趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
一泊二日の九州団体旅行も、レンタカーを返してあとは長崎空港から帰るだけとなってしまいました。それでこの空港で、夕食やお土産購入のため自由行動となったのですが、そんな時目に入ったのが1階にある、「五島うどん」の看板を出してるこちらのお店。気になってすぐにスマホで調べてみたところ(って、便利な時代になったもんですよねぇ。)、なかなかに特徴的、しかも個人的に大好きな乾麺のうどんということで、お伺いすることに。ちなみに五島うどんというのは、長崎県五島手延べうどん振興協議会のウェブサイトやウィキペディアによると、諸説ありながらも大陸から直接五島列島に伝わったらしく、稲庭うどんやそうめんなど同じく手延べ製法で作られ、麺を延ばす際には五島列島で古くから採取されている特産の椿油が使われているのが特徴だそうです。
おでんセット 1000円
でもその前に、お店の入口付近で美味しそうに煮込まれていたおでんで一杯。(実はおでん、結構好きだったりするんです。)ちなみにおでんはセルフサービスになっていて、この品はおでん3本と生ビールのセットですが、おでん単品だと1本140円になっています。で、五島名物の巾着くじらを初めとする写真の3品を選んだのですが、種はどれも地元産だそう。どれもアゴ(トビウオ)だしを使った上品な味付けが良く染みていて旨いのですが、中でも皮鯨の入った巾着くじらは、その風味と食感がアクセントになっていて、とても興味深かったです。あとアゴだしは、馴染みのない私(栃木県生まれ栃木県育ち)からするとちょっと独特な風味を感じるのですが、それが強すぎず丁度良い感じになっていました。
地獄炊き 810円
おでんで呑んでいる間に登場したのが、当地でも良く食べられているという地獄炊き。名前だけ聞くと物騒ですが、ツユというかタレが2種類付いた釜揚げうどんで、1つはアゴだしのつけだれ、もう1つが生卵なのですがそこに鰹節と、卓上の醤油を入れてくださいとのこと。で、早速いただいてみると、茹でたてのウドンはツルっツルで、私自身乾麺が好きなこともあるのですが、この細くて滑らかな食感はいくらでも啜っていられそうです。また2種類のつけだれですが、アゴだしの方は薬味のショウガを入れてしまうと勿体ない感が出てしまうほど上品な味付け。そして生玉子+鰹節+醤油ですが、卓上の醤油は当地のものでしょうか?まろやかさがあって、当たりが柔らかい気が。味的にはシンプルなのですが、その醤油が効いていたのか何とも面白く、且つ旨くて個人的には(甲乙付けがたかったのですが)こちらの方が気に入りました。
芋焼酎 五島灘(25度) 500円
こちらは、飲み足りなくて追加注文したもの。水割り、お湯割、ロックとあったのですが、水割りでお願いしました。で、いただいてみると芋の香りが華やかで、クセというか個性もそれなりにしっかりと。飲んでいる途中、別の店で飲んでいる同行者からお誘いがあったので慌てて飲み干してしまったのですが、もっと時間を掛けてゆっくり飲みたかったです。
というわけで、どれも美味しくいただいたのですが、今回の旅行の締めにふさわしい夕食になったかな、と。ごちそうさまでした。
平成29年1月訪問
このところ続いている団体旅行ネタなのですが、腹ごしらえを済ませた後も長崎観光は続き、だいぶ日が傾いた頃に一行が立ち寄ったのが、最近建物などが復元された出島です。で、この出島。個人的にもちょっと訪れたかったというか。
このところ続く団体旅行ネタですが、その旅行二日目。この日は、博多から長崎へと移動してまずは某所を観光する予定となっていたのですが、悪天候でスケジュール変更を余儀なくされ、午前中から市内を徒歩で観光することに。それでオランダ坂から大浦天主堂、グラバー園などをまわり昼食となったのですが、それが先に回った観光スポットからも程近いところにある、元々ちゃんぽんをいただくべく予定されていたこちらのお店。
といっても予約はしていなかったので、空く時間帯を見計らって午後1時半過ぎにお伺いしたところ、それでも混んでおり、席の関係で少々待ってから別室のようなところに案内されました。で、こちらのお店については、個人的には約5年前にお伺いして以来4度目の訪問となったのですが、折角今日は大人数で訪れているので、メインのちゃんぽん以外にも色々頼んでいただいてみることに。
