趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
(令和5年の)ゴールデンウイーク後半。個人的には5連休の予定だったものの、初日の午後にとてもとても嫌な連絡が。結局2日目にギリギリで大きなトラブルは回避できたものの、それまで全くもって連休感がゼロだったという。(何なら、普段の平日よりも、えらい気疲れした……。)
そんなわけで、3日めからまた連休仕切り直しをすべく、バキっと朝ラーでもキメて今度こそ連休に入る心持ちを盛り上げていこうと、このは朝から矢板市にあるこちらのお店まで。
【背脂煮干しそば 970円 + 御用卵の味玉 120円】
【小ライス 120円】
それでいただいたのが、「盛り上げるなら『脂』だろう!!」と思い、背脂煮干しそばに、味玉と小ライス追加で。食券を購入してカウンターに座り、それらを店主さんに渡したら、ワクワクしながら待つこと少しで、ラーメン、そしてライスが登場しました。
で、まずはスープからいってみれば、これが、もう!やり過ぎてないけどしっかり出た煮干しの風味と旨味に、上質な背脂の甘味とコクが加わって、更に、ネギ類の葷の風味とシャキシャキ感、バラ海苔の香りとプチプチ感が合わさることで、極上の味わいに。ちなみに今回、店主さんから煮干しを変えた旨教えてもらったものの、ごめんなさい。私のバカ舌と脳みそでは何がどう変わったか分からず。とりあえず、前回と味や風味が違う気がするけどこっちも美味しい!ということで。
また麺は、モチモチ感とプリっプリとした弾力のある、やや平べったい太縮れ麺。麺自体の味もしっかりと有り、強いスープに負けず、いや合わさって味わいを構成しています。
そして具は、ホロっと柔らかいのとしっとり柔らかい、どちらも良い塩梅の2種類のチャーシューや、ラーメンの味を邪魔しないけど存在感のある太メンマに。そこに追加した、ちゃんと玉子自体の味を堪能できる黄身がトロっ白身プリっとした極上の味玉も、また。あと、ナルトが個人的には嬉しいポイントだったりします。
最後は、残ったスープに小ライスを投入すれば、これも!っていうか、このスープにも白米が合うんですね。(ヤバい。これは次回から白米必須か。)
というわけで、今回も美味しくいただいて、大満足でごさいます。
ごちそうさまでした。
令和5年5月訪問
(令和5年)の5月連休も後半に入ったこの日。今年は特に目立った予定は入れていなかったものの、だからこそバキっと朝ラーでもキメて連休を盛り上げていこうなどと思ってバイクにまたがり早朝の田舎道を南下して一路宇都宮の大谷街道にあるこちらのお店まで。
というのも、お店のブログでこの日のメニューを確認したところ、「観測気球」と称してと或る品を出されるとわかり、ぜひともいただいてみたくなったんですよね。
ですがさすがは大型連休。開店約10分前に到着したところ、既に数組が開店待ちをしている状態。その後午前7時の開店時刻となり、その方たちに続いて入店となったものの、注文時、店主さんから時間がかかる旨(店主さんワンオペですし、丁寧な調理をされますからね。)言われたのですが、この後、特に予定もなかったので全然オッケー。久しぶりにナンノちゃんの下に座ってワクワクしながら待つこと約30分で、お目当ての品とご対面となりました。
そのお目当ての品が、この牛脂のまぜそば。今年の1月、牛脂の和え玉をいただいた時、その図抜けた牛脂の旨さに正直もっと食べたいと思っていたので、それがまぜそばとなったとあれば、いくしかないでしょう!!ちなみに、量は200gと300gが選べ(200gは900円)、更には半ライス(100円)とライス(150円)もPOPには書かれたいたものの、ご飯はまだ炊けていないということで、麺量300gでお願いしました。
で、まず見た目的には、中央に卵黄が鎮座し、写真だとその左に載っている茶色のものが、牛脂の和え玉で見覚えのある、牛脂とタレが一体となったものでしょうか。そこから時計回りに、青ネギ、玉ネギ、メンマ、サイコロ状のチャーシューが載り、全体に挽きたてのブラックペッパーが振りかけられていました。また、それらの具材の隙間から覗く麺は、和え玉の時と違って太い平打ちの縮れ麺になっています。(雷鳥のと同じ?)
急いで写真を撮り、その後素早く全体を混ぜてからいってみれば、これが、もう!!
和え玉でも感じた牛脂の極上なコクと甘さと、醤油ベースのタレの程よいしょっぱさに、まろやかな卵黄、葷の風味とシャキシャキ感がアクセントとなるネギ類と、刺激と香りが味を引き締めるブラックペッパー達が温かい麺に絡み、一口目から旨さ全開!!ほんと申し分ないというか、これ、ずっと味わっていたいですね。
その麺は、チュルっとした口当たりに、噛むとモチモチ感が素晴らしく。
具のチャーシューは、スモーキーな風味と適度な噛みごたえが素晴らしいモモ肉で、プレーンな柔らかいメンマと共に麺の旨さを引き立てつつも、うるさすぎない存在感がお見事です。
ですか、一つ残念だったのが、ライスの不在!わりとタレが残ってしまったのですが、これ、白米と絡めても絶対に旨いやつです!
