趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
この日、夜からの所用のために上京することになっていたのですが、どうしても外せなかった午前の予定を済ませてから可及的速やかに退勤。宇都宮駅から、予定より1本速い列車に乗ることが出来ました。ですが、小山駅で途中下車。というのもこの時は丁度お昼時で、私も大変空腹だったのと、暫く前にいただいた小山駅の立ち食いそばをまたいただきたくなったからでして。
ただ、列車を降りて急ぎ足でスタンドに向かうと、既に券売機には2人ほど先客が。そして私が食券を出した後も続々とお客さんが続き、休みなくそば・うどんを湯がき続ける店員のお姉さんが「時間ない人は買わないでください!すぐ出来ません!」という事態に。そんな中、次に乗る列車まで10分しかなかったので間に合わなかったら申し訳ないと思いつつ待っていたのですが、何とか食べ切るのに間に合う時間に出てきました。(ホームの立ち食いそばは2,3分有ればツユまで完食できるよう訓練されているんです。)
それで今回は、個人的定番のこちらの品を。ホームの立ち食いそばらしい温度がやや低めなツユは、鰹出汁に濃口醤油ビンビンの東日本スタイル。天ぷらや生卵に負けない濃い目の味付けが嬉しいのですが、よくよく味わうと、意外と甘味も効いているような気もします。またソバは、やや太めの茹で麺ですが、ソバ香も結構感じられるタイプで、茹で麺らしいフワプリ食感なものの、歯応えが若干有るのが嬉しいです。そしてかき揚げは、衣が多く良く揚がっているタイプですが、外周の薄めなところは意外とツユに馴染みます。それと、タネに使われている小エビの香りも良いですね。
というわけで時間が限られる中、大急ぎでいただいたのですが、それでも、王道の美味しい駅そばを堪能することが出来ました。ごちそうさまです。
平成30年12月訪問
1年程前に初めてお伺いして以来、その後何度か、家人共々何かホっとしたい時にお伺いしているこちらのお店なのですが、今回もそんな感じで。それにしても、今回、開店時間をちょっと過ぎてからのお伺いだったのですが、珍しく先客はゼロ。ですが私たちの後、後続が続きまくりで、程なく店内全ての卓にお客さんが座ったのには驚いたというか。
それで今回いただいたのが、個人的に好きな品の一つにもかかわらず、こちらのお店では今までいただかなかったこちらの品。それでこちらのお店のかけそば(ツユ有りのそば)って、いつも丼になみなみと入ってくるのが素敵なのですが、今回は更に卵やとじられた海老天が丼の縁を上回る高さになっています。で、こぼさないように最初は慎重を期しつつツユからいってみれば、ベースのちょっとひねた風味の有るかけづゆに、ふわふわ卵のマイルド感、そして海老天から出た油のコクが三位一体となって、これが、もう。次に、ソバを啜ろうとすれば、ツユに熱っされて熱々になっているのですが、この熱いソバをハフハフと啜ることに幸福感を感じられるのは、冬ならではの贅沢かな、と。あと、ふわふわの卵や、それと一体化した海老天と一緒に口に入れると、これがまた良いんですよね。
こちらは、家人がいただいた品。今のところ、こちらのお店で一番気に入っている品とのことで、例によって少々味見させて貰うのですが、前回感じたネギと鶏肉の絶妙な火の通し加減は、今回も素晴らしいなぁ、と。
というわけで、今回も美味しくいただき、満足いたしました。ごちさうさまです。
平成30年12月訪問
個人的に、毎日のように国道4号を走っているのですが、その沿線にあるこちらのお店の、暫く前から店頭に置かれた看板が気になり、この日、その看板に描かれた品をいただくべくお伺いしました。
それにしても、土曜日のお昼時だったのですが、店内は地元の方々とおぼしきお客さんで混んでおり、しかも、例えば軽トラで乗り付けた作業着の方とか、お年寄りを含む家族連れとか、ローカルなチェーン店なれども、普段着のお店というか、ほんと、地元の方に愛されているお店なんですね。
話がそれましたが、今回お目当てでお伺いした品がこの、海老味噌らーめん。登場すると同時に、海老由来と思われる濃厚な香りが漂ってきました。で、早速、レンゲでスープだけをいってみたところ、香り同様に海老の味が濃厚。そこに味噌と、それとは違う発酵したような味と香りが相まって、更に背脂でコクとまろやかさが加わり、あと上に載っている粉末は海老のパウダーでしょうか?混ぜると更に海老の風味が強くなったように感じました。また麺は、こちらのお店標準と思われる中太の縮れ麺で、食べはじめは若干硬質な食感のもの。そして具ですが、柔らかいチャーシューは強いスープに埋もれがちではある(それはそれで一体感があって良いんですが)ものの、半分入った味玉は良く合っていました。
こちらは、一緒にいただいた品というかセット。ニンニクが効いた「ザ・ラーメン屋でのスタンダード」というべき餃子は焼き加減も良く、半ライス付きでこの値段は素直に凄いと思います。
