たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

栃木県矢板市 珍満

 こちらは、矢板市役所の隣にある中華料理屋さん。実はだいぶ昔、「ここの辛いラーメンが美味しい」という話を聞いてお伺いし、確かに悪くなかった記憶があるのですが、それ以来お伺いすることなく15年以上経っていたという。

 それで今回、矢板市での仕事のついでに久しぶりにお伺い。それでいただくは、前回お伺いした時と同じ「辛いラーメン」こと、こちらの看板メニュー?である四川ラーメンの味噌味を。

四川ラーメン みそ味 750円
四川ラーメン みそ味 750円
 注文が通ると厨房から食材を炒める音がして、その後程なくして登場したラーメン。たっぷり載った笹切りの白ネギとその上に掛かった唐辛子は、昔の記憶のままですね。それで早速スープを一口いただくと、あっさりとしたベースに炒めた野菜(モヤシ、タマネギ、ニンジン)と挽肉の旨味、そしてごま油の良い香りに、決して強すぎない味噌味が、何とも良いバランスです。また麺は、ピロピロっとした食感の、縮れというか捻れの入った中くらいの太さの平打ち麺。これまた主張が強すぎず、それでいて埋もれずというか。そしてこのラーメンのキモである辛味ですが、これまた適度。唐辛子でも軽くキレのある感じですが、スープを飲み干す頃には結構汗をかいていました。

 というわけで、昔いただいた時は自分も若くて、もっとインパクトのあるラーメンを求めていたこともあり、悪くなかったけど正直それほど引っかからなかったこの品ですが、今改めていただいてみると、とてもバランスが良く、それでいてちゃんと個性もあって、美味しくいただくことができました。今でも刺激の強いラーメンは魅力ですが、こういった、毎日でもいただけるバランスの良いものが殊更美味しく感じるようになったのって、こういう部分だけみれば、歳取るのも悪くないですね。ごちそうさまでした。

平成28年9月訪問

栃木県宇都宮市 手もみラーメン 北海

 休日だったこの日、所用でさくら市に向かった後、昼食をいただくべく国道293号を西へ。途中、いつもだったらクルマも停められないほど混んでいるお店の駐車場に空きがあったりしたのですが、この日は思うところがあったというか、精神的にモヤモヤが晴れなかったこともあって、とにかくガッツリいただけるこちらのお店へ。到着は元々の開店時間だった午前11時30分の少し前だったのすが、既に店内は先客が居て、ファーストロットと思われるラーメンを啜っていました。

肉ミルクラーメン 1100円
肉ミルクラーメン 1100円
 それでいだいたのが、この時間ならまだある「肉」(一日限定20)を、こちらのお店名物と言っても過言ではない味噌ミルクラーメンに載せた通称「肉ミルク」。(一応、裏メニューです。)例によってマスターとマダムの間の、端で見ていると面白いやりとりを聴きつつ登場したそれは、相変わらず笑っちゃう程馬鹿でかい丼に、前回小さかった「肉」も元のサイズに戻っていて(っていうか、前回がたまたま小さかっただけというのは、こちらのお店に通っている人の話で判っていましたが。)、プレッシャーがハンパないというか。で、早速スープを一口啜れば、今回はミルクの風味とまろやかさが全面に来る仕上がりで、そのバックに味噌の塩気と発酵風味、そしてピリっとスパイシーさもあるという仕上がりに感じました。また麺は、今回、ラーメンが完成してからマスターとマダムの間にちょっとあったので登場が遅れたのですが、故に若干延びた感じのがあるけどブレの範囲内かなとも思わせるピロビロ食感の平打ちタイプ。加えて今回のは以前よりも心なしか細めに切られたものが多かったので、そういった印象を強調したのかもしれませんが。そして具は、キャベツとモヤシが良いゆで加減で、お腹膨れるけどこれがないと北海さんじゃないというか。そしてメインの「肉」は、相変わらずのホロトロ食感だったのですが、今回のは若干ひねたような風味も感じられました。(って、この日は普段よりも鼻が通っていて、妙に敏感だった所為もあるんですがね。)

 というわけで、今回も美味しく、そして面白くいただき、お陰様でモヤモヤもスッキリいたしました。お店が移転する度(私が知ってから2回移転してます)に自宅や職場から遠ざかっているので、その度にお伺いしづらくなっているこちらのお店ですが、今後も機会を見つけて、またいだいてみたいと思います。ごちそうさまでした。

平成28年9月訪問

栃木県矢板市 吉野家 4号線矢板店

 これまで、そばとセットにしていただいた事(この記事)を除いて当ブログの記事にはしてこなかった(唯一の例外はこちらのお店)のですが、実は個人的に大好きな食べ物のひとつが、牛丼。それで、通勤に使う道パターン2(クルマ通勤の場合、混雑状況に応じたりしていくつか通勤路を使い分けてますよね?)の途中にあるこちらのお店にも、ちょくちょくお伺い(家人の作ってくれる食事をあらかじめ断ってまで)していたのですが、9月に入ってちょっとしてからお店入口の扉の所に「完売」とかいうペナントが下がるようになりました。もっとも、店内にはポスターも貼ってあって、それが何かは知っていたのですが、この日ようやく、「販売中」と書かれている所に遭遇。とうとうご対面することが出来ました。

