たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

栃木県さくら市 江戸切りそば ゆで太郎・上州 もつ次郎 氏家店

 こちらのお店に、今年1月にお伺いした時にいただいた「新春クーポン」には、トッピング類も何種類か含まれていたのですが、それを使って、レギュラーメニューに無いある食べ方を試したいなと、常々考えておりました。
 で、クーポンの使用期限も近づいてきたので、この日のランチにお伺いすることに。

 それで入店したら早速食券購入ですが、まずは、今回の食べ方のキモとなるコロッケの食券を。
 次に、メインというかベースとなる、かけそばが付くセットメニューの中から、3月はかつ祭り100円引きとなっていることもあり、ミニカツカレーセットを。
 そしてついでに、生たまごの食券も。
 そう、今回のお目当ては、関東圏の立ち食い的そば屋さんではお馴染みの、コロッケそばを、玉子入りで試してみたかったんです。
 しかし、クーポン使う予定だったコロッケの食券を真っ先に買うという失態……。(アタマの中が「コロッケ。コロッケ。」ってなってたので。)もっとも、その程度で店員さんの手を煩わせるのも何ですから、そのまま提出しますがね。

【ミニカツカレーセット(温) 730円 + 生たまご 70円 + コロッケ 100円】
ミニカツカレーセット(温) 730円 + 生たまご 70円 + コロッケ 100円

 それから少し待って番号が呼ばれ手渡された、今回いただく品々。これだけの品数だと、さすがにトレーいっぱいに並びますね。それを席に運んだ後、今回のお目当ての食べ方とすべく、生玉子をそばの丼に割り入れ、コロッケも載せて、いざ。
 それで自作したコロッケそばですが、こちらのコロッケは揚げたてなので、それだけでコロッケそばとしてのグレードが上がった感。アツアツのコロッケに、出汁感があって味付けも適度に濃いツユが徐々に染みて、何とも良い感じです。
 またそばは、お店標準の細麺で、コロッケそばのような食べ方には正直、もう少し太い方が好みなのですが、お店からしたら元々想定されていない組み合わせたと思うので。ただ、これはこれで、勿体ない感はあるけど悪くないです。
 更に途中から玉子を割って味変すれば、これも、また。某そばチェーンのX(旧Twitter)アカウントでコロッケ+生玉子という食べ方を推していましたが、成程こうなるのか、というか、ただ単に足しただけではない味わいになったかと。ちなみに、某アニメでは、玉子を入れてかき混ぜてます(あれはそばではなくうどんでしたが)が、コロッケを割ればかき混ぜずともジャガイモがわりと溶け出すので、個人的にそこまでする必要は、と。(でも、好きに食べればいいと、個人的には思いますがね。)
 あと、オマケ的扱いになっちゃいましたが、ミニカツカレーも良い感じというか、ルーはそれほど辛くなくともスパイス感は十分だし、ルーに旨味がちゃんとあって、カツも驚くようなサイズじゃ無いけど十分なクオリティです。

 というわけで、どれも美味しくいただきましたが、これに限らず、もう少しばかり、コロッケそばにチャレンジしても良いと思わせられた、今回の一食でした。
 ごちそうさまです。

令和6年3月訪問

静岡県伊豆市 イズーラ修善寺 (伊豆箱根鉄道修善寺駅 改札外)

 前の記事でも触れましたが、この(令和6年)春に、「青春18きっぷ」で行った静岡方面日帰り旅。
 その旅の目的の一つが、静岡・神奈川県下に路線を持つ、伊豆箱根鉄道に乗るということなのですが、そのうち駿豆線という路線の終着駅である修善寺駅は、近年とみに有名になった駅弁が売られていたり、また駅構内の「イズーラ修善寺」という施設内には蕎麦などがいただける飲食コーナーがあったりと、ちょっとしたグルメスポットになっているというか。

