たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

栃木県大田原市 手打ちうどん・そば専門店 すゞや食堂

 なぜか定期的に食べたくなる、栃木県北のローカルメニュー「ひたし(冷やし)そば」。
 と、それの記事には毎回似たようなな書き出しとなっておりますが、今回もそんなわけで、県立大田原高校前に有るこちらのお店まで。ちなみにこの日は、7月半ばの土曜日だったのですが、開店約30分前で、入店待ち行列の先頭という混み具合。汗を流しつつ待ちました。

【ひたし天ぷらそば(中盛) 1,100円 + 玉子 50円 + 大根おろし 50円】
ひたし天ぷらそば(中盛) 1,100円 + 玉子 50円 + 大根おろし 50円

 それで先頭で入店し、同行の家人に席の確保を頼みつつカウンターに向かい、注文した私がいただく品が、ひたし天ぷら中盛り+玉子+大根おろし。
 で、まずはソバですが、お上品なお店のとはちがう、いつものとおりの、色白ながら若干太めで若干短めの、ちょっとワイルドな見た目のもの。でも、これがたまらないというか、ツユの器にくっ付いていたわさびをソバの器に移したのち、そのワサビを適量付け、あらかじめかき揚げとホウレン草、更に追加の玉子が入った温かいツユに「ひたし」てからズズズっと啜り込めば、これが、もう!すゞやさんのそばじゃないと摂れない栄養素が絶対あります。
 濃口醤油効き、甘みが少ない味付けに、かき揚げから油的コクが加わった味わいのツユもまた良いんですよね。
 またかき揚げは、一部カリっと、全体的ペロンとしているものの、つゆには溶けないタイプ。これを少しばかり箸でちぎって干葉と共に口に入れると、これも、また!
 ホウレン草はもちろん生の物を茹でたフレッシュ感溢れる物で、最高の箸休め。途中から、つゆの熱さによって白身がうっすら固まった玉子を崩し、かき揚げ、そしてそばと共に口に入れれば、至福の時が訪れます。更に今回は大根おろしも頼んだので、途中から投入すれば、後半はサッパリといただけました。

【カレーそば(ひたし) 1,000円】
カレーそば(ひたし) 1,000円

 こちらは、同行の家人がいただいた品。
 例によって少々味見させて貰いましたが、透明感はあるけどカレーのスパイス感、そしてトロミがついたツユが、やっぱり良いですね。すゞやさんのカレーそばじゃないと摂れない栄養素が絶対あります。あと、具の鶏肉がたっぷり入っているのが嬉しいところです。

 というわけで、今回も目的のひたしそばを美味しくいただいて、大変満足でございます。
 ごちそうさまでした。

令和6年7月訪問

栃木県さくら市 幸楽苑 さくら氏家店

 この日は、冷やし中華が妙に食べたくなってしまい、その日に取れる選択肢の中からこちらのお店にお伺いしたわけなのですが、いざ注文する段になり、タッチパネルを触ろうとしたら、「冷麺」の文字が。
 冷麺自体好きな割になかなか食べられていないけど、今日は冷やし中華の気分っ!と思ったのもつかの間、指は冷麺を選択し、しかも、ギョーザセットの注文を済ませていたという。まぁ、あの(リーズナブルな価格のラーメンチェーン店たる)「幸楽苑」で、どんな冷麺が出てくるのか興味を惹かれたというのも多分にあるのですが。

【冷麺ギョーザセット 960円】
冷麺ギョーザセットの冷麺(通常単品760円)
冷麺ギョーザセットの餃子「極」(通常単品280円)

 それから少し待って、ロボットではなく店員さん自ら配膳。
 早速スープからいってみると、牛骨と香味野菜と謳う出汁は、確かににそれっぽい風味で、味わいは甘すぎず、特定の発酵風味もなく、食べやすい感じがします。 そこに、ぱらりと散らされたすりゴマがアクセント。勿論キムチも載っているので、その風味も感じられますね。
 また麺は、冷麺で一般的なゴムゴム食感のストレート麺ではなく、中細くらいの太さの中華麺。なので、麺を啜っている限りは、ちょっとスープが変わってる冷やしラーメンの趣。具が、キムチとキュウリの他、タレの掛かった白髪ネギ、チャーシューとメンマと味玉というのも、ラーメン具合に拍車をかけるというか。
 それと、セットの餃子は、安定のクオリティ。冷凍品を焼いたものですが、その焼き加減が適切なため、薄い皮のクリスピーで香ばしい焼き目や、中のわりとジューシーな餡の味わいを堪能できます。

