちそうさまです。
平成23年2月訪問
やみつき!豚玉(ぶたたま)ラーメン肉ダブル半ライスセット(全部普通) 1,080円
ここしばらくの間、『山』の限定メニューはとんとご無沙汰だったのですが、今回久しぶりに、2月8日から販売がスタートしたというやみつき!豚玉ラーメンというのをいただいてみました。で、食券を出す時に、店員さんから「お好みは」と尋ねられたので味の濃さなどは調整可能なようですが、今回は「全部普通」でお願い。やがて、待つこと暫しで登場したのですが、まず見た目は、具の豚バラ肉やもやしと青ネギ、そして(別添えされてますが)生卵など、徳島ラーメンのよう。もっとも、そこは『山』なので、スープ表面には結構な量の脂が浮いていますが。それで早速スープを一口啜ると、かなり濃い目の醤油味に、甘味がわりとハッキリ効かされていました。またベースはこちらの濃厚豚骨スープのようなのですが、醤油の風味が濃いお陰で、件の『山』独特の匂いは隠れている感じが。(逆にマニアには物足らないかもしれませんが。)また麺は、『山』のデフォルト麺との違いがわからなかったのですが、太めのストレート麺が意外に良く合ってます。そして具は、前述のとおり豚バラ肉ともやしと青ネギなんですが、豚バラは濃い味で煮込まれたお陰かパカパカする食感。見た目は(ダブルなのに)少ないと思ったのですが、水面下に結構埋蔵されていました。そして、全体的に味の濃い中、プレーンなもやしが何ともホッとする感じがします。それから、付属の生卵は、卓上のPOPを参考に、ラーメンの麺や具を浸けていただいたり、最後のシメにスープを混ぜて残った半ライスにかけていただいたのですが、甘味の効いた濃い醤油味は、生卵ととても良く合いますね。中でも、最後のシメの卵汁かけご飯は、玉子かけご飯の登場以来、個人的にこれまでに何度か試した『山』のスープ+生卵+白米の中では、最も「アリ」な味でした。
というわけで、実際にいただいてみると、味的にも『山』ベースとした(ステレオタイプな)徳島ラーメンという感じ(あくまで、「感じ」です。)で、個人的には美味しくいただきました。ごちそうさまです。
平成23年2月訪問
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