というわけで、大変美味しくいただいたのですが、この品を今後も定期的に味わえると、いちファンとしては大変嬉しいなぁ、と。(でも、それだと大好きな塩ラーメンや冬季限定の雷鳥とどちらをいただくかで大変悩みそうではありますが。)
ごちそうさまです。
令和5年5月訪問
トラディショナルなというか、私が子供の頃(1970年代)、一大ブームとなった時の味噌ラーメンが食べたくなるとお伺いしているこちらのお店ですが、実は、味噌ラーメンだけではなく、他のメニューも、私が子供の頃のいわゆる「ラーメン屋」さんの味わいが楽しめるんですよね。
で、(令和5年)4月のとある日曜日。家人が「お店のチャーハンが食べたい」ということで探していた、この日のランチ候補に挙がった際、そんな懐かしいメニューをいただこうという目論見で、それに乗った次第。
そんな今回の私のお目当てだったメニューが、この五目そば。私が小さな子供の頃、祖母と出掛けると、普段はラーメンなど外で食べない祖母が、珍しく(しかも何度か)食べていたことを覚えています。
もっとも、そんな記憶の品と同じような品が出てくるかはわからなかった(「スタミナそば・うどん」ではないですが、お店によってバリエーションが相当ある)ものの、出てきた品を見てひと安心。(そうそう、こういうのが食べたかったんですよ。)
で、早速スープからいってみると、これが、もう。塩味のそれは、あっさりとした、ですが旨味など必要十分なベースに、様々な具材の味が馴染み、そこにごま油が適度に香って、記憶にある五目そばの味わいと一致。ほんと、もう、たまりませんね。(そうそう、こういうのが食べたかったんですよ。)
また麺は、他のラーメン類と共通でしょうか。わりと加水率高めっぽい、ポニョっとした噛み心地の中くらいの太さのもので、塩味のスープで際立つかん水の香りも懐かしく。(そうそう、こういうのが食べたかったんですよ。)
そして具は、ミシっとしてるけど柔らかさもある厚めの焼豚が2枚に、白菜、椎茸、人参と某塩ラーメンのCMを思い出す野菜類、更にタケノコ、ピーマン、メンマに茹で卵、そしてナルトと、9種類も載っています。記憶にある五目そばは、肉が片栗粉コーティングされた豚肉だったり、キクラゲが入っていたり、ちょっと高級になると海産物がナルトではなくイカだったりエビだったり(しかも片栗粉コーティング済み)するものの、色々載ってるって、単純に嬉しいものです。(これはこれでヨシ!)
こちらは、一緒にいただいた品。
やっぱりここの餃子は旨いというか、焼き目がサクっとした皮に、しっかりと味が付いた餡が、また。
以前いただいた時の記憶と比較して、餡の味が濃かったりニンニクの風味が強い気もしたのですが、そのあたりは体調でも感じ方も変わりますし。で、今回は味が濃いめに感じたこともあり、醤油は使わずお酢を付けるだけでバッチリでした。
こちらは、先述のとおり家人がいただいた品。
例によって少々味見させて貰い久しぶりにいただきました(次は半チャーハン食べようと毎回のように思うものの、次に来た時は毎回のように餃子を頼んでしまっているので……。)が、やっぱりここのチャーハンは実に自分好みというか、シンプルながら味が決まっていて、具のプレスハムが泣かせます。
というわけで、ほぼ目論見通りだった五目そばをいただけたのはもちろん、今回もどの品も美味しくいただき、大満足でございます。
次にお伺いした時は、今回のように懐かしのメニューや、今回触れなかった豊富な定食類にするのか、結局味噌バターラーメンと餃子にするかはわかりませんが、こちらのお店は「これまで何を食べても外したことない」と家人共々思っておりますので、今後も色々といただけたら良いなぁ、と。
ごちそうさまでした。
令和5年4月訪問
ふとどこかのお店に行きたくなった時でも、それが人気店のお昼のピーク時間など、長く待つことが前提となると腰が引ける私と家人ですが、ゴールデンウイークの初日のだったこの日は、何故だかそれでもいいやとばかりに、平日休日問わず開店直後には満席になってしまう大田原高校前のこちらのお店まで。
で、お店には正午を少し回った頃に到着しましたが、空きスペースもわずかだった駐車場にクルマを停め、お店に入ると、店内はテーブル席が満席で、座敷も相席できそうなところは2卓のみ。しかも、店内の半分くらいのお客さんが、注文した品を待っているという状況でした。
これは長丁場になると覚悟を決め、座敷の卓の1つに相席させてもらってから、とりあえずカウンターまで行き注文を。その際もお店の方に「お待たせしてしまいますが」と言われたものの、この日はそこで諦めるという選択肢は無かったので、そこから待つこと45分あまり。だいたい予想していた時間で、注文した品々が登場しました。
【ひたし天ぷら(そば) 750円 + 中盛り 250円 + 玉子 50円】
それで私が今回いただいたのが、ひたし天ぷらの中盛りに生玉子という組み合わせ。
