趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
喪中のため年頭のご挨拶を差し控えさせていただきます。
それで今年最初の更新は、昨年仕入れたネタになるこの記事から。相変わらず毒にも薬にもならない文章をダラダラ書いているだけのブログですが、良かったら今年もお付き合いください。
こちらのお店は、お店自体は以前より存じていたのですが、先日、同僚から「矢板だといつも行くそば屋さんはここ」的な話を聞いたので、今回お伺いすることに。
それでお店に到着したのは、日曜日の午後1時過ぎ。行列こそ無かったものの駐車場は空きスペースがほとんど無く、席もたまたま空いていたという感じ。街なかの大衆的なお店と違って相席はさせないようで(事実、私のちょっと後に来たお客さんは席が無くて少し待つことに。)、4人掛けの席を家人と2人で贅沢に使わせていただきました。で、早速注文なのですが、お品書きを見ると僅かに期待していた冷やし・ひたしそばはやっぱり無く、つまみも充実しているちゃんとしたそば屋さん的ラインナップ。なので珍しくせいろをいってみることにして、家人の鴨せいろと一緒にオーダーしました。
せいろ(大盛) 820円
まずは細めのソバをそのまま数本いただいてみたところ、個人的に蕎麦は色々語れるほどいただいていないので上手い表現が見つからないのですが、香り、歯応え、そして喉越しともに良い感じ。そして次に、ツユには薬味を入れずにちょっとだけ浸けていただいてみたところ、甘味は控えめでキリッとした感じがこれもまた。味付けは濃いめなので、ザブンと浸けない方がより美味しくいただけますね。そして後は、ネギをツユに投入、ワサビはソバに直接付けつつ、ひたすらズゾゾゾっと。つい、200円増しの大盛りにしてしまったのですが、あっという間に無くなってしまいました。あとそば湯は、ちょっとトロッとした濁ったタイプということは、そば粉を足しているものですかね。
鴨せいろ 1050円
こちらは、家人がいただいたものを、つけ汁だけ少々いただいたのですが、やっぱり鴨の旨味って凄いですね。味加減も良い塩梅で、間違いない旨さというか。
というわけで、どちらも美味しくいただいたのですが、私の直後にきたお客さんが、「カツ丼とかけそば」というなんとも贅沢かつハイカロリーな頼み方をしているのを聞き、今度は是非ともいただいてみたくなりました。だってお品書きのカツ丼の写真が、あまりにも美味しそうだったんですもの。ごちそうさまでした。
平成29年12月訪問
この日は、家人と那須塩原市内の映画館で朝一番の上映を見た後、そのまま市内で昼食という流れになったのですが、今回はこちらのお店で久しぶりにいただくことに。で、前回お伺いしたのが平成22年10月って、時の流れは速いものですなぁ。
それで店内に入り、小上がり席に着席。確かこちらは、醤油味と塩味だけだったっけと思ってカウンター上に貼ってあるお品書きを見たところ、みそラーメンの文字を発見。家人のラーメンと共にお願いすると、あまり待たずに登場しました。
みそラーメン 850円
ライス 100円(写真なし)
というわけでそのみそラーメン。中央付近の赤い物は、注文後「辛いのは入れますか?」と尋ねられたさいにお願いしたので入ったもの。ひと舐めしたところ、豆板醤っぽいですかね。それでその辛いのを、最初は混ぜないようにまずはツユからいってみたところ、表面にそれなりの量の油は浮いているもののしつこさは無く、ベースとなったスープのじんわりとした旨味に、角の無い味噌ダレがこれまたじんわりと効いて、これが何とも優しい味。ですが、食べ進むうちに優しいだけじゃ無いというか、それらが織りなすしっかりとした「味」が感じられます。また手打ちされる中くらいの太さの麺は、ピロムチっとした食感が良いですね。で、前述のスープは、この麺に合わせた味付けになっているんだな、と思ったりして。そして具は、ちゃんと「肉」感のあるチャーシューに、キャベツ、モヤシ、ニンジンといった野菜類は炒めではなく茹でるか煮たタイプでしょうか?そうすることによって、より一層マッチングが良くなっているようにも思えます。あと、辛いのは、混ぜるのが後半になってしまったせいか、味が一気に鋭角に変わって、個人的にはちょっと勿体ない感も。溶かすなら、最初の方が全体に馴染みやすいですかね。あと、写真だと切れちゃってますが、一緒に出てきたお新香が美味しかったというか、お陰で思わずライスが欲しくなり追加で頼んで、更に(お新香が苦手な)家人の分のと合わせていただいてしまいました。
ラーメン 650円
こちらは、家人がいただいたもの。例によって少々味見させて貰いましたが、当たり前ながら、私がいただいたみそラーメンよりも、より出汁感があるというか、こちらのラーメンって、当地の一般的なものよりも醤油感控えめで、その替わり麺の旨さとこの出汁感で食べさせるように感じました。ちなみに家人も「美味しい」と。
