たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

旅のメモ エバー航空利用 団体で行く初めての台湾2泊3日 【平成27年10月25日(土)~27日(月)】 その1

 このところ暫く続いた台湾がらみの記事ですが、最後は例によって、旅のおぼえがきを。


台北捷運(ちょっとだけ)乗車記 【平成27年10月26日】

台北捷運板南線忠孝復興站

 ここ暫く続く記事のとおり、10月下旬に2泊3日の台湾旅行をしてきた際、MTRやmetro Taipeiとも呼ばれる台北捷運(タイペイジェユン)にちょっとだけ乗ってきました。で、これが、個人的に海外の鉄道初体験となったわけで。


中華民國(台湾)台北市 林東芳牛肉麺

 台北での麺類食べ歩きパート2ですが、時間的にも腹具合的にも最後となりそうだったので、今回の台湾最後の1杯を何にするか相当悩んだのですが、結局牛肉麵の超有名店にお伺いすることにしました。

 先程のお店の最寄り駅であった忠孝敦化駅からまた台北捷運(MTR)に乗ってお隣の忠孝復興駅へ。そこから暫く歩いて(10分以上掛かります。)お店に向かうのですが、到着する頃には大汗をかいてしまいました。(10月の終わりなのに台北は暑いですね。)で、到着したのは丁度12時頃。お店の前には人だかりがしていて、暫く待つのを覚悟したのですが、お店のマダムに招き入れられ、丁度1つ空いていた真ん中のテーブルに。ちなみにこちらの林東芳牛肉麺って、老店と呼ばれるものすごく狭い本店の両側(本店の両隣は別のお店なので、更にその隣)に支店があり、混雑状況によってはそちらに案内されるらしいのですが、この狭いけど厨房が丸見えでとても雰囲気のある老店でいただけるなんて、個人的には超ラッキーです。

牛肉麵(湯)小 140元
牛肉麵(湯)小 140元
 そんな中いただいたのが、ベーシックな牛肉麵(湯)。ちなみにサイズは大と小があったのですが、大は麵が2倍になると言うことで、おとなしく小をチョイスしました。それでまずは、黒っぽいけど澄んだスープを啜れば、牛肉由来のシンプルな旨味ですが、大量の材料から煮出されたような豊かさというか奥行きも。それと油がわりと浮いているおかげでコッテリ感もかなりありますね。また麺は、太さ(結構太かったです)といい食感といい茹で置きのうどんを連想させたのですが、もっちりとした噛み応えもあって、個人的にはかなり好きかも。そして具の牛肉は、筋っぽいものが入る断面からスネ肉を縛って煮込んだものでしょうか。柔らかいけど歯応えも残っていて良い食感。また八角の香りは、スープよりもこの牛肉から来ているように感じました。あと途中から、目の前に置かれていたオレンジ色した半固形状の特製ラー油を投入すると、牛脂がベースなので更にコッテリしますが、唐辛子と漢方の風味が加わってまた旨いですね。

小黄瓜 30元
小黄瓜 30元
 こちらは、一緒にいただいたもの。台湾の麺類というか麺の食事って、先程の但仔麺もそうだったのですが、豊富なサイドメニューと共にいただくというのが一般的なんでしょうか?こちらのお店もテーブルの上には様々に小皿が並んでいましたが、その中からこちらをチョイス。ニンニクとスパイス、そしてゴマ油?が効いていますが基本的にはサッパリとした味で、コッテリした牛肉麺のスープと良く合っていました。

 というわけで大変美味しくいただいたのですが、味自体もさることながら、お店のマダムの客あしらいが良かったですね。私が日本人だとわかると、日本語で色々と説明してくれましたし、待っている間も話しかけてくれました。そんなわけで、今回の旅行で最後に訪れたのが、こちらのお店で本当に良かったというか。吃飽了(チーバオラ)!

平成27年10月訪問

中華民國(台湾)台北市 度小月 台北忠孝店

 台湾3日にして最終日。この日の予定は出発までフリーとなっていたのですが、朝一番に台北捷運(MTR)で台北101に行った後、空港に向かうまで初日にお伺いした欣葉で飲み食いするという一行と別れ、台湾に来てから初のソロ活動。時間とお腹の許す限り、麺類の食べ歩きをしてみようかと。

 それで最初に向かったのが、擔仔麵(但仔麺)の有名店である度小月の支店。ちなみに擔仔麵(但仔麺)というのは、台南発祥の麺料理で、中でもこの度小月の本店がつとに有名なんですが、その味が台北でもいただけるということでお伺いしてみました。

 それで台北101から台北捷運(MTR)を乗り継いで忠孝敦化駅へ。3番出口から出てほんの少し歩くと、事前に調べた時に見た覚えがあるお店がありました。で、こちらの開店は午前11時半だったのですが、その30分くらい前に到着したところ、既に開店をも待っているとおぼしき方が。さすがは有名店ですね。で、次にお伺いする予定のお店などを調べるうちに開店時間となり、先客に続いて入店。2階の席に案内されました。で、早速注文となるのですが、お品書きの「擔仔麵(湯)」というところを指差してから指1本たてたところ、「他は?」的リアクション。お品書きをよく見ると、注文は100元以上という

金牌台灣啤酒 90元+サービス料
金牌台灣啤酒 90元+サービス料
 なので注文したのが、この3日間ですっかりとお馴染みになった金牌台灣啤酒。本当は、豊富なサイドメニューからじっくりと選びたいところだったのですが、時間と腹具合を考えてこちらにしてしまいました。

