趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
今回お伺いするのは、個人的に長年の宿題となっていたお店。2000年代初頭に、県内でかなり話題になっていたのですが、その後惜しまれつつの閉店を経て、2010年に名前を変えて復活。で、復活後も「いつかお伺いしたい」と思いつつ、今日まできてしまったという。それで平日のこの日はお昼時に宇都宮市内に用事があったため(そういえば前回、前々回と、ここ3回連続。その前のうどんも入れると4回連続で宇都宮での所用ですね。)、その前に新4号でちょっと足を伸ばして上三川まで。お昼ちょっと前に到着しました。
サービスのサラダ
お店の造りはかなり立派で、店内も広々。席もテーブル席や小上がりもあるのですが、今回はお一人~二人様用とおぼしき大きなテーブルに着席し、注文のためにお品書きを手に取ろうとしたところ、立派な冊子になっているレギュラーメニューの他、パウチされた写真入りのも多数あって、その中には、個人的に大好きだった宇都宮の彩羅さん(閉店)の看板メニュー「赤玉パンチラーメン・つけ麺」も、当時は確かなかった味噌味やカレー味が加わって載っていました。で、それにかなり心惹かれたのですが、今回はレギュラーメニューの中からお店の基本っぽいものと、お店のウリになっているサイドメニューがいただけるセット品をいただく事に。注文後、「お召し上がりになったお待ちください」とサラダが出てくるのが嬉しいのですが、そこに載っている昆布は、スープを取る時に使ったものでしょうか?それでも味は良い感じに残っていますね。
藤原家麺 880円(税別)
その後程なくして登場したラーメンが、こちらの品。ちなみに味付けは、店主さんイチオシで醤油メインの1号「茶」、人気の白醤油メインという2号「白」、天日乾燃自然塩を使用したという3号「塩」から選べるのですが、今回は1号「茶」でお願いしました。それで早速そのツユからいってみたところ、動物系や魚介系、植物系など様々な素材から抽出された出汁が織りなす風味と旨味が、贅沢だけどしつこくないというか。また醤油ダレは味のピントを合いやすくはすれどその主張は強すぎず、一体感がある塩梅です。そして麺は、製粉から自家製という中細のストレートタイプ。加水率はどちらかというと低めでしょうか?最初はコリシコっとした歯応えが楽しめ、それが食べ進むうち徐々に全体と馴染んでいく感じもあります。それと具ですが、特に2種類のチャーシュー、そして味玉が良かったというか。まずはチャーシューですが、コショウの風味が効いているほうは低温調理でしょうか?肉肉しい味わいと歯応えが楽しめ、もう一方のは柔らかめの食感で、懐かしい感じの煮豚味。次に味玉は、醤油ベースの味付けで、その味加減、黄身の中心部がトロッとした火の通し加減共に絶妙でした。
揚げシュウマイセット(Aセット) 330円(税別)
こちらは、一緒にいただいたセット品。こちらのお店はラーメンのメニューも豊富なのですが、セットメニューもかなり豊富で、ライスとお新香のみのセットを除いて8種類もありました。その中からいただいたのが、前述のとおりお店のウリっぽかった(外に幟旗も出ていたかと。)揚げ餃子が付くこのセット。で、いくら自家製を謳っても、揚げ餃子にしてしまうと、正直なところ(既製品と)そんなに差が出ないだろうなどと思ってしまったのですが、申し訳ありません。私が浅はかでした。薄皮はパリっとクリスピーなのは予想通りだったのですが、そこから更に歯を入れると、中から肉汁が。まさかシュウマイで「ジューシー」などという表現を使うとは思っていなかったのですが、まさしくジューシーでこれが、もう。そのままでも、辛子を付けても、醤油+辛子でも、酢醤油+辛子でも美味しくいただけたのですが、これ、ビールにもめっちゃ合いそうですね。あと、添えられた漬け物もありきたりな市販品では無く、大根の他にハヤトウリだと思うのですが、こういう所にまで凝っているのは凄いと思いました。
というわけで、どちらも美味しくいただいたのですが、ラーメンはもちろん、個人的には揚げシュウマイがとってもインプレッシブでした。また、今回惹かれつついただかなかった赤玉パンチ系の品や、他にも多数あるラーメンとセットメニューなど、いただいてみたい品は数々あるので、また是非とも、機会を作ってお伺いしたいと思います。ごちそうさまでした。
平成29年11月訪問
