趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
パンチの効いたというか、少々変わり種のラーメンをいただいた後は、個人的なベーシックと呼べるようなラーメンがいただきたくなるのですが、この日もそんな感じでお伺い。それでいただくのはネギラーメンと決めていたものの、注文時に口から出たのは「ネギチャーシュー」。こちにのお店ではネギラーメンとネギチャーシューメンの価格差が100円しかないので、貧乏性の私は、つい、そちらにしてしまうことが多いというか。
ネギチャーシューメン(並) 880円
で、ラーメンに限らず食べ物は、TPO(ってファッション用語ですがね)をわきまえ、よっぽどマナーから外れていなければ、自分の好きにいただけば良いとは思うのですが(ただしクチャラーは全てにおいて勘弁願いたいのですが、鼻が詰まっていると、どうしてもなっちゃう場合ってありますよね。)、今回は何となく、私の攻略法を交えて今回のネギチャーシューをご紹介しようかと。それで登場して直ぐ行うのが、一面に載ったチャーシューをスープに沈めると同時に、全体をよく混ぜること。チャーシューはミチっとした食感の(多分)モモ肉なので、熱を入れてもとろけるような柔らかさにはならないのですが、そこは気持ちということで。でもって、それよりも大事なのは、ここラーメンショップ氏家店のネギラーメンやネギ味噌ラーメンって、ラーメンのタレが細(こま)切れのチャーシューと共にネギと和えられているので、混ぜないとスープ全体に味が付かないんですよね。あと、ネギも細(ほそ)切りというよりも短冊切りに近い幅なので、スープの熱を加えた方が歯応えと辛味のエッジがマイルドになるかと。そして、混ぜることによってゴマ油の良い香りがより漂う中、まずは何も加えず、スープを一口。こちらのお店は結構ライト目とはいえ、豚骨ベースのスープはどうしたって日によってコンディションに差が出来ますし、味加減に関しても、多少なりともブレがあるので。(この日は味付けも丁度良く、豚骨感も普通な感じでした。)で、この時に、この後の作戦を考えるのですが、と言っても、使う薬味や調味料、味変のタイミングくらいなもの。この時点で「バッチリ旨い!今日は神ってるぜ!!」と思えれば、そのまま暫く食べ進み、味変は最後にニンニクでちょっとだけ。この日のようにそうで無い場合は、ネギラーメンの場合最初にコショウを投入し、折を見ておろしニンニクを、という順で。ちなみに味噌ネギの場合、コショウは使わないのですが、逆にネギラーメンの時にコショウは省略していきなりニンニクを投入する場合もあったりして。またニンニクの投入方法は、レンゲに取ってスープで溶き全体に投下する時より、スプーン1杯分をそのまま1箇所に投下して、徐々に混ざり合っていく様を楽しむことの方が多いです。そんな変化するスープを楽しみつつ、全体に散らばったネギと共にチュルシコっとした細めのラーショ麺を啜り、(ネギチャーシューやネギみそチャーシューの場合は)チャーシューを囓りを繰り返し、通常は麺の量が残り3分の1くらいになった時、味噌ネギの場合はほぼ毎回、ネギラーメンの場合は更にパンチが欲しい時のみ豆板醤の登場。この時、スープに投入すると味が変わりすぎてしまうので、レンゲに取って少量のスープで延ばし、それに麺を付けてという感じでいただきます。ちなみにこのレンゲに取って付ける方法は、大昔に九州の、確か博多でラーメンをいただく際、「赤胡椒」(唐辛子味噌っぽい調味料)の使い方として教えて貰いました。あと、最初にスープをそのままいった時、塩気が薄めに感じた場合もこの方法は有効です。そして終盤は、お酢を投入。ちょっとだけ入れてマイルドにするも、もう少し入れてサッパリ感を出すのも気分次第なのですが、ここで間違ってドバっと入れてしまうと、何とも悲しい気持ちになってしまいます。で、最後は、底に沈んだ細(こま)切れのチャーシューと共にスープを飲み干してフィニッシュ。こちらのお店の豚骨スープは前述のとおりライトめなので、気兼ねなく飲み干せますね。
