趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
高知競馬場での勝負を終えた後、前の記事であげた居酒屋さんで飲んだ後、この日の〆としてお伺いしたのが、ホテルやその居酒屋さんからも近いこちらのお店。ちなみにこちら、高知に来る前にチェックしていたお店だったりするのですが、つけ麺がメインのお店で、ラーメンも評判が良いようで。それにしても、今回たまたま取ったホテルは、さすがに繁華街に立地しているだけあって、近くに美味しそうな飲食店が多数あって助かったというか。
お店に着いたのは午後11時近くだったのですが、私たち同様、飲みの〆に立ち寄ったとおぼしきお客さんなどで、空席はあるものの結構な賑わい。もっともこちらのお店、昼間は常に満席のようですね。で、席に着き早速注文なのですが、メニューの先頭にあって「まずはこれから」と書かれたつけ麺と、その次にあって「人気No.1」と書かれた牛モツつけ麺で悩んだ末、つけ麺を選択。そこに、つけ麺用生卵というのを追加してみました。また同行の家人は、お店の名前を冠した中華そばをいただくことに。
そんなわけでまずは私のつけ麺。ツヤツヤした見るからにそそる麺なのですが、まずはそれを1本、そのまま口に入れたところ、シコっとした歯応えの後、しっかりとした小麦の味と香りが口の中に広がります。そして次に、つけ汁に浸けていってみたところ、そのつけ汁、事前にネットで調べた時には濃厚魚介豚骨とのことでしたが、決して強すぎないというか、麺とのバランスが良いというか。特に魚風味は、卓上の魚粉でコントロールできるのも良いですね。またその中に入る具では、キャベツが珍しく感じたのですが、これが悪くない組み合わせ。それと面白かったのは生卵で、つけ汁に浸した麺をさっとくぐらせていただくと、スープのとは違う生卵のコクが加わってこれがまた。いただく前は、正直なところ味、薄まっちゃうんじゃ?と思いきや、つけ汁の粘度が適度なのと麺自体に味わいがあるので大丈夫でした。あと途中から、味変用のレモンを麺に絞りかければ、酸味と香りが加わってこれもまた。標準で220gという麺(ちなみに、ハーフ100円引き、大盛り(110g増)100円増し、得盛り(220g増)200円増しとなっています。)はあっという間に完食してしまいました。そして最後はスープ割をお願いすると、和風の出し汁に加えて海苔が足されるのも良かったのですが、腹具合さえ許せば、100円で頼めるごはん割りも試してみたかったです。
こちらは、前述のとおり家人が注文した品。例によって少々味見させて貰ったのですが、鶏スープがまず旨く、更に細めの麺が良いバランス。低温調理のチャーシューも凝っていますね。
というわけで、美味しくいただいたのですが、加えて今回の高知(市内)での、最後の食事がこちらで良かったです。ごちそうさまでした。
平成30年3月訪問
前の記事で書いたとおり、高知競馬場での勝負を終え、高知市内のホテルにチェックイン。今朝は早起きしたし、もう既に遅い時間にもなっていたので、ひとっ風呂浴びて早く休む方が良いのはわかっているのですが、しかしながら、メタメタだった今日の競馬の反省会をしたいというのも正直なところ。(もっとも、勝ったら勝ったで祝勝会なんですけどね。)
それでお伺いしたのがこちらの駱駝別邸さん。というのも、事前に調べた時、駱駝というネットの口コミで評判の良い居酒屋さんを見つけたのですが、その支店というかグループ店が、たまたま今回予約したホテル(高知リッチモンドホテル)の1階に入っていたという。しかも、そのお店もネットの口コミで評判が良いのに加え、お店のウェブサイトを拝見したところ、場所柄のせいか観光客向けのメニューも取りそろえているという印象を受けました。
というわけでチェックイン後、部屋に荷物を置き再びエレベーターへ。同一建物内と言っても一度ホテルの出口を出てから、裏手にあるこちらのお店の入り口にまわる感じでお店の扉を開けると、その時点で賑わっているのがわかる雰囲気。もっとも、午後10時近い時間だったせいか席はあいており、すんなりとカウンター席にご案内。で、そこで飲み食いしたものを以下に。
お通し 1人500円
生ビール(アサヒスーパードライ) 510円
ウーロン茶 410円
まずはとりあえずの生ビールと、同行の家人のウーロン茶。生ビールのジョッキには、駱駝の絵が描いてありました。またお通しは、イカを肝と茎ワサビで和えたもので、これが良かったです。
こちらは、グランドメニューに載っていた品で、「焼き鳥が食べたい」と言っていた家人のリクエスト。立派なお皿の上には焼いた鶏肉の他、彩り兼付けあわせに野菜がいくつか載っていて、更に味付け用のポン酢と塩、そしてネギ味噌というのが面白いです。で、早速いただいたところ、丁度良い焼き加減の鶏肉は、適度に柔らかく適度に歯ごたえが有り、これが何とも美味。また塩もポン酢も良かったのですが、ネギ味噌が予想以上の相性というか、それ自体が良い味で、鶏肉のほか野菜類に付けてもいい感じでした。
