趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
一泊二日の京都旅行の二日目。京都競馬場を丸一日堪能し、最寄りの京滋バイパス久御山淀ICから栃木への帰途についたのですが、競馬場であまり飲み食いしなかったこともあって、この時点でかなり空腹。また、ピーク時に混雑するところで夕食は避けたいと思ったこともあり、最初に現れたこちらのパーキングエリア(PA)で早めの夕食と相成りました。
九条ねぎきざみうどん 570円
それで私がいただいたのが、こちらの品。ちなみにきざみうどんというのは、関東では見慣れないメニューなのですが、関西では一般的な、細長く刻んだ油揚げ(お揚げさん)が入っているうどんで、きつねうどんのように油揚げに味付け(甘じょっぱく煮るなど)はしないのが特徴でしょうか。で、写真でも判るとおり、そこにこれでもかと笹切りにされた九条ネギが入っているのですが、切ったものをただ入れただけではないらしく、色的にタレ(つゆのカエシ?)っぽいものを纏っているように見えるところも。そのお陰か、最後までシャキシャキの食感が残りつつ全体との馴染みも悪くない感じがしますね。それと、このうどんで個人的にもう一つ特徴的だと思ったのが、つゆに濃い口醤油の風味をわりと感じたこと。関西圏のつゆというと、関東圏のつゆのように醤油っ気は感じないものが多いのですが、こちらのは違うなぁ、と。それがこの品だけなのか、このPAだけなのか、それともこのPAがある滋賀県草津市だけなのかはわからないのですが。もっとも、それはそれで全くもって悪くないんですがね。
近江牛しぐれ煮丼 890円
こちらは同行者がいただいたもの。ちなみに、こちらのPAはNEXCO西日本の気合いを入れたSA・PAを表す「モテナス」を冠しているのですが、そのモテナスの特徴の1つの、気合いを入れた食事メニューである「一店逸品メニュー」となっている品です。で、例によって味見させて貰ったのですが、上に載った近江牛のしぐれ煮が秀逸。濃すぎない味付けが程よく、たっぷり入る笹切りのゴボウが牛肉と良く合っていて、そこに近江名物の赤コンニャクが色的にも食感的にも良いアクセントになっているという。これは味見じゃなくまるまる一人前いただいても良かったかもしれません。
というわで、美味しくいただきました。ごちそうさまです。
平成28年2月訪問
今回、一泊二日で京都に来た目的の一つが、JRAの京都競馬場。個人的な事なのですが、平成16年に福島競馬場にて初めて生で競馬を観て(って、結構年取ってからの初体験だったんです。)以来、折にふれて競馬場を巡って来ましたが、今回のこの訪問で、JRAの競馬場全10場全てにお伺いすることが出来ました。
京都旅行の2日目。日曜日のこの日は、丸一日(というか、開場から最終レース終了まで)JRAの京都競馬場で過ごしたのですが、そこで、朝イチにいただいたのがこちらのお店。ちなみに、京都競馬場は飲食売店や食堂の数が大変多いのですが、こちらは、ビッグスワンと呼ばれるスタンド1階にある、ファーストフードプラザ内のお店となっています。
肉うどん 510円
それでいただいたのが、個人的に関西というか西日本に来るといただきたくなる肉うどん。まずはつゆですが、味付けは薄すぎず濃すぎず甘からずという感じで。また、ダシ感はこの手のお店らしくあまり無いのですが、デフォルトで入るとろろ昆布がそれを補っていますね。そしてうどんは、どちらかというと柔らかめなのですが、全体的にクタッと頼りないという感じではなく、押しつぶしていくと、ある一点でプツッと切れるような食感。あと、具の肉は結構細かいのがそれなりに入っていました。
というわけで、ごちそうさまです。
平成28年2月訪問
2月下旬に行った、一泊二日の京都旅行。初日の予定を終え向かった宿は、京都ではなくお隣の滋賀県大津市。それにしても、京都市内にあるホテルの週末料金って、すごいですね。なので京都市内からクルマで30分ほどのここまで来たのですが、雨の二条城で濡れてしまったので、夕食には、何か暖かいものが欲しかったというか。