ソバは若干太め若干短めで野趣溢れるもの。挽きぐるみ蕎麦粉を使った色の黒い、いわゆる分類上の「田舎そば」とは違うというか、むしろ色白なのですが、これぞリアルご当地田舎そば。
ツユの器にくっ付いたわさびをソバの小山に移したのち、ソバをツユにザバと浸けたのちズズズっと豪快に啜り込めば、茹でたて締めたての適度にウエッティーな適度に冷えたソバに、甘みが少なく濃口醤油がガっと効いた温かいツユが絡んで、これが、もう。そばなのに脳ミソにガツンとくる味というか、おちょぼ口で上品に食べていたのでは、このソバの良さはわからないと思います。
あとは、ソバにワサビを付けたり、ツユに七味に振り入れたり、シナっ一部カリっとしてツユにはよく馴染むけど決して溶けないかき揚げを囓ったり、卵黄を割ってそばやかき揚げに絡めたり、合間にホウレン草を挟んだりと、色々楽しみながら食べ進めば、あっという間に小山になっていったソバが消えて無くなってしまいます。
こちらは、家人がいただいた品。
初めてこちらのカレーそばをひたしでいただいて以来、すっかりハマっているというか、このお陰で、混んでいるお店が苦手な家人を、こちらのお店に来させる理由になっているというか。
ただ、普通盛りだとソバの量が多いようで、残りは私が美味しくいただきますが、色が透明だけどしっかりとカレー的スパイス感のあるツユは、ほんと、こちらならではですね。
というわけで、今回もどれも美味しくいただいたのですが、以前は大盛り+家人の残りを普通にいただけた私の胃も、最近では中盛り+家人の残りでベルトを緩めたいほどパンパンになってしまうのが悲しいところ。(「加齢」ってヤツで、こればっかりは仕方が無いんですけどね。)
ごちそうさまでした。
令和5年4月訪問
(令和5年)4月下旬の日曜日。この日も、家人とランチ(っていうか、どこでラーメンもしくはそば・うどんを食べるか)の相談をしていた時、今回は私が食べたくなってお伺いすることにしたのが、大田原市役所前のこちらのお店。
開店15分前に到着すると、駐車場には既に開店待ちと思しきクルマが停まっていて、そろそろ頃合いかと並び始めると、その後も開店までにクルマが何台か。更に開店後も続々とお客さんが増え、気が付くと店内はかなり賑やかに。
それでこちらのお店。限定やサイドメニューを含め、品数が大変多いんですよね。で、鶏白湯が食べたいというくらいでお伺いしちゃったものだから、メニューを決めるのにちょっと迷い、更にサイドメニューもどうしようかと迷っているうちに注文が遅くなったもの、入店から20分程でお願いした品々が登場しました。
それで結局私がいただいたのが、初来店以来気になっていた旨辛鶏そばを、辛さが5段階、少ない方から「旨辛」「中辛」「大辛」「激辛」「痛辛」のうち、中辛と迷って大辛で。
早速スープからいってみたところ、ベースとなる濃いけど濃すぎないスムースな鶏白湯に、唐辛子のヒリつく辛みがしっかりと主張します。ちなみに、この辛みの元は、かつてとがらし生産日本一だった頃の大田原市で作られ、そして今も作られている「栃木三鷹(とちぎさんたか)」という品種で、辛みの強さも特徴の一つだそう。それにしても、辛いものわりと好きを自称しながら実はこのところあまり辛いものをいただいていなかったので、大辛だと味わっていただける限界近い辛さに感じますね。(旨辛か中辛で十分だったかも。)
それと麺は、中くらいの太さのもので、ムニっとした噛み心地。鶏白湯との相性を考慮しかのような食感というか、良く合っていると思います。
そして具は、しっとりとした鶏チャーシューが白眉。加えて細めのメンマは柔らかく、良い塩梅。更に、具と言うよりも薬味ですが、鶏白湯と相性の良いタマネギ、白ネギ、青ネギに、中央の赤いのは辛みの元でしょうか?今回のは大辛にしてしまったので、スープ自体が既に辛くて正直変化はあまり感じなり無かったものの、中辛や旨辛だと、良い味変になったかもしれません。
こちらは、一緒にいただいた品。
名前のとおり、栃木三鷹が使われていますが、辛みはピリ辛程度で、サクサクの衣、ジューシーな鶏肉、適度に掛かった甘酸っぱいタレの中で、ほんと、良いアクセントになっています。
こちらは、家人がいただいた品。
実は家人がこちらのお店に来るのを快諾したのが、この品を見つけたかららしいのですが、実際いただいてみても「また食べたい」と満足だった様子。
もちろん私も味見させて貰いましたが、麺からして私がいただいたのとは違うプリッとした食感で、もはやトマトソースと言うべきスープも秀逸。これは丸々一杯味わってみたいです。
というわけで、どれも美味しくいただいたのですが、同時にどれもまた食べたくなる味わいで。なのでまた、お伺いしないと駄目ですね。
ごちそうさまでした。
令和5年4月訪問
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