このところ宇都宮に用事のある日が続いている気がするのですが、この日も宇都宮の北の方に用事があり、そのついでに昼食を。で、月曜日ということで休みのお店が多いなか、こちらは営業中でしたのでお伺いしたのですが、なんていうか、この時は、砂漠の中でオアシスを見つけたような気分でした。
ラーメン 590円
それで今回いただいたのが、こちらの基本と言うべきラーメンなのですが、まさしく、シンプルイズベストなんじゃないでしょうか?それを特に感じるのがツユで、ベースとなる出汁は、(1杯の値段を考えると)原価を掛けて様々な素材を使いまくっているわけではないとは思うのですが、動物系の旨味は十分ですし、更に表面に浮く油や、良い感じで味付けする醤油ダレ、薬味的にあしらわれた白ネギなど、味を構成する要素はさほど多くないものの、それら全てが十二分に力を発揮して、味を作り上げているように思えるのです。(と、自分でも書いていて「何言ってんだこいつ」的な表現になってしまったのですが、要するに、アッサリしているけど美味しいツユということで。)そこに合わせる麺は、確か自家製だったと思うのですが、やや平べったい形状の縮れ麺で、太さは中くらいながら、ムチシコっとした強めの弾力が楽しめる歯応えが印象的。それに加え、ツルツルっと入っていく喉越しも良いですね。そして麺と並んで印象的なのが、大判のチャーシュー。今回は指定しなかったのでロース肉を使ったものですが、適度な歯応えと肉本来の味わいが楽しめる仕上がりになっています。そこに、良い塩梅に味付けされた極太のメンマが加わって、繰り返しますが、シンプルながらも完成された1杯になっていますね。
ぎょうざ 3ヶ 250円
こちらは、一緒にいただいたもの。一凛さんの餃子はかなり久しぶりなのですが、これもまた、シンプルイズベスト。(って、餃子という食べ物自体が、ごちゃごちゃと色んな要素を入れても美味しくなるとは思いませんが。)確か自家製の皮は、確かな存在感。焼き目はカリっ、他はムチっとした食感で全体を包み込み、中の餡はざく切りキャベツと共に肉っ気もちゃんとあって、適度なジューシーさも。また、個人的には何も付けずとも全然いけてしまうお味なのですが、添えられたタレを付けてみたところ、味がビシっと決まったような。ちなみに、今回は3個にしてしまいましたが、これは5個(390円)でも良かったかもしれません。
それにしても、これでお値段合わせて840円って、どれだけコストパフォーマンス良いんですかね。それでいて、しっかりと美味しく、満足も出来るという。ほんと、こちらの店主さんの、値段にこだわって美味しいものを出す心意気には、改めて頭が下がります。ごちそうさまでした。
平成29年10月訪問
休日のこの日。台風が近づいて雨が降るなか、所用で午前中、宇都宮まで。で、お昼前の時点で折角宇都宮にいるのだから、お昼は普段なかなかお伺い出来ない宇都宮でも南のほうのお店で(自宅から直で向かうとなると、せいぜい宇都宮の北部止まりなんですよね……。)ということで、個人的に再訪したかったこちらのお店にお伺いすることに。
お店にはお昼ちょっと前に到着したところ、なんとギリギリ待ち無しで入れたという感じで。逆にそれで、今回何をいただこうか選ぶ時間が短くなったと思って焦ったのですが、お品書きを見て気になった、確かレギュラーメニューの中で未食だったこちらの品に。
極み!!海老だしら~めん 790円 + 特製煮玉子 110円
それで早速、ツユからいってみたところ、最初に香るエビ風味は、強めながらもくどすぎず丁度良い感じで。それは味わってみても同様で、スープのベースは豚骨でしょうか?少なくとも動物系メインで適度に油感もあるように感じましたが、そこにエビの旨味も加わって、軽めの口当たりながら重層的な味が良いですね。また塩気も濃すぎずこれも適度なのですが、味付けのメインとなる調味料は何を使っているのでしょうか?そして麺は、細麺との二択だったのですが、今回は中太平打麺をチョイス。結構縮れている形状で、口に入れるとモチムチっとした食感が、これもまた。それと具のチャーシューはトロっと柔らかく、結構なコッテリ感があるのですが、茹でキャベツが効いているというか、それを上手く中和している感があり、キャベツ自体も、スープとの相性が良かったです。あと、今回印象的だったのが、卓上の特製辛味ダレ。味が変わりすぎることを懸念して、最初はレンゲに少量取り、それをスープで溶いて麺に絡めていただいたのですが、これがこの海老だしともバッチリマッチ。なので次はスープに直接溶いていただき、最後は、お行儀悪いけど後述のセットのライスの残っていた分を投入してフィニッシュしたのですが、これもまた悪くなかったです。
