趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
前の記事の武田氏館というか武田神社を後にして、あとは自宅へ帰るだけとなったのですが、降り続く大雪の影響で、甲府盆地から外界に繋がる道路はどこも通れなくなってしまい、急遽、甲府市にて一泊することになりました。それで何とか取れたJR甲府駅近くの宿にたどり着き、とりあえずは夕食となったのですが、当てにしていた駅ビル内の飲食店というか、駅ビル自体が大雪の影響で早じまいしていて、(ここに来るまでで疲れ切っていたこともあって)「今更探すのは…」という感じに。なので(個人的には申し訳ないけどあまり気乗りしない)コンビニ飯を覚悟したところ、目に入ったのがこちらのお店。相方とも相談した結果、ささっとそばでも啜って済ませちゃうのも良かろうということで、お伺いすることにしました。
月見そば 340円
魚肉ソーセージ天 80円 と なす天 80円
お店に入ると基本のそば(うどん、あと黄そばもありました)は口頭で、トッピングやサイドメニューの一部は自分で取る、讃岐うどんのチェーン店などでお馴染みのセルフ方式となっていたのですが、そんな中チョイスしたのがこちらの品々。それで何となく(天ぷらを取ったにもかかわらず)サービスの天かすを投入し、まずはつゆを一口啜ったのですが、ダシ感はそこそこなれど味加減は良い塩梅というか、天ぷら入れても大丈夫なくらいの塩気が嬉しいです。また蕎麦は、茹で麺かどうかはわかりませんが、それっぽい柔らかい食感とそこはかとない蕎麦の香りが個人的には好みというか。で、ここまでいただいてから気が付いたのですが、こちらのお店は、同じ山梨県内にあるJR小淵沢駅の(駅弁と)立ち食いそばの業者さんが出しているお店だったんですね。(壁にその旨書いたものが掲げてありました。)どうりで、駅の立ち食いそばっぽい味だと思ったというか、小淵沢駅は個人的に何度か乗り換えで利用していて、その際、何回かは立ち食い蕎麦をいただいた覚えがあったりして。また天ぷらは揚げ置きですが、なす天はつゆに浸すと良い感じだし、逆に醤油掛けていただくのが気分の魚肉ソーセージはたまにいただくと妙に旨く感じるというか。
いなり 70円×2個
こちらは、一緒にいただいたもの。っていうか、この日はこちらを含めて朝から麺類が続いていた(ちなみに、自分が、そば、ラーメン、そば。相方がラーメン、ラーメン、そば。)ので、見つけた相方が相方が気を利かせて取っていてくれていたというか。で、そんな状態だったので、お米がとっても美味しかったです。あ、もちろん、お揚げさんの濃いめな味付けも、悪くなかったですよ。
きつねそば 370円
こちらは、相方がいただいたもの。で、相方によると「美味しかった」とのことでした。
というわけで、個人的には懐かしさも手伝って美味しくいただいたのですが、それより何より、この日は、人の手の加わった温かい食事が大変有り難かったというか。おかげで人心地つくことができ、本当に助かりました。こちらのお店を偶然見つけたことは、本当に(栃木ローカル?の某ラジオCMじゃないですが)「出会いとご縁に感謝」という感じです。ごちそうさまでした。
平成26年2月訪問
前の記事で書いたラーメンをいただいたあとお伺いした、甲府にあるもう1つの日本100名城が、現在は武田神社となっている、武田氏館跡。躑躅ヶ崎館(つづじがさきやかた)という名前の方が通りが良いかもしれませんね。
ここ2つ(ちなみに前記事と前々記事)の記事のとおり、ふと思い立ってお城目当てで山梨に来たのですが、思い立ったと言っても、当地でいただくラーメンは行きがけにしっかりと調べたというか。
それで、今回お伺いしたのがこちらのお店。「時は昭和38年、消えかけた支那そばを日本で初めて復元した。」と謳い、『支那そば』という名前にかなりのこだわりを持っていらっしゃる有名な店のようですね。お店の前の駐車場が一杯だったので近くの提携駐車場にクルマを停め、相変わらず容赦なく降り続く雪の中をちょっとだけ歩いてお店に向かいましたが、そんな天気にもかかわらず、かなり広い店内の入口付近には、待っているお客さんも結構いました。
ワンタン麺 800円
そこでいただいたのが、「いただくならやっぱり、こだわりの『支那そば』かな。」と思っていたものの、お品書きを見て急遽変更したこちら。個人的にワンタン麺って、なんか好きなんですよね。それで注文からちょっとだけ待って対面したのですが、まずはスープを一口啜ると、醤油の色が濃くて油の結構浮いたそれは、こちらの勝手な予想に反し(事前に調べる時、味に関してはあまり調べないようにしているので。)て「甘味」を感じましたが、単純に調味料から来る甘さというわけでは無く、なにやら奥深げな印象。また、基本的には澄んだスープながらもエキス分というか旨味も結構強く、味わいは力強く感じますね。そして麺は、加水率低めっぽい若干ゴワっとした食感の縮れ麺。細いながらもキャラクターがあり、スープにも負けていません。それとは食感が対照的なのが、薄手でツルッとしたワンタンで、中の餡は少量でもスパイシーな存在感がありました。で、この麺とワンタンを同時に口に入れると、食感の対比がたまらないというか、この手のワンタンならではの楽しみ方ですね。あと他の具ですが、大ぶりで厚みのあるチャーシューは、最初はかなり煮込まれた様な食感なのですが、スープに浸けることでしっとり感が増し、また、肉の味も堪能できました。他には、懐かしい感じの味付けのメンマに、チャーシュー同様大ぶりなナルトなど。それにしても、最初にスープを一口啜った時もそうですが、それ以外の「甘味」が印象的な一杯だったというか、スープ以外にも、チャーシューやワンタンのなどからも、様々な種類の甘味を感じることが出来ました。
支那そば 700円
こちらは、同行者がいただいたもの。私がいただいたワンタン麺からワンタンを除いたもの(成り立ちとしては逆ですが)のようですね。それで同行者も、「美味しい」と申しておりました。
というわけで、とっても美味しくいただきました。ごちそうさまです。
平成26年2月訪問
昨年の10月以来になってしまった日本100名城巡りなのですが、今回は日帰り(の予定だったんです…)で山梨県甲府市にある2つのお城にお伺いしようかと。(前の記事で書いた「ふと思い立って日帰りでちょっと甲府まで行こうかと。」というのはこういう理由でして。)で、初めにお伺いしたのは、甲府の市街地のまっただ中というかJR甲府駅のすぐ近くにある、甲府城です。
もう先月の事になってしまったのですが、ソチ冬季五輪が開幕した日。その開会式をテレビで観た後、ふと思い立って日帰りでちょっと甲府まで行こうかと。それで早朝に自宅を出発し、雪の中、東北道、北関東道と走って関越道のこちらに到着。ここで朝食と相成りました。
かき揚げそば玉子入り 600円
そこでいただいたのは、いつものこちら。それでまずはつゆですが、割としっかりとした塩気が好印象。蕎麦は若干ツルツル過ぎる気もしますが、個人的にはそれ程違和感のない食感。また、かき揚げが特徴的だったというか、タネにあさりのむき身が入っているのが珍しく感じたというか。
みそら~めん 600円
こちらは、同行者がいただいたもの。例によって少々味見させて貰いましたが、ニンニクがガツンと効いた、極めてわかりやすいお味というか。
それにしても、これがこの日、一日3食麺類をいただくことになる最初の食事になるとは、この時思いもしなかったというか。ごちそうさまでした。
平成26年2月訪問
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