趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
四国の旅の3日目。この日は、前の記事などで書いたとおり、徳島県から高知県へと、足摺岬の方をぐるっと回る行程。で、その途中で、バス乗り換えのために立ち寄ったのが、高知県の東端、東洋町にある、「海の駅東洋町」というところ。ここで30分ほど待ち時間があり、せっかくなので、建物の中に。
ここの食堂には売られている地魚を調理して貰える定食があるそうなのですが、時間的に無理だし、しからば弁当や惣菜など、かなりそそられるものもあったのですが、生憎先ほど昼食を摂ってお腹が空いていないし、この先の道中しばらくはバス、そして路面電車となり車内での飲食が厳しかったので見送ろうとしたところ、スナックコーナーで発見したのが、当地名産(高知県はポンカンの生産量が全国第3位とのこと)のポンカンを使用したソフトクリーム。当地の柑橘類で、今(訪問当時)が旬のものといえば小夏(日向夏)しかありませんが、加工品なら季節問わず食べられますね。
受け取ったら海に面したテラス席に移動していただけば、これが、もう。
柑橘味のソフトクリームですが、ポンカンらしい優しい酸味が特徴的。子供の頃、酸っぱい柑橘類があまり好きではなかったのであまり食べなかったものの、酸味の丸いポンカンは好んで食べていたなぁ、なんて思い出したりして。
あとこういう時、コーンではなく(あれば)カップで頼むのが私のお約束なのですが、添えられたビスケットが、クリスプ感を補って有り難かったのと、ソフトクリームとの相性も良かったです。(ちなみにコーンでも付きます)
というわけで、海を見ながら美味しくいただいて満足。そういえば、こういうところでソフトクリームやアイスクリームをいただくことは「ライダーの義務」と言うらしいですが、今日はバイクじゃなくてバスでも、良い旅の思い出となりました。
ごちそうさまです。
令和6年5月訪問
四国の旅の3日目。この日は、徳島県から高知県へと、足摺岬の方をぐるっと回る行程というのは前の記事にも書きましたが、計画を立てる際、列車とバスの乗り換えの都合で、昼食は、「道の駅宍喰温泉」というところでいただくことに。
それで道の駅だからレストランもあるかなと、大して下調べもしないで来てしまったのですが、食事は併設のホテル1階にあるレストランで、とのこと。
何かめっちゃリゾートな外観に少々尻込みしたものの、お腹はかなり空いていたので、大きなリュックを背負ったまま1階ロビーへ。
レストランも1階だそうで、平日午後1時頃のホテルのレストランというのも個人的にはあまり馴染みがないところだったのですが、ピークタイムを過ぎ閑散としたなか、ホールの女性店員さんは、夕方からの予約席のセットや、カスターの点検・詰め替えなどをされている様子。思わず、「やっていますか?」などと間抜けなことを言ったら、少し怪訝な顔をされましたが、空いてるお席へどうぞ、とのこと。そんな具合だったので、少々気落ちしつつも、入店前、お店の外に置いてあったメニューを見てこれを食べようと思った品を注文。程なくして登場しました。
それがこの、酒盗丼定食。
丼の半分程度には、鰹のたたきが薬味と共に敷き詰められ、それ以外のスペースには、温泉玉子と、大葉に載った酒盗が。ごまポン酢のタレがついているのでそれを回しかけ、スダチを搾ったら、いざ。
で、結果から言うと、これが思いのほか旨かったというか。
まず、酒盗自体が、旨味と塩気の塊といった感。カツオの内臓の塩辛なので、多少なりともクセがあるものなのですが、ここのはクセというより個性といったレベル。そういえば、以前高知を訪れた時に買った酒盗も、クセがなく大変美味しかったなぁ、と思い出しました。
それとカツオが合わないわけがなく、更に温泉玉子やごまポン酢でマイルドに食べやすくされているだけあって、箸が進みまくりでした。
