たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

岩手県奥州市 銀蝶

 前の記事のとおり、水沢競馬場で一日勝負に明け暮れ、無料送迎バスにて水沢駅の東口に戻って参りました。で、この日の宿は水沢駅西口に取ってあったのですが、そちらへ向かう駅の地下道を渡る前に、ちょいとばかり戻ってこちらのお店へ。実は今回の水沢行きが決まった時に当地のラーメンを調べた時、これはお伺いしなくては!と思っていた老舗だったんです。

 それでお店の前で既に、出汁と醤油の良い匂いが漂っていたのですが、かなりシブめの雰囲気な店内に入るとそれがより一層。ただ、午後5時前という中途半端な時間帯のせいか、先客は数えるほどでした。

中華そば 500円
中華そば 500円
 そんな中いただいたのが、こちらのお店の一番ベーシックな品と思われる中華そば。まずはスープからいってみると、最初に昆布のような香りがして、見た目どおり醤油は濃いめにビシっと。ついでに塩気も強めにビシっと。でもそのバックには、動物系に加えて魚介系も入っているのでしょうか(でも自信なし)?複数の素材からと思われる旨味が、きちんと感じられますね。表面に浮く油は少なめなので当然コッテリ感はほとんどないのですが、だからといってアッサリとは言い切れないというか、色は澄んでいるけど旨味は濃いめなしっかりとした味だと思いました。また麺は、太めの縮れ麺で、ワシワシ噛んでいただきたくなるホギホギとした固めの食感が印象的。っていうか、しっかりとしたスープに合わせるには、これぐらいハードじゃないと負けてしまうかもしれませんね。そして具のチャーシューは、面積的にはさほど大きくないものの、結構分厚いです。ですが食感は若干柔らか目で、クセもなく味付けも良い塩梅でした。(これなら、330円増しでもチャーシューメンにすれば良かったですね。)それと輪切りの白ネギのピリっと感か全体を引き締め、あと細めのメンマが、この中ではやさしめの味付けで、息抜き的に丁度良かったです。

 というわけで、味的に大変美味しくいただいたのももちろんなのですが、昔から水沢の地で食べられてきたと思われる中華そばをいただけたことにも、大変満足いたしました。ごちそうさまです。

平成28年1月訪問

水沢競馬場(ウインズ水沢)訪問記 【平成28年1月9日・ガーネット特別(A二組)他】

最終コーナーを立ち上がる競走馬

 前の記事でもちょこっと書いたのですが、この旅最初の目的地が、岩手県奥州市にある水沢競馬場。こちらには約4年前になる平成24年のゴールデンウイーク中にお伺いしたことがあった(訪問記その1その2)のですが、それ以来、来たい来たいと思いつつもなかなか再訪を果たせず、今回ようやくという感じで。


岩手県奥州市 水沢食堂 (水沢競馬場内)

 一ノ関からJR東北本線に乗り換えてやってきたのが、岩手県奥州市水沢区にある、岩手競馬の競馬場のうちのひとつである水沢競馬場。その訪問記については次の記事にしたためる予定なのですが、取り急ぎ(っていうか、このブログでカテゴリー分けしている)競馬場で昼食にいただいたそばの記事をば。ちなみに、水沢競馬場には2軒の食堂があるのですが、今回いただいたお店は、向かって右側にある水沢食堂のほうで。

天ぷらそば 600円
天ぷらそば 600円
 それでお願いしたのは天ぷらそばなのですが、勝手にかき揚げの入ったそばを想像していたところ、立派なエビ天が入っていたのは嬉しいサプライズ。他にもほうれん草やナルト、海苔が入っていて、更にはお新香も付いていたので、立ち食い店というよりも、街のおそば屋さんの天ぷら蕎麦といった感じですね。で、早速つゆからいただけば、お出汁の良い香りがそこはかとなく。当地というか、東日本標準的に濃い口醤油の香りも立っていますが、塩気は個人的感覚だと丁度良く、また、程々の甘味も良い感じです。また、ちゃんと香りのある蕎麦は、細めの断面ながらモチッとした食感もあってなかなかでした。

