趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
1月に行った二泊三日の四国(とちょっとだけ広島)旅行。1日目に予定していた愛媛県の宇和島、そして大洲と順調に予定を消化していったのですが、この日の宿泊地は今日明日の行程のみを考えた結果、四国中央市というところに。ですがその四国中央市に評判のラーメン店があると知り、宿に向かう前にお伺いすることにしました。
それで、高速のインターを降りてから、進むにつれ真っ暗になっていく周囲に焦りつつカーナビの指示どおりに進むこと暫し。お店に着いたのは午後6時前という時間帯のせいもあってか店内は空いていましたが、入店した途端、仕事にこだわりのある店主さんのお店特有の、ある種の緊張感が感じられました。そんな中、選ぶために必要な情報がちゃんと書かれたお品書きをさっと一読し、以下のものをお願いしました。
魚介醤油 700円 + 味玉 100円
こちらは、私がいただいた品。お品書きに「節の効いた鶏白湯醤油」「ただし好き嫌いが有ります」などと書かれていたのですが、まずはスープを一口啜った時、まさしくそのとおりの印象を受けました。ベースの鶏白湯は、鶏をギュっと濃縮させたような、若干のワイルドさを含む「強さ」があり、更に節がパンチを効かせて、それら両方で旨さをグイグイと力押ししてきます。また味付けに用いられる醤油は当地のものでしょうか?普段いただき慣れているものよりもまろやかな印象を受けました。それが醤油そのものによるものなのか、はたまた一手間加えられている為なのかはわからなかったのですが、鶏と節にガッチリと組み合って、とても力強い味になっていますね。そして、それに合わせる麺は、太目で捻れの付いた平打ちタイプ。国産小麦を使用しているというその麺は、ちゃんと小麦の味がして、更にモチっとした食感がスープと良く合ってます。それと具は、チャーシューもメンマも、追加の味玉も良い塩梅で、それぞれにこだわり感も伝わってきました。あとキクラゲのコリコリっとした食感とプレーンな味が良い息抜きになっていますね。
豚めし小 200円
こちらは、一緒にいただいたもの。ご飯の上には刻み海苔、そしてその上にサイコロ状の甘辛い煮豚、天盛りに青ネギの小口切りが載っているのですが、これはもう、間違いが無いお味。特に、煮豚の絶妙な甘味がご飯との相性をアップさせているように感じました。
中華そば 650円
こちらは、お品書きに「店のオススメは中華そば+豚めしです」と書かれるイチオシの品ですが、同行者がいただいたものを例によって少々味見させてもらいました。で、油が結構浮く澄んだスープは、「鶏と魚介のWスープ」「イリコが効いた懐かしいけど新しい味わいを目指しました」と書かれているとおりのお味で、細ストレート麺とも良く合っています。また、前述の豚飯との相性も抜群(余談ですが、豚めしは魚介醤油でも合わないことはないと思ったのと同時に、個人的には白めしと合わせた方がより好みかなぁと感じました。)
というわけで、どの品も、とても美味しくいただいたのですが、今回いただかなかった品々も気になりますし(特に、「天ぷら中華」は追加でいただこうかかなり迷いました。腹の調子での関係で断念しましたが、結果的に後悔してます…。)、今回いただいた品達から考えるに、どれもキャラクターのある美味しい品であったのではないかと。再びお伺いするにはとても難易度の高いお店ですが、それでもいつか又行けたらなぁ、なんて思います。ごちそうさまでした。
平成27年1月訪問
確か、自分が子供の頃、購入した『国鉄監修 交通公社の時刻表』に、写真付きで郷土料理を紹介するカラー頁があったのですが、そこで南予地方の料理が紹介されたことがありました。当時、鉄道大好きでたいへん食い意地の張った(それは今でも変わらないですが…。)子供だった私は、角張ったデザインが大好きだったキハ181系気動車を使用する宇和島行きの特急しおかぜ号と共に、「いつか特急しおかぜ号に乗って宇和島に行って食べてみたい」と憧れに近い思いを抱いたものでした。その後、高校生の時に初めて四国の地を踏んで以来、宇和島は何回か通り、また特急しおかぜ号にも乗った(キハ181系ではなくなっていましたが)のですが、旅程の関係などで、宇和島駅の外に出たことはありませんでした。