 というわけで、どれも美味しくいただいたのですが、特に冷麺を食べている最中「冷麺とは?」との問いが、頭の中をぐるぐると。もっとも、韓国式とか平壌式とか商品名に付いているわけではないので、これはこれで、幸楽苑さんの冷麺ということで。
 ごちそうさまでした。

令和6年7月訪問

栃木県大田原市 ラーメン 山岡家 大田原店

 今年(令和6年)4月のオープン以来、ちょくちょくお伺いさせて貰っているこちらの「山」(山岡家の個人的呼称)。その際、過去3回とも、個人的定番のひとつである辛味噌ネギをいただいてきましたが、もう一つの個人的定番、特味噌ネギは未だいただいていなかったな、と。
 それで4回目となる今回は、その特味噌ネギをいただくべく、七夕の日の7月7日。朝の時間帯にお伺いすることにしたのですが、午前7時前だというのに、なんでこんなに盛況なんですかね。カウンターはわりと空いていたものの、ボックス席は家族連れやらグループ客やらで、かなり埋まっていました。

【特製味噌ネギラーメン 970円 + 味付け玉子 140円】
特製味噌ネギラーメン 970円 + 味付け玉子 140円
【半ライス 140円】
半ライス 140円

 それでお目当ての特味噌ネギですが、麺柔らかめにした以外は、味の濃さ、油の量は普通でオーダー。店内が盛況だった+麺柔らかめの所為もあるのか、注文から登場まで約15分掛かりました。
 で、まずは、ニンニクや一味唐辛子、豆板醤など加えずにスープを一口いってみると、うん、極めてスタンダードな、味の濃さ普通、油の量普通の特味噌の味わい。豚骨のコッテリ感とまろやかさがあるなか、更に白味噌ベースのタレのまろやかさが加わって、そこに、タレで和えたネギが良い感じでアクセントを加えて、これが、もう。もっともその後、卓上のおろしニンニクをたっぷりと投入し、一味もパッパッとかけてしまうんですが。
 またここ2回ほど、辛味噌ネギで試した麺柔らかめは、特味噌ネギにもバッチリの相性。ここの麺って、固さ普通や固めだと、何て言うんですかね、麺の存在感が有り過ぎるというか、麺だけで口の中に入ってくる感覚があるのですが、麺が柔らかくなることによって、スープとの絡みが増すというか、一体感が増すというか。
 そして具は、角切りのチャーシューや、追加した味玉も勿論良いのですが、なんと言ってもタレで和えたシャキシャキのネギが、また。
 ちなみに今回も、いわゆる810食法(特味噌ネギの、ラーメンにはニンニク、ライスに豆板醤を混ぜ、ネギと海苔の一部をライスに移植して、ラーメンと共にいただく食法。)で、半ライスと共に堪能いたしました。

 というわけで、今回も美味しくいただいて満足だったのですが、こちらのお店は開店から順調にお客さんを増やす一方、個人的には、せっかく家から近いところに「山」が出来たにもかかわらず、食べたい時にすぐ食べられなくなる懸念が出てたなぁ、と。それでも、またお伺いすることは間違いないんですがね。
 ごちそうさまでした。

令和6年7月訪問

栃木県塩谷郡高根沢町 麺処 いろ葉

 このところ都合が合わずになかなかお伺いできていなかったこちらのお店。で、そのお伺いできていない間に気になるメニューが登場していましたが、たまたまお伺いするチャンスが訪れたこの日、食べたかったその品をようやくいただくべく、お昼になったらダッシュで(もっとも、実際に足で走ったわけではないですが。あくまでも気持ち的に。)お店まで。

【TKM(たまごかけめん) 640円 + 大盛 120円】
TKM(たまごかけめん) 640円 + 大盛 120円

 その食べたかった品が、このTKM(たまごかけめん)。最近提供するお店が増えてきたような気がしますが、基本的には、茹でてから冷たく締めた麺と、玉子、そしてタレという基本構成に、旨味や風味を増すためのチョイ足し食材、薬味や味変アイテムをプラスするところが多いようで。
 で、勢い余ってつい大盛りにしてしまいましたが、こちらのお店のは、ぱっと見、麺の上に全卵、鰹節、ネギ、そして櫛切りのレモンという構成。とりあえずレモンを避けて、麺の下に有るタレと共に良く混ぜていただけば、これが、もう。
 まず麺は、こちらのお店の背脂煮干し系のメニューに使われる幅広タイプじゃなく、中華そばなどそれ以外の品に使われている全粒粉を使ったもので、その風味が良いのと、ツルっとした喉越し、グミシコっとした弾力が良い感じ。タレはガツンとした主張があるというよりも、玉子と一体になって麺を美味しく食べさせてくれるようなチューニングで、ネギと鰹節がうるさすぎない程度にアクセントを加えます。そして、レモンがまた。途中から味変的に使用しましたが、その酸味が味を引き締め、香りも邪魔にならず、むしろ、人によっては苦手な生卵独特のにおいを抑えてくれるように感じました。