昼前にいただいたカツオのタタキですが、個人的好物なのでここでも。グランドメニューは「時価」となっていましたが、卓上にあった「本日のおすすめ」的ペーパーにはお値段が明記されていました。で、これがまた凝っていたというか、蓋付きの容器で登場し、店員さんがその蓋を開けると、藁の焼ける何とも香ばしい匂いがフワっと漂うという演出付き。というのも、容器の中には藁に火を付けたものが入っていて、これがいただいている間も香ります。また味付けはタレの他、粒の大きい岩塩というのがオシャレですね。そして薬味は、青ネギとニンニクスライスの他、ここでもワサビが。(ちなみにショウガは無し。)やはり当地では、カツオのタタキにワサビという組み合わせは、よく食べられているようで。ちなみに、お味の方は言わずもがな。悪いわけがありません。
こちらも、「本日のおすすめ」的ペーパーに書かれていた品。ハランボというのはカツオの腹身のことで、良いサイズのそれが2切れほど。で、お味の方は、意外なほど癖がないのに驚いたというか、焼き加減も丁度良く、とても美味しくいただくことが。ちなみに家人は魚魚した風味というかクセが苦手なのですが、これは「美味しい」と言って食べていました。
お酒は、途中からこちらにチェンジ。実は栃木でも買うことができる土佐鶴ですが、この大吉祥という品は初めていただくかもしれません。で、これは吟醸酒のようで、香り華やか飲み口スッキリという感じ。それにしても、高知まで来て地のものと共に飲めば、その味もひとしおですね。
そんなわけで、時間的に遅かったこともあってこのあたりで切り上げたのですが、いただいた品はどれも美味しく、加えて観光客でも入りやすい立地と相まって、ほんと有り難かったです。今度また高知に来た際は、夜の選択肢に入るのはもちろん、本店の方にもお伺いしてみたいですね。ごちそうさまでした。
平成30年3月訪問
国内の競馬場を全て回ったあと、次は、個人的にどうしても生で観てみたい、雰囲気を味わってみたいレースを中心に競馬場に行けたら良いな、と思い、一昨年のJCB(川崎)や昨年のばんえい記念を観てきました。それで、高知競馬場にもそんなレースがいくつかあって、そのうちの一つが、高知競馬場で行われる唯一のダートグレードレースである黒船賞。というわけで今回、それをお目当てに、高知競馬場まで行ってまいりました。
※ 他の競馬場や、過去に高知競馬場を訪れた時の記録については、こちらの記事(というかカテゴリ)に一覧がございますので、よろしければ。
今回、羽田空港から高知龍馬空港に飛んで、予約していたレンタカーで真っ先に向かったのが、中土佐町というところ。個人的には、昔、国鉄土讃本線(JR土讃線)に乗って何度か通り過ぎたことはあっても立ち寄ったことはなかったのですが、今回、旅行に先立って色々と調べていたところ、こちらにある『久礼大正町市場』というところで、個人的大好物である鰹のタタキがいただけると知ったもので。
そこにカーナビの指示に従って向かったのですが、最後の最後、もうすぐ到着というところで、クルマ1台通るのがやっとくらいの細い道に。それでも何とかたどり着き、市場内の鮮魚店の方に訊いた駐車場にクルマを停め、そこから歩いて市場内に入ると、ド平日だけあって開いているお店は限られていたのですが、先程駐車場を訊ねたお店が今回一番のお目当てだったので、これ幸いとばかりに、そこでいただく事にしました。で、鮮魚店であるこちらでどうやっていただくかというと、まずは、鮮魚店の店先に並んだ鮮魚や干物から食べたいものを選んで購入。(干物は1枚から購入可らしいです。あと、焼き代がかかる由。)番号札を貰って向かいの『漁師小屋』というイートインスペースというか建物に入り(ちなみに混雑時は名簿に名前を書いて待つシステム。)、待つこと少々(この辺は当日の混雑具合や購入した品物によって差があると思います。)で、先程購入した品が盛りつけられて登場。また、漁師小屋内にも店員さんが居て、そこではご飯と味噌汁のセットの他、ビールやノンアルコールビール、日本酒を買うことが出来ます。
それで今回のお目当ては前述のとおり鰹のタタキなのですが、鮮魚店の店先に並んでいたのが、サクがラップに包まれたものと、「生」と書かれたパックに入ったもの。そのうち、量などからパックのものを2つ購入し、更には、高知名物というウツボのタタキのうち、一番小さいサクを1つ購入。(ちなみに、これらは家人のと併せて2人分です。で、本当は他の魚もいただきたかったんですが、この後の予定もあったので自重。)会計後、向かいの漁師小屋でご飯と味噌汁のセットを家人のと併せて2セット注文(当然飲みたかったのですが、この後の予定もあったので自重。)すれば、この日はラッキーなことに大変空いていたこともあって、程なくして注文の品々が登場。それでまず軽く驚いたのは、薬味がニンニクの他、ショウガではなくワサビが付いていたこと。個人的に、高知=ショウガの産地というイメージだったので余計そう感じたのかもしれませんが、郷に入りては郷に従え、ということで。また、ウツボのタタキは卓上のタタキのタレで食べると良いとのことでした。
