たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

福島県会津若松市 牛乳屋食堂

 新潟市内でご当地グルメのイタリアンをいただいて、あとは自宅へと帰るだけになったのですが、磐越自動車道を走っていると、カーナビ替わりのスマホアプリの指示は途中の新鶴スマートICで降りるように、と。無視して郡山JCTから東北道という行きに通ったルートでも良かったのですが、時間に余裕があったのと高速代の節約を兼ねて、その指示通りに行ってみることに。で、生まれて初めて走るような県道を、交差点で何回か曲がりつつようやく馴染みのある国道118号に出たのですが、すると程なくして「芦ノ牧温泉駅入口」の交差点が。で、芦ノ牧温泉駅と言えば、個人的には、会津の超有名店である牛乳屋食堂!実は今から10年以上前、会津若松に行く途中にお伺いしようとしたのですが、丁度お昼時とあってクルマを止める場所が全くなく、かといって近所迷惑な路駐も嫌だったのでスルーして以来、国道118号を走る度に「いつかは」などと思っていたところでした。

 それで今回。時間の方も午後2時近くでピークは過ぎているだろうと、交差点を右折してお店の前を通り過ぎて駐車場へとクルマを向けてみたところ、幸いなことに何台か空きスペースが。喜び勇んでそこに停め、引き返す感じでお店へと向かい、ドキドキしながら入店。そんな時間だったにも関わらず店内は盛況で、待たずに席に座れたものの、その後もお客さんがコンスタントに入ってくる状況でした。そんな中、同行者とシェアしつついただくつもりで後述のラーメン2品を注文。会津名物のソースかつ丼もいってみたかったのですが、胃の調子が微妙で、しかもイタリアンを約2時間前にいただいたばかりだったので自重しました。

ラーメン 570円
ラーメン 570円
 それで注文から10分と待たずに登場したラーメン。まずはスープをひと啜りしたのですが、煮干がビシっと効いてて、醤油もビシっと。スープ表面にはそれなりに油も浮いていますが、口当たりはあっさりという感じで、あと、煮干しだけじゃないと思われる旨味もじんわり十分。個人的ラーメンの原風景は煮干し出汁ではないのですが、それにもかかわらず、どこか懐かしく郷愁を誘うホッとする味です。また麺は、中太のストレート麺で、食感はプリシコ。それと具のチャーシューは、肩ロース?と@バラ?の2種類が入ってたのですが、どちらも肉肉しい味と食感が良いですね。(これならチャーシューメンにすれば良かったなぁ、と。)そしてメンマは、風味が強めの懐かしいタイプ。で、このラーメン。コショウが大変合うのですが、(邪道かもしれませんが)お酢も非常に良く合いました。

手打ラーメン 620円
手打ラーメン 620円
 こちらは、今回頼んだもう1品で、手打風極太麺使用とのこと。それで見た目からスープや具はラーメンと共通と思われたのですが、いざスープを啜ってみたところ、ラーメンより煮干風味が若干抑えめに感じられる不思議。(たまたまですかね。)また、極太手打風麺は、縮れと捻れが入っていて、口当たりがダイナミック。ですが噛みしめると、ムチモチとした食感で、心なしかスープとの絡みというか、微妙にざらついた表面が、良くスープを吸収するような印象です。

 というわけで、どちらも大変美味しくいただいたのですが、これがあの、憧れ続けた味なのかと思うと、感慨無量ですね。それと今回頼まなかったソースかつ丼や、気になった味噌ラーメン系の品もありましたので、いつかまた、という感じで。ごちそうさまでした。

平成28年5月訪問

新潟県新潟市 みかづき 万代店

 新潟のご当地メニューに「イタリアン」というものがあり、かれこれ50年以上の歴史があるそう。それは、ソース焼きそばの上にトマト味のミートソース(最近はそれ以外も掛かっているようですが。)が掛かっているという、知らない人からしたら結構エッジの効いたメニューだと思うのですが、以前何かの媒体で知って以来、個人的にはかなり興味をそそられておりました。

 それで今回、新潟まで来たついでにいただこうと思っていたのですが、当初の予定では前の記事の新発田城の後、新発田市内でという予定だったにもかかわらず、急遽新潟までもどる用事が出来てしまったので、市内繁華街にあるこちらのお店にお伺いすることに。