 というわけで、こちらのTKM。美味しくいただいて満足したのですが、こちらのようにラーメン類のスープに気合いが入っているお店って、それも飲みたくなっちゃうんだよなぁ。なので今後、このメニューが残ったとしたら、特に夏場は、これか、つけ麺かラーメンか混ぜそばかで、どれ食べるか相当悩みそうだよなぁ。
 ごちそうさまでした。

令和6年7月訪問

大阪府大阪市 都そば 新曾根崎店

 前の記事など、このところ続いていた、(令和6年)6月下旬に行った京都・大阪方面の旅でのネタですが、現地でのおおよその日程を終え、あとはOsaka Metroの東梅田駅近くのバス停から宇都宮行きの夜行バスに乗るだけとなりました。
 で、その前に夕食をと考えていたのが、バス停近くにある「お初天神通り」。ここなら食堂から居酒屋まで色々揃っているので、帰る前のささやかな晩餐にはうってつけだろうと。
 しかし、その目論見は見事に打ち砕かれたというか、土曜夜の人出が洒落にならない混雑で、目を付けていたお店はどこも結構な混み具合と待ち時間。また、昔は1人客だと混んでいても何とかなることが多かった記憶があるのですが、最近は「お一人様」の方が待たされることが多くなったような気もします。
 そんなわけで空腹を抱え、バスの発車時刻も迫ってきた頃、灯台もと暗しというか、この店があったじゃないか!という感じで、実はこの1時間で何度かお店の前を通っていたこちらでいただいていくことに。この日4杯目の、この手のうどん・そばですが、関西圏に多数の店舗を持つにもかかわらず公式ウェブサイト等が無く謎に包まれた「都そば」で一度食べてみたかったので全然オッケーということで。ちなみに、以前、勝田台駅でいただいた東京圏の「都そば」とは、元々の繋がりはあるものの、今は別のグループらしいです。

 それで入店して、カウンター内の店員さんに口頭で注文を伝えた品が、夏季限定品と思われる、冷やしぶっかけかき揚げおろしうどん。都そばといえば、店舗ごとに取る出汁が特徴のひとつなのですが、それを堪能できる温かいうどん・そばではなく冷たいぶっかけにしたのは、入店前、蒸し暑い、そして人いきれの中を小一時間うろうろしていたためで、ちょっとでも冷たいものが食べたかったからなんです。

【冷やしぶっかけかき揚げおろしうどん 600円】
冷やしぶっかけかき揚げおろしうどん 600円

 注文から程なく、年かさの男性店員さんの熟練した手さばきであっという間に完成した、そのうどん。
 まずは大根おろしや添えられたワサビの影響がないところから啜ってみると、茹で麺のウドンは、流水で締めたおかげで噛んだ時のプリっと感が強くなっているものの、適度な柔らかさもあって。この何気なさが良いですね。
 またツユは、ぶっかけ用の味が濃いめのものですが、塩気と甘みのバランスは程よく、万人向けの味わいといったところでしょうか。
 そしてかき揚げは、タマネギ、青ネギ、ニンジンといった野菜主体のタネを使ったタイプ。揚げ置きですが、ツユとの馴染みは比較的良く、大根おろしとの相性は鉄板。
 で、あとは、ウドンにワサビを付けたり大根おろしを絡めたり、合間にかき揚げを囓ったりしつつ堪能しましたが、空腹もあってあっという間に食べ終わってしまったというか。

 というわけで、今回の旅の、大阪での最後の食事を美味しくいただいたのですが、お店は朝の7時から営業しているので、今度は宇都宮からの夜行バス空けというシチュエーションでお伺いできればなぁ、と。更にその時は、お店自慢の出汁を堪能できる温かいうどんかそばをいただければなぁ、と。幸いなことに、遠からず関西に来る機会は何度かありそうですし。
 ごちそうさまでした。

令和6年6月訪問

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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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