こちらは、同行の家人がいただいていた品。家人曰く「豆板醤が効いたラーメン屋さんの麻婆豆腐が載っている」とのことだったのですが、例によって味見させて貰うと、確かに、豆板醤のエッジが効き、辛味もしっかりという感じで。で、それがベースの醤油味のスープと相まって、当地らしい濃い味を作り出しています。
というわけで、お目当ての品を含めて美味しくいただきました。ごちそうさまです。
平成30年12月訪問
この日はインターパークに所用があったのですが、某Googleマップで調べたところ、先日お伺いしたこちらのお店が、インターパークから程近いことが判明。なので今回は、家人を連れて再訪と相成りました。
それで私がいただいたのが、前回お伺いした時にとても気になったこちらの品。で、登場してちょっと驚いたのが、日差しに反射してきらきら光る黄金色したスープ。ただ、口を付けても油感はあれど、どこなく軽快さもある口当たりなので、上質の鶏油でしょうか?(かなり自信なし)また、鶏の風味と旨味がしっかりしているのですが、味付けが不思議。醤油醤油しておらず、それでいて塩だけでは無い膨らみもあって、どのような構成になっているのか興味をそそられます。そこに、ふわっふわの卵が加わることで、更なる膨らみがあるというか。そして細めの麺は、前回感じた食べはじめの低加水率的モシャっと感はあまりなく、しなやかさを感じます。またこのスープとの相性は良いですね。そして具は、存在感のある柔らかいチャーシューに加え、味のアクセントとなる薬味的なカイワレと白ネギが、この品には殊更良い感じでした。
こちらは、一緒にいただいた品。前回は小丼だけのAセットにしたのですが、今回は餃子もいってみたくてこちらにした次第で。で、まずは餃子ですが、まずは何も付けずに一ついただいてみたところ、しっかりとした皮の中に包まれているのは、しっかりと味が付いた餡。店員さんのおすすめは酢ラー油か酢コショウだったので、次は後者でいただいてみたところ、これもまた。次にお伺いした時は、サイドメニューで餃子だけ注文してもっと味わってみたいですね。あと、本日の小丼は、チャーシューと青ネギがメインで、そこにポテトサラダが添えられていたのが面白かったです。
こちらは、家人がいただいた品。例によって少々味見させて貰ったのですが、スープが澄んでいるにもかかわらず、鶏の風味と旨味が濃く出ていたことに少々驚いたというか。前回私がいただいた醤油そばは、それと醤油の味ががっぷり四つに組んでいるイメージだったのですが、このスープ、プレーンな塩味だと、より「鶏」を実感できますね。家人も「美味しい」と申しておりました。
というわけで、今回も美味しくいただきました。ごちそうさまです。
平成30年12月訪問
今を去ること40年ほど前、私が小学生の低学年だった頃、友人だか親戚だかとの会話の中で出てきたとあるメニューに大変憧れていたことががありました。それが、汁そばの上にトロミのある餡がかかっていたり、スープ自体がトロミがある汁そばだったりする(このあたり、お店によって結構ブレがあるんですよ。)ジャパニーズ中華料理、広東麺。しかし食べ物に関して保守的な家庭に育った当時の私には、例え外食しても口に入るメニューではありませんでした。(この頃は、まだ一人前食べられなくて、メニューの選択権もあまりなかった(親から見て変なメニューだと「違うのにしなさい」と言われる。)んですよね。)
で、その後大きくなって、親同伴ではない外食が出来るようになった頃にはすっかり興味を無くしてしまっていたのですが、何でこんな事を書いたかというと、先日、小さかった頃に数少ない外食したお店で昼食を食べる機会があり、とても寒かったその日にお品書きを見て目に留まったのが、「広東メン」という文字。で、冒頭に書いたことを思い出して注文した次第で。
というわけで、こちらの広東メンですが、醤油味のラーメンの上に、塩味の餡が掛かったタイプ。個人的には以前横浜でいただいたサンマーメンを思い出したのですが、あちらはモヤシ主体の具に対して、こちらは豚肉の他、イカ、海老、ウズラの玉子が入り、野菜類も白菜をメインに、タケノコ、ホウレン草、ニンジン、キクラゲと豪華。それにチャーシューまで載っていました。で、早速いただいてみるのですが、餡からはふわっとゴマ油の香ばしい匂いが漂い、味加減もバッチリ。それが中華料理店らしい細めの縮れた麺を啜るごとに、アッサリした醤油味のスープに混ざり合っていく様が良いですね。また、火の通し加減が丁度良い野菜類を初めとする具材もたっぷりで、食べ応えがありました。
というわけで、ちょっと懐かしい気分に浸りつつ美味しくいただき、身体も温まりました。ごちそうさまです。
平成30年12月訪問
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