と、前フリが大変長くなりましたが、1月に行った二泊三日の四国(とちょっとだけ広島)旅行で、最初の目的地として訪れたのが、その宇和島。それで今回、宇和島に来た主目的は、日本100名城の1つにもなっている宇和島城なのですが、それと同時に、前述のとおり昔いただいてみたいと思った当地の郷土料理も合わせてという感じで。で、事前にネットで調べたところ、こちらのお店を発見。とうとう、永年の宿願(って、そんな大げさなモノじゃ無いですけど。)を果たす時がやってまいりました。
伊予さつま 1100円
今回、何品か注文し、同行者と分け合っていただいたのですが、その中でまず登場したのが、伊予さつま。ちなみに伊予さつまとはとは、(お店や家庭によって作り方に差異はありますが、概ね)焼いた魚の身と焼いた麦味噌をすりつぶして出し汁で延ばした物をご飯(こちらのお店では麦飯)に掛けていただくという料理で、ぽてっとした濃度がある汁は、思った以上に濃密な味わい。そこに、具の糸コンニャクが食感のアクセントとなり、また、薬味のミカンの皮と青ネギが清涼感をプラスするという感じ。で、これが麦飯と合わさると、味の良さもさることながら、とても滋養が付く気がしますね。
ふくめん 600円
お次に登場したのは、こちらのふくめん。ちなみにふくめんとは、細切りしたコンニャク(もしくは糸コン)に砂糖やみりん、醤油、出し汁などの味を煮含めたものに、紅白の魚そぼろとミカンの皮、青ネギでデコレートした料理で、子供の頃に見た時に唯一「これだけはちょっと…。」(当時、コンニャクと魚そぼろが苦手だったので。)と思ってしまったりして。ですが、今いただくと、どちらかというと見た目を楽しむ料理らしいのですが、糸コンも魚そぼろも上品な味付けが良い感じで、丁度良い箸休めになりました。
宇和島鯛めし 1500円
そして最後に登場したのが、真打ち的な一品である鯛めし。ちなみに、愛媛県にはどちらも有名な、東予地方の炊き込みご飯的なものと、ここ南予地方の、鯛の刺身と薬味を生卵入りのタレと混ぜてからご飯に掛けていただくものという2種類の鯛めしが有ります。それでそのお味ですが、良い塩梅のタレに生玉子のまろやかさが加わり、そこに旨味の強い鯛の刺身、海藻類の磯の香り、ゴマの香ばしさが何とも良いハーモニーを奏でちゃってるというか。また、鯛は当地で養殖された鯛一郎クン」というものが使われていたのですが、500円高で地元の天然物も(数量限定で)あるようです。で、個人的には、こちらので十分過ぎるくらいだったというか、正直なところ、もう一人前くらいいただきたかったです。
というわけで、どれも大変美味しくいただいたのですが、それと同時に、念願が叶って、とても満足いたしました。ごちそうさまです。
平成27年1月訪問
今年(平成27年)の1月9日から二泊三日で四国とちょっとだけ広島に行ってきたのですが、今回から、その時のネタが暫く続きます。
で、その一発目は、羽田空港から飛行機に乗る前にいただいたこちらのお店。この時、わりと早い時間の飛行機だったので、羽田空港に着いたのもそれなりに早い時間だったのですが、それ故、ターミナルビル内のお店もあまり開いていないという状況でした。でもそんな中、丁度開店したこちらのお店を発見。朝から天丼というのも少々ヘヴィな気もしたのですが、旅立ちでテンション高まった状態だったので「いってしまえ!」ということで。
羽田海鮮天丼 980円
それでいただいたのが、第2ターミナル店オープン記念というこちらの品。ちなみにこちらのお店、昨年12月1日に開店したそうですね。で、どの辺が「羽田」なのかはわからなかったのですが、あなご、海老、いか、鮭、ほたて、いんげんと、6種類もの天ぷらが載った豪華版。(しいて言えば、あなごですかね?)注文してから「やっぱり、ヘヴィ過ぎたかな」と正直思ったのですが、天ぷらが揚げたてサクサクだったということもあり、以外とすんなり完食できました。
というわけで、美味しくいただきました。ごちそうさまです。
平成27年1月訪問
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