たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

ニューレッドアロー特急小江戸号と「狭山そば」とS-TRAIN 【平成30年12月19日】

ニューレッドアロー特急小江戸号とS-TRAIN

 先日、夜からの所用で上京する際、早めに出て某競馬場で用足しまでの時間ひと勝負しようと目論んでいました。ですが色々あって、競馬場に行くことは諦めることになったのですが、その代わりに選んだのが、これまで乗ったことが無かった西武鉄道の座席指定列車と、いただいたことがなかった西武鉄道系の駅そば。(競馬から鉄道・駅そばと振り幅が非常に大きいのは、中の人の趣味、という事で……。)退勤時刻や東京までの列車、そして用足しの時間を勘案しつつ調べたところ、上手い具合にニューレッドアロー特急小江戸と、昨年(平成29年)3月に運行が開始されたS-TRAINに乗ることが出来ることが判明し、加えてその合間に、所沢駅のホームで立ち食いそばまでいただけることが判明。そしたらもう、行くしかないでしょ!ということで。


埼玉県所沢市 狭山そば 所沢店 (西武鉄道所沢駅1番線ホーム)

 前の記事でも書いたとおり、この日は夜からの用事の為に上京したのですが、その前に何故か、西武鉄道に乗って埼玉県へ。で、西武鉄道には「狭山そば」という屋号の駅そばがあるそうなのですが、現在、大部分のお店は「秩父そば」と屋号(と経営会社?)が変わったり、して駅のホームでいただける「狭山そば」は、所沢駅1番線ホームにあるこちらのお店のみとのこと。またこちらのお店も平成23年に一度閉店したものの、復活を望む声におされて平成25年に復活オープンしたそうで。

 そのお店は吹きっさらしのスタンドではではなく、ちゃんと扉のある店構えで、ホーム上にもかかわらず店内は広く感じます。そしてその壁には、懐かしい西武電車や駅の写真がいくつか掛けられていました。また店員のお兄さんは、愛想良く接客もしっかりしていますね。

特製肉(そば) 500円 + 玉子(生) 60円
特製肉(そば) 500円 + 玉子(生) 60円

 それで今回いただいたのは、個人的定番の天玉ソバや季節限定のメニューとも迷ったのですが、店頭の写真を見て決めたこちら。ちなみに注文は食券制となっています。で、手渡されたそばをみたところ、店頭の写真よりもネギと天かすが大盤振る舞いになっているのが嬉しいのですが、早速立ち食いカウンターに移動してツユからいってみたところ、ホームの立ち食いらしい若干ぬるめな温度に、これまたホームの立ち食いらしい濃い目の味付けがこれまた嬉しいですね。味付けは、濃口醤油がしっかりと効かされている他、出汁感(カツオの他アゴだしも使用とのこと)もあり、甘味もわりとしっかりしているように感じました。で、そこに天かすのコクや具の豚肉由来でしょうか?動物的旨味も加わって、これが、もう。またソバは、このテのお店で一般的な茹で麺ですが、やや太めのムチモチッとした食感で、蕎麦の香りもわりとしました。そして具の豚肉は、ツユで煮ているそうなのですが、肉自体の質も悪くなく、またの味も良かったです。

 というわけで、個人的に初めての、西武鉄道系の駅そばだったのですが、ファンの声でお店が復活しただけあって、かなり美味しくいただくことができました。おいそれと来られる場所では無いのですが、またいつかお伺いして、そばを啜りたいですね。ごちそうさまでした。

平成30年12月訪問

栃木県小山市 きそば (10号そば) (JR小山駅12・13番線ホーム)

 この日、夜からの所用のために上京することになっていたのですが、どうしても外せなかった午前の予定を済ませてから可及的速やかに退勤。宇都宮駅から、予定より1本速い列車に乗ることが出来ました。ですが、小山駅で途中下車。というのもこの時は丁度お昼時で、私も大変空腹だったのと、暫く前にいただいた小山駅の立ち食いそばをまたいただきたくなったからでして。

 ただ、列車を降りて急ぎ足でスタンドに向かうと、既に券売機には2人ほど先客が。そして私が食券を出した後も続々とお客さんが続き、休みなくそば・うどんを湯がき続ける店員のお姉さんが「時間ない人は買わないでください!すぐ出来ません!」という事態に。そんな中、次に乗る列車まで10分しかなかったので間に合わなかったら申し訳ないと思いつつ待っていたのですが、何とか食べ切るのに間に合う時間に出てきました。(ホームの立ち食いそばは2,3分有ればツユまで完食できるよう訓練されているんです。)