というわけで、今回も美味しくいただいたのですが、全体をよ~く混ぜることだけは、皆さんもは必ずやって欲しいなぁ、と。(最初に味が薄いと感じる時も、大抵は混ぜ不足だったりするので。)ごちそうさまでした。
平成29年12月訪問
この日は、久しぶりに或るアーティストさんのワンマンライブを観るために上京。で、その途中で腹ごしらえをしていこうと思うのですが、そんな時思い浮かんだのが久しぶりとなるこちらのお店。中本の情報ではいつもお世話になっているウェブサイト「蒙古タンメン中本の道」さんによれば、かねてよりいただいてみたかった限定メニューが提供中だったので、お伺いすることに。
それが、この胡麻極辛(ごまきょくしん)。前述の「蒙古タンメン中本の道」さんによれば、辛さレベルは10段階中の8だそう。また。麺の量は標準で1.5玉とのことで、食券を渡す際「麺少なめで」とお願い。で、麺を減らしておいてなんなのですが、このラーメンでお米が食べてみたかったので半ライスもいっときました。
胡麻極辛(麺少なめ) 930円
半ライス 120円
それで食券提出からさほど待たずに登場したのですが、パっと見ではゴマのお陰か唐辛子の赤さは控えめ=大人しそうにも感じられるものの、刺さっているレンゲを動かすと、ツユには固形物が多くてドロドロっとした感じがしてやっぱり手強そうな気も。で、そのツユを早速口に運ぶと、ドロドロの正体はすりゴマでしょうか?芝麻醤を使った日本式担々麺のようなクリーミーなコクというよりも、食感共々、もっとナッツ感のあるゴマ味が強く、そこに一体化した挽き肉のコクや、ショウガが後から追いかけてくる感じが。また、ゴマ味のお陰か塩気がマスクされ、中本さんにしては塩分控えめにも感じられました。(もっとも、他のお店と較べれば十分な濃さですが。)ちなみに辛さは、こちらもゴマ味のお陰で初めから攻撃的に来ないものの、さすがにレベル8だけあって、すぐに口の中に蓄積。またゴマのお陰で中太の麺にもたっぷり絡むので、自然と口に入る量が増えて余計にそう感じるのかもしれません。(個人的には、食べる分には平気なものの味わうにはギリギリという感じでした。)それと挽き肉以外の具は、茹でモヤシとニラ、そしてスライスされたゆで卵と輪切りの白ネギなのですが、いただいていくうちにこれらも全て、ドロドロスープに飲み込まれて一体化し、後半は食感の違いでそれと判る感じに。そして、麺を食べ終わった後は、手を付けていなかった半ライスをスープに投入。これがやってみたかったので、プチ麻婆丼ではなく半ライスにしたのですが、旨いっちゃ旨いものの、ここで先程の塩分控えめ感が出てきて、個人的にはもうワンパンチ欲しい感じ。しからばと、卓上の紅生姜を半ライスの容器に取り、つまみながらいただいたところ、これが良い感じになりました。ただ同時に、デフォルトの麺量が1.5玉なのは、このスープはライスよりも麺で食べきった方が美味しく感じるからかなぁ、と思ってみたりして。
というわけで、美味しくいただきお腹いっぱいになったものの、自分流のアレンジが微妙な結果に終わってしまい、ちょっと勿体ないとも感じてしまった今回の訪問となりました。ごちそうさまです。
平成29年12月訪問
最近、あまり気合いを入れずにラーメンをいただきたい時に候補となるのが、矢板市にあるこちらのお店。この日も家人共々そんな感じだったので、ゆるっと開店直後にお伺いしました。
Aセット(味噌ラーメン) 800円
それでいただいたのが、こちらのお店定番のセットメニューで、いわゆるハンチャンラーメンとなるAセット。ラーメンは、醤油、味噌、豚骨から選べますが、今回は味噌ラーメンをお願いすることに。それで、味噌ラーメンも半チャーハンも、ちゃんと鍋を振って調理する音を聞きながら待つこと少しでまずは味噌ラーメンから登場しました。で、早速、ツユから行ってみたところ、これが口当たりはマイルドですが、ベースのスープの旨味に炒めた肉と野菜からの旨味も加わり、更に味噌ダレも若干濃いめに効いたしっかりとしたもの。ニンニクはさほど強く効いておらず、トウガラシではなく黒コショウがアクセントになっているのが面白く感じます。それに合わせる麺は、太麺では無くラーメンと共通の細麺というのが珍しい気がしたのですが、チュルっとした食感が、これはこれで合っているんじゃないでしょうか。