 そのお店は、新潟随一のバスターミナルである万代シテイバスセンターの2階にあり、ファストフード的店構え。入店すると、午前11時半頃だったのですが、それほど広くない店内はほぼ満席という状態でした。で、ファストフード的にまずはカウンターのところで注文となり、あとは番号札を持って席で待つというシステムになっていますが、待っている間に店内を観察すると、その雰囲気で、昔から親しまれているお店というのがわかりますね。

イタリアン 330円
イタリアン 330円
 それでちょっとだけ待ってから登場したのが、最もベーシックな「イタリアン」となるこちらの品。それでまずは、添付のフォーク(これも、イタリアンのお約束みたいですね)で、ミートソースを絡めない焼きそば部分だけいただいてみると、かなり太くてむっちりとした麺に、ソース味はやや薄めに付いているという感じで。また焼きそばの具はモヤシのみなんですね。次に、ミートソース単体で味見してみると、これまた何とも懐かしいというか、給食でいただいた味を思い出したのですが、あとコーンが入っているのが珍しいですね。で、これらを絡めていただいたところ、これが不思議とケンカしないでマッチするというか、面白い味わい。そこにもやしのシャクシャク感が良いアクセントになっています。あと、添えられたしょうが漬けが、もの凄く合いますね。

トマトツナ 400円
トマトツナ 400円
 こちらは、同行者がいただいたもの。例によって味見させて貰ったのですが、名前のとおりツナ(だいぶ細かくなってますが)の入ったトマトソースは、ちゃんとニンニクが効いたそれっぽいものでびっくり。そして、それがソース焼きそばに合ってしまうことにもびっくりです。

 というわけで、どちらも美味しくいただいたのですが、実際にいただいてみても、これは昔から当地で親しまれてきた味なんだなぁ、という思いを強くした次第で。なんか良いですね、こういうのって。ごちそうさまでした。

平成28年5月訪問

探訪!日本100名城』 69/100城目 新発田城 【平成28年5月15日】

新發田城の石碑

 一泊二日の新潟旅行の二日目。新潟市内での朝ラーの後に向かったのが、旅の最後の目的地である日本100名城のうちの1つ、新発田城です。


新潟県新潟市 手打式 中華のカトウ 本店 【閉店】

 新潟競馬場を堪能(その1その2)後、途中で夕食を取りつつ新潟市内の宿に移動。そして一泊して旅行の二日目の朝。事前に調べたところ、新潟市内には個人的に大好きな「朝ラー」が出来るお店を発見したので、お伺いすることに。

 宿のある駅近くから市街地をクルマで走ること少々。繁華街の一角に、一目で年季の入ったことがわかるお店はあり、道路を挟んで隣接する有料駐車場に駐車。それにしても、日曜日の朝7時前だというのに店内は満席で、入店するまでお店の前で少々待ちました。それで入店してカウンターに着席。カウンター上に置かれたお品書きには、中華そば、そしてチャーシュー(メン)の2種類の、それぞれ並と大というシンプルさです。そして目の前の決して広くないカウンター内では、店主さんと思われる年かさの男性が、黙々と調理していました。

チャーシュー 570円
チャーシュー 570円
 そんな中いただいたのがこちらの品。まずは脂浮きがほぼなく、澄んでいて色が薄めのスープを啜ると、見た目どおりきわめてあっさりとした味わい。そしてじんわりとくる旨味の元は動物系+煮干しメインでしょうか?また麺は、細めの平打ちタイプで、箸でつまんだ感じは柔らかいけど、いざ口に入れるとしなやかで以外とハリや歯応えも感じられます。それから、具のチャーシューはモモ肉でしょうか?ただの懐かしいタイプと思いきや、しっとりした食感が良いです。それと、薬味的な刻みタマネギが全体を引き締めているというか、とても良いアクセントになっていました。

 というわけで、美味しくいただいたのですが、何とも歴史を感じさせる1杯で、満足いたしました。新潟には4大ラーメンとも5大ラーメンとも言われる色々な種類のラーメンが根付いているのですが、そのうちの1つ、淡麗系のルーツは、こういうお店かもしれませんね。(見当違いだったら申し訳ないですが。)ごちそうさまです。

平成28年5月訪問

新潟競馬場訪問記 【平成28年5月14日(土)・八海山特別(4歳以上1000万円以下)他】 その2

のぞみ会売店のこだわりおにぎり

 前の記事から続く新潟競馬場訪問記なのですが、その2では、パドックやコースまわり、そしていただいた競馬場グルメについて。


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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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