ほかにも、定食にしたので、とても良い塩梅のワカメの味噌汁(そういえば徳島県って、ワカメも有名だったよなぁ。)に、小鉢やサラダ、お新香まで付いていたのは嬉しかったなぁ、と。
というわけで、正直言うとネタ的チョイスだったんですけど、そんなの全く関係なく美味しくいただきました。お陰で気持ち的に食べ始めは微妙だったのが、食べ終わる頃にはすっかりご満悦に。
ごちそうさまでした。
令和6年5月訪問
四国の旅の3日目。この日は、徳島県から高知県へと、足摺岬の方をぐるっと回る行程だったのですが、列車本数の都合で、朝の徳島駅にて、1時間半近くの乗り換え待ちが発生。
で、この合間に朝食をいただこうと駅周辺のお店を調べていた時に見つけたのが、こちら。「セルフうどん やま」自体は、徳島県内を中心に、大阪府茨木市、そしてハワイにお店を展開しているそうで。
それで徳島駅を背に左手方向に行ったところにあるおこの店は、間口はそれほどですが、奥行きは広く感じます。午前8時過ぎという、平日の朝食にはやや遅い時間帯にもかかわらず、一人客がわりと多く、ボックス席で思い思いにうどんを啜っているという感じ。
早速注文口で、かけうどんの並(1.5玉)と店内自作という温泉玉子を注文。玉子はうどんに載せて貰いました。で、後は天ぷらの一つでもと思っていたのですが、そこでわかめの天ぷらというのを発見!大変珍しく感じたので皿に取ったものの、何分食べたことが無いものなので、安パイ的にもう1つ、鯛入りというちくわ天もお皿に取りました。
【かけ(並) 320円 + 店内自作温泉玉子 120円】
【わかめの天ぷら 140円 と 鯛入りちくわ天 140円】
会計を済ませ、空いていたボックス席に移動していざ。
まずはかけうどんを、ツユからいってみたところ、出汁感があって、醤油などの味加減も濃すぎず薄すぎず。いりこ的風味もしっかり感じられ、ここは徳島なれど、まっとうな讃岐うどんのツユという印象です。
それはウドンも同様で、茹でてから20分以内に提供を謳っていますが、太さは若干太めでしょうか。口当たりはややふわっとしつつも麺にコシと共に適度な柔らかさもある、まっとうな讃岐のウドンという印象。
そしてある意味今日の目玉であるわかめの天ぷらは、揚げ置きでも衣にサクッと感は残っていますが、それよりも、中のワカメがパリっパリ(の部分が多かった印象)。それにより磯の風味も凝縮された感じで、個人的にはワカメ好きなので問題ありませんが、海産物苦手な人は厳しいかもしれません。(もっとも、そういう人はハナっから食べないでしょうが。)あと、鯛入りちくわ天ですが、これが思った以上のヒットだったというか、ちくわ自体の味、そして食感がとてもしっかりしていました。ただ、並1杯に天ぷら2品はちょっと多かったというか、思い切って2玉の中にすれば良かったです。
というわけで、美味しくいただいて満足したのですが、それに加え、県庁所在地の駅前で朝の7時半からやっている旨いセルフうどん店があるって、徳島の方が羨ましいなぁ、と。
ごちそうさまでした。
令和6年5月訪問
四国の旅の2日目。この日は昼過ぎまで香川県内をうろうろすることになっていたので、その合間にできるだけうどん屋さんに寄りたいと思っていたのですが、なかでもここは絶対に寄っておかないと、と思ったのが、「めりけんや」というお店。うどん屋さんなのに、なんと、JR四国グループのひとつだったりするんです。
東京にもお店があるそうなのですが、これまでご縁がなかったのが痛恨事。(っていうか、そのお店がJR四国グループだと知ったのが最近だったので……。)ですが今回、ことでんの高松築港駅からJRの高松駅への乗り換えの際、30分ほど時間を作れたので、高松駅前店に寄ることが。
もつとも、JR四国グループと言っても、お店自体は一般的なセルフ店と変わるところはないという感じ。午後2時近い中途半端な時間帯にもかかわらず、店内はわりと盛況で、注文口では、先客の家族連れがワイワイしながら注文していました。
