趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
まだまだ続く、台湾旅行がらみのネタですが、この記事からは、鉄道関連の記事を続けてあげていくことになるかと。
というのも今回の旅行、一番の目的は、台湾の国有鉄道たる台湾鉄路管理局の旅客営業路線1057.6kmに乗ることだったからで。
それで今回の記事ですが、いつもの鉄道ネタとはちょいとばかり趣向を変えた書き方をしています。あと、やたらと長いです。そのあたりをご承知おきいただければ。
前の記事であげた乾麺をいただいた後、中正紀念堂駅から台北捷運(MRT)に乗って台北車站駅まで戻り、駅近くの宿まで戻って一休みした後、今回の旅での食べ歩き最後のお店となるこちらへ向けて出発。それでこのお店、今回台湾へ行くに当たって大変参考にさせていただいた『食べ台湾!』というウェブサイトで猛烈に推されていたというか、中でもこちらのお店の炸醤拉麺(ジャジィァンラーミィェン。日本で言うところのジャージャー麺。)は美味しい食べ方の詳細な解説までなされていたという。で、そこまで推されているなら是非ともいただいてみたくなり、また宿からも近かったのでお伺いする事にしました。
してそのお店は、台北駅南西の城中市場というところにあるのですが、通常だとちょっとわかりづらいところ、そのサイトを参考にあっさり到着。それにしても、その城中市場って、台北駅近くにもかかわらず、結構ディープな感じがしますね。で、お店に着いたのは午前10時半をちょっと過ぎたところだったのですが、店頭や店内にあるいくつかのテーブルには食材が広げられて、仕込みをしているっぽい状態。もっとも、店内には先客もおりお店自体は営業しているようで、実際、店頭の店員さんに、あらかじめノートに書いておいたものを見せたところ、無事注文することができました。
それで注文後、程なくして登場した炸醤拉麺。麺とその上にのった豚肉のそぼろ、器に溜まったタレを混ぜてから、まずはそのままいってみたのですが、ウドンのような太さのむっちりした麺に、ニンニクのパンチが効き、脂がコッテリとしたそれらが絡んで、もう、最初から旨いです。そして次に、サイトでオススメされ食べ方を参考に、店頭に置かれたニンニク、辣油(あまり辛くない)、豆板醤、豆豉(蒸した黒大豆を麹などで発酵させたもの)を順に投入。それらを入れる度に味がちょっとずつ変化していくのですが、個人的には辛味と言うよりも味に深みが増す辣油と、発酵した風味と旨味が加わる豆鼓は、必須の味変アイテムだと思いました。また、他の味変アイテムとして高菜漬けもあり、サイト的にはオススメされていなかったのですが、試しに、混ぜずに一緒に口に入れる感じで使用したところ、確かにサッパリ感が出て、個人的には最後の締めに良い感じです。それと付属のスープは、おどろおどろしい色で八角っぽいスパイスが効いているのですが、味付け自体はわりとあっさり。で、これも、オススメの食べ方に従って、最後に麺にかけていただいてみたところ、器の中で全てが混ざり合って、複雑で何とも言い表せない、それでいてとっても旨い味わいになりました。
というわけで、お陰様で大変美味しくいただくことができたのですが、何せ場所が場所だけに、また食べたくなってもちょっとやそっとでは来られないのが、ほんと、残念でなりません。(でも何時かまた、必ず来たいと思います。)ごちそうさまでした。
平成30年8月訪問
※ 1元=約3.76円
※ 漢字表記について、「麵」=「麺」など、日本の新字体に置き換え可能と思われるものについては基本的に置き換えるようにしていますが、「埕」「啤」など置き換えが不可能と思われる文字については、そのまま使用しています。(このあたり、生半可な知識で判断していますので、違っていたら申し訳ない。)
前の記事であげた魯肉飯を美味しくいただいたところだったのですが、台北捷運(MRT)中正紀念堂駅付近には、もう1ついただいてみたいお店が。というわけで、中正紀念堂駅至近にある先程のお店からスマートフォンの地図を頼りに歩く事10分ほど。一見、閑散とした飲食店が無さそうな通りだったのですが、とある交差点に来るとそこだけ人の気配があり、そこにお目当てのお店がありました。それにしても、どうしても落語家の有名な亭号を連想してしまう店名なのですが、個人的に乾麺の類いは大好きなので、今回の旅でお伺いしようとするお店を事前に調べていた時、ここだけは是非とも訪れたかったという。
お店に着いたのは午前9時前だったのですが、店中、いや店外に置かれたテーブルを含め結構な混雑。早速店頭で注文(壁に貼ってあるお品書きを指差ししました。)を済ませると、先客のいた4人掛けテーブルで相席となりましたが、お客さんを見ていると、地元の方はもちろん、そうでない方もいるようで。(私がお伺いした時は、日本人観光客はいないようでしたが。)
それで注文から程なくしてまず登場したのが、この乾麺(チィェンミィェン。当地ではガンミィェン?)。写真だと麺とネギしか写っていませんが、器にはタレが入っていて、混ぜてからいただきます。(もっとも、タレの色が薄いので、混ぜても見た目はさほど変わりませんが。)で、早速そのようにしていってみたところ、冷や麦より太くウドンより細いくらいの麺は、コシというよりもパツっとした歯応えがあり、それと共に小麦の味が。またタレはアッサリしているのですが、(使われている出汁に?)ほんの僅かなクセがあり、それとネギが良いアクセントになって、シンプルながらも良い感じの味わいですね。更には、卓上の烏酢(ウスターソースのような風味の黒酢。)や豆板醤的調味料を投入する事によりパンチが出て、これもまた良かったです。
乾麺をいただいていると登場したのが、フィッシュボール入りスープである魚丸湯。写真だとあまり美味しそうに写っていないのですが、実際はもっと白っぽい色合いだったかと。で、こちらも早速いただいてみたところ、スープは魚系の出汁でしょうか?ごくアッサリしていて、かつ、味付けも薄塩だけという感じで。卓上のコショウが良く合いますが、ただし、入れすぎると勿体ない感が。またフィッシュボールはフワプリっとした食感で、中には醤油ベースで良い感じに味付けされた豚挽肉が入っていました。
というわけで、どちらも美味しくいただいたのですが、特に乾麺は、シンプルながらとても印象的味わいでした。ほんと、食べ歩きでなければ、軽くもう一杯くらいいけちゃいそうだったんですけどねぇ。ごちそうさまでした。
平成30年8月訪問
※ 1元=約3.76円
※ 漢字表記について、「麵」=「麺」など、日本の新字体に置き換え可能と思われるものについては基本的に置き換えるようにしていますが、「埕」「啤」など置き換えが不可能と思われる文字については、そのまま使用しています。(このあたり、生半可な知識で判断していますので、違っていたら申し訳ない。)
このブログの管理人
【ご注意】 このブログに記載された情報は訪問当時のもので、現在のものとは異なる場合があります。あしからずご了承ください。
ツイッター
カテゴリー
ブログ内検索
最新記事
カレンダー
アーカイブ
忍者ツールズアクセス解析