趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
前の記事でもちょっとだけ書きましたが、令和5年夏の青春18きっぷ旅でのこと。
初日は、新宿まで移動して、そこから新潟行きの夜行バスに乗車し、明けて2日目は、新潟駅前でバスを降りた後、白新線で新発田駅、羽越本線で新津駅とまわり、信越本線で新潟駅へと戻ってきました。
で、次に乗る越後線の列車までちょっとだけ時間があるので、ここで朝食を取っておきたいところなのですが、事前に調べた時、嬉しい情報が。というのも、新潟駅が高架化する前、万代口にあった「やなぎ庵」という駅そばのお店が、この(令和5年)6月に、駅ビルのCoCoLo新潟2階の在来線西改札口付近に、約2年半ぶりに復活オープンしたそうで。(そういえば、今年1月に訪れた長岡駅でも、駅ビルのCoCoLo長岡内に、長岡やなぎ庵というお店が入っていましたが、こちらのやなぎ庵と、何か関係があるんですかね。)
今や貴重になりつつある駅そばのお店が復活するなんで嬉しいことこの上ないので、これはお伺いするしかないでしょう!というわけで、列車を降りた後、西改札口を通ってお店まで。
注文は、店外の券売機で食券を買って店内のカウンターで店員さんに渡す方式のようですが、その券売機の前で暫し悩むというか、そば・うどん類の種類が豊富なうえ、新潟名物タレカツ丼をはじめとするご飯物や、それらのミニサイズとそば・うどんをセットにしたものも多数。しかるにこういう時は、個人的定番としている天玉そばにしようと決めたものの、それも玉子が生卵と温玉の2種類あるんですね。
そばは結局生卵バージョンにして、ついでにいなり寿司の食券もつい購入。それらを提出して、待つことほんの少しで完成しました。
立ち食いカウンターの空いているところに移動して、まずはそばのツユからいってみれば、出汁感はそこそこなれど、味が濃い目なのが良いですね。味付けは、濃口醤油の他、甘みもあるけどより塩気を感じさせますが、かき揚げや生玉子に負ける気がしないところが、もう。
またソバは、やや平べったい乱切りタイプのもの。しっかり目の歯応えからして茹で麺ではなく冷凍ですかね?(自信なし)密度感があり、蕎麦の香りも感じられます。
またかき揚げは、ツユとの馴染みはそこそこ。囓るとアミエビの香ばしい香りが主張しますが、ほかにもイカの小片、タマネギ、ニンジン、葱など種の種類が豊富で、それ故か小ぶりながら食べ応えがありますね。
この手のお店では、蕎麦・うどんと一緒にいただくことがわりとあるいなり寿司。
見た目的に、特に変わったところは無いなというか普通だなと思いつつ口に入れた時、ちょっとびっくり。というのも何気にこの酢飯に使っているお米が、美味しく感じらました。
私の思い込みかもしれないのですが、米どころである新潟の人はお米にうるさいからかもとも思ってみたり。
というわけで、どちらも美味しくいただいて、満足でございます。
ごちそうさまでした。
令和5年8月訪問
(令和5年)8月はじめの頃。この夏の青春18きっぷを使った乗り鉄旅の第1弾として、新潟、長野、山梨と回ってきました。それでこのブログでは、その道中でいただいた食べ物(そのほとんどが、いわゆる駅そばですが。)ネタを続けて。
してその1発目は、旅立ちの夜に宇都宮駅でいただいたそばを。本来なら、駅弁でも買って車内でそれを食べつつ晩酌したいところなのですが、コンコース2階にある(駅弁を売っている)松廻家さんの売店は閉まっているし、同フロアみどりの窓口向かい側のいろいろなお店が入っている売店スペースにはかなり高級な駅弁というか弁当しか無く、初日から贅沢するのも何だと思い、この旅最初の食事は駅そばと相成った次第。
それで今回いただいたのが、冷しかき揚げそば。何となく冷たい、ぶっかけ的な品を食べたくなったもので。
で、まずはソバからいってみると、歯応えマシマシという感じ。こちらのお店は生蕎麦を注文ごとに茹でているそうですが、さすがに再加熱しない冷たい蕎麦は、茹で麺とは違う生蕎麦のしっかりとした歯応えが楽しめます。
またツユは、出汁感はあまりありませんが、ほんの少し甘みの立った万人向けの味わい。冷やしのものでも極端に味が濃かったりせず(たまにあるんです。「冷やし」だとめっちゃ味濃いお店。)、ツユにたっぷり浸かった状態でもソバがしょっぱくはなりません。
そしてかき揚げは、お伺いしたのが閉店約1時間前だったこともあり当然揚げ置きですが、この日の湿度の高さがセンシティブに反映された、しなしな・ぼそぼそ感。もっも、ツユとの馴染みは良く、先述のとおりツユもしょっぱ過ぎないので、箸で細かくしてからソバと一緒に口に入れれば、これがなかなか。
