たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

宮崎県宮崎市 辛麺屋 輪(りん)

 先日所用で旅行がてら宮崎に行った時にいただいた食べ物関係の第4弾は、前の記事の日南市からこの日の宿泊地である宮崎市内に戻って、当地名物の一つである地鶏を使った料理で一杯(で済んではいないんですけど)引っかけた後、〆にお伺いしたこちら。

 ところで宮崎県には、最初にいただいた『宮崎ラーメン』と言うべき物の他に、延岡市が発祥の『辛麺』というご当地ラーメンがあり、挽肉やニラ、溶き卵と、たっぷりの唐辛子が入った辛いスープに、そば粉を使った独特の食感の麺という特徴があるそうです。それでその辛麺をいただけるお店が宮崎市内にもいくつかあり、その中で今回お伺いしたのが、宮崎市内の繁華街にあるこちらのお店。飲み屋さんなんかがいくつも入ってるビルの結構奥まったところにあったので、ちょっと迷ってやっとお店を見つけ入ったのですが、店内には若い男女のグループが、見るからに辛そうな麺を、ごく当たり前のように啜っていました。

 それでこちらも席について早速注文なのですが、カウンター上に置かれたこちらのお店の注文方法が入ったクリアファイルを見ると、辛さ(レベル0~100まで出来るらしいです。お店のお勧めは8倍とのこと。また、レベルによって値段が変わります。)、サイズ(レギュラーかハーフか。)、麺の種類(デフォルトのそば粉を使った通称『こんにゃく麺』の他、中華麺、うどん、そしてご飯も可。)、トッピングの有無(無料の物と有料の物があります。)を選ぶようになっていて、とりあえずレギュラーサイズでトッピング無し、こんにゃく麺で、そして辛さは何も考えずというか何となくレベル15でお願いしてみました。

辛麺(レベル15) 1,000円
辛麺(レベル15) 1,000円
 丁度店内のTVでやっていた日本シリーズを見ながら待つ事少しで登場。まずは、唐辛子で真っ赤に染まったスープをいただくと、見た目通りの鋭い辛さ!ですが、使われているのが辛さ一辺倒の唐辛子ではないようで、上手に食べればさほど苦戦せずにいけるレベルです。また、唐辛子の他には、若干甘味の効いた動物系のあっさりしたベースのスープに、ニンニク(結構ゴロゴロ入っています)とニラの風味、そして、卵とじ状になった溶き卵のまろやかさという味の構成なのですが、個人的には一口いただいた瞬間、栃木県矢板市にあるやしおさんのタンタンメンの味を思い出したというか、似ていて驚いたというか。また麺は、最初に書いたとおりそば粉を使った独特のもので、韓国冷麺と同じらしいのですが、暖かい為か冷麺のゴムゴムした噛み切りにくい食感というよりも、通称のとおりコンニャクのような、歯応えはあるけど噛み切れる面白い食感です。

 というわけで、栃木から遠く離れた宮崎の地で、まさかの馴染みのある味に出会って正直驚いたのですが、それも含めて美味しくいただく事が出来ました。ごちそうさまです。

平成24年11月訪問


追伸
 いただいている時の辛さ的には平気だったのですが、これだけ大量の唐辛子をニンニクと共に摂取したものだから、夜中にやっぱり。嗚呼、またやっちまったよ…。

宮崎県日南市 郷土料理 おび天 蔵

 先日、所用で旅行がてら宮崎に行った時にいただいた食べ物関係の記事の第3弾なのですが、宮崎入りしたのが目的の用事の前日の午前中だったので、その日は久しぶり宮崎を堪能しようかと。

 それで前の記事の青島から、今度は日本100名城の一つである飫肥(おび)城跡に行ってきたのですが、飫肥城がある日南市の飫肥地区には、魚のすり身と豆腐を練り合わせ味噌や黒糖などで味付けして揚げた『飫肥天(おびてん)』という郷土料理があるそうで。で、飫肥城跡周辺にもそれがいただけるお店がいくつかあり、その内の一つが、飫肥城の市営観光駐車場(無料)の隣にあるこちらのお店。店頭でも(タイミングが良ければ)揚げたての飫肥天が買えるのですが、飲食コーナーが併設されていて、飫肥天をはじめとする郷土料理をいただけるようになっています。