松茸牛丼 700円
松茸牛丼 700円
 それがこの、築地1号店閉店記念の期間限定メニューである松茸牛丼。+30円でお吸い物とお新香が付いたセットに出来たのですが、注文の時アセってしまい「松茸牛丼」としか言えなかった所為でございます。それで登場してすぐ気が付くのが、圧倒的な松茸というよりもキノコ・スメル。そりゃ、松茸っぽい匂いもそこはかとなく感じはするのですが、それよりも何よりも「松茸だってキノコだよ~」と言わんとするような香りですね。で、このことから、松茸牛丼はレトルトパウチっぽい物でブツが供給されているのかなぁ(キノコ類って、何故かレトルトパウチになるとその香りが凶暴化する印象があります。)、などと邪推してしまったのですが、実際のところどうなんでしょ?もっとも、個人的にはきのこの山を含めキノコ類全般は好物であるので、それでも美味しくいただいたんですがね。あと、通常の牛丼より、牛肉の味付けも心なしか上品だったような。(ただし、こういったチェーンの牛丼店って、お伺いするタイミングで結構味が違ったりするんですがね。)今回は松茸牛丼の味を堪能すべく(セットにし忘れた以外は)サイドメニューを足さなかったのですが、卵類は元々キノコとの相性も良いので、追加しても良かったのかもしれません。

 というわけで、通常の牛丼の倍近い700円という値段で松茸まで楽しめ、なかなかに面白い体験をさせていただきました。ごちそうさまです。

平成28年9月訪問

栃木県宇都宮市 ラーメン 山岡家 宇都宮長岡店

 このところ、某ポケGOのお陰で週末ごとにかなりの距離を歩いているせいか妙にコッテリとしたものがいただきたくなって仕方がないのですが、更にこの日は朝から刺激も欲しかったので、宇都宮のこちらのお店まで朝食をいただきに。それにしても、日曜日の朝食が「山」ってどうかとも正直思うのですが、県内で朝ラー出来る貴重なお店なのに加え、コッテリした物は朝に喰えという爺ちゃんの遺訓もあるので。

辛味噌ネギラーメン(激辛) 830円 + 味付け卵 90円 + 半ライス 110円
辛味噌ネギラーメン(激辛) 830円 + 味付け卵 90円 + 半ライス 110円
 それでいただいたのが、前回お伺いした時と同じこちらの品々なのですが、あえて味薄めでのオーダー。それで登場したら、スープを油の部分を中心にレンゲに取り、そこにニンニクをスプーン山盛り1杯投入して混ぜたら、半ライスにぶちまけ、更にラーメンにもニンニク山盛り1杯投入し混ぜ混ぜ。あとは、ネギや味玉、チャーシューを適宜ライスに移植しつつ油でテカテカになった海苔と共にいただけば、これが何とも堪らない旨さでございます。また合間に麺を啜る際は、あまり欲張らずに口に入れた方がより美味しく感じられるかと。途中からお酢を投入して味変し、最後は、残ったスープを残ったライスに掛けてズルズルといただいて堪能し尽くしましたが、やっぱり味薄めにして大正解。っていうか、お店や作っている人によってどうしてもブレがあって、薄めで頼むと本当に薄くなっちゃう時もあるのですが、前回味の濃さ普通でいただいた時に若干濃く感じたので、思い切って試してみた次第で。昔、今よりももっとマメにこちらのお店にお伺いしていた時は、激辛・味薄めがデフォルトだったんですけど、その後間隔が空いたりして、こちらのお店の感覚が微妙にわからなくなっちゃってたんですよね。

 というわけで、今回は大変美味しくいただきました。で、胃の調子が持続しているうちは、また辛味噌ネギ激辛+半ライスを中心に攻めていきたいと思います。ごちそうさまでした。

平成28年9月訪問

茨城県水戸市 好文茶屋

 先週に続いて、よもやの二週連続水戸市千波湖遠征となったこの日、ひそかに期するものがありました。

偕楽梅うどん 520円
偕楽梅うどん 520円
 それがこのうどん。こちらには水戸ということで、名物の梅(梅の実は名産ではないかもですが)や納豆をあしらったうどん・そばがあり、実は先週お伺いした時、それらをいただこうと思ったものの、その時には品切れになってしまっていたという。で、次にお伺いする時は必ずやなどと思っていたのですが、そのチャンスがまさがその翌週に巡ってくるとは自分でも思っていなかったりして。ちなみにそのうどんは、写真のとおりかけうどんに青ジソと梅干しがトッピングされたもので、昆布の香りがしたつゆは北関東らしく濃口醤油が効き、塩加減もしっかりめで好み。うどんは適度にコシがあり、梅干しは途中から潰して味変に使いました。

 というわけで思いは遂げたのですが、こうなったら今度は納豆をあしらったそばでもいただいてみたいですね。(で、その日は案外遠くなかったりして。)ごちそうさまでした。

平成28年9月訪問

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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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