Aセット うまかっ手羽(2本)とごはん 290円
こちらは、一緒にいただいた品。つきまるさんに来たからには、やっぱり食べたいうまかっ手羽ということで、 今回はこのセットを。それにしてもこのうまかっ手羽。手羽自体を旨くしているタレがやっぱり絶妙過ぎるというか。口のまわりをタレでベタベタにしつつむしゃぶりつけば、もう!ライスとの相性は勿論素晴らしいのですが、いつかお酒との相性も確かめたいなぁ、と。
黄金のゆず塩そば(ゆずしぼり付き) 770円
こちらは、同行の家人がいただいた品。例によって少々味見させてもらったのですが、第一印象として、柚子の風味が鮮烈!果汁も入っているんですかね?また、ベースとなっている澄んだスープは鶏ガラでしょうか?ごくアッサリしていますが、必要十分な旨味もあって、そのあたりのバランスが何とも良い感じだったというか。あと、添えられた柚子胡椒は、果汁で伸ばしてあったんですかね?サラっとしていて、控えめに投入すると、とても良いアクセントになりました。
というわけで、どれも美味しくいただいたのですが、改めて感じるのは、こちらのお店の品々って、味の抑揚のうち、抑の付け方が素晴らしいというか、何でも必要以上に強調せず、抑えた上でその味を表現している感が、いただく度に凄いと思ってしまうんですよね。今回も感服仕りました。ごちそうさまです。
平成29年10月訪問
こちらは以前にもお伺いした、製麺所である政木屋食品直営のお店。その時はラーメンと餃子をいただいたのですが、今回はうどんをいただくべく再訪となりました。
で、入店してカウンターに座りお品書きを見ると、以前お伺いした時よりもラーメンのメニューが増えていたのに加え、餃子とライスという注文も出来るようになっていました。それでも今回はうどんをいだくのですが、ちなみにお品書きに書かれたそば・うどん類は、かき揚げの載った天ぷらうどんのみ1種類という潔さです。
天ぷらうどん(大盛) 500円
注文時、つい大盛り(100円増し)にしてしまったのですが、お陰で丼がちょっと大きいサイズ感。それで早速ツユからいってみたところ、そのツユも政木屋食品さんの業務用商品でしょうか?(違っていたら申し訳ない。)昆布っぽい香りがわりと全面に来て、甘味控えめ醤油濃いめの味付け。個人的にはこの味の濃さ、嫌いじゃないです。またウドンは茹で麺でしょうか?柔らか目の食感が個人的にはヒット。大盛りにしたことで、量的にも満足できました。そしてかき揚げは、タネも含めてソフトで、ツユと馴染むけど溶けないタイプ。ちなみにタネは野菜のみで、タマネギの外、ニンジンとサヤインゲンだったかと。あとワカメとナルトが、個人的には嬉しいです。
実は今回、あまり時間が無いなかでのお伺いだったのですが、ほんと、サッと入ってパッといただくには丁度良かったというか。コスパも良いし、お味も悪くなかったです。ごちそうさまでした。
平成29年10月訪問
この日のランチは、久しぶりの元喜家さくら店さんへ。
並らーめん 680円 + ねぎ増し 100円 + 海苔増し(5枚) 100円
小ライス 50円
今回いただくのは並ラーメンなんですが、今回はこれまでの半熟味玉ではなくねぎ増しとし、更に、対小ライス用に海苔増しを。それで早速、まずはレンゲを使わずにツユを一口啜れば、コクまろな鶏油と豚骨スープが相変わらず良いハーモニー。更に味わえば、今回の豚骨スープ。キレ味のある感じは以前と同様ですが、若干ライトめにも感じました。それとタレも若干ライトめに感じたのですが、このあたりは、食べ手の体調次第なところもあるので。また麺は、固さ普通でお願いしましたが、若干硬質な口当たりで、モチシコっとした噛み心地。そして具のチャーシューは、こらのお店で最初にいただいた時を思い出す、若干ハムっぽいというか、プリッと固まり感のある食感。それと、ねぎ増しは、さらしネギが沢山入ることによって清涼感が加わります。で、今回は、いつものようにニンニク投入ではなく、訳あって卓上のおろしショウガをメインで。これはこれで悪くないんですが、個人的には、やっぱりニンニク多めの方が好きですね。あと小ライスの方は、豆板醤を適宜混ぜ込み、スープに浸した海苔と共に。並ライスでは無く小ライスなので、海苔を贅沢に使えるのが良かったのですが、当たり前ですが(ライスが)すぐ無くなってしまうのは切ないです。
というわけで、今回も美味しくいただきました。ごちそうさまです。
平成29年10月訪問
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