 当然のことながら、今回の旅では、伊豆箱根鉄道乗車と合わせてそれも目的としていたので、修善寺駅に到着した後、可及的速やかにイズーラ修善寺へ。施設の奥の方が飲食コーナーとなっていますが、食券は入り口近くのレジで買うスタイル。
 そこで、今回いただくそばと、そのセットメニューの名前を告げたところ、「えっと、どれだっけ。」とちょっと心配なリアクションだったものの、程なくして「あ、Bセットね」となり、無事食券購入。あとは、飲食コーナーのカウンターにそれを出すのですが、出した後で調理する様子を見ていると、蕎麦は生麺を一度茹でだ後で冷水締めし、それを再び温めてかけそばにするなど、一般的な駅構内の立ち食い店とは違う、ちゃんとした調理方法に驚きました。
 それから程なくして登場した、今回いただいたセット。そばには地元特産の椎茸が載り、更には伊豆と言えば有名なワサビをご飯ものにした、これらだけで伊豆を満喫できるメニューとなっています。

 注文からあまり待たずに、まずは生わさびごはんのセットが登場。可愛らしいサイズのワサビの他、調味用の醤油、そして鰹節とカツオかマグロのフレーク様のものが添えられています。そのワサビを陶器製おろし金ですりおろしていると、程なくしてそばが登場しました。

【しいたけそば生わさびごはんセット(しいたけそばBセット) 980円】
しいたけそば生わさびごはんセット(しいたけそばBセット) 980円 のしいたけそば
しいたけそば生わさびごはんセット(しいたけそばBセット) 980円 の生わさびごはん

 で、まずは伸びないうちにとそばから口を付けることに。
 それでツユを一口啜ってみたところ、出汁感ビンビン。味付けのベースは濃口醤油ですが、みりんも良い塩梅に効いていて、まさしくストロングスタイルな味わい。そこに静岡県らしく、青ネギの薬味が加わって、これは良いですね。
 また驚いたのがソバで、調理するところを見ていたので想像は出来たのですが、歯触り、噛み応え、更には蕎麦の香りもしっかりあって、駅そばのレベルでは無いかと。(個人的には、駅そばで一般的な茹で麺も大好きですがね。)これなら温かいかけではなく、冷たい方がより、蕎麦自体をの味や風味や食感を、しっかり味わったほうが良かったかもしれません。
 そして具のしいたけが、また。ふっくら煮上がっていて、程よい甘辛味がしみていると共に、椎茸自体の旨味も濃厚。これは文句なしです。

 それと、生わさびごはんは、ワサビの辛みが鮮烈!!
 ワサビをおろしてからそばを一通りいただく間放置してちょっと時間が経った=その間おろしワサビが空気に触れていたいた所為か、そもそも当地のワサビの持つ辛み成分が強力な所為かはわかりませんが、不用意に口に入れると、鼻、そして喉に、咽せるほどの刺激が。
 ただ、一口に食べる量を加減するなどしていただけば、辛みは強いものの、生わさびならではの何とも良い風味も十分に感じられ、これが、また。鰹節やフレークも良く合っています。

 というわけで、どちらも美味しくいただき、加えて伊豆半島の味わいもだいぶ堪能させていただいたのですが、特にそばは、駅そばのレベルを超えていたというか。
 なのでまたお伺いして、今度は冷たいそばもいただきたいけど、修善寺は遠く……。
 ごちそうさまでした。

令和6年3月訪問

静岡県静岡市 富士見そば (JR静岡駅 1・2番線ホーム)

 「旅せよ平日!JR東日本たびキュン♥早割パス」、通称「キュン♥パス」を使って新潟・長野方面を旅した数日後、今度は「青春18きっぷ」を使って静岡方面に日帰りで。
 で、その旅の目的の一つとしたのが、静岡駅の在来線ホームにある、「富士見そば」という立ち食いスタンド。記事にした前回訪問時や、それ以前にもここでは食べたことがあるのですが、近年、ここの或る品が話題且つ人気になっているようで。

