趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
新潟のご当地メニューに「イタリアン」というものがあり、かれこれ50年以上の歴史があるそう。それは、ソース焼きそばの上にトマト味のミートソース(最近はそれ以外も掛かっているようですが。)が掛かっているという、知らない人からしたら結構エッジの効いたメニューだと思うのですが、以前何かの媒体で知って以来、個人的にはかなり興味をそそられておりました。
それで今回、新潟まで来たついでにいただこうと思っていたのですが、当初の予定では前の記事の新発田城の後、新発田市内でという予定だったにもかかわらず、急遽新潟までもどる用事が出来てしまったので、市内繁華街にあるこちらのお店にお伺いすることに。
そのお店は、新潟随一のバスターミナルである万代シテイバスセンターの2階にあり、ファストフード的店構え。入店すると、午前11時半頃だったのですが、それほど広くない店内はほぼ満席という状態でした。で、ファストフード的にまずはカウンターのところで注文となり、あとは番号札を持って席で待つというシステムになっていますが、待っている間に店内を観察すると、その雰囲気で、昔から親しまれているお店というのがわかりますね。
イタリアン 330円
それでちょっとだけ待ってから登場したのが、最もベーシックな「イタリアン」となるこちらの品。それでまずは、添付のフォーク(これも、イタリアンのお約束みたいですね)で、ミートソースを絡めない焼きそば部分だけいただいてみると、かなり太くてむっちりとした麺に、ソース味はやや薄めに付いているという感じで。また焼きそばの具はモヤシのみなんですね。次に、ミートソース単体で味見してみると、これまた何とも懐かしいというか、給食でいただいた味を思い出したのですが、あとコーンが入っているのが珍しいですね。で、これらを絡めていただいたところ、これが不思議とケンカしないでマッチするというか、面白い味わい。そこにもやしのシャクシャク感が良いアクセントになっています。あと、添えられたしょうが漬けが、もの凄く合いますね。
トマトツナ 400円
こちらは、同行者がいただいたもの。例によって味見させて貰ったのですが、名前のとおりツナ(だいぶ細かくなってますが)の入ったトマトソースは、ちゃんとニンニクが効いたそれっぽいものでびっくり。そして、それがソース焼きそばに合ってしまうことにもびっくりです。
というわけで、どちらも美味しくいただいたのですが、実際にいただいてみても、これは昔から当地で親しまれてきた味なんだなぁ、という思いを強くした次第で。なんか良いですね、こういうのって。ごちそうさまでした。
平成28年5月訪問
新潟競馬場を堪能(その1、その2)後、途中で夕食を取りつつ新潟市内の宿に移動。そして一泊して旅行の二日目の朝。事前に調べたところ、新潟市内には個人的に大好きな「朝ラー」が出来るお店を発見したので、お伺いすることに。
宿のある駅近くから市街地をクルマで走ること少々。繁華街の一角に、一目で年季の入ったことがわかるお店はあり、道路を挟んで隣接する有料駐車場に駐車。それにしても、日曜日の朝7時前だというのに店内は満席で、入店するまでお店の前で少々待ちました。それで入店してカウンターに着席。カウンター上に置かれたお品書きには、中華そば、そしてチャーシュー(メン)の2種類の、それぞれ並と大というシンプルさです。そして目の前の決して広くないカウンター内では、店主さんと思われる年かさの男性が、黙々と調理していました。
チャーシュー 570円
そんな中いただいたのがこちらの品。まずは脂浮きがほぼなく、澄んでいて色が薄めのスープを啜ると、見た目どおりきわめてあっさりとした味わい。そしてじんわりとくる旨味の元は動物系+煮干しメインでしょうか?また麺は、細めの平打ちタイプで、箸でつまんだ感じは柔らかいけど、いざ口に入れるとしなやかで以外とハリや歯応えも感じられます。それから、具のチャーシューはモモ肉でしょうか?ただの懐かしいタイプと思いきや、しっとりした食感が良いです。それと、薬味的な刻みタマネギが全体を引き締めているというか、とても良いアクセントになっていました。
というわけで、美味しくいただいたのですが、何とも歴史を感じさせる1杯で、満足いたしました。新潟には4大ラーメンとも5大ラーメンとも言われる色々な種類のラーメンが根付いているのですが、そのうちの1つ、淡麗系のルーツは、こういうお店かもしれませんね。(見当違いだったら申し訳ないですが。)ごちそうさまです。
平成28年5月訪問
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