たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

東京都品川区 幸福堂 (大井競馬場内)

 今回、だいぶ久しぶりに大井競馬場にお伺いして飲み食いしつつトゥインクルレース(ナイター競馬)を堪能していたのですが、その〆にお伺いしたのが、L-WINGの指定席を取っていたにもかかわらず、4号スタンドにあるこちらのお店。

天玉(そば) 570円
天玉(そば) 570円
 それでいただいたのは、こちらの品。で、食券提出後程なくして登場したのですが、まずはツユからいってみたところ、ちょっとばかり煮込んだような風味が感じられました。これは今回のツユが、かなり熱々だった事にも関係あるかもしれません。また味付けは、濃口醤油の効いた関東っぽいものなのですが、色と煮込まれ具合のわりに塩気は濃くないというか、程ほどという感じ。そしてソバは、食券の券売機に確か「コシの強い冷凍麺使用」と明記されていたのですが、そのとおりかなり細めにもかかわらずしっかりとしたコシがありますね。あとかき揚げは、タマネギがメインで、若干オイリーかつしんなりとした食感。ツユとの馴染みはさほど悪くはないのですが溶けるようなタイプでもなく、終盤まで固形を維持しました。

 というわけで、ごちそうさまでした。

平成29年10月訪問


追伸

 実はこちらの今回お店でいただこうと思ったのは、「確かこちらのお店でそば・うどんの類いはいただいた事がなかったよな。」と思ったからなのですが、実は約4年前に、全く同じ品をいただいていたんですよね…。何ていうか、そういうのを無くすための備忘録であるところの当ブログの存在価値を、管理人自ら否定する事態になったよなぁ…。

栃木県那須塩原市 ラーメンショップ 黒磯店

 個人的な性分から、気になっていたけどお伺いしたことが無かったお店というのが結構あるのですが、こちらもそのうちの1つ。ラーメンショップ(ラーショ)のラーメンは大好きだし、お店の前を何度も通りかかったことがあるにもかかわらず、これまで何故かお伺い出来ませんでした。

 それで日曜日のこの日。外出ついでに昼食をいただくところを探していたのですが、そんな時に思い浮かんだのがこちらのお店。午前11時をちょっと過ぎた頃お店に到着したところ、既に先客が何人かいらしたのですが、どの方も皆、渋い一匹狼的オーラが漂っていたような。先日お伺いした黒磯バイパス沿いのお店もそうだったのですが、黒磯でラーショに来るお客さんって、わりと殺伐系なんですかね?でもこちらは、店員さんがフレンドリーなので、あちらほど緊張しないで済みましたが。

ネギラーメン 700円
ネギラーメン 700円
 それでいただいたのが、個人的に初めてお伺いしたラーメンショップでいただくと決めているこちらの品。これぞラーショという浅い丼で登場したのですが、その丼からはて、「スープに豚骨使ってんぞ」て的香りが漂ってきています。で、早速麺に載ったネギを混ぜ混んでからツユを一口いってみたところ、先程感じた豚骨の香りはゴマ油によって上書きされ、その味わいは、旨味バッチリかつ醤油ダレの効き加減は奥ゆかしいというか、お陰で角が無くまろやかな感じがしました。また麺は、ポニョっとした食感のウェービーな中細ラーショ麺。そして具のチャーシューは、柔らかなれどトロトロじゃない、個人的に大好きなタイプ。あと海苔は溶けやすいタイプ。それでまずは序盤におろしニンニクを投下すれば、味的にグッと締まってかつ膨らむというか、やっぱりラーショにはおろしニンニクが合いますね。途中一部コショウや豆板醤と共にいただき、最後は、お酢を入れてフィニッシュしました。

ネギミソラーメン 750円
ネギミソラーメン 750円
 こちらは、同行の家人がいただいたもの。例によって少々味見させてもらったのですが、味噌味のこちらの方が、味濃いめに感じました。でも、味噌ダレのエッジは上手いこと丸くしてあり、こちらもまろやかな印象でした。

 というわけで、どちらも美味しくいただいたのですが、加えて個人的にはこれらのラーメンを「これぞラーショ・ザ・スタンダード」というふうに感じました。やっぱりラーショは良いなぁ。ごちそうさまでした。

平成29年10月訪問

栃木県さくら市 八百藤飯店

 こちらは、さくら市氏家にある、中華料理のお店。なんて他人行儀な書き出しで始まりましたが、実は、物心ついた時から家族に連れられてお伺いしている個人的に中華料理の原体験とも言えるお店で、更には社会人になりオッサンになった今でも、宴会やらちょっとした飲み会やらでちょくちょくにお世話になっていた馴染みのお店でもあります。ですが、当ブログ的には、宴会や飲み会など人任せで頼んだ品ではなく、基本的に自分(と家人など同行者も含みますが)の意思で、自分がいただくべく頼んだ品を載せるという縛りを作っていた(例外はありますが…。)ためにこれまで未登場になってしまっていました。