かつおのたたき 600円×2 + うつぼのたたき 510円
ごはんおみそ汁セット 250円
で、まずはお目当てのカツオから、最初は塩とニンニクでいってみたところ、これがもう!この時期の生なので、脂の乗りはそれほどでもない筈なのですが、個人的にはこれくらいでも全く問題ないというか、むしろこれくらいの方がしつこく感じず良いなぁ、と。そこに、藁焼きの香ばしさが加わって、たまらない味わいですね。そして次に、タレとニンニクでいってみたところ、このタレがまた旨かったというか、ちゃんと柑橘の風味を感じるポン酢で、それがカツオと合わさると、こっちもまた!!あと、タタキにワサビというのは初めていただく組み合わせですが、(普通に出てくるだけあって当たり前なのですが、)相性良いものなんですね。ちなみに、ニンニクが駄目な家人はもっぱらワサビを使っていただいていたんですが、「とても良い組み合わせ」と申しておりました。
そして次に、ウツボなのですが、実はいただくのは初めて。で、タタキと言っても完全に火が通っているのですが、身の部分は繊維質の短い鶏肉のようでもあり、一般的なものとは違う魚っぽさもあり。そして皮はコラーゲンたっぷりっぽいプリサクっとした食感。個人的には前述のタレの味も相まってクセも無く美味しくいただけたのですが、食べ物の匂いに(私より)敏感な家人によると、「少しだけ独特な風味がある」とのことです。
あと、一緒にいただいたご飯と味噌汁ですが、味噌汁は魚出汁ですかね?また味噌も、普段いただいているスーパーで買った量産品とは違う風味があるのですが、その違いが旨く表現出来ないのはもどかしいところ。ちなみに、お米は地元、中土佐町産らしいです。
というわけで、家人共々、どれも大変美味しくいただいたというか、この記事を書いている今この時、いただいた時の事を思い出して涎が止まらないという。栃木からではおいそれと行ける場所ではないのですが、また何時かお伺いして、今度は自重せず欲望の赴くまま、お腹いっぱいいただきたいと思います。ごちそうさまでした。
平成30年3月訪問
この日、羽田空港から朝の便の飛行機に乗って高知まで。それで今回は搭乗口が南ウイング先端の5Bだったので、出来ればその近くにあるお店でそばでも、なんて思っていたのですが、調べてみたところ、午前6時から営業しているこちらのお店がヒット。ちなみに、第nベイサイドというお店は第1旅客ターミナル内に1,3,7,8と4店舗有るみたいです。
それで保安検査所を通過し、南ウイングの先端部まで移動するのですが、つきあたりを右に曲がり、最後の動く歩道に乗ったあたりから、出汁の香りが漂ってきます。日本人なら馴染み深い良い香りに感じるのでしょうが、外国の方にとっては、エキゾチックなスメルに感じるのでしょうかね。で、店舗入口上には洒落た書体で「BAY SIDE CAFE」という文字がディスプレイされているのですが、その下には「名代 生蕎麦」という暖簾が掛かっているのが、逆に面白いです。
入口付近に置かれた看板というかお品書きでメニューを確認後、半ばオープンな店内に入り、カウンターで注文。ちなみにこちらのお店。取扱いは主にそば(うどんは無し)とつまみ、そして酒類なのですが、(かき揚げなど一般的な)天ぷらは置いてないんですね。(練り物のじゃこ天はあり。)で、それらの中から今回いただいたのはこちらの品。
注文後、席でちょっとだけ待つと番号で呼ばれ、カウンター近くのテーブルに置いてある唐辛子を投入。その後自席に戻ってまずはツユからいってみたところ、ベースとなったカツオ的出汁感も感じるのですが、そこに甘辛い牛肉の煮汁的味わいも加わって、結構濃いめの味わい。この濃さなら、生卵や温泉卵など加えても良かったのですが、残念ながら無い模様でした。またソバは、色が白くいので、更科といったところでしょうか。香りはそれほど強めではなく、太さはかなり細めですが食感は悪くないですね。それと具は、ホロホロになった牛肉が結構たっぷりで、リッチ感あり。あと薬味は九条ネギと柚皮なのですが、柚皮は冷凍でしょうか?その香りは穏やか。ちなみに、前述のカウンター近くのテーブルには、柚七味も置いてあり、これが良く合いました。
というわけで、ちょっとリッチな朝食、いただきました。ごちそうさまです。
平成30年3月訪問
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