天ぷらそば 370円 + 生卵 50円
天ぷらそば 370円 + 生卵 50円

 それで今回は、個人的定番のこちらの品を。ホームの立ち食いそばらしい温度がやや低めなツユは、鰹出汁に濃口醤油ビンビンの東日本スタイル。天ぷらや生卵に負けない濃い目の味付けが嬉しいのですが、よくよく味わうと、意外と甘味も効いているような気もします。またソバは、やや太めの茹で麺ですが、ソバ香も結構感じられるタイプで、茹で麺らしいフワプリ食感なものの、歯応えが若干有るのが嬉しいです。そしてかき揚げは、衣が多く良く揚がっているタイプですが、外周の薄めなところは意外とツユに馴染みます。それと、タネに使われている小エビの香りも良いですね。

 というわけで時間が限られる中、大急ぎでいただいたのですが、それでも、王道の美味しい駅そばを堪能することが出来ました。ごちそうさまです。

平成30年12月訪問

栃木県矢板市 更科

 1年程前に初めてお伺いして以来、その後何度か、家人共々何かホっとしたい時にお伺いしているこちらのお店なのですが、今回もそんな感じで。それにしても、今回、開店時間をちょっと過ぎてからのお伺いだったのですが、珍しく先客はゼロ。ですが私たちの後、後続が続きまくりで、程なく店内全ての卓にお客さんが座ったのには驚いたというか。

天とじ(エビ)(そば) 700円
天とじ(エビ)(そば) 700円

 それで今回いただいたのが、個人的に好きな品の一つにもかかわらず、こちらのお店では今までいただかなかったこちらの品。それでこちらのお店のかけそば(ツユ有りのそば)って、いつも丼になみなみと入ってくるのが素敵なのですが、今回は更に卵やとじられた海老天が丼の縁を上回る高さになっています。で、こぼさないように最初は慎重を期しつつツユからいってみれば、ベースのちょっとひねた風味の有るかけづゆに、ふわふわ卵のマイルド感、そして海老天から出た油のコクが三位一体となって、これが、もう。次に、ソバを啜ろうとすれば、ツユに熱っされて熱々になっているのですが、この熱いソバをハフハフと啜ることに幸福感を感じられるのは、冬ならではの贅沢かな、と。あと、ふわふわの卵や、それと一体化した海老天と一緒に口に入れると、これがまた良いんですよね。

トリ肉南ばん 600円
トリ肉南ばん 600円

 こちらは、家人がいただいた品。今のところ、こちらのお店で一番気に入っている品とのことで、例によって少々味見させて貰うのですが、前回感じたネギと鶏肉の絶妙な火の通し加減は、今回も素晴らしいなぁ、と。

 というわけで、今回も美味しくいただき、満足いたしました。ごちさうさまです。

平成30年12月訪問

栃木県矢板市 らー麺屋 めん丸 矢板店

 個人的に、毎日のように国道4号を走っているのですが、その沿線にあるこちらのお店の、暫く前から店頭に置かれた看板が気になり、この日、その看板に描かれた品をいただくべくお伺いしました。

 それにしても、土曜日のお昼時だったのですが、店内は地元の方々とおぼしきお客さんで混んでおり、しかも、例えば軽トラで乗り付けた作業着の方とか、お年寄りを含む家族連れとか、ローカルなチェーン店なれども、普段着のお店というか、ほんと、地元の方に愛されているお店なんですね。

海老味噌らーめん 820円(税抜き)
海老味噌らーめん 820円(税抜き)

 話がそれましたが、今回お目当てでお伺いした品がこの、海老味噌らーめん。登場すると同時に、海老由来と思われる濃厚な香りが漂ってきました。で、早速、レンゲでスープだけをいってみたところ、香り同様に海老の味が濃厚。そこに味噌と、それとは違う発酵したような味と香りが相まって、更に背脂でコクとまろやかさが加わり、あと上に載っている粉末は海老のパウダーでしょうか?混ぜると更に海老の風味が強くなったように感じました。また麺は、こちらのお店標準と思われる中太の縮れ麺で、食べはじめは若干硬質な食感のもの。そして具ですが、柔らかいチャーシューは強いスープに埋もれがちではある(それはそれで一体感があって良いんですが)ものの、半分入った味玉は良く合っていました。

餃子セット 290円(税抜き)
餃子セット 290円(税抜き)

 こちらは、一緒にいただいた品というかセット。ニンニクが効いた「ザ・ラーメン屋でのスタンダード」というべき餃子は焼き加減も良く、半ライス付きでこの値段は素直に凄いと思います。

麻婆らーめん 680円(税抜き)
麻婆らーめん 680円(税抜き)

 こちらは、同行の家人がいただいていた品。家人曰く「豆板醤が効いたラーメン屋さんの麻婆豆腐が載っている」とのことだったのですが、例によって味見させて貰うと、確かに、豆板醤のエッジが効き、辛味もしっかりという感じで。で、それがベースの醤油味のスープと相まって、当地らしい濃い味を作り出しています。

 というわけで、お目当ての品を含めて美味しくいただきました。ごちそうさまです。

平成30年12月訪問

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ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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