たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

新潟県燕市 杭州飯店

 燕三条系(この名前、個人的にはあまり好きではないのですが…。)といえば新潟四大ラーメンのうちの1つであるのですが、だいぶ前にその存在を知って以来、冬というか新潟に雪の便りがあると、何故だか無性に現地に行って食べたい衝動に駆られるようになっておりまして。ですが、ラーメンだけの為に行くことも叶わず(っていうか、行こうとして相方に止められること数回。)、その欲求だけは膨らんできたところであったのですが、前記事のとおり、競馬目当てに金沢まで行くもその時日本海側を襲った大雪の為目的を果たせず帰る事になり、その途中、ちょっと足を伸ばして寄ってくることにいたしました。

 というわけで、三条燕ICで高速を降り、雪のちらつく中、混雑する市街地を走ってお店に。駐車時用にクルマを停め、雪国らしい二重扉の入り口の表の扉を開けたところ、そこで既に脂と出し汁とニンニクなどがない交ぜになった、何ともいえない匂いが漂っていますね。それで店内は、到着したのが午後2時近くだったにも関わらず満席で、ちょっと待ってからの入店となりました。

中華そば 750円
中華そば 750円
 そこでいただくは当然中華そばなのですが、お品書きには、ほかにも様々なメニューが(カレー中華なんて気になりますね)ありました。で、注文してからちょっと待って登場したそれは、スープ表面に一面の脂は浮いているものの、どこか懐かしさを感じるビジュアルというか。まずはその脂とスープをよっくと混ぜ混ぜしていただくと、ガツンとくる醤油と脂。そして後から煮干しが追いかけてくるような感じというか。とても濃ゆい味ですが、本能的に「旨い」って思ってしまいます。また麺は、極太の平打ち麺。茹で加減は結構柔らかめなのですが、そのおかげでスープと一体となって、個人的にはどストライクな味と食感。たまりませんね。そして具は、薬味系の白ネギ、そして特にタマネギが、こってりしたスープに非常にマッチ。チャーシューはあっさりとした懐かしいタイプで、それが逆に合っているというか、スープに沈めてからいただくとイケました。メンマは、色に反してこちらもあっさりとした味付けです。あと、卓上にはコショウがあるのですが、スープの味が強いのでちょっとやそっとじゃ効いてこないというのがすごいのと、意外に七味が合っているように感じました。

半ギョーザ 400円
半ギョーザ 400円
 こちらは、一緒にいただいたもの。注文するとすぐに登場しました。で、1個あたり200円と、栃木県内の価格からするとだいぶ高い印象を受ける(っていうか、栃木県内が餃子の値段安過ぎかと。)のですが、かなりのジャンボサイズで、表面を見ると揚げ焼きしたような質感です。それでとりあえず何もつけずに一囓りしたところ、かなりの熱々。皮はだいぶクタっとなっていましたが、中の餡は肉々しくジューシーかつ密度感がありました。また、卓上のタレは酸味も辛みも入ったタイプで、これを付けるとマイルドな感じになるというか、また良いですね。

 そんなわけで、どちらも美味しくいただいたのですが、何ていうか、昔から受け継がれた味というか、長年当地で親しまれている味なんだなぁ、と思いました。それで長年の宿願を果たせて満足したのですが、これで終わりではなく、またいつか当地を訪れて、またいただいてみたいですね。ごちそうさまでした。

平成23年12月訪問

富山県射水市 北陸自動車道 呉羽PA(下り線) スナックコーナー 北路

 このところの記事のとおり、競馬目当てに金沢に向かったのですが、開催が中止となり、結局は1泊しただけで帰途につくことになってしまいました。
 (大雪の北陸道)
で、その原因となった大雪の中、北陸道を走っていたのですが、その途中、朝食がてらに立ち寄ったのがこちら。

牛煮込みうどん 720円
 牛煮込みうどん 720円
 それでいただいたのは、券売機の一番下に、ひっそりとボタンがあったこの品。(ちなみにここも最近増えてきた食券を買うと自動的に注文が通る券売機です。)まずはつゆですが、色の薄さが富山県でも石川県に近い感じがするというか。塩気も充分で、具の牛肉の旨味と風味が充分に出ています。後述する同行者のいただいたいた品よりだいぶ遅れて提供されたので、その分よっくと煮込まれていると思われます。また饂飩は、つゆの味が染みていますが、煮込んでも歯応えが結構残っています。デンプンなどで強化したタイプの物でしょうか?(間違っていたら申し訳ない。)そして具は、たっぷりの牛肉と、薄くスライスされた餅、それと半熟卵など。それにしても卵と牛肉は良く合いますね。

おにぎり(とろろこんぶ) 110円
 おにぎり(とろろこんぶ) 110円
1口ます寿司 120円
 1口ます寿司 120円
 これらは、うどんと一緒にいただいた物。ちなみに、とろろ昆布のおにぎりには梅干しが入っていました。で、個人的には、どちらも、「北陸」という感じがしますね。(ちなみに、とろろ昆布のおにぎりについては、昆布の交易を行った北前船によって北陸地方にもたらされたなんて話もあるみたいですね。また、北陸三県の他、青森県、宮城県、千葉県、愛知県、兵庫県、鹿児島県などでもごく普通に食べられているみたいです。)