そして具は、もやしやニラ、ニンジンなどの野菜と豚肉を炒めたものに、ワカメもプラス。あと、薬味のネギの切り方に、中華料理屋さんを感じました。それから、一緒にいただいた半チャーハンですが、以前いただいた時と同様の、コショウとハムの風味が効いたしっとり食感のもの。味噌ラーメンと一緒にいただいても旨いです。あと余談ですが、これまで個人的に、中華料理屋さんで味噌ラーメンを頼むことは少なかったのですが、今回、トラディショナル(個人的には豚肉と野菜を炒めて煮るスタイルで、チャーシューは載らないものをそう思っています。)だけどオリジナリティー(黒コショウの効かせ方とか、麺が細麺なところとか。)もある味噌ラーメンをいただけたことで、今後、その食べ歩きもしてみたくなりましたね。
チャーシューメン 700円
こちらは、家人がいただいた品。どちらかというとミシっとした懐かしい系統のチャーシューがドドンと4枚載っているのですが、ちょっとだけ味見させて貰ったところ、その風味がラーメンに肉々しさをプラスしている気が。これはあとで、自分の物として丸ごと一杯いってみたいですね。
というわけで、どれも美味しくいただいたのですが、作っているのを待つ間にふと思ったのが、この味噌ラーメンと半チャーハンを同時に出すセットって、滅茶苦茶手間かかってますよね。(だって、どちらも中華鍋振るんですよ。それも1人で。)更には、家人のチャーシュー麺まで同時に作り、それがあまり時間差無く出てくるのって、考えてみたら凄いことだなぁ、と。ごちそうさまでした。
平成29年12月訪問
これまで幾度か(この記事とか、この記事とか。)当ブログにて登場している、栃木県さくら市の『氏家うどん』ですが、地域団体登録商標を取ったれっきとした地域ブランドで、その権利者となっているさくら市氏家商工会のウェブサイトには以下のとおり記載されています。
さくら市氏家地区は、知られざる小麦の産地です。生産農家が丹精込めて栽培した「イワイノダイチ」は適度に粘り、固すぎず、やわらかすぎず、うどんに適した中力粉となります。
氏家商工会は、さくら市・JAしおのや様のご協力をいただきながら、安全・安心・良質な地場産小麦を使用した「氏家うどん」を活用して地産地消キャンペーンを展開しています。
最近うどんを白くする傾向がある中で、地粉で打った「氏家うどん」は本来の小麦の持つ独特の色合いと香り、食べれば食べるほどに感じる素朴さが特徴の田舎風うどんです。「氏家うどん」を食べてみると、何か懐かしさを感じ、きっと頬が緩みます。ぜひ、ご賞味下さい。
ちなみに商工会が地域団体登録商標を取ったのは全国初のケースだそうで、さくら市内のいくつかのお店でいただける(さくら市氏家商工会のウェブサイトに取扱店舗が載っています。)他、市内や近隣市町のスーパーマーケットでも売られているのですが、そのアンテナショップが、JR氏家駅前の商業施設『eプラザ参番館』の中に。営業時間は月~土曜日の午前11時30分~午後2時と結構ハードルが高いのですが、アンテナショップだけあって、市内の製麺所で作られた氏家うどんが日替わり?で提供されています。(ただし土曜日は手打ちうどんがいただけるらしいです。)ちなみにこの日は、有限会社中山製麺製だそうで、本日の日替わり天ぷらのタネと共にカウンター上にその旨表示が置いてありました。
と、前置きが長くなりましたが、ド平日だったこの日。たまたま氏家駅に用事があったので、これ幸いとばかりにお伺いすることに。それでお店に入ると先客が数組おり、カウンターに座ったところ、店員さんから「お時間いただきますが大丈夫でしょうか」と尋ねられました。何でも、うどんは茹で置きではなく生麺を茹でてから提供されているとのことで、タイミング的に丁度その先客の皆様が注文を終えたところらしかったのですが、この日は時間に余裕があったので、ゆっくりと待たせて貰うことにしました。
天ぷらうどん 700円 + いなり寿司(2個) 100円