というわけで美味しくいただいたのですが、エッジの効いたラーメンも良いけれど、こういう優しい味のラーメンも、やっぱり良いもんだと、改めて思った次第で。ごちそうさまでした。
平成29年12月訪問
平成29年中に仕入れたネタはまだ沢山残っているのですが、平成29年の更新は、この記事で最後になります。また来年も、暫くはこのペースでの更新を予定しておりますので、よろしければおつきあい下さいませ。(ただし、次の記事は、明日の更新を予定しておりますが。)
それと余談というかどうでも良い話ですが、昔、別のハンドルネームでブログを書いていたものの、色々思うところあって別ハンドルネームとなり当ブログを立ち上げたのが平成24年の暮れ。ですが同時に、旧ブログで書いた記事が勿体なくて、その一部をリライトしつつ移植し始め、5年掛かってようやく移植が完了することができました。(ラーメン等訪問店一覧、およびそばうどん等訪問店一覧の記事にも反映してあります。)今となっては閉店されたお店も多く、情報としてはあまり役に立たないのですが、気持ち的に一区切り付けることができたということで、個人的には当ブログから暫定の文字がようやく取れた思いでございます。
こちらのお店。もう暫く前からお店の場所が変わり、その前を何度も通っているにもかかわらず、いっぱいの駐車場とお店の入口付近にたむろする入店待ちのお客さんに気後れして、移転後は一度もお伺いしていなかったという。ですが平日のこの日、開店直後にお店の前を通りかかったところ、駐車場に空きスペースが。店頭にも入店待ちのお客さんはいなかったので、すぐさま駐車場にイン。空席が見えたので勢い込んでお店に入ろうとしたところ、店員さんから「こちら(名簿)にお名前を書いておまちください。」と。以前はどういうシステムだったか忘れましたが、今はこうなっているんですね。
なので、店頭の待合スペースでちょっと待ってから入店。カウンターに案内されると注文となったのですが、今回は、店頭、として待合スペースに貼ってあったPOPを見て気になった牛モツ辛味噌というのをいただいてみることに。こういった限定ぽいメニューでも、麺の種類や量(大盛り相当の300gまで同料金)が選べるんですね。また、牛モツは生の物を使用するので歯応えが強いけど大丈夫ですかと尋ねられたり、辛さは小辛・中辛・激辛から選べるので中辛を選んだところ辛いけど大丈夫ですかと尋ねられたり、その他、ニンニクやチャーシューの種類、付属のライスなど、色々確認されてオーダーが通った後、20分程待ってからのご対面となりました。
牛モツ辛味噌らー麺 790円
登場時、店員さんから「左手が煮チャーシュー、右手が炭焼きチャーシューです」と説明していただいたのですが、どちらも結構な存在感を放っていますね。それらを暖めるため速攻で沈めた後、まずはツユからいってみたところ、ブっとい豚骨と思われるベースに、辛味噌が良い感じに主張。更には、背脂っぽいコッテリ感と甘味、上に振りかけられたスパイス類に添えられた刻みニンニクの香りや辛さも相まって、濃厚かつパンチの効いた味が、問答無用に「旨い」と思わせてくれます。また中辛を選んだ辛味は、個人的な感覚だといわゆるピリ辛よりはハッキリと辛く感じるぐらいで丁度良いというか。そして自家製の麺は、今回中太麺をチョイス。ねじりが入りエッジの立った断面で、ムチシコっというしっかりした歯応えが良いですね。量は250gでお願いしたのですが、具沢山だったのと付属のライスもあったので、お腹一杯になりました。それと具ですが、2種類のチャーシューは、調理法による味や歯応えの違いが対照的。牛モツは新鮮さが判るプリプリシコシコさ加減。ほんと、歯応えが凄いです。あとキャベツとモヤシは、こういう濃厚なラーメンにはピッタリ。更に、残ったスープはライスに掛けていただけば、これもまた!という旨さでした。
というわけで美味しくいただいたのですが、また今度、時間に余裕がある時にでも、混雑に気後れせずにお伺いしたいと思います。ごちそうさまでした。
平成29年12月訪問
こちらは、さくら市氏家の勝山、旧国道4号沿いにある、以前は勝山食堂と呼ばれていたお店。個人的には、その勝山食堂と呼ばれていた頃、何度かお伺いしたことがあったのですが、平成23年の震災後にリニューアルされ以降は、初めてのお伺いとなりました。
それでこちらのお店。個人的な認識では、昔からもつ煮が有名だったのですが、今回のお目当ては、駐車場に幟旗も立っている、さくら市氏家の地域ブランド『氏家うどん』。地場産の「イワイノダイチ」という小麦を使用し、小麦粉を漂白しないで作るそうで、市内のいくつかのお店でいただけるようになっています。
