たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

栃木県大田原市 手打ち 小峰屋

 最近、家人と行くラーメン屋さん、特に醤油ラーメンにおいてはファーストチョイスとなった感があるこちらのお店。地理的行きやすさや、開店時に行けば確実に食べられるといったお店の混み具合は勿論ですが、個人的に昔はエブリデイオッケーだったコッテリとしたラーメンが、歳と共に、気合いを入れないと美味しく食べられなくなったというか。なので元々家人のお気に入りだったこちらのお店に、私も惹かれるようになったという訳で。

【醤油ワンタン麺 1,000円】
醤油ワンタン麺 1,000円

 それで今回私がいただいたのは、こちらで一番いただくことが多い、醤油ワンタン麺。
 まずはスープからいってみれば、鶏など動物系+昆布も使われているでしょうか?そんな出汁や、醤油ダレが織りなす優しい味わいが、もう。もっとも、そのまま数口味わった後は、卓上のラーメンだれを少し追加してしまうのですが、そうすると味の輪郭が際立つような気がして、私には、より、好みの味に。ちなみに、家人はラーメンダレを一切使用しないので、このあたりはもう、好き好きですね。
 と、スープに行数を費やしましたが、このお店で個人的一番のお気に入りが、青竹打ちという麺。口当たりはツルっピロっと、どちらかというとソフトタッチですが、歯を入れるとちゃんとコシも感じられ、これが、また。
 さらに、極薄皮のワンタンも良いというか、こちらは口当たりがツルっテロっと更にソフトタッチ。麺と一緒に頬張って、食感の違いを味わうのも良いですし、単体でいただいても、ショウガが穏やかに効いた、白河系にしてはやや大きめの鶏肉餡が食べ応えをプラスして、これも。
 そして具のチャーシューは、炙りの入ったバラ肉、スモーキーな香りのモモ肉いう何時ものコンビネーション。味わいの違いは勿論、バラはプリっ、モモはミシっとした食感の違いも楽しめます。また青みが、前回はワカメだったのが、今回はワカメ+ホウレン草?の混ざったものに。個人的には、どちらか一方のが良いと思いますが、これはこれでアリかと。あと、柔らかい味わいのメンマや定番の海苔とナルトなど、どれもこちらのラーメンには欠かせないですね。

【醤油ラーメン 830円】
醤油ラーメン 830円

 こちらは、家人がいたいた品。「やっぱり美味しい」とのことでしたが、同時に、「青みはホウレン草が良い」とも。

 というわけで、今回も美味しくいただき、満足でごさいます。
 ごちそうさまでした。

令和6年9月訪問

栃木県那須烏山市 中華料理 五十番

 平日に所用で、昼またぎで同行者と出かける際、昼食は同行者に一任することが多いのですが、この日、同行者が指定してきたのが、那須烏山市の旧南那須町にあるこちらのお店。古くからそこにお店があるのは知ってはいましたが、お伺いしたことはなかったので、連れて行って貰えるのは有り難い限り。

 1台分だけ空いていた店頭の駐車スペースにクルマを停め、年季の入ったお店に入ると、年かさの店主さんが「ご飯終わっちゃったんだけど大丈夫?」と。今回は注文する品も、同行者のオススメにしようと思っていたのでそちらを見ると、ご飯はなくても大丈夫、とのこと。
 それでカウンターに座り早速注文ですが、同行者は特製五十番ラーメンの大盛とニラレバ炒めという組み合わせ。私も、ラーメンの盛りを普通に変えた同じ組み合わせを注文。ちなみに、先客や後客の注文を見聞きすると、特製五十番ラーメン(常連さんっぽい人は、単に「特製」とだけ言う)が多かったのですが、中には店主さんに「これから何(先客の注文)作るの?」と聞いて「じゃあ俺もそれ1つ」と言う方も。
 料理を作る方が店主さんお一人なのでかなり待つかと思いましたが、お年を感じさせないテキパキとした動きで調理を進め、それほど待たずに、まずはラーメンが。その次のターンでニラレバ炒めが登場しました。

