たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

宮城県石巻市 道の駅上品の郷 お食事処 こばやし

 暦の上ではもうとっくに6月に入っていますが、これから暫くの間、今年のゴールデンウイーク前半に、家人と宮城県を旅行した時の記事が続きます。

 それでその最初の記事は、最初の目的地、石巻市でいただいたご当地ラーメンについて。

 石巻市飯野川地区というところは、昔からサバで取った出汁をよく使っていたようなのですが、それに注目した石巻専修大学の学生たちが、地元商店や企業と協力し合い、サバのあらで取っただしをベースにした「サバだしラーメン」を考案。平成23年(2011年)11月から、地元の5店舗で提供が開始という比較的新しいというか、近年作られたご当地ラーメンなのですが、個人的にサバには目が無いことと、某TV版孤独のアレで取り上げられたこともあって、是非一度いただいてみたかったんですよね。

 それで今回は旅程の関係もあり、開店時間が午前10時と比較的早い割烹こばやしというお店にお伺いしようと思っていたのですが、お店に到着して午前10時を過ぎても、お店が開く気配無し。ひょっとしてゴールデンウイーク中は休みかなと思い、しからば次に向かったのが、そのこばやしさんからクルマだとほど近い、道の駅上品(じょうぼん)の里。こちらでもそのこばやしさんのサバだしラーメンがいただけることは事前の調査で知っていたのですが、レストランではなく、農産物直売所に隣接した飲食店が複数入っているスペースに、テナントの形で入っていました。で、お目当てのサバだしラーメンは、お店だと塩味と醤油味があるらしいのですが、こちらでは醤油味のみ。っていうか、こちら(道の駅)のメインはそば・うどんのようで、そこに中華そばと、サバだしラーメンがプラスというラインナップでした。

サバだしラーメン 700円
サバだしラーメン 700円

 なので私と家人共々迷い無く、醤油味のサバだしラーメンを注文。ちょっとだけ待ってからご対面となったのですが、丼を目の前にすると、節系とも思えるなんとも良い香りが漂ってくるではありませんか。その香りに誘われ早速スープからいってみたところ、サバのアラを使っているという話から潮汁チックな味を想像していたのですが、それ以上というか、前述の香ばしい節っぽい香りに、サバ由来の味わいが深く、そこに丸みのある醤油味がしっかりと効かされていて、これは美味しいですね。また麺は、白っぽい細縮れタイプ。これがちょっと独特の食感というか、ゆるっと口に入ってくるものの、プチっとした噛み応えというか抵抗感があり、個人的にはわりと馴染みの無いものですが、当地ではこういった食感の麺が、以前より親しまれているのでしょうか。そして具は、懐かしい感じのチャーシューやメンマの他、サバだしラーメンならではのサバを使ったさつま揚げが美味。口当たりはフワッ軽めながら味的には存在感があり、更にそのショウガの風味が、ラーメンのアクセントになっているように感じました。

 というわけで、家人共々美味しくいただいたのですが、作り手の工夫を感じる、かなり印象的な一杯でしたね。というわけでこれ以外の品も(できれば本来のお店の方で)いただいてみたくなりましたし、また逆に、他のお店のサバだしラーメンも気になるというか、また石巻を訪れ、色々と食べ歩きしてみたくなりました。ごちそうさまです。

平成30年4月訪問

栃木県宇都宮市 讃岐釜揚げうどん 丸亀製麺 宇都宮上戸祭店

 この日は所用で宇都宮まで来たのですが、色々あってその前に、こちらでお昼をいただくことに。

 それで今回は、期間限定メニューとして以前登場し(ちなみに昨年、別のお店でいただいています。)、好評につき今年も復活したという牛とろ玉うどんを大盛りで。ちなみに、冷たいものと温かいものから選べたのですが、なんとなく温かい方でお願い。で、注文すると割り下で大ぶりな牛肉が煮焼き開始され、それがウドンの上に豪快に載せられました。

牛とろ玉うどん(大・温) 790円
牛とろ玉うどん(大・温) 790円

 途中で薬味を取りつつ席に持ち帰り、オススメのとおり全体をよく混ぜてからズルズルっといってみたところ、コシのあるウドンに、出汁の効いた濃いめのツユ、そしてトロトロのトロロと温泉玉子が絡み、更に、牛肉と共に焼いたことで香ばしいけどかなり甘味の強い割り下がダメ押しとばかりに。っていうか、割り下の甘味、こんなに強いんでしたっけ?前回は冷たいバージョンだったので、温かいものよりも甘味を感じにくかったというのはあると思いますが。それと具の牛肉は、大ぶりで食べ応えがありますが、食感は柔らかく。そして途中から、別皿に取っておいたショウガで味変。味が締まって、個人的には入れた方が美味しく感じました。

 というわけで、ごちそうさまです。

平成30年4月訪問

栃木県河内郡上三川町 髙なべ

 ここ暫く、インターパークまで用足しに行ったついでに、近くの宿題となっているお店にお伺いするということが続いていたのですが、今回も同様のシチュエーション。それで今回は、そこからちょっとだけ新4号国道を走って、その道沿いにあるこちらのお店まで。

 で、お店に到着して店内に入る前、店頭に置かれたガチャガチャを。1人1回(のみ)100円でチャレンジできるのですが、その景品は、なんと1等がラーメンやチャーハン(単品)など料理1品、2等が半チャーハンや餃子(6個)などサイドメニュー、3等が餃子(3個)やネギマヨチャーシュー丼などの軽めのサイドメニュー、4等が味玉や辛ネギなどトッピング各種や大盛と、4等でもメニュー価格よりお得に頼めてしまうという、何とも素晴らしいサービスなんです。