あと、添えられたワサビがとても良かったです。(駅そばの「冷やし」だと、昔はワサビを付けてくれないところが多かったので。)
というわけで、美味しくいただき、腹具合的にも丁度良く満たされました。
ごちそうさまです。
令和5年8月訪問
7月終わりの平日のお昼時。色々あって、宇都宮市の北の方を南北に通る田原街道のあたりまで。で、その時、以前、ネットで調べて気になっていたお店が近くにあることを思い出しました。
昼食も未だだったので、折角だからお伺いしようと思ったものの、調べた時に人気のお店ということも知っていたので、素直に入店できるか、入れなかったら諦めて別のお店になどと思いつつお店にクルマを向けると、駐車場から丁度1台出てくるところではありませんか。店外には行列も無かったので、そのまま駐車場にクルマを入れ、入店。
店内はわりと広く、先客多数。たまたま席が空いており、すんなりと着席できたものの、先客が皆注文した品を待っているという感じだったのですが、それでも注文から15分少々で、私が注文したが到着しました。
それで今回いただいたのが、メニューの筆頭に書いてあるように見えた、この、一喜風中華そば。お店の名前を冠した品は、例えば具だくさんだったり餡かけだったり味付けが変わっていたりと、何かスペシャルなフィーチャーがありがちですが、この品は王道というか、どストレートに中華そば的醤油ラーメンというのが写真入りのお品書きから見て取れたものの、実際に出されると丼の大きさに軽く驚いたというか、普通のお店なら大盛りサイズではありませんか!
で、まずは澄んだ、そして油の適度に浮いたスープからいってみると、鶏ガラと豚骨という動物系、特にこの時たまたまかもしれませんがなかでもゲンコツっぽい香りがハッキリとわかる素材をメイン、これらを濁らせずにしっかりと炊き出した風味と旨味が。そこに、味付け・風味付けの主役である醤油が適度に(当地標準よりはややマイルドに)効かされていて、更に油のコッテリ感もこれまた適度。そこに、白ネギの葷の風味が味を引き締めていて、何とも後を引く味わいになっています。
また麺は、メニューの表記では「中太」となっていますがこのお店では細め(他に太麺もあるけど、この品は中太限定。個人的感覚だと中くらいか中細くらいか。)のウェーブがかったものですが、加水率がそれほど高くないと思われる、食べ始めが比較的硬質でソリッドな食感。もっとも、そういう麺は食べてるうちに極端に柔らかくなったりすることがあるのですが、こちらのは最後まで節度ある食感をキープ。
それと具は、中華そばの王道である、チャーシュー、メンマ、ナルト、ホウレン草、そして海苔。中でもチャーシューは、ペロンと柔らかくも懐かしい風味と味わいで、それとプレーンな味付けのメンマが印象に残りました。
というわけで、今回はシンプルだけど量のたっぷりあるラーメンを、最後まで美味しくいただいたのですが、今度は餡かけ系やチャーハンなど、店主さんの技がわかりやすく堪能できそうなメニューを、是非ともいってみたくなりました。
ごちそうさまです。
令和5年7月訪問
この日、自分でも想定外なことが起きたというか、まさか週末に2日続けてバイクがらみで宇都宮に行く用事が出来るとは。で、この日は、前日とは違うお店に用があったので、そのついでにお店の隣にあるこちらのお店、っていうか個人的呼称「山」で、昼食もいただいていくことに。
それで「山」といえば、ここ暫く特味噌ネギか辛味噌ネギしか食べていなかったのですが、この日も一仕事していた朝っぱらからたいそう暑く、気持ち的にラーメンよりもつけ麺を求めていたので、たいそう久しぶりに、辛味噌つけ麺をば。(このブログで調べたら16年ぶりだった。更に「山」でつけ麺自体8年ぶりだった。)ちなみに前回は酢抜き、唐辛子追加と我が儘なオーダーをしてしまい更にはネギと半ライスまで付けてしまいましたが、今回は味玉の食券を追加したくらいで「全部普通で」とお願いしました。
食券提出からちょっと待って登場したら、早速麺をつけ汁に浸けてズルズルと。
で、まずは麺ですが、山岡家標準の太ストレート麺だとは思いますが、つけ麺でいただくと、固さ「普通」で頼んでもわりと柔らかめの食感。もっとも、茹で(ちなみに、ラーメンだと茹で時間7分のところつけ麺だと9分らしい。実際、私と同時にオーダーが通ったラーメンを注文したお客さんよりも2、3分後に出てきた。)過ぎてクタクタというよりも、しっかり芯まで火が通り、ピロピロしつつもコシがある、個人的には大変好みの茹で加減でしたが。