【特製五十番ラーメン 500円】
特製五十番ラーメン 500円

 で、初めて目にする特製五十番ラーメン。見た目的には、醤油ラーメンの上に豆腐と唐辛子の入った餡が載って、一見するとちょっと変わった麻婆ラーメンのよう。
 まず最初に、餡がなるべく掛かっていないところのスープをいってみたところ、あっさりとした、昔ながらのラーメンという味わい。次に、餡が混ざったスープをいってみたところ、唐辛子というか豆板醤っぽい辛みは、それ自体が強くは無いものの、わりとストレートに。餡のベースは、こちらもあっさりとはしているものの、香ばしい香りや、具の旨味も加わってような気がします。
 そして麺は、細い縮れタイプで、しこっとした歯応えが感じられます。また縮れ麺なので、餡とよく絡みますね。
 それと上に載った餡は、木綿豆腐の他、キャベツ、ニラ、タマネギといった野菜と豚肉という組み合わせ。またカウンター上には、フライドガーリックと、豆板醤のような辛み調味料のボトルが置かれていて、自由に追加できるようになっていますが、そうすると当たり前ですが辛みなどが増し、個人的にはより好みの味わいに変化。あと餡から感じる香ばしさの招待は、このフライドガーリックですかね。

【ニラレバ炒め 400円】
ニラレバ炒め 400円

 こちらは、途中から一緒にいただいた品。
 レバーは豚レバーで、野菜はニラの他、モヤシ、キャベツ、タマネギといったところでしようか。炒め加減は、シャキシャキ感を残すベストな具合。
 また味付けは、醤油ベースで甘みの少ないタイプ。サラっとしていますが、味そのものがしっかりしているので、レバーや野菜にベタっと絡まずとも、十分な感じ。
 それにしても、これはビールかご飯が欲しくなります。

 というわけで、どちらも美味しくいただいたのですが、先客が食べていたチャーハンも旨そうでしたし、ラーメンやタンメンも気になるところ。なのでまたお伺いして、今回とは別の品も味わってみたいですね。
 ごちそうさまです。

令和6年9月訪問

東京都杉並区 永福町大勝軒

 京王井の頭線永福町駅の目の前にある、超が付くほど有名で、のれん分けやフォロワーも多いこちらのお店。
 個人的には、以前一度お伺いし、そのラーメンに感動して以来、上京した折には是非再訪したいと思っていましたが、約9年後となるこの日、それをようやく果たすことが。っていうか、前の記事などで触れた某アーティストさんのライブ会場が、この隣の西永福駅至近だったことや、開場がオールスタンディングじゃないことも幸いしたというか。

 そんなわけで、ライブから約2時間前の午後5時頃、永福町駅に到着後、すぐにお店のほうへ。
 行列こそ出来ていなかったものの、入店すると、店内はカウンター、テーブル席共にほぼ満席。ただ、ちょうどテーブル席の準備が整ったようで、一人客だったにもかかわらず、そこにご案内。もっとも、すぐに相席となりましたが。
 それで今回の注文ですが、前回はチャーシューメンの生玉子付きだったので、ノーマルな中華麺、だけど生玉子はやっぱり付けたかったという。それから約10分待って登場となりました。

【中華麺(生玉子付き) 1,230円】
中華麺(生玉子付き) 1,230円

 で、登場してまず思うのは、前回同様「丼大きい!」。洗面器のようなサイズは、約9年経っても大きく感じますね。
 早速、これまた大きなレンゲでスープから行ってみたところ、これが、もう!しっかりとした熱さの中に、ベースの煮干しと、豚骨っぽい動物系の織りなす旨味。そこにラードのコクが加わって、ほんと、完成された味わいというか、この味がたべたかった!
 また麺は、やや細めの縮れが強いタイプですが、これが、また!縮れの強さはスープを良く拾い、ゆるっとした、たおやかな口当たりと食感にもかかわらず、ちゃんと麺を食べた満足感も感じられるという。
 それと具のチャーシューも、歯応えはありつつも柔らかさもあり、味付けもバッチリ。コリコリとした細めのメンマも良いですね。
 そして途中から、生玉子を溶いてそこに麺を浸ければ、これまた、もう!スープを少量足したものの、麺自体にも味が染みており、そこに玉子のまろやかさとコクが加わって更に良い感じに。加えて今回はそこに、お店のオススメに従って途中からお酢とラー油も追加したところ、そのアクセントが加わって、これも良し。
 気がつくと、普通のお店では2玉分くらい有ると思われる大量の麺は消えて無くなり、後は残ったスープを名残惜しく啜るのみと。