そば 600円
そば 600円
 そこでいただいたのがこちらのそば。実は『おび天そば』という飫肥天が別皿で3枚付くメニューがあり、それを狙ってのお伺いだったのですが、ふつうのそばにも飫肥天が1枚入っているのをお品書きの写真で見つけ、注文はそちらに。で、そのそば。つゆのかえしは、薄口醤油を使ったと思われる色の薄さなのですが、出汁に個人的には馴染みのない風味が感じられます。当地の出汁はいりこや椎茸を使うらしいのですが、それと当地の醤油が混ざった風味ですかね?蕎麦は、香りはそれなりにあり、歯応えも適度。そして飫肥天ですが、ミシっと締まったような結構しっかりとした食感で、噛みしめると甘味とでコクが感じられ、また材料に使われている魚の存在感もありますね。正直これ単体で、酒飲みながらいただきたいです。

冷やし飴 300円
冷やし飴 300円
 こちらは、同行者がいただいた物。で、これと一緒に、店頭で買い求めた揚げたての飫肥天(写真撮り忘れました…。)をいただいていたのですが、その揚げたての方を味見させて貰ったところ、これがそばに入っていたものよりもかなりの旨かったというか、揚げたては魚以外の材料である豆腐の存在感が、食感と味の面でより感じられるというか。

 というわけで、そばや冷やし飴のお値段だけ見ると観光地価格ではあるのですが、飫肥天は1枚80円から売られており、しかも揚げたてはかなり美味しかったので、また当地を訪れる機会が有れば、その時は是非ともまたいただいてみたいと思います。ごちそうさまでした。

平成24年11月訪問

【飫肥城大手門付近】
飫肥城大手門付近

宮崎県宮崎市 パラボラチョ・カフェ (宮崎県立青島亜熱帯植物園内)

 先日、所用で旅行がてら宮崎に行った時にいただいた食べ物関係の記事の第2弾なのですが、宮崎市内で前の記事であげたラーメンをいただいてから向かったのが、水曜どうでしょうのロケ地としても(一部で)有名な、宮崎市の青島。そこでロケ地の海岸に行ったり、ついでに青島神社にお参りしたのですが、更に、青島に渡る橋のたもとにある、青島亜熱帯植物園というところにも寄ってみました。

パラボラチョセット 500円
パラボラチョセット 500円
 で、熱帯植物観賞大温室などを見学した後、ちょっとのども渇いたということで、大温室の出入り口の所にあるこちらでちょっとひと休みした時にいただいたのが、3種類のトロピカルフルーツのジュースが味わえるこのセット。写真左から、パッションフルーツ、グァバ、マンゴーのジュースとなっているのですが、のどの渇きを癒やすには、どれもちょっと「濃い」というか。お値段からしてフレッシュジュースでは無いとは思いますが、量的にもどれもたっぷり有り、味の違いも楽しめるので、なかなかに良かったです。

 今回は季節的に、園内に花の少ない(それでも、大温室内のベンガルヤハズカズラはとても綺麗でした)時に来てしまったのですが、次は別の季節に来て、もう一度花々と、お品書きにあったトロピカルフルーツ(季節によっては宮崎特産の日向夏も)を使ったスイーツを堪能してみたいですね。ごちそうさまでした。

平成24年11月訪問

【ベンガルヤハズカズラの花】
ベンガルヤハズカズラの花
【水曜どうでしょう『絵はがきの旅2』ロケ地の青島海岸】
水曜どうでしょう『絵はがきの旅2』ロケ地の青島海岸
【水曜どうでしょう『絵はがきの旅2』ロケ地のモアイ像】
水曜どうでしょう『絵はがきの旅2』ロケ地のモアイ像