それで私が注文したのが、肉うどんの小(1玉)と温泉たまご。シンプルに「かけ」とか「ぶっかけ」とか「醤油」という通人っぽい選択肢もあったのですが、食べたいものを食べる!というわけで。
で、まずはツユからいってみると、これが、もう。出汁感はかなりしっかりしていますが、いりこがビンビンに効いているというよりも、何かもっと、こう、全体的に丸い印象。味付けもしっかりしていて、一口で「これは旨い」と思わせられます。更に今回はそこに、牛肉の脂や、追加した天かすのコクが加わって、味がグレードアップしていますね。
次にウドンを啜れば、これが、また。歯応えとコシ、そして適度な柔らかさも兼備しているのが、何とも良い感じ。自社製麺だそうですが、他所行き感はなく、適度なカジュアルさがあるというか。
それと具の牛肉は、味付けがそれほど濃くないのが好印象。柔らかく、量たっぷりが嬉しいです。そして途中から温泉玉子を崩せば、たまりませんね。
というわけで、一言で表すなら、ウドンもツユも「わかりやすい」美味しさが印象的で、とっても満足。店舗一覧を見ると、都内のわりと利用する駅に出店されているようなので、今後上京する時は、是非ともいただきたいと思いました。
また、この日立ち寄った、山田家本店、高柳食堂、そしてこちらの3軒のうどん。三者三様で、どれも甲乙付け難かったというか、どれも全く違った魅力が。この3軒のみを以て讃岐うどんを語るのは笑止千万でしょうが、やはり当地のうどん文化は底なしだなぁ、と、改めて実感した次第。しばらくは四国に行ける用事を作れそうにないけど、是非また当地を訪れ、いろいろと味わってみたいです。
ごちそうさまでした。
令和6年5月訪問
四国の旅の2日目。この日午前中の主目的である八栗ケーブルに乗った後、その麓側の駅である八栗登山口の目の前にあったこちらのお店に。
というのも、じつは当地のウドンを調べていた時に見つけたお店で、実際にそのお店の佇まいを目の当たりにした時、これは寄っていかないと後悔するな、と思った次第。先ほど1杯食べたばかりですが、思いのほか時間が掛からずに済んだし、あと1杯くらいなら軽くいけそうだったし。
それでお店に入ると、お年を召した夫婦とおぼしき男女の店員さんが迎えてくれました。
空いた席につき、壁に貼られたお品書きの札を見たところ、事前に調べた時、こちらのお店の名物という情報があった「あなごうどん」がなかったので、まずはきつねうどんをお願い。一緒に、これまた名物という情報の、にしがいのおでんも食べたかったのですが、お品書きにはあるけど残念ながら品切れに。女性の店員さんによると、採れる量がめっきり減ってしまったそうで。
そんなわけで、結果的にきつねうどんだけの注文となり、出していただいたお茶を啜りつつ待つこと暫し。女性の店員さんが「熱いので気をつけてください」と言い添えつつ恭しく持ってきてくださいました。
で、まずはその熱々のツユから行ってみたところ、確かに温度は高めですが、味わいはあっさり、そして何よりも優しく。出汁は当地で一般的ないりこでしょうか?ほんのりとそれっぽい風味がして、薄口醤油の味加減は最低限といった感じ。
またウドンは、当地で一般的な製麺所のものらしいですが、これも優しい食感。プリっとした口当たりで噛むと弾力もそれなりに有りますが、最後は柔らかい感触が残るというか。
更にもお揚げさんがまた。しつこくない甘みのある薄味が、よく染みています。
というわけで、話し好きらしい女性の店員さんの四方山話を聞きつつ、美味しくいただいたのですが、一言で表すと「とても優しい」一杯でした。
お店の作りも、うどんそのものも、先にいただいたうどん本陣山田屋本店さんとは正反対ですが、どちらも同じくらい魅力的で、ほんと、いただいて良かったというか、大満足でございます。
ごちそうさまでした。
令和6年5月訪問
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