 というわけで、また味わいたかった味を、とても美味しく堪能しました。それでお腹もパンパンになってしまいましたが、今日のライブは座って観ていられるので問題なし。
 そしていつかまた、是非ともお伺いして、今度は相席のお兄さんが食べていたメンマ付きなどもいただいてみたいと思います。
 ごちそうさまでした。

令和6年9月訪問

神奈川県横浜市 横浜なかや 大関本店

 前の記事でも触れた、ライブ観に上京ついでの相模鉄道など乗り鉄の途中に立ち寄ったのが、横浜駅相鉄ジョイナスの地下2階にあるこちらのお店。
 実は、現在の法人としての「相模鉄道株式会社」って、元を辿ると「株式会社大関酒造(1964年11月24日設立)」という名前が出てくるのですが、これは元々、横浜駅西口の地下街で小料理屋を営んでいた会社。その昼メニューとして、名古屋の有名店から麺職人を呼んで、きしめんと味噌煮込みうどんを提供したところ大ヒット。小料理屋から「きしめん大関」に業種転換、会社名も「株式会社大関」と商号変更したものの、色々あって全株式を、地下街を運営していた相模鉄道(相鉄)グループの会社に譲渡されることとなりました。
 更にその後、相鉄グループの持株会社化準備に伴う事業整理により、グループ内の別会社に事業譲渡された後、「株式会社大関」は一時休眠会社を経て鉄道事業の受け皿とされ、最終的に2009年9月16日、現在の「相模鉄道株式会社」に商号変更されたという経緯が。ちなみに、元々の相模鉄道株式会社は同日、持株会社の「相鉄ホールディングス株式会社」となりました。
 また「きしめん大関」は、地下街のリニューアルに伴い、2014年1月13日に閉店。今朝お伺いした「相州そば」の「株式会社なかや商事」(ちなみに、相鉄HDの傘下企業ではない)が事業継承し、同年11月29日から、現在の相鉄ジョイナス地下に移って営業されているとのこと。
 って、ただの食べ歩きブログの中の人が、会社法の知識も無いのに会社の変遷を書いたものだからわかりづらくなってしまいましたが、要するに、ここのお店は、今日乗っている相模鉄道とも、たいへん関係が深いんだよ、と言いたかった訳なんですね。

 そんなわけだから、かねてより相模鉄道に乗る時は是非ともセットでお伺いしたいと思っていたところ、そのチャンスがやってきたのが今日。相模鉄道の列車で横浜駅に到着後、すぐさまお店に向かったのですが、開店時刻(午前11時)の10分くらい前に着いたところ、既に数人が開店を待っていました。
 やがて開店時刻になり、順にお店の中に。その頃には開店待ちの行列も伸びていて、その後も後規約が続々という感じで。
 そんな中、案内されたカウンター席に座って早速注文ですが、きしめんと味噌煮込みで迷うところ、この日は暑かったので、冷たいきしめんを。えび天付きにして、量的には2倍となる名物の「箱盛り」で。更には、別メニューのごまだれざるきしめんのごまだれも単品で注文可能とのことなので、それも追加。(ちなみに以前調べた時は、ごまだれ単品もメニューに記載されていた記憶があるのですが、今は?)
 注文から少し待っての登場となりました。