それで事前に宿近くのお店を調べていた中から、こちらのお店にお伺いすることに。ちなみに加藤屋さんは、滋賀県大津市発祥のお店で、現在は滋賀のほか、大阪や京都ににいくつものグループ店を出されているそうで。で、こちらの県庁前もり~んの章は、平成23年にのれん分けされたお店で、場所的には名前の通り滋賀県庁に至る通りに面したところにあり、降り続く雨の中を歩いて、午後5時半の夜の部開店直後にお伺い。店内はカウンター主体ですがテーブル席もあるという感じですね。また注文は食券制となっているので、入口のところの券売機で、私と同行者の分として以下のもの達の食券を購入しました。
幻の中華そば 700円
お店の名前にもなっているこちらの品は、私がメインでいただいたもの。丼は美しく盛りつけられているので見た目からも期待が高まるのですが、まずはスープを一口いってみたところ、鰹節の華やかな香りや味、そして鶏のしっかりとした旨味、そこに良い塩梅の醤油ダレが合わさって、最初から美味!鰹節+鶏と、ある意味王道的なダシ同士の組み合わせなのですが、両方の良いところがしっかり出ているように思います。また表面に浮いているのは背脂でしょうか?そのせいか、脂的コクも感じられますね。そして、そこに合わせる麺は、中細の縮れ麺。色の濃いビジュアルと、小麦由来なのにどこか蕎麦を思わせるような食感や香りも有って、スープとの相性も良いです。ちなみに、加藤屋グループで専用の製麺所を持っているそうなのですが、製麺にもかなりこだわりが在りそうですね。それからチャーシューは、絶妙な火の通し加減が写真でもわかると思うのですが、柔らかくも肉っぽさを残した食感が良く、味付けも濃すぎず良い感じ。あと、太目のメンマはあっさりとした味付けで息抜きになっているのですが、竹の表面側というか繊維の堅いところには細かく包丁が入っていたのには感心いたしました。
きざみチャーシュー丼(中) 300円
こちらは、一緒にいただいたもの。お茶碗にはてんこ盛りになっていて実は少々食べづらかったのですが、とりあえず掻き込むように一口いってみたところ、表面は炙りが入っているようで、とても香ばしいです。これがまた食欲をそそるというか、何とも良い感じに効いてますね。また、タレの味加減や量も丁度良く、個人的にいただいたことがあるチャーシュー丼の中では、かなりハイレベルに感じました。
煮干し中華そば(醤油) 750円
こちらは、同行者がメインでいただいたものですが、途中から(お行儀悪いですが)丼を交換して私も。で、こちらの品は、何と言っても名前のとおり、煮干しダシが特徴出来的。ですが、最近流行りの過剰なほど(場合によっては苦みやえぐみも)これでもかと効かせるのではなく、煮干しとしてのパンチは出しつつも、味や風味を、美味しいところだけ深く抽出してスープとしてまとまっている感じがとても良いですね。ちなみに券売機やお品書きでは、いただいた醤油味よりも前に塩味が書かれていたのですが、この感じなら塩味も、大いに興味が湧きました。
唐揚げセット 250円
こちらも、同行者がメインでいただいたもの。大ぶりな唐揚げが印象的なのですが、1つ貰って味見したところ、表面は、揚げたてでカリっサクっとして中は柔らかくジューシー。味加減も丁度良く、これでこのお値段は、かなりのバーゲンプライスなんじゃないでしょうか。
というわけで、どれも大変美味しくいただいたのですが、どの品も味のインパクト重視というよりも、向こうから積極的に語りかけてくれるようなわかりやすい美味しさが、とても心地よく感じました。(中でも「幻の中華そば」は印象的だったというか。)こういうのって、個人的に大好きですね。ごちそうさまでした。
平成28年2月訪問
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