 それで家人と私の分で2回回したところ、3等と4等をゲット。それらも使って、以下の品々をいただきました。

旨辛味噌らーめん(中辛) 810円(税別) + 辛ねぎ 120円(税別)のところガチャガチャ4等により100円
旨辛味噌らーめん(中辛) 810円(税別) + 辛ねぎ 120円(税別)のところガチャガチャ4等により100円
小さめごはん ランチタイム無料
小さめごはん ランチタイム無料

 まずは、私がいただいたこちらの品から。早速スープからいってみたところ、動物系のコクがあるベースに、まろやかな味噌、ニンニク・ショウガなどの香味野菜の風味、背脂の甘さなどが良い塩梅で一体となり、これが、もう。ちなみにピリ辛、中辛、激辛から選べる辛さは(私の体調を考慮した家人の強い勧めによって)中辛を選びましたが、それだと(わりと辛い物好きな自分的感覚では)チョイ辛程度かと。あとその3種類の他、自分で辛さを調節できる「別皿」というのもあるのですが、たいへん親切で良いですね。また麺は、細麺と太麺を選べたのですが、今回は太麺をチョイス。縮れの入ったモチモチの食感で、濃密なスープと良く合っていたのですが、逆に細麺だとどんな感じになるか興味も出てきました。それと具は、相性の良いモヤシとキャベツの他、味付けの挽き肉が載せられ、これがいただいているうちに混ざってくると、一味加えるというか、深い味わいに。味玉はトロっとした黄身の味が濃厚。ガチャガチャの景品を使ってトッピングした辛ネギは、唐辛子の香りがスパっと来て、最後に味変用として混ぜ混めば、最初チョイ辛程度に感じていた辛さが中辛程度までアップしました。そして最後は残ったスープに、ランチタイムサービスの小さめごはんを投入すれば、これもまた。

生姜ギョーザ(3個) 250円(税別)のところガチャガチャ3等により100円
生姜ギョーザ(3個) 250円(税別)のところガチャガチャ3等により100円

 こちらは、一緒にいただいた品。皮の厚さは標準的で、その中の餡は、お肉たっぷりでしっとりジューシー。そこにニンニクではなくショウガが効かされているのですが、「そのお陰で味噌ラーメンとの相性がとても良い」とは家人の弁。私も、こっくりとしたこちらの味噌ラーメンスープには、ショウガのキレが良い感じでベストマッチだと感じました。また、形も大ぶりで満足感があり、定価でもバーゲンプライスだと思うのですが、これがガチャガチャの景品として100円でいただけるって、ほんと有り難いです。

味玉味噌らーめん 830円(税別)
味玉味噌らーめん 830円(税別)

 こちらは、家人がいただいた品。で、こちらも私がいただいた旨辛味噌同様、こっくりまろやかなスープですね。また厚めなのが嬉しいチャーシューは、ホロトロの食感でした。

 というわけで、どれもとても美味しかったのですが、加えて店員さん達から頑張っている感も伝わってきて、なんていうか、とても気持ちよくいただくことができました。自宅から真っ直ぐ来るには少々遠いのですが、是非ともまた、お伺いしたいと思います。ごちそうさまでした。

平成30年4月訪問

栃木県矢板市 味一番

 二日酔いの時、体調が悪いにもかかわらず無茶な食べ物がいただきたくなったりするのですが、今回もそんな感じがしていたというか、この前日、職場の歓送迎会でしこたま飲み、酒はおおかた抜けたものの微妙にフラフラした状態でお伺いすることに。

酸辣湯麺 750円
酸辣湯麺 750円

 だからおとなしく醤油ラーメンでもいただけば良いものを、そんな感じなのでこちらの品を注文。で、早速、トロミの付いたスープからいただけば、熱々で、エッジの効いた辛味(ちなみにこちらの酸辣湯麺って、唐辛子の辛味が特徴的なんですよね。)と酸味が加わったものが容赦なく食道、そして胃を刺激します。そしてそのスープを纏った、細めの麺や、たっぷりと入る野菜と豚肉、溶き玉子といった具材も続けざまに口に運びますが、そのボリュームに途中で一瞬くじけそうに。ですが、お冷やを沢山飲みつつ、大汗をかきながら完食し、それから暫く経つと、不思議とスッキリしてくるというか。

 というわけで、体調のせいで美味しくいただけなかったことは勿体なくそして申し訳ないのですが、身体には良く効いたというか、お陰様で午後には回復することができました。ですが今度は是非とも、美味しくいただける体調の時にお伺いしたいですね。ごちそうさまでした。

平成30年4月訪問

栃木県さくら市 お食事処 よし茶屋

 ちょっと前に、こちらで冷しそばをいただいたのですが、その時にも書いた地域団体商標『氏家うどん』をいただきに、今回また。(ちなみに、氏家うどんについては、さくら市氏家商工会のウェブサイトをご覧いただければ、と。)

 それでいただくのは当然、氏家うどんを使った品なのですが、中でも今回はこちらの品を。ちなみに「天玉うどん」と言えば、かき揚げに生卵といった構成が多いとは思うのですが、こちらのお店のは、かき揚げとじうどんといった感じのスタイルなんですよね。

天玉うどん 650円
天玉うどん 650円

 ですが、これがまた良いというか、出汁の香り高い、醤油っ気や塩気、そして甘味のバランスが(個人的好みでは)丁度良いツユでかき揚げと卵が軽く煮込まれることによって、それらの味わいがまとまり、かき揚げはツユと翌馴染み、卵は丁度良く火が通り、更にはツユの温度が下がらないという効果も。そしてある意味メインのウドンは、チュルモチっとした食感がナチュラルで良い感じ。で、これらが合わされば、もう。

 というわけで、とても美味しくいただきました。ごちそうさまです。

平成30年4月訪問

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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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