【チーズそば 550円】
チーズそば 550円

 それがこの、チーズそば。
 一見???な組み合わせですが、出汁、そして醤油味とプロセスチーズの相性は良い筈です。
 で、まずは、チーズが良く混ざらないうちにツユからいってみると、出汁感そこそこ、甘みはそれなりに効いていますが、濃口醤油っ気、塩気とも強めの、立ち食いそば、駅そばではトラディショナルな味わい。個人的には好みドストライクという感じですね。
 そこに、天かすの油っ気とコクや、ソバに絡んだチーズの、良い意味での乳臭さやまろやかな味わいが加わると、これが、もう。あと、濃口醤油が味のベースなのに薬味のネギが青ネギというのが、何とも静岡っぽいですが、チーズと青ネギとの相性はバッチリです。
 またチーズか絡んだソバは、茹で麺だと思いますが、比較的しっかりとした食感のもの。そのままでも味わってみたいです。
 それと、この蕎麦で特徴的なのが、薬味というか味変アイテムがタバスコというところ。1人1本というわけではないので、他にこの品を食べている人が居るとわざわざ出してはこないようです(なので、隣のお兄さんが使っていたものを借りた)が、この相性も素晴らしいというか、辛みと唐辛子の香りの他、酸味が良い感じに効いてくれます。ちなみに、辛いものが好きな人なら、量的に結構入れちゃっても大丈夫だったというか、味がそうそう破綻しませんでした。

 というわけで、目的の品を美味しくいただいて、満足いたしました。
 実はこの立ち食いスタンド。お伺いするにはなかなかにハードルが高かったり(近年、営業時間がかつてと違って午後1時30分までとなった。)するのですが、今や貴重な存在となったホーム上の店舗と言うこともあり、是非ともまた何時かお伺いしたいと思います。
 ごちそうさまでした。

令和6年3月訪問

新潟県新潟市 名物 万代そば (立喰コーナー そば・うどん・カレー)

 ご当地グルメなど、かつては地元の人に愛される、だけど他所の人からすると知る人ぞ知る存在だったものが、SNSの普及や、SNSで話題になったものを各種メディアが取り上げる流れなどから、今やすっかり有名な存在になるなんてことがわりとあると思うのですが、個人的には、旅行の際の楽しみだったご当地グルメが探しやすくなった反面、特定のお店にお客さんが集中したりするので、正直なところ痛し痒しという感じだったりします。

 で、そんなご当地グルメから、今や有名な存在となったもののひとつが、新潟市内の万代シテイバスセンター内にある、立ち食いそば店のカレーライス。
 個人的には、この手のお店が大好きなこともあって、以前から宿題のようになっていましたが、この春、JR東日本が売り出した「旅せよ平日!JR東日本たびキュン♥早割パス」、通称「キュン♥パス」を使って新潟・長野方面を旅する際、時間を作って立ち寄ることに。
 ちなみに万代シテイバスセンターに来るのは約8年ぶり(前回はご当地グルメ「イタリアン」の「みかづき」というお店にお伺いするために。)だったのですが、年季の入った建物がピカピカにリフォームされていて驚きました。(ごく最近、耐震補強の関係でリニューアルしたそうで。)

 それでその1階にある目的のお店も、未だ真新しい感じが。それにしても、平日の午前9時過ぎという時間にもかかわらず、立ち食いカウンターはほぼ満席で、受け取り口には軽く行列ができているというのが、すっかり有名になった証というか。私も食券を買ってその列に並びましたが、ざっと8割以上の、下手すると9割以上の人が、件のカレーライスを注文しているようでした。

【半そば 260円 + イカ天ぷら 160円】
半そば 260円 + イカ天ぷら 160円

 しかし行列と言っても回転は速く、食券提出からあまり待たずに登場した、今回食券を買った品々。「おい、カレーはどうした?!」とツッコミが入るかもしれませんが、折角の立ち食いそば店だし、券売機に半そば、半うどんのボタンを見つけたので。それとついつい、イカ天の食券も買ってしまいましたが、出す際に、イカ天はそばに載せるかカレーに載せるか確認されました。(そうい需要もあるんですね。)
 で、まずはツユからいってみると、出汁感、醤油っ気、甘みなど、全て中庸というか、王道の立ち食いそばっぽい味わい。味付けがビシっと濃いめなのも嬉しいところです。そこに、刻み海苔の風味が、かなり主張しますね。
 またソバは茹で麺でしょうか?そのわりには、しっかりした食感というか。これ、普通にそばだけでもしょっちゅう食べたいレベルですね
 更に追加したイカ天ぷらですが、イカがかなり柔らかく、易々噛み切れるレベル。当然揚げ置きで衣はポソ系ですが、ツユとの馴染みは良いので、口に入る時には気になりません。