そんなわけで、目の前で調理されているのを眺めつつ20分程待って登場したのですが、早速いただこうと何気なく丼を持ったところ、しっかりと熱くなっていたので良い意味でちょっとびっくり。(ちなみに写真のとおり、レンゲも付いていますので。)それでまずは、ツユからいってみたところ、失礼ながら当地らしからぬ上品さというか、濃口醤油のビンビン効いた塩気の強いツユを想像していたので、これも良い意味でちょっとびっくり。これなら、うどんの味自体を堪能出来ますね。そしてメインのうどんは、やや平べったく縮れている形状は氏家うどんの特徴どおりなのですが、驚いたのは(って、さっきから驚きっぱなしですが。)その食感。ムチっとした歯触りにシコっとした歯応え。それでいてツルっと感も適度にあります。個人的に、これまでいただいた事がある氏家うどんは、どちらかというとチュルチュルっとした柔らかめなものが多かったのですが、このあたりがアンテナショップならではのこだわりというか、さすがに生麺を使っているだけありますね。更に噛みしめれば素朴な小麦の味も十分に感じられる、なかなかのものかと。あとかき揚げは、目の前で揚げるところを見ていたのですが、クリスプ感があって、ツユにも良く馴染むタイプ。タネはタマネギ、ニンジン、サツマイモ、春菊でした。更に一緒にいただいたいなり寿司も、味付けは甘すぎず良い塩梅で良かったです。
というわけで、美味しくいただいたのですが、他のお客さんがいただいていたカレーうどんやけんちんうどん(冬季限定らしい)も美味しそうでしたし、今日は寒くていただかなかった冷たいうどんも気になりますし、更には製麺所ごとの味の違いも試してみたいしと、これはまたお伺いしなくてはなりませんね。ごちそうさまでした。
平成29年12月訪問
喪中のため年頭のご挨拶を差し控えさせていただきます。
それで今年最初の更新は、昨年仕入れたネタになるこの記事から。相変わらず毒にも薬にもならない文章をダラダラ書いているだけのブログですが、良かったら今年もお付き合いください。
こちらのお店は、お店自体は以前より存じていたのですが、先日、同僚から「矢板だといつも行くそば屋さんはここ」的な話を聞いたので、今回お伺いすることに。
それでお店に到着したのは、日曜日の午後1時過ぎ。行列こそ無かったものの駐車場は空きスペースがほとんど無く、席もたまたま空いていたという感じ。街なかの大衆的なお店と違って相席はさせないようで(事実、私のちょっと後に来たお客さんは席が無くて少し待つことに。)、4人掛けの席を家人と2人で贅沢に使わせていただきました。で、早速注文なのですが、お品書きを見ると僅かに期待していた冷やし・ひたしそばはやっぱり無く、つまみも充実しているちゃんとしたそば屋さん的ラインナップ。なので珍しくせいろをいってみることにして、家人の鴨せいろと一緒にオーダーしました。
せいろ(大盛) 820円
まずは細めのソバをそのまま数本いただいてみたところ、個人的に蕎麦は色々語れるほどいただいていないので上手い表現が見つからないのですが、香り、歯応え、そして喉越しともに良い感じ。そして次に、ツユには薬味を入れずにちょっとだけ浸けていただいてみたところ、甘味は控えめでキリッとした感じがこれもまた。味付けは濃いめなので、ザブンと浸けない方がより美味しくいただけますね。そして後は、ネギをツユに投入、ワサビはソバに直接付けつつ、ひたすらズゾゾゾっと。つい、200円増しの大盛りにしてしまったのですが、あっという間に無くなってしまいました。あとそば湯は、ちょっとトロッとした濁ったタイプということは、そば粉を足しているものですかね。
鴨せいろ 1050円
こちらは、家人がいただいたものを、つけ汁だけ少々いただいたのですが、やっぱり鴨の旨味って凄いですね。味加減も良い塩梅で、間違いない旨さというか。
というわけで、どちらも美味しくいただいたのですが、私の直後にきたお客さんが、「カツ丼とかけそば」というなんとも贅沢かつハイカロリーな頼み方をしているのを聞き、今度は是非ともいただいてみたくなりました。だってお品書きのカツ丼の写真が、あまりにも美味しそうだったんですもの。ごちそうさまでした。
平成29年12月訪問
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