またつけ汁は、最初に感じたのが唐辛子の果実的フルーティーな香り。っていうか、個人的に最近、唐辛子の香りに以前よりも解像度が上がっている自覚があり、それが果実っぽく感じてしまう今日この頃なんです。あとは、味噌の発酵風味や、豚骨スメルなどなど、山岡家ではお馴染みの香り達。味付けはお酢が効いてますが、塩気というか味の濃さもかなり濃く、次は味「薄め」でいいかなと思えるほど。もっとも、割りスープ(というか、お店標準の白湯豚骨だと思いますが。)が最初から付いていますので、適宜割って味わえば良いのですが、全量投入後でも麺を食べた後のスープ割りの際にもっと薄めたかった感も。それと辛味は、最近辛いもの耐性が落ちてきていることもあってか、ピリ辛よりもちょっと辛めの誠に丁度良い具合だと感じました。(昔は標準だと物足りなかったので、唐辛子を別に持ってきて貰ったんですがね。)
そして具は、「山」のネギ系のラーメンではお馴染みの角切りチャーシューがつけ汁の中にはいっていますが、これも甘辛い味が濃く染みて。あとは、ラーメン類と共通の海苔、そしてホウレン草も。追加の味玉は黄身の固まり加減、味加減とも程良く。
それで麺を食べ終わった後の、つけ汁のスープ割りは先述のとおりもうちょっと薄めたかったのですが、同時にお米も欲しかったというか、半ライス追加してぶっ込んだ方が幸せになれたかもしれません。(悩んだ結果、この日はお腹の容量的に諦めてしまいましたが。)
というわけで、美味しくいただいたものの、いつもの特味噌ネギや辛味噌ネギとは違う難しさというか、その品に慣れていない故に、十分にポテンシャルを引き出せなかった感も。
なので次に辛味噌つけ麺をいただく時は、味薄めや組み合わせるトッピング、サイドメニューなど色々と試してみたいと思います。
ごちそうさまでした。
令和5年7月訪問
梅雨が明けたら、連日のように軽く30 度越えの気温が続いているわけですが、こう暑い日が続くと、暑い盛りの時間帯、いわゆる昼食にいただきたくなるものも、どこか冷たいものになってしまいがち。
そんなわけでこの日も、つけ麺を求めてこちらのお店まで。バイクがらみの用事で宇都宮に行ったのですが、その際、用務先とこちらのお店とがわりと近いことに気が付き、約4年ぶり(ちなみに前回の訪問記)の訪問となりました。
お店には、開店時刻の少し前に、お店の前にある駐車場に到着。ちょうど店舗入口の目の前の枠で待っていたところ、店主さんからその枠はこちらのお店の指定スペースでは無いことを教えていただいたので、バイクを移動。
やがて開店時刻となり、入店してカウンターに着席。お品書きを見ると、つけ麺の種類が色々あって目移りしますが、今回は、以前いただいた品の中からもう一度食べたかったこちらの品を、約10年ぶり(ちなみに前回いただいた時の記録)にお願いしました。
それがこの、(醤油)こってりの大盛り。登場したら、箸で麺を適当に取り、つけ汁にザブンと潜らせていただけば、これが、もう。
まずは手打ちを謳う麺ですが、茹でてから冷たく締められたそれは、太さは中くらいでやや平べったく微妙に捻れた形状。口に入れると適度に固いというか、口当たりのツルッとした感触や、噛んだ時に弾力のある歯応えは感じさせつつも、重さもある食感ですね。
またつけ汁は、濁らせずに炊いた出汁が動物系だけではない素材感と思ったものの自信なし。それよりも醤油っ気が効いた甘みや酸味の殆どないスパルタンな味付けが特徴的で、そこに背脂でコクをプラス。更に、これは10年前にいただいた時の記憶に無い(けど、それよりも前、このブログを始める前にいただいた時の記憶には、勘違いかもしれないけど有る)つけ汁にたっぷり入るワカメが風味がグルタミン酸的旨味をプラスして。加えて海苔もその方向の風味を補強し、ネギが全体を引き締めているような。
それと具は、つけ汁の中に、プリっと柔らかいけど肉々しいチャーシュー、そしてコリコリとした食感で発酵風味のしっかり有るメンマが。
で、最初はそのままズルズルといただきますが、途中から麺にお酢を掛けて酸味をプラスすると、これも、また。
というわけで、だいぶ久しぶりで、多分に勘違いですが前回いただいた時の記憶とは微妙に違ったりするものの今回も美味しくいただいて、大変満足いたしました。
また今後は、バイクがらみで近くのお店を利用することが増えそうなので、必然的にこちらのお店にお伺いする機会も増えそうです。
ごちそうさまでした。
令和5年7月訪問
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