趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
以前、「朝ラー」にお伺いしたこちらのお店。それ以来、是非昼の部もお伺いしたいと思っていたにもかかわらず、半年以上も開いてしまったという。
それで平日のこの日、ようやく再訪。お店に入ったところにある券売機には、「本日ハード限定8食」と貼ってあったのですが、まだ券売機のボタンに「×」ランプは点灯していなかったので、いってみることに。塩か醤油で迷ったのですが、今回は醤油をチョイスしました。
粗炊中華そばHARD(醤油) 850円 + 煮卵OPTION 100円
カウンターに案内され、ちょっとだけ待ってから登場。薔薇の花びらのように盛り付けられたレアチャーシューが目を引きますが、他の具材の綺麗に盛り付けられていますね。で、早速スープからいただいてみたところ、「HARD」だけあって、鯛の魚風味、そして出汁の旨味とコクがガツンと濃厚。それに負けないよう、醤油ダレも濃いめに効かされて、味わい尽くすにはかなり手強いですね。また麺は、加水率低めのバツっとした歯応えのもの。こういった濃厚なスープには、加水率低めの方が合います。そしてチャーシューは、口に入れると柔らかく、あっさりとした味付けが、濃い味付けのスープに合っています。またそのてっぺんにあしらわれているのは柚子のペーストでしょうか?途中からスープに溶くように入れたみたところ、いい感じで風味が膨らみます。それともう一つのメインの具、謎肉は、鶏ひき肉ベースでしょうか?ショウガが効いた味付けが良いアクセントに。あとOPTIONの味玉は、火の通し加減、味加減とも絶妙。そして特筆モノだったのが、カウンターに置かれた粉わさび。スープから漂う強い魚風味に、これがまた合いました。
こちらは、一緒にいただいた品。チャーシュー、そしてその漬けダレと共に炊き込んだのでしょうか?たっぷり入ったチャーシューは、ホロホロの食感で、ご飯にはその旨味がしっかりと染み込んでいます。また、これにも粉わさびが合いますね。
というわけで、どちらも美味しくいただいたのですが、特にラーメンは、煮干し中華そばの方のお店同様、かなりインパクトが強いラーメンという感じで。これが、NOMALやEASYだとどうなるか。また塩味だとどうなるか。それらも是非試してみたいところですね。ごちそうさまでした。
平成30年9月訪問
この日、所用で大田原市まで。で、最近、家人以外の同行者がいる場合、出先で立ち寄るお店はお任せしてしまう事が多いのですが、今回もそんな感じで「どこでも良いよ」とお願いしたところ、同行者が当地に所用で来た際に何度か昼食を食べたというこちらのお店にご案内。寡聞にしてこのお店のことはこれまで知りませんでした。
それで入店したところ、適度に経年した感じがある=この地で何年も営業されている感じがある店内は、カウンター席、テーブル席の他、小上がり(座敷)が当地らしい感じがします。そしてお品書きを見ると、中華料理店の基本的メニューに加え、名前からしてお店オリジナルっぽい品もいくつか。同行者によると、おすすめのメニューは「肉糸(ルースー)みそ」というラーメンで、確かに、この時店内にいたお客さんも、それを頼んでいた人が多かったように思えます。ですがいただいたのは、こちらのお店の名前を冠した白龍メンという品。注文の際、店員さんにどんな品か訊いたところ、ピリ辛の餡がかかった醤油味のラーメンとのことでした。
注文から、待つ事少々で登場したその白龍メン。丼の表面を覆う餡かけには豆腐の白さが目立つのですが、まずはその餡とあまり混ざらないようスープをすくっていただけば、「中華料理店の清湯スープ」といった趣のある味わい。そして次に、トロミの付いた餡かけ部分をいただいたところ、ゴマ油の香りが良く、醤油ベースの味付けはしっかり濃いめ。それとピリ辛は風味から豆板醤由来でしょうか?唐辛子なのは間違いないとは思うのですが。また、餡かけに入っている具材は、先述の豆腐の他、ひき肉と、キクラゲ、チンゲンサイ、キャベツ、ニンジンなどの野菜類なのですが、その中でもナスが珍しく感じました。で、埋蔵された細縮れ麺を啜れば、これらスープと餡を纏って口の中に入り、これがもう。時折具をつまみながらズルズルハフハフと啜れば、トロミと辛味のせいか、身体かポカポカと。あと途中からお酢を少量垂らしてみたところ、これも合いますね。それと量的にもたっぷり有り、一杯で満足する事が出来ました。
というわけで美味しくいただいたのですが、これなら同行者おすすめの肉糸みそも期待できそうですし、また当然他の品々も。なのでまた後日改めて、お伺いしたいと思います。ごちそうさまでした。
平成30年9月訪問
9月に入って暑さもやわらぎというか、雨が降って肌寒くすら感じるこの日、矢板市にあるこちらのお店まで。開店してそれほど時間が経たない頃にお店に入ったところ、先客4人のうち3人が、カレー南蛮を啜っていました。
ですが、私がいただくのはこの冷したぬき。ちなみに、「冷やしたぬきそば」というそば屋の品書きも、「冷やし・ひたしそば」程ではないけどかなりローカルだと思うんですよね。(少なくとも関西には無い筈)それで注文の際、つい、100円増しの大盛にしたところ、見るからに(写真は上から撮ってしまったので判りづらいんですが)ボリューミーなものが登場して少々焦りました。で、早速トックリに入ったツユを回しかけてからいってみたところ、これまでいただいた事がある「かけ」や「もり」のツユと較べて、心なしか甘味が効いているような。気前よく乗せられた天かすの油の甘さが良く出ている為かもしれないのですが、それだけではない気もします。また、「更科」らしい白っぽいソバは、キチっと冷たく締められていて、それによりコシや歯応えがかなりのものに。そして、天かす以外の具は、カマボコとナルト、茹でた青菜の他、お麩の煮た物が珍しかったのですが、同じく珍しいと言えば、「冷やしたぬきそば」には当たり前のように載っているキュウリが無かったのもそう感じました。