 で、4月から色々と環境が変わった所為もあってお伺いする機会が減ってしまったというか、実際、暫くご無沙汰していたのですが、そうなるとその味が恋しくなって、この日は家人とお伺い。実は家人も、こちらのお店のファンなんですよね。

肉ソバ 850円
肉ソバ 850円
 それで今回、私がいただいたのが、こちらの肉ソバ。というのも、小学校高学年の頃、家族が不在となる日の昼食(お昼代は貰っていた。)に、子供だけでこちらのお店にお伺いし、初めて、大人の意見を一切聞かず自分の意思だけで注文した記念すべき品なんです。もっとも、当時のお品書きに書かれた「肉絲湯麺」(「にくいといとゆめん」と読んだ。)という文字を見て、良く解らずに何となく頼んでしまったというのが正解なのですが。と、どうでも良い話をしてしまいましたが、それ以来の注文となったこちらの品。早速ツユからいってみると、アッサリ滋味深い中華料理屋さんのスープをベースに程良い味付け。そしてそこに、上にたっぷりと載る肉絲部分からのものと思われる味とコッテリ感、そしてトロミ感も加わり、更にはその中の干しシイタケ由来と思われる独特の風味が個性を加えて、これが何とも良い感じというか。また、中くらいの太さの縮れ麺は、チュルモチっとした食感。そして具の肉絲は、豚肉とピーマン、そしてタケノコに干しシイタケ、ニンジンが細切りになっているのですが、それらの火の通し加減、味付けとも絶妙で、麺と一緒に頬張れば、口の中に色々な味と食感が広がって、もう!ボリュームも結構あり、しかもかなり熱いので、最初はハフハフ、その後ズルズルと、たっぷり堪能させていただきました。

餃子(6ヶ) 350円
餃子(6ヶ) 350円
 こちらは、一緒にいただいたもの。やや薄めのしっかりとした皮の中には、ニンニクのパンチが効いた餡が。生ビールと共にいただくと、もの凄く幸せになれるのは経験済みというか、本来はそうやっていただきたいのですが、(競馬場にいる時以外は)昼間から飲まないことにしているので、今回はビール無しで。ちなみに、餃子に付けるタレはお酢とラー油のみ(醤油は入れない)が旨いと知ったのは、こちらのお店で餃子をつまみに飲んでいた時、後輩がやっていたのを真似たからだったりします。

チャーハン 650円
チャーハン 650円
 こちらは、家人がいただいた品。実は個人的にも、こちらのお店でのお気に入りの品だったりします。使われている材料はご飯とチャーシュー、卵、そしてネギ、炒め油とシンプルながら、それらが丁度良くまとまり、更にはチャーシューから出たスパイシーな風味と「豚」の旨味が効いていて、これが何とも。で、その豚の旨味の所為で勘違いされている方がいらっしゃるようなのですが、以前お伺いしたところ、ラードは使っていないそうです。(平成29年12月17日追記:以前は使用していなかったのですが、現在は使用しているとのこと。)そして添えられているスープは、中華風のコーンスープ。卵とコーンの優しい味が、これまた良いですね。

 というわけで、どれもとっても美味しくいただいたのですが、こちらのお店には他にも、個人的にオススメというか好きな品が沢山有るので、また機会を見てお伺いしたいと思います。ごちそうさまでした。

平成29年9月訪問

栃木県さくら市 お食事処 よし茶屋

 この日は「冷やしそば・ひたしそば」活動ということで、さくら市氏家にあるこちらのお店まで。じつは、今を去ること二十ん年前、個人的に初めてお店で冷やしそばをいただいたのがこちらで、その後、宴会などではたまにお伺いしていたのですが、改めて蕎麦だけいただきに来るのは相当久しぶりだったりします。

 さくら市役所と道路(県道上高根沢氏家線)を挟んで向かい側のお店に到着したのは、午後12時を少し回った頃。ちなみに、こちらのお店の営業時間というか、予約なしでお伺いできるのは、月~金曜日の午前11時~午後2時まで。(なのでお伺いするハードルは結構高めです。)加えて言うなら、午後12時から30分ほどは市役所の職員さんで混んでいることが多いです。で、お店脇の駐車場にクルマを止めお店に入ると、1階のテーブル席は満席。ですが奥のカウンターは空きがあったのでそこに座り、「大冷やし1つ」とお願いしました。