擔仔麵(湯) 50元+サービス料
擔仔麵(湯) 50元+サービス料
 本命の擔仔麵は、ビールを一口飲んだくらいのタイミングで登場。早速肉味噌的なものが掛かっていないスープの端のほうを一口啜ると、ベースは海老で取ったダシとのことですが、そんなに海老の風味は強くなく食べやすい感じ。でも、その味わいは濃厚というか、この分厚い旨味の正体は何なんですかね?それと油も結構浮いているのでコッテリ感もあります。また塩気はそれほど強く効いていないのですが、やはり台湾でそれなりのお店はそういう傾向なんでしょうか。そして麺は中くらいの太さで、当地のものらしく結構柔らかめの食感で、量は数口ですすれてしまうくらい。。ちなみに、今回いただいたオーソドックスな小麦粉の麺の他、ビーフンや春雨も選べます。あと肉味噌的なものはスープに深みさらなる味わいを与え、海老のプリッとした食感、そして味が、とても良く合ってますね。更に、麺と一緒に茹でられるというもやしが、食感の良いアクセントになっています。

 というわけで美味しくいただいたのですが、先に入店した人たちがまだ注文をしている最中だというのに、こちらはササッと食べ終わってしまったという。擔仔麵って、その量からも、豊富なサイドメニューと共にゆっくりと楽しむといった食べ方が正しいんですかね。もし次に台湾へ行く機会があるのなら、台南の本店でそうしてみたいですね。吃飽了(チーバオラ)!

平成27年10月訪問

注)価格に+サービス料と書きましたが、こちらのお店では、お品書きに10%と明記されています。

中華民國(台湾)台北市 洪記豆漿大王 農林街店

 台湾3日にして最終日の朝。昨日に続いて朝食は地元密着型で行こうと、早朝の街に5人ほどで出かけたのですが、今回は、当地の朝食と言えば豆漿(トウジャン)=日本語で豆乳と点心だろうということでこちらのお店に。ちなみに、洪記豆漿大王(ホンジートウジャンダーワン)は、台北市内に何店舗かある24時間営業のお店で、都合が良いことに、ホテルからほど近い場所にも1軒ありました。

 それで、注文なのですが、とりあえず豆漿を全員分と、食べ物については各自適当になんてやっていたら、テーブルの上がものすごいことに。

鹹豆漿 30元
鹹豆漿 30元
 豆乳は、ノーマルな冷たいもの(冰豆漿 22元)とノーマルな暖かいもの(熱豆漿 22元)もあったのですが、今回は鹹豆漿(シェントウジャン)に。で、ノーマルな豆乳と何が違うのかというと、豆乳にお酢とタレ、ラー油的な辛味が入っているのですが、これが酸味や辛味はそんなに強くなく、なかなかに良い塩梅で、お酢の作用で豆乳がおぼろ豆腐のようにフルフル固まっていくのも面白いですね。また、具の油條とザーサイ的な物、そしてネギが良いアクセントになっています。それとボリューム的には丼1杯分くらいあるので、けっこうお腹にも溜まりますね。

点心類各種
点心類各種
 こちらは、登場した点心類。写真上段の左側は、鍋貼(25元)。いわゆる焼き餃子です。そして上段右側が、玉米蛋餅(35元)。蛋餅(ダンピン)はこういうところではポピュラーなメニューで、モチッとしたクレープみたいな物だったかと。また種類も豊富だったのですが、これは玉米=トウモロコシ(コーンマヨ的な物?)入りのものです。真ん中は、鮮肉包(20元)で、いわゆる肉まん。そして下段は私が花の季さんのチェンピンみたいだなと思って指差して注文した2品。左側が猪肉饀餅(30元)で、味的にも、表面カリッ、周りはモチっとした皮に肉まんのような餡という組み合わせが、汁気の少ないチェンピンという感じでした。そして右側がお品書きのどれを指すのかわからなかったのですが、肉の替わりに野菜と春雨を餡に使ったもののようなもので、餡の甘塩っぱい味付けが良かったです。(個人的には今回一番気に入りました。)
小籠湯包
小籠湯包
それらをいただいている時、蒸かしたてが2つも届いたこちらは小籠湯包(1つ65元)。昨日を思い出してはいけませんが、これはこれで悪くなかったというか結構いけてました。
蝦黃蒸燒賣?
蝦黃蒸燒賣?
そしてさらに届いたのが、こちらは多分、(写真は既に1つ食べてしまっていますが)蝦黃蒸燒賣(70元)で、いわゆる蟹焼売。ちなみにお会計は、鹹豆漿が4人前と点心類全部合わせて446元と大変リーズナブルだったのですが、昨晩深夜まで飲んでいたオッサン5人でこの分量は、明らかに多いというか…。

冰紅茶 20元 と 冰奶茶 22元
冰紅茶 20元 と 冰奶茶 22元
 そんな満腹中枢と戦っている時、更に、冷たい紅茶が人数分追加に。同行者の一人がウーロン茶で流そうという作戦を立てたのですが、売っていなくて紅茶を買ってきたとのこと。ちなみに紅茶(ホンチャー)はストレートティー、奶茶(ナイチャー)はミルクティーで、どちらも砂糖で結構甘くなっており、個人的には甘いのも全然いけるので問題なかったですが、当の作戦を立てた人は甘い物が駄目らしく、さらなる深みにはまっていたようで。

 というわけで、少々食べ過ぎてしまったものの、当地の朝食を美味しく堪能することが出来ました。吃飽了(チーバオラ)!

平成27年10月訪問

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