こちらは、同行の家人が悩んだ末に注文した品。それを貰っていただくのは2度目ですが、甘めで味が濃いめのツユがたっぷりと染み、間違いがないお味。大きな丼になみなみと入った味噌汁(具は油揚げとワカメ)も良いですね。
というわけで、今回も美味しくいただいたのですが、お腹いっぱいになってこのお値段というのは、何だか申し訳ない気もしますね。満足させていただき、ありがとうございます。ごちそうさまでした。
平成30年9月訪問
ちょっと前から宇都宮駅前の「アットプラス」店で提供されていた旨辛麻婆麺が、ここ本店でも平日夜限定でいただけるようになったとのことで、それを目当てに家人と共にお伺いしました。
ですがその前に、サービスで出される大根の甘酢漬けと共に、最近楽しみにしている野菜メニューからこちらの品を。で、餡は出汁が効いていて良い味加減。柔らかく煮た?かぼちゃ自体も、自然な甘味が良いですね。
それから程なくして、本日のお目当ての品が登場。小ぶりな器には、麺と、その上に麻婆豆腐とのみいう構成で、スープは無し。なので麻婆ラーメンじゃなくて麻婆麺なんですね。それで早速、まずは麻婆豆腐だけをいってみたところ、これがかなり本格的な味。たっぷりの油で炒められた醬やスパイスの風味に、ひき肉の旨味が合わさり、そこに唐辛子の辛味、花椒の痺れ共々かなり効いていいます。個人的に辛いものはわりと得意だと思っていたにもかかわらず、味わうことが出来る上限の辛さに近かったというか、いただいている内に口の中に辛味が蓄積して限界を超えてきたというか。またそこに合わせる麺は、こちらのタンメンにも使われているのと同じような、太めの平打ち麺。スープが無いせいか、よりモチモチっとした歯応えが強く食感じるのですが、これが細麺だと麻婆に力負けしてしまいそうですね。それで途中からヒーヒー言いながら麺を完食したのですが、まだ麻婆豆腐が残っていたので、思わず半ライスを追加。辛い麻婆とプレーンなライスは鉄板の相性で、ライスに掛けて堪能し尽くしました。
こちらは、一緒にいただいた品。花の季さんで餃子は久しぶりだったのですが、安定の味というか、モチカリっとした厚めの皮に、野菜がたっぷり入った良い味加減の餡の組み合わせがとても良いのですが、ただ今日は、口が痺れて味がよく……。ちなみに、餃子はお酢+ラー油でいただく事が多いのですが、(口の中が辛痺状態になっている)今日に限ってはお酢だけ付けて丁度良かったです。
というわけで、どれも美味しくいただいたのですが、中でも今回の麻婆麺は、花の季さんにしてはずいぶんと思い切ったというか潔いというか、ハッキリと辛い物好きに向けたチューニングに感じました。ちなみに、辛い物耐性があまりない同行者なんかは、頑張って何とか完食したものの、途中から涙目になる程。ちなみに、辛さ増し、痺れ増しも頼めばやっていただけるようなので、我こそはと思う方は、チャレンジするのも良いんじゃないでしょうか。(私はノーマルで充分ですが。)ごちそうさまです。
平成30年9月訪問
この日、こちらのピリ辛味噌がまた食べたくなってしまったため、ランチタイムにお伺いしました。
注文の時、勢い余って餃子ランチにしてしまったのですが、ランチに付く素ラーメンはこってり味のピリ辛味噌に。これまでこちらのお店でピリ辛味噌をいただく際、いつも(今で言う)「野菜」にしていたので、素ラーメンでピリ辛味噌を味わうのは今回初めてだったりして。で、早速、固形分が入る故モッタリとした口当たりのスープからいってみたところ、コクがあって背脂のコッテリ感・まろやかさは有るのですが、慣れ親しんだ野菜が無いせいか、はたまた体調のせいか、今回のは味が濃く感じます。それといつもよりショウガが効いてるようにも感じたのですが、こっちのほうは自信なし。(気のせいかも。)また全粒粉を使っている麺は、チュルモチっとした口当たりで、若干柔らかめの食感。そして具は、手間暇かけた感じのトロトロなチャーシューに、食感のバリエーションを生むテュルっとしたワンタンの皮が、また良いですね。
それとセットの餃子が、以前のものから大きく変わっていたのにはびっくり。前のバージョンは密度感が凄かったのですが、今回のはジューシーな食感が印象的。あとニラが結構効いているように感じました。それでラーメンと餃子をそれぞれ堪能した後は、もはやふうふう亭さんではお約束の、残ったスープにライス投入。ライスを入れる事によって適度に伸ばされたスープは味わいをより感じられるような気がするのですが、今回は先述のとおり味が濃く感じたので尚更そう思います。
こちらは、同行の家人がいただいた品。私のと同じピリ辛味噌ですが、スープがあっさり味の方。で例によって少々味見させて貰ったのですが、私がいただいたこってりスープに較べると、背脂が入っておらずスープも豚出汁がない分、私の以上に味が濃く感じました。
というわけで、今回も美味しくいただき満足させていただいたのですが、ほんと、お値段以上というか、このお値段で大丈夫なのかなぁ、と。だって、今時ラーメン一杯570円だし、私のいただいたランチセットにしたって1000円以上取れる味だと思いますもの。ごちそうさまでした。
平成30年9月訪問
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