【普通カレーライス 530円】
普通カレーライス 530円

 カレーの辛さでしたがやられる前にと、ソバを速攻で啜ってから手を付けるのが、ここに来た目的のカレーライス。ちなみにカレーライスは、ミニ、普通、大盛り、ルーのみと4種類の食券がありましたが、ミニカレーライスを食べている人が多かった印象。私は普通にしましたが、カレーの皿を持つと、ずっしりとした重量感がありますね。
 で、一口いただけば、これが、もう。
 写真だと赤っぽい色合いになってしまいましたが、実際にはもっと黄色っぽい色合いのルーは、小麦粉(いや、うどん粉、もしくはメリケン粉と言った方がそれっぽいか。)的もったり感がありますが、舌に載せるとかなりのスパイシーさ!加えて以外と辛く、小さな子供の頃なら食べられなかったレベルですが、大人になった今では、その辛さも旨いと感じらるレベルかと。
 中に入っている肉は豚肉でしょうか?野菜は、タマネギ、ニンジンといった王道のもの。
 あと、カレーライス単体でいただいてもブラボーですが、これ絶対、ソースも合う味。ただ、食べ始めたカウンターからソースの置いてあった場所が遠かったので、今回は断念したのは勿体なかったなぁ、と。

 というわけで、長年の宿題だった品を美味しくいただいて大変満足したのですが、カレーライスではなくカレーそばもいってみたい(カレーそば+半ライスという組み合わせも地元では人気らしい。)ですし、個人的スタンダードの天玉そば(こちらでは、野菜天ぷら玉子そばという名前)もいってみたいですし、また新潟に来る機会、ないものですかね。
 ごちそうさまでした。

令和6年3月訪問

栃木県さくら市 中華そば みやこ家

 最近歳と共にあまりコッテリした、濃厚な味の食べものに対しての欲求が働かなくなるのを自覚している(といってもこの1週間ほど前、山岡家をキメてしまったから説得力皆無ですが。)今日この頃の私ではありますが、この日は、朝から妙にコッテリ濃厚なものが食べたい気分。
 従って、お昼はその日行けそうなお店の中から(って余談ですが、暫く前から、とある事情で平日のお昼は外食か買い弁続きなんです……。)そんな品が食べられるお店をチョイスするわけですが、今回お伺いしたのが、コッテリ濃厚なつけ麺が食べられる、こちらのお店。

【海老つけめん 1,140円 + 半ライス(平日ランチタイムサービス)】
海老つけめん 1,140円 + 半ライス(平日ランチタイムサービス)

 で、今回は、以前は冬季限定メニューだったこちらの品を。っていうか、昔からこの品、何となくですが好きというか、気が付くと毎年のように、合計すると結構な回数いただいているんですよね。
 登場したらまずはチャーシューと標準で載る味玉を、グラグラ沸き立つつけ汁へと投入して暖めるのと同時につけ汁の温度を多少冷ましたあと、麺を適宜投入してズルズルと啜れば、これが、もう。
 コッテリ濃厚な豚骨ベースのつけ汁に、海老の旨味と香ばしい風味が合わさって、ゴリゴリと力押しで旨いと「わからせ」られる気がします。それと以前は旨味が強過ぎて味付けが引っ込んで感じられることがあったと記憶しているのですが、今回のは味加減もビシッとキマっているのも良かったというか。
 また、グミモチシコっとした極太麺はいつもどおりの食べ応えで、コッテリ濃厚なつけ汁とがっぷり四つでも負けない力強さ。更に、つけ汁を纏った味玉や、つけ汁の中で更にトロトロになったチャーシューも良い感じです。
 それで麺を食べ尽くした後は、何と平日ランチタイムサービスになった半ライスを、残ったつけ汁の中に。個人的に、ここのつけ汁はただスープ割りにするのは勿体ないので半ライスをオーダーして投入することが多かったのですが、それがサービスで出来るなんて!ここで半分ほど残しておいた味玉とチャーシューも活躍。

 というわけで、目的のコッテリ濃厚な味を、今回も美味しくいただいて、満足いたしました。
 ごちそうさまです。

令和6年3月訪問

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馬 たひお (@uma_tahio)
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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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