合多司(ハトシ) 486円×2人前
それでまずは、長崎の郷土料理的なものにもなっているハトシから。ウィキペディアによると、食パンに蝦のすり身などを挟んで揚げた料理。長崎の場合は元々明治時代に清国から伝えられ蝦多司という料理が起源で、その広東語読みの「ハトシ」という呼び方が広まって定着したとのこと。ですが、こちらのはお品書きにも明記されているように、蝦ではなく肉をパンで巻いて揚げたものになっています。で、いただいてみるとサクサクの食パンの内側には、肉の餡がたっぷり。香辛料も効き味付けもしっかりしているので、「付けて食べてください」と言われた酢醤油はなくても美味しくいただけました。
干烧虾仁(エビのチリソース) 1512円
こちらは同行者が注文したもの。チリソースの赤に銀杏の緑が良いコントラストになっているのですが、銀杏の他にもタマネギといった野菜類が入っていたのが珍しく感じました。で、プリプリのエビはもちろんなのですが、チリソースが旨いです。ちなみに、辛さは万人向けといった感じでした。
炒飯 972円
これは、お米が食べたかった私が頼んだもの。ぱっと見、とても細かく切られた具材が印象的で、特にニンジンは珍しく感じました。それでお味のほうは、風味がどことなくチャイニーズスパイシーというか、サラダ油で炒めたふつうのチャーハンとはちょっと違う気が。どちらかというしっとり感が残るタイプで、味付けもただの塩コショウだけじゃないような気が。(具材のせいですかね?)
ちゃんぽん 972円
そしてメインのちゃんぽん。スープはこっくりとまろやかで、ベースの白湯や、肉や小エビ、イカやカマボコ、そして野菜といった具材から濃厚な旨味がこれでもかという感じ。また麺は、食感が今回のに関しては若干柔らかめに感じましたが、スープの旨味を吸いまくり。そして具は、前述のとおりバラエティー豊かなのですが、以前と比べると量が若干減った様な気も。(今回たまたまかもしれませんが。また、お値段が据え置きだったことを考えると致し方ない部分もあるかもしれません。)あと、前回いただいた時とは味の印象が違うんですよね。もっとも、これは前回いただいた時にも思ったことで、これだけ間隔が空いたら、前回いただいた時の味は正確には覚えていない筈ですから、アテにならない印象なのですが。
というわけで、どれも美味しくいただきました。ごちそうさまです。
平成29年1月訪問
このところ続いている、団体で行った九州旅行がらみの記事ですが、博多のホテルで迎えた旅行二日目の朝。この前日、予定していた出発時刻だとホテルの朝食が間に合わないことが判ったため、食べる人は各自で何とかすることになったのですが、そんな時にお伺いしたのが、ホテルから近いところにあったこちらのお店。うどんのウエストは、以前、大分県中津市のお店にお伺いしたことがあったのですが、そちら同様ここ博多でも24時間営業なんですね。
それで前夜遅くまで痛飲し、一眠りしたあと迎えた夜明け前。雪が舞う中(おかげでこの後の予定がわりと滅茶苦茶になったんですが…。)、ちょっとだけ歩いてお店にお伺い。店内は狭いながらもカウンター席とテーブル席があって、お伺いした時間帯のせいか、店内に居る決して多くないお客さん達の中でも、前夜を引きずった人や今朝から動き出している人とが混ざって独特な雰囲気です。(都会にある24時間営業のお店に朝方お伺いすると、結構こういう感じになってたりしますよね。)
肉うどん 580円
それでいただいたのが、昨日の競馬場に続いてまたしても肉うどん。写真だと肉しか載っていないのですが、ネギと天かすは好きにに入れられるようになっていますので。で、さっそくつゆから啜れば、いりこっぽい風味が西日本、しかもかなり西の方という感じで、旨味も結構感じます。また、味付けは薄口醤油でしょうか?しっかりとした塩気が良いですね。またウドンは、博多とあってか、テロっとしたかなり柔らかめの口当たりなのですが、こちら(ウエスト)のウドンの特徴か、中央部にはコシが若干残る食感になってました。そして牛肉は、量もたっぷりと入り、その煮汁共々つゆと馴染んで味わいが更に増すのが良い感じです。
というわけで、前夜痛飲した身体に、うどんが染みわたりました。ごちそうさまです。
平成29年1月訪問
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