で、正午過ぎにお店に到着し、入店。以前のお店よりもコンパクトになった印象なのですが、店内にはテーブル席と小上がりがあって、1人の旨告げるとあいていた2人掛けのテーブル席にご案内。他のお客さんは、作業着を着た現場系の方たちや、近所の常連さん(「いつもの」と注文する場面は久しぶりに見た気が。ちなみに「いつもの」とは半もつ定食でした。)といった感じでしょうか。それでお品書きを見ると、定食類がコスパ良さそうだったのですが、お目当ては決まっていたので早速注文。うどんメニューはいくつかあったのですが、この日は寒かったので、みそ煮込みうどんをいただくことにしました。
みそ煮込みうどん 750円
ちょっとだけ待ってから登場したこちらの品。その時、鍋の蓋は閉じた状態だったのですが、それでも漂ってくる、ひねたような特徴的な匂いで、味噌が自家製なのを知りました。(余談ですが子供の頃、その匂いがとても苦手で、香りのマイルドな市販品の速醸味噌の方が好きだったこともありました。)また蓋を取るとツユは若干白く濁りが有り軽くトロミも付いていたので、こちらの品が生麺をツユで煮込んで作ったことを知りました。それで早速、ネギと天かすが入ったとんすいにウドンと具、ツユを適宜取って、フーフーしながら一口いただけば、これがもう。ツユは前述のとおり、風味の強い味噌が主張するのですが、味は濃すぎず、むしろ具材から出た旨味と相まって優しい味。そしてウドンは、やや平べったく縮れたところが氏家うどんらしい形状なのですが、煮込まれことによって、ヌチモチっとした、すいとんを思わせる食感に。一緒に煮込まれた具材は、キャベツが珍しく感じたのですが、他にはハクサイ、ニンジン、ホウレン草などの野菜類に、鶏肉、豆腐、そして黄身がトロトロの玉子が嬉しいです。
というわけで、美味しくいただいたのですが、それ以上に、お腹の底から暖まったのが有り難かったです。ごちそうさまでした。
平成29年12月訪問
師走に入った最初の日曜日。この日は、さくら市の氏家で家人と用足しをした後、ついでに市内で昼食となったのですが、そこでお伺いしたのがこちらのお店。最初、お店の駐車場(ちなみに駐車場は、お店の両側にあるのですが、東側が1軒挟んだところにある未舗装の空き地内、西側が2軒挟んだところにある角地の舗装された駐車場内となっています。)の前を通りかかった時、クルマが一杯っぽくて諦めかけたのですが、よく見ると1台分空いていたので、無事お伺いすることが。
タンメン 650円
それで私がいただいたのが、こちらのタンメン。ちなみにタンメンといっても、街なかの中華屋さんらしく、中華的「湯麺(たんめん)」ではなく、炒め野菜の入った塩味のツユという、関東地方ローカルスタイルの「タンメン」なのは写真のとおりです。で、早速、そのツユからいってみたところ、中華料理店ならではの清湯スープをベースに、ゴマ油の良い香りと、具の豚肉や野菜からの旨味が合わさって、もう。また麺が優しいというか、スープと相まってゆるーっと口の中に入ってきて、何ともホっとするというか、落ち着いていただける味というか。そこにたっぷりと入る野菜類は、アクセントになるシャキ感を残した炒め加減も程よく、更に豚肉も結構入っているのが嬉しいですね。
シューマイ(3ヶ) 350円
こちらは、一緒にいただいた品。ラーメン類のお供と言えば餃子ですが、シューマイがいただけるのは中華料理点ならではの楽しみなのではないでしょうか。で、上にはグリーンピースではなく、カニの身が載っているのが嬉しいですね。サイズは中くらいでしょうか。中の餡はプリっプリで、旨味たっぷり。辛子、そしてお好みで醤油を付けていただけば、たまりません。(ただ、これ単品でビールをいきたいというのも正直なところ。)
ラーメン 500円
こちらは、家人がいただいた品。こちらのお店のラーメンは、子供の頃から知っている味というか、個人的ラーメンのスタンダードの一つ(もっとも、こちらのお店自体が、私の中華料理のスタンダードだったりするんですが。)なのですが、家人に味見させて貰って久しぶりにいただいてみたところ、やっぱり良いですね。刺激の強い昨今のラーメンを食べ慣れてしまった今でも、この何気ない一杯は、じわっと染みてきます。また家人も、「これぞまさしく、中華料理屋さんのラーメン。とても美味しい。」と申しておりました。
というわけで、今回も美味しくて満足させていただいたのですが、今回いただいたタンメンが650円、家人がいただいたラーメンが500円って、今時かなりのお値打ち価格ですね。手間暇掛けて街なかの中華屋さん的お値段を守ってくださってるお店の方には、頭が下がる思いでございます。ごちそうさまでした。
平成29年12月訪問
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