冷しそば(かきあげ付) 600円 +大盛り 100円
冷しそば(かきあげ付) 600円 +大盛り 100円
 その冷しそば。大盛りにしたのでまず見た目からしてボリューミーというか、100円でここまでソバの量が増えるのは、何とも気前が良いですね。(ちなみに、50円増しの中盛りでも結構増えます。)で、早速、そのソバをそのまま口に入れると、細めながら歯応えがあり、そして喉越しも良し。次に、ツユに浸けてガバっといただけば、今度は不揃いに切られたその幅が面白い食感を生み出します。またそのツユは、ダシ感が結構しっかりあるのですが、肝心の味加減は、濃すぎないというか、ソバをたっぷり浸けていただくと丁度良い、とても「冷やし」らしい塩梅。更に甘味控えめなのが個人的にはとても好みです。ちなみにこちらのツユは、今回のように注文時に何も言わないと冷たいものが出てきます(なので初めていただいた頃は、お店でいただく冷しそば=ツユが冷たいのが当たり前と思い込んでいました。)が、以前はたしか暖かいのも頼めたかと。そしてかき揚げは、タマネギをメインに、ニンジン、カボチャ、サツマイモ、インゲンと野菜の種類が豊富。揚げたてで、食感はカリっとサクっとクリスピー。それをまずは、ツユに浸けて単独で味わい、次にツユの中にズブと投入。あとは、(大盛りにしたので)たっぷりのソバと共にいただけば、もう。たまりませんね。

 というわけで、とても美味しくいただいたのですが、こちらのお店では、さくら市氏家の地元ブランドである「氏家うどん」も出されているので、今度は是非ともそちらもいってみたいと思います。ごちそうさまでした。

平成29年9月訪問

栃木県下都賀郡壬生町 ラーメン 二郎 栃木街道店

 まだ葬儀がらみの諸々は続いていたのですが、お陰で良いことも。というのも今回、そのついでに、久しぶりにこちらのお店にお伺いすることが出来たのですから。

 で、お店には、本来なら開店の1時間前、遅くとも30分前には着いていたかったのですが、お店に向かう直前の用事で思った以上に時間を取られ、開店より約20分後、お昼の10分ちょっと前に到着。この時、既に店外には15人弱の行列が出来ていました。その最後部に並んでから30分ちょっとで入店となり、今回いただく諸々の食券を購入。こちらのお店にはそうそう簡単に来られないので、後悔しないようついつい色々頼もうとしてしまうんですよね。更に店内で椅子をズレながら待ち、入店から約20分で店主さんの食券確認が入った直後、カウンターに座ることが出来たので、そこで女性店員さんに食券を渡す際、現金100円を添えて追加のサイドメニューを注文。カウンターに座ってからは、5分程でサイドメニューが登場し、そこから更に5分程で店主さんからニンニクの有無を尋ねられたので、「ニンニク、アブラ」とコール。と、今回はお店に到着してから1時間ちょっとで、今回いただくラーメンとご対面になりました。

ラーメン豚入り 850円 + うずら(5コ) 100円 + ショウガ 50円
ラーメン豚入り 850円 + うずら(5コ) 100円 + ショウガ 50円
生玉子(那須御養卵) 50円、岩下のピリ辛らっきょう 100円(現金)
生玉子(那須御養卵) 50円、岩下のピリ辛らっきょう 100円(現金)
 あとは、目の前に小山の様に聳え立つラーメンを、ひたすらいただくだけ。まずスープは、豚肉、化調(グルエース)、そして醤油(二郎専用醤油カネシFZ)の旨味が三位一体となった、濃厚かつハイレベルなもの。そこに豚のアブラが強烈なコクとパンチを加え、問答無用で持っていかれます。また、個人的にこちらで好きなのが麺。麦の香りが強いオーション(強力粉)を使った低加水のガッシリした極太麺は、すぐに醤油とスープを吸って極上の味と食感に変化。個人的につけ麺にも惹かれるものの結局ラーメンの食券を買ってしまうのは、この、醤油とスープを吸った麺の味わいを堪能したいと思ってしまうからなんですよね。更には、もう少しばかり時間を置いて十分に味の染みた麺を、溶きほぐした那須御養卵に浸けていただくと、もう、たまりませんね。また、豚入りにした事で5切れ入る豚ですが、他にも細かいものがわりと入っていたような。で、これにカウンター上のコショウを掛け麺と共に頬張れば間違いが無く、更には、生玉子に麺やヤサイと共に浸けていただくと、これもまた。ちなみにヤサイはわりとキャベツも入っているシャキ感の残る茹で加減で、コールしなくても結構な量。アブラコールしたことで足された固形アブラは、ハンペンと呼ばれるヤバイくらいの大きさのものも入っていました。で、最初はあえていじらなかったショウガやニンニクを混ぜたり、カウンター上の唐辛子を掛けたり、残った生玉子を掛けたり、更には今回初めていただく岩下のピリ辛らっきょう(これ、とても合いますね。)を囓ったりして味変もしっかり楽しみ、今回は麺少なめにしていないこともあって最後はかなりお腹が苦しくなってしまったものの、結局スープまで完飲してしまいました。

 というわけで、久しぶりの栃木街道店を十二分に堪能することが出来たのですが、やっぱりここの二郎は最高。ほんと、美味しかったです。ごちそうさまでした。

平成29年9月訪問

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馬 たひお (@uma_tahio)
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自己紹介:
栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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