宮崎県宮崎市 栄養軒

 これからしばらく、先日所用で宮崎に行ってきた時にいただいた食べ物関係のネタが続きますが、その第1弾がこちら。

 九州でラーメンと言えば、豚骨などの白湯スープがベースになっている場合が多いのですが、各県というか各地域ごとに結構な違いがあり、当然宮崎県にも『宮崎ラーメン』と言うべきものがあります。で、それは比較的あっさりとしたスープに太めの麺という組み合わせというのが多く、他にも、突き出しにたくあんが出たり、具に細いモヤシが載ったり、薬味にはニンニク醤油という物が使われたりする特徴があるそうです。

 個人的には、だいぶ昔(確かコーチというドラマをやっていた頃だったっけなぁ…。)に宮崎市内に泊まった時、お店の名前は忘れましたが繁華街の一角で美味しくラーメンをいただいた記憶があるのですが、それがどんな物だったかは今となっては曖昧というか。なので、そんな宮崎ラーメンをちゃんといただくべく、今回は宮崎神宮近くにあるこちらの老舗ラーメン店にお伺いすることに。お店に着いたのは午前11時を少し回ったところだったのですが、結構広い店内にはお客さんが沢山入っていて、程なく満席になる程の人気ぶりでした。

肉デラ 680円 + 玉子 50円
肉デラ 680円 + 玉子 50円
 そこでいただいたのがこちらの肉デラという品。ちなみに「デラ」とは「増し」の事で、「肉デラ」とはラーメン肉増しに、「麺デラ」は大盛りに、「Wデラ」は大盛り肉増しとなるそうで。(更に増す場合は「3倍」とか言っていたような。)あと、お品書きを見て珍しく感じた生卵も、追加でトッピングしてみました。それで突き出しのたくあんが出された後、ちょっと待ってから登場したそのラーメン。丼表面の、写真だと奥の黄色い部分は焦がしラードが浮いており、そのおかげか食欲をそそる何とも香ばしい香りが。しかしあえて、まずは焦がしラード以外の部分をレンゲですくっていただいてみると、白湯豚骨にしてはワイルドなカドが無く、わりとあっさり目ながらも旨味と塩気はしっかりと感じられ、ニンニクの香りも効いています。そのベースに前述の焦がしラードの部分を混ぜることにより、スープにコクと香ばしさが加わり、味にパンチが出てきました。そのスープに合わせられる麺は、中細のストレートタイプ。自家製麺だそうで、スープとの相性も良く、また、シコシコっとした食感も良い感じです。それと具の、水面下に結構な数が埋没してたチャーシューは、九州らしい薄切りでその味付けは薄口醤油を使っているのとの事ですが、わりとシンプルというかスパルタンな感じ。そして細いモヤシは、モヤシ自体の風味と歯応えが強いもので、飴色のメンマは良い味のアクセントとなっているように感じました。また途中から生卵を崩してみたのですが、元々のスープがしっかりした味のためか、絡んだ麺とチャーシュー以外はさほど影響を受けないというか。あと薬味のニンニク醤油ですが、生ニンニクと薄口醤油をミキサーで混ぜた物のようで、少量加えてみたところ、塩気とニンニク風味がアップして、味の輪郭がハッキリする気がします。ですが、入れすぎ注意というか、調子に乗って終盤に追加投入したところ、少々しょっぱくなってしまいました。

ラーメン 550円
ラーメン 550円
 こちらは、同行者がいただいた物。わりと気に入っていたようで、優しくて全体のバランスの良いところをほめておりました。

 というわけで、だいぶ久しぶりに宮崎市内でラーメンをいただいたのですが、かすかに残る以前の記憶よりも、今回の方が、美味しくいただけたのは間違いのないところというか。ごちそうさまです。

平成24年11月訪問

ウインズ宮崎・JRA宮崎育成牧場訪問記 【平成24年11月3日(土・祝)】

JRA宮崎育成牧場内の風景

 今回、所用で宮崎まで来たのですが、そのついでにお伺いしたのが、宮崎競馬場跡ある、JRAのウインズ宮崎と宮崎育成牧場です。


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ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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