趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
北海道3日目。釧路の宿から向かったのが、この日、目的とするものがいくつかある根室市。それで、そのうちの一つが納沙布岬にあるこちらのお店だったのですが、昔、お店のことを知った時は、ここで日本最東端のラーメンがいただけるとのことでした。ですが今回、それを目当てにお伺いして、いざ注文と言うことでお品書きを見ると、あら…。そこには、ラーメンの文字は無くなっていていました。
さんま丼セット 1600円
しからばといただいたのが、こちらの名物であるさんま丼と、花咲ガニの鉄砲汁を組み合わせたこのセット。っていうか、こちらのお店についてネットで調べた時に一番出てきた品がこのセットだったりしたんですよね。それでまずはさんま丼ですが、丼の表面には銀色に輝く、いい塩梅に味の付いたサンマが一面に敷き詰められていて、それをご飯と共に豪快にいただけば、もう!まだシーズンには若干早いためか、サンマは冷凍物(その旨ちゃんと表記してあります。)ですが、それでも十分美味しいですね。(むしろ、冷凍物の方が、寄生虫に対するリスクが無くなって良い面も。)また鉄砲汁は、今がシーズンである筈の花咲ガニの旨味、そして風味が汁に溶け込んで、こちらも美味。そしてボリュームも結構あります。ただ、カニ(厳密には、花咲ガニはカニじゃなくてヤドカリの仲間なんですが。)汁の常で冷めてくると若干風味が落ちるように感じるのですが、そのつくり故にスピーディーにいただけないのが少々もどかしいというか。でも、殻ごと煮ないとこの味は出せないんですよね。あと付け合わせの昆布の煮物が、何気に良かったというか。
カニカレー 800円
こちらは、同行者がいただいたもの。例によって味見させて貰いましたが、ルーの中には、花咲ガニと思われる蟹肉がゴロゴロ入っていて、それがカレーと以外なマッチングの良さ。カレーの懐の広さを改めて実感すると共に、それに負けない花咲ガニの旨味もすごいな、と。
というわけで、目的とした品はいただけなかったのですが、逆にそのおかげで名物をいただけて、それはそれで良かったです。ごちそうさまでした。
平成27年7月訪問
このところ続いている夏休みの長旅@北海道の話。まだ途中なのですが、日程的には丁度前半が終了したので、ここでこれまでのおぼえがきを。
北海道2日目の目的地は、道東の釧路市。個人的に釧路ラーメンというものを、是非一度いただいてみたかったのですが、事前に調べたところ、営業時間や立地から、こちらのお店に決定。宿に着いた後、近くの居酒屋で軽く一杯(もちろんそれじゃ済みませんがね。)やって、その〆に、ほろ酔い加減でお伺いしました。
店内は、カウンターのみで奥に細長い感じ。午後7時前という夏場だとまた宵の口というべき時間だったので、先客は数組といった感じ。それで早速注文なのですが、どちらもお店のスタンダードっぽく思えた醤油ラーメン、塩ラーメンを1つづつオーダーし、(お行儀悪いですが)同行者と分け合っていただくことにしました。
塩ラーメン 700円
それでまずは塩ラーメンからなのですが、まずはスープを一口啜ると、節系と鶏ガラの風味と旨味、更には野菜の甘味が加わって、かなりあっさりして、塩気はちゃんと感じますが優しい味わいというか。また、スープがシンブルだけに、表面に降られた白ゴマや薬味の白ネギの香りが、効果的なアクセントに感じられます。またそこに合わせる麺は、細く縮れた個人的にはオーソドックスに感じるものですが、意外なほどに歯応えがある(ただし、変に固いということはありません。)というか、ちゃんと「麺喰ってるぞ!」という気にさせてくれる食感と喉越し。そしてわりと歯応えを感じるチャーシューや、細めだけどしっかりと味が付いてコリコリしたメンマは、どちらもトラディショナルなものですが、だからこそ、この麺とスープに合っているんじゃないでしょうか。
醤油ラーメン 700円
醤油ラーメンは、ベースのスープのあっさり、かつ優しい感じに、醤油という馴染み深い風味が加わることによって、とてもわかりやすいキャラクターになっていたというか。また麺やチャーシューは共通だと思いますが、醤油味とのマッチングも良いというか、チャーシューとメンマはこちらの方がより合っているように感じました。
というわけで、どちらも美味しくいただいたのですが、どちらが良いという話ではなく、ほんと、好みの問題。それにしても、こういうベーシックな、毎日いただけるようなラーメンが、釧路ラーメンというものなんですかね。飲んだ後の、お腹も心もホッと落ち着きました。ごちそうさまです。
平成27年7月訪問
かつて北海道に、国鉄広尾線という、帯広駅から広尾駅を結ぶ路線がありました。それで今回の旅の途中、偶然にもその終着駅である広尾駅の近くを通ったのですが、その際、広尾駅が現在は広尾町鉄道記念館となっていることを知り、個人的にも広尾線にはちょっとした思い出があったりしたので、急遽立ち寄ることにしました。
襟裳岬を堪能して駐車場に戻って来た時、駐車場に面する2軒のレストハウスのうち、先ほど立ち寄らなかったほうに、あるものを発見!それは、今日のこれまでの道中でも見かけてもので、同行者によると、(同行者が好きでよく見ている)旅の動画によく登場し、興味本位でいただいた者は結構な確率で返り討ちにされているという品でした。
昆布ソフトクリーム 380円
それがこの昆布ソフト。作るところを見ていると、まずカップの底に昆布パウダーを投入したのち、マシーンからソフトクリームを絞り入れ、そして仕上げにまた昆布パウダーを、写真でも判るとおりたっぷりと振りかけるという、それだけで結構手強そうな感じが。で、店のお姉さんが「よく混ぜてお召し上がり下さい」とのことだったので、そうしてからいただくと、バニラアイスに昆布パウダーの塩気がマッチして、今流行の「塩スイーツ」といった感じの味わい。もっとも、その塩気の後に、昆布が持つ旨味と、更にその後方から磯の風味が追いかけてくるのですが。そういえば昆布って、昆布飴とか、昔からお菓子に使われてきた食材なので、そうそう変な味にはならないよなぁ、なんて思いながら完食いたしました。
というわけで、個人的には全然アリという感じだったのですが、ネタ的には若干肩すかしという気がしないでもなかったというか。ですが同行者に味見させたところ、一口で悶絶。バニラ+磯の風味が激しく駄目だそうで。やはりこの辺は、好みが激しく分かれるみたいですね。ごちそうさまでした。
平成27年7月訪問
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