 というわけで、美味しくいただきました。ごちそうさまです。

平成28年1月訪問

岩手県一関市 お食事処 菜の花 (JR一ノ関駅 待合室内)

 仙台から高速バスで到着したのが、岩手県の宮城寄りにある一ノ関というところ。ここからは、JRの東北本線に乗り換えて、本日の目的地まで向かうのですが、列車の発車まで少々時間があったのでとりあえず駅待合室に入ると、立ち食いそばのスタンドがあるではないですか!先ほど仙台でラーメンをいただいてからあまり時間は経っていなかったのですが、愛想の良い店員のお姉さんに惹かれ、ついいただいてしまいました。

かき揚げ天玉そば 450円
かき揚げ天玉そば 450円
 それで注文したのは、個人的定番のこちらの品。まずはつゆですが、丼に顔を近づけると、煮込んだ昆布のような風味がしたような気が。味的には、醤油の立った東日本風味ですが、(今回いただいた限りでは)塩気は若干控えめかな、と。麺は袋に入ったゆで麺で、標準的立ち食い店の蕎麦という感じです。そしてかき揚げは、フワフワ系の食感ですが、野菜が結構たっぷり入っていて、ツユとの馴染みも良かったです。

 というわけで、ごちそうさまでした。

平成28年1月訪問


 ちなみにこちらのお店は、「はやて」とは名乗っていませんが、構内旅客営業承認証の営業者名は日本レストランエンタプライズでした。(ただし、そこの名前だけじゃ、実際にやっている業者さんの名前というか、どこの食材を使っているかはわからないのですが。)また、1番線ホームには別の業者さん(あべちう)がお店を出されているのですが、残念ながらお昼時と夕方のみの営業なので、今度はその営業時間内に訪れて、そちらでもいただいてみたいですね。と、駅そば好きの血が、久しぶりに目覚めました。

宮城県仙台市 末廣ラーメン本舗 仙台駅前分店

 東京発の夜行バスで到着したのは、杜の都仙台。ここから、また別の高速バスに乗り継ぐ予定となっていたのですが、事前に調べたところ、24時間営業のラーメン店がバス停の近くにあったので、乗り継ぎ時間を利用して朝ラーをいただくことに。それがこちらのお店なのですが、末広ラーメン本舗と言えば、京都の新福菜館が発祥の、秋田の有名店。以前、何度か秋田は訪れているのですが、都合が合わずその度に食べ逃していたので、今回、密かに楽しみにしておりました。

 それでお店に着いた時、周りはまだ暗い午前6時半という時間にも関わらず、カウンター席のみの店内は満席で店外1人待ちという状況。さすがは人気店というか、100万都市というか。程なくしてお店に入れたのですが、ほんと、色々凄いですね。で、入口のところにある券売機で食券購入となるのですが、豊富なメニューに一瞬戸惑ったものの、ここはひとつベーシックな中華そばの並と、あとトッピングで珍しく感じた生玉子のを購入しました。

中華そば(並) 700円 + 生玉子 60円
中華そば(並) 700円 + 生玉子 60円
 出勤前と言うよりオール明けという感じの店内の会話を聞くとはなしに聞きながら待つこと少々。登場した中華そばは、記憶にある新福菜館のものよりはだいぶ常識的な色あい。(あちらのは見るからに黒々という感じなので。)カウンター上に置いてあったネギを適宜投入し早速スープからいただけば、出汁の動物系エキス分が濃いというか、しっかりしたベースという印象。また、見た目の色はそれほどながら、さすがは新福菜館の系統というか、醤油もしっかり効いています。今回、生玉子をトッピングしてみたのですが、1個くらいじゃブレない、ほんとしっかりとした味ですね。また麺は、中くらいの太さのストレートタイプ。口当たりは加水率低め?という感じもしたのですが、柔らかさというかしなやかさもあって悪くないです。そして具のチャーシュー、極薄なのが沢山入ってました。あと、途中からカウンター上にあった唐辛子を投入してみたのですが、これが結構合うんですね。

 というわけで、朝から美味しい一杯をいただけて、満足いたしました。ごちそうさまです。

平成28年1月訪問

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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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