白えび天ぷらうどん 440円
 白えび天ぷらうどん 440円
 こちらは、同行者のいただいた物を例によって。つゆは前述の牛煮込みうどんと共通でしょうか?ですが、こちらは白海老の天ぷらの風味でまた違った味わいに。また饂飩は、結構な歯応えを感じます。前述の牛煮込みうどんとこちらも共通でしょうか?そして具の白海老の天ぷらは、関西や北海道でよく見かける、揚げ玉を固めた様なかき揚げの表面に、富山名物の白海老がビルトインされた物で、つゆに良く馴染むというか、だんだん溶けてくるタイプなのですが、個人的にはこういうかき揚げって好きですね。

 というわけで、いろいろいただいたのですが、どれも美味しくいただきました。また、今回いただいた他にも他にも気になるメニューが沢山あったので、北陸道を利用する時はまた立ち寄りたいと思います。ごちそうさまでした。

平成23年12月訪問

新潟県長岡市 北陸自動車道 大積PA(上り線) スナックコーナー 食事処大つつじ

 前の記事同様、競馬目当てで金沢に向かう途中に立ち寄ってちょっくらいただいたパート2がこちら。実は、もともといただく予定は無かったのですが、休憩で立ち寄った折、目に入った入口の所のPOPに、新潟県内のご当地ラーメンである新潟あっさり系、長岡系、燕三条系などのラーメンが、こちらのPAでいただけると書いてあったもので、つい…。

新潟ラーメン 450円
新潟ラーメン 450円
 で、それらの中から食券を購入したのが、新潟あっさり系のラーメンと思われるこちら。比較的淡い色の、ほとんど油が浮かない極々あっさりという感じのスープは、まさしくそんな感じですね。また麺は、細めでウェーブがかった物。そして具のチャーシューとメンマは、スープ同様ごくあっさりした味付けでした。

 というわけで、有名店の味と直接比較することはできませんが、個人的には、新潟あっさり系のエッセンスは充分味わうことができたというか、「また新潟市内で食べ歩きしたいな。」なんて思ったりして。ごちそうさまでした。

平成23年12月訪問

群馬県利根郡昭和村 関越自動車道 赤城高原SA(下り線) スナックコーナー

 先日、ふと思い立って競馬を目当てに金沢に向かったのですが、その途中に立ち寄り、ちょっくらいただいたのがこちら。

かき揚げそば 580円
かき揚げそば 580円
 こちらは最近増えてきた、食券を購入すると自動的に注文が入るタイプの券売機で、個人的には卵を載せたかったのですが、残念ながらボタンが見あたりませんでした。(天玉そばって需要少ないのかなぁ…。)で、それからさほど待たずに登場。つゆは、関東的味付けの掛けつゆではありますが、塩気が控えめの物。(結果的に、卵入らなくて良かったのかも。)蕎麦は、わりと存在を主張。注文入れてから出てくる時間からして茹で麺使用とも思ったのですが、それにしては歯応えもあって、冷凍との判別は付かず。かき揚げは、玉葱や人参等野菜がメインですが、表面に海老がビルトインされた、結構立派な物。結構ハードに揚げてあり、つゆとはあまり馴染まないタイプです。

酸辣湯うどん 680円
酸辣湯うどん 680円
 こちらは、同行者のいただいた物を例によって少々味見。で、名前のとおり、酸辣湯麺の麺をうどんに置き換えた物なのですが、これが結構イケてました。とろみが付いたアツアツのスープが、この寒い季節には有り難いですね。

 というわけで、ごちそうさまでした。

平成23年12月訪問

栃木県小山市 きそば (JR小山駅 6・8番線ホーム)

 先日、県北の我が家から県南の栃木市までJRで移動する機会があったのですが、小山駅で両毛線に乗り換える際、両毛線ホームに佇むこちらを発見。っていうか、昔からその存在は知ってはいたのですが、営業時間内に来たのは初めてかも知れません。で、そこから漂うつゆの香りに誘われ、つい…。

天玉そば 400円 (食券上は 天ぷらそば 350円 + 玉子 50円)
天玉そば 400円 (食券上は 天ぷらそば 350円 + 玉子 50円)
 それでいただいたのは、個人的定番の天玉そば。黒々としたつゆは、見た目に違わず濃口醤油の味がガツンと来る昔ながらのタイプ。甘味は少なくスパルタンな感じなのですが、個人的には大好きな味ですね。それを、つゆと良く馴染む桜海老と長ネギがメインのかき揚げと生卵でマイルドにして、茹で麺で柔らかめの食感のそばを啜れば、もう。つゆもかき揚げもそばも、全部昔ながらというか、偉大なるスタンダードという感じで、何ともたまりません。そして食べ終わった後は、コップの水をぐいっと一杯。そばが旨いと、これもまた旨いんですよね。

 というわけで、個人的にはたいへん満足させていただいたのですが、宇都宮駅ホームの立喰そばがN○Eの軍門に下った今、こちらのスタンドは、昔ながらの立喰そばの味を守る、この辺りでは貴重な存在のお店なんじゃないでしょうか?誠に勝手ながら、いつまでもこの味を守り続けて欲しいですね。ごちそうさまでした。

平成23年12月訪問

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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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