趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
平成23年12月23日。熊本県荒尾市にあった、現存するもっとも古い地方競馬場であった荒尾競馬場が、昭和3年2月の開場以来約83年10カ月の歴史に幕を下ろす事になりました。
その荒尾競馬場ですが、個人的には、競馬のファンになり、地方競馬に関心を持つようになって以来、その有明海に面した素晴らしいロケーション(昔のウェブサイトには、たしか『BLUE-ON-BLUE』というキャッチコピーが添えられていたかと。)などから、是非とも一度行ってみたいと思っていたのですが、とうとうと言うか、平成23年10月20日(木)に訪れる機会に恵まれました。
もっとも、その計画を立てたのは8月の始めから半ば頃だったので、その時は大層ワクワクしながら下調べしたり段取りしたりしたのですが、その後8月の終わり頃から廃止の話が表面化し、9月始めに市長が正式に廃止を表明。そしてお伺いする頃には廃止がほぼ決定し、ある種悲壮な覚悟で現地に向かったのですが、来たからには目一杯楽しむ事に決めました。
で、以下はその記録ということで。
前回、前々回と2回続いた荒尾競馬場グルメの記事ですが、今回が最後。荒尾競馬場に来て、競馬場に来ると個人的に必ずと言って良い程いただくそば・うどんの類がまだだったので、今回利用したした競馬場3階にある特別観覧席(ちなみに席料は500円)内にある食堂でいただいてみることにしました。
具うどん 400円
それでどのそば・うどんをいただくかなのですが、お品書きをみたところそばは無し。何とも九州らしいですね。なので4種類あった(ちなみに他には、玉子、肉、そして焼き。)うどんの中から名前に惹かれて一番安かったこちらを注文してみることに。で、登場したその具うどんですが、「具」と言っても特別変わった物が載っているという訳ではなく、写真のとおりネギ、ワカメ、竹輪、カマボコという一般的な具材が、当地で多い薄口醤油などで味付けしたあっさりとしたつゆのうどんの上に載っていました。ちなみにお味のほうは、何とも家庭的というか。
というわけで、最後にうどんをいただけて満足いたしました。ごちそうさまです。
平成23年10月訪問
前記事に続いて、今度も荒尾競馬場でいただいたものについて。荒尾競馬場のパドック横には4件の食堂が入った長屋があるのですが、そのうちパドックに一番近いのがこちらのお店。もともとこの食堂街で昼食をいただく予定だったのですが、名前に惹かれ、今回はこちらでいただいてみる事にしましまた。
チャンポン 600円
そこでいただいたのは、この競馬場の食堂のメニューや、競馬場に来る途中のお店の看板でよく見かけたチャンポン。チャンポンは長崎県が発祥ですが、天草灘や島原湾、有明海を挟んだところにある熊本県でもよく食べられているのでしょうか?と、話が逸れましたが、このチャンポン。まず見た目ですが、具がてんこ盛りになってますね。早速その具をかき分けてスープからいただくと、濃い目の味付けの、何ともハッキリとした味。荒尾競馬場のウェブサイト(の、『グルメ de 競馬』というコンテンツ)には「荒尾・大牟田地区(特に県境を中心として)の食堂や食品(菓子・加工品)は、炭鉱があったおかげか味の濃い(特に塩味)仕立ての傾向にある。」と書いてあり、まさしくそんな感じですが、ただ味付けが濃いだけではなく、具材の旨味が溶け込んだ、何とも旨いスープですね。また、太いちゃんぽん麺は、煮込まれてもプリっとした食感が残ってます。そして前述のとおりてんこ盛りの具は、イカなどの海鮮系に、豚肉、練り物系のサツマ揚げとカマボコ、そしてキャベツ、モヤシ、人参、キクラゲなどのたっぷりの野菜類。見た目どおり何とも食べ応えのある1杯で、満足いたしました。
ホルモン定食 750円
こちらは、同行者がいただいた物を例によって。で、これがかなりパンチが効いていました。当地の麦味噌(よく見ると麦の粒が見えました)で味付けられたホルモンはニンニクが強烈に(あと鷹の爪も)効き、前述のチャンポン同様濃い味付け。かなりのハードパンチャーなのでご飯が猛烈にすすむのですが、個人的には焼酎がとても欲しくなりました。(この日はレンタカーで来たので断念しましたが。)なんて言うか、個人的にこれまでいただいたことない味というか、九州のモツ煮というのは慣れ親しんだ関東のものとはまた違ったものでしたが、これはこれで好きかもしれません。
とうわけで、どちらも美味しくいただいたのですが、これがあと少しで食べられなくなってしまうのは、やっぱり残念でなりません。ごちそうさまでした。
平成23年10月訪問
先日、用足しとか競馬とか諸々を兼ねて熊本に行ってきたのですが、用足しが済んだその翌日に訪れたのが、福岡県との境にある荒尾市にある荒尾競馬場。今回の旅の目的の1つである競馬って、ここのことだったというか。それで個人的に、競馬場に来ると最初にいただくのはそばかうどんなのですが、荒尾競馬場ではこちらのラーメンが有名とのことで、今回はこちらで朝ラーすることにいたしました。
ラーメン 450円
(薬味でカスタマイズしたラーメン)
で、こちらのラーメン。スープは、久留米系の流れを汲むかのようなどっしりとした濃厚さがあるのですが、いただいた感じから呼び戻し製法を使用していない(違っていたら申し訳ない)為かそれほど豚骨の匂いは強烈ではなく、個人的には風味はどちらかというとマイルドに感じました。そして麺は、当地で良くある中くらいの太さでコシのあるもの。それと具は、あっさりとして肉の味が楽しめるチャーシューと、濃厚なスープと良く合うモヤシ、そして海苔が1枚ではなく2枚というのが嬉しかったりして。また、カウンター上には無料の薬味類が多数置いてあり、熊本ではそれほど見かけない(ような気がする)紅ショウガと、熊本ではわりと見かける(ような気がする)揚げニンニクが置いてあるあたりが、福岡県境にある荒尾のラーメンという感じがしました。
それにしても、競馬場でこれほど本格的で美味しいラーメンがいただけるなんて、ちょっと感動いたしました。でも、この荒尾競馬場は、今年限りで廃止になってしまうんですよね。それが何とも残念というか。
ごちそうさまでした。
平成23年10月訪問
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