【えび天ざるきしめん(箱盛り) 1,370円 + ごまだれ 310円】
えび天ざるきしめん(箱盛り) 1,370円 + ごまだれ 310円

 それでまずは、味見とばかりにきしめんを1本、何も付けずに啜ってみたところ、ツルっツルの口当たり、ピロピロ感は有れど歯応えもちゃんと有って、喉越しも良く。いやぁ、久しぶりに、ちゃんとしたきしめん食べるなぁ、と。
 次に、元々のツユに浸けてみたところ、そのツユは、色が真っ黒にもかかわらず、塩気のエッジよりも、醤油の丸さやコクを感じる味わい。甘みも適度に効かされていて、わりとたっぷり浸けても味わえるバランスになっています。
 そして今度はごまだれに浸けてみたところ、これは間違いないというか、ゴマのまろやかさと圧倒的なコクに、濃すぎずされど物足らなさも無い味付けが良い感じ。
 あとは、ショウガ、ワサビ、大根おろし、白ネギ、ゴマといった薬味類を麺に載せてアクセントを加えつつ(個人的には、ツユにはショウガ、ごまだれにはワサビがベストマッチ。)いただけば、大量の麺がどんどんなくなっていくという。
 また海老の他春菊も付いていた天ぷらは当然揚げたてで、衣の適度なクリスプ感に加え、エビはプリッと、春菊はサクっとした食感が良かったです。

 というわけで、美味しくいただいて満足、そして満腹となったのですが、今度はお伺いする時は是非、もう一つの看板メニューである、味噌煮込みうどんもいってみたいですね。
 ごちそうさまでした。

令和6年9月訪問

神奈川県横浜市 相州そば 関内本店

 9月上旬の土曜日のこの日。某アーティストさんのライブを観に上京することになっていたのですが、こんな時、ライブ以外のついでの楽しみにしているのが、(大抵は夜からの)ライブ前に首都圏の鉄道に乗ることと、その合間の、駅そばや立ち食いそばといった食べもの。
 今回は、神奈川県内に路線を持つ相模鉄道をメインに乗ろうと思っていたので、それと縁のあるお店が良いなと思い、相模鉄道の一部駅構内にも出店されている、「相州そば」にしようかと。ちなみに、相州そば運営されている「なかや商事」さんは、相模鉄道のグループ会社ではないそうですが。
 それでどこのお店で食べようかとなった時、色々検討した結果、スケジュール等の都合もあって、相模鉄道駅構内のお店ではなく、横浜の街なかにある関内本店にて朝食を、となったのですが。

 そんなわけで、自宅最寄り駅から列車を乗り継いで、JR根岸線の関内駅に、午前7時46分に到着。そこから徒歩で、横浜スタジアムの近くを通って約8分でお店へと。
 店内は混雑していましたが、注文を受け付けるカウンターは空いていたので、早速、個人的定番の天玉そばを注文すると、ほんとあっという間に登場。その頃には後客が続々とやってきて、ちょっとしたカオスになりかけたものの、それをものの見事に捌く店員さんを横目に見つつ、ササっとカウンターの空いたスペース持ち帰り、いざ。

【天玉そば 530円】
天玉そば 530円

 それでまずは、ツユからいってみたところ、出汁感ばビンビンで、味付けは関東標準の濃い口醤油ベースながら、甘みもそれなりに効かされているというチューニング。もう、一口目から旨いツユだな、と。
 またソバは、プリっとした食感の茹で麺。言い方変かもしれませんが、ちゃんとした立ち食いそばの麺というか。ちなみに、相州そばには「いしうす相州」というブランドで生麺が売りのお店もあるそうですが、個人的には、立ち食いそばと言えば、正直、茹で麺の方が好きなんですよね。
 また具のかき揚げは、揚げ置きですが、未だ衣にはサクサク感が残っているのが嬉しいところ。タネはタマネギがメインの野菜類に、アミ様の小エビがとても香ばしく。
 あと、つゆの味がしっかりしているので、途中で生玉子を崩しても、味がぼやけないのが良いですね。

 というわけで、朝から美味しくいただいて満足したのですが、今度は是非、相模鉄道の駅構内の店舗でもいただいてみたくなりました。
 ごちそうさまです。

令和6年9月訪問

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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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