趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
函館朝市を観光した後、次の予定である札幌行きの臨時特急ニセコ号に乗るまでには少々時間があったので、それまでどう過ごすか考えた時に思い浮かんだのが、平成28年(2016年)の北海道新幹線函館開業と共にJR北海道から経営分離された江差線の一部(五稜郭駅-木古内駅間)である道南いさりび鉄道。調べてみると終点の木古内駅まで往復できそうだっので、ちょっと乗ってみることにしました。
北海道旅行の二日目。札幌を早朝に出て向かったのが、北海道の南端である函館。北海道旅行のプランニングをした方ならわかると思うのですが、一泊目、二泊目と札幌に泊まるにもかかわらず、その間に函館まで往復する行程を組むのは、移動だけでずいぶん無駄な時間を使うことになるんですよね。ですが今回は、そうすべき事情がございまして。
と話が逸れましたが、早朝に札幌を出たお陰で、函館に着いたのはまだ朝と言っても差し支えない午前9時半頃。函館、そして朝とくれば、昔から超が付くほど有名な「函館朝市」が思い起こされるのですが、個人的に初めて北海道に来てから三十有余年経ち、渡道歴もそれなりにあり、加えて言うなら函館にも何度も泊まったことがあるにもかかわらず、実は一度も立ち寄ったことが無かったんですよね。それで今回初訪問となったのですが、観るだけでは勿体ないので、ついでに何かいただこうと。更には、折角「ベタ」な観光地に来たからには、食事もそれっぽいものが良かろうと、あらかじめ調べておいたこちらのお店に。
イカ刺身(ミニサイズ) 450円(税別)
瓶ビール(中) 650円(税別)
ですが、メインのものをいただく前に、折角函館に来たのだからと、イカ刺しでちょいと一杯。さすがに一尾分ではなくミニサイズとあって、活イカ捌きたてという訳ではないようでしたが、ビールと共にいただけば、これが、もう。
イカ刺しとビールでじらしてからというか気分を盛り上げてからいただいたのが、今回のメインであるこちらの品。やっぱり函館朝市に来たからには海鮮丼。それも、ウニ、イクラ、ホタテと、いかにもな3種類が載っているものが食べたいじゃないですか。ちなみに、ウニは塩水ウニにあらかじめワサビ醤油を掛けたもの(注文時に掛けて良いか訊かれる)、イクラは醤油漬けになっているので、卓上の醤油はホタテにだけ掛けてくださいとのことでした。で、早速ご飯と共にかきこめば、これが、また。ウニは塩水ウニならではのトロっとした食感に加え、しっかりとしたウニ本来の甘味が感じられます。個人的に、下手げな生ウニ(例えば、明礬が苦いくらい効いていたり、風味的に相当手強くなっているなど。)よりも、ちゃんとした塩水ウニの方が遙かに美味しいと思っているので、これはこれで全然アリですね。またイクラは味加減が程良く、プチプチ感もしっかりと。あとホタテも(月並みな表現ですが)甘かったです。あとはこれら3種を、適宜組み合わせて口に入れたりして堪能。最後は、一緒に出てきた岩海苔のみそ汁で〆れば、満足でございます。
流通が発達した現代。私の住む海無し県である栃木でも、それなりにコストを払えば、正直、それなりのレベルの海産物をいただくことが出来るのですが、函館まで来てこういうものをいただくことは、それこそ旅ならではのことですし、単純な味覚だけではない、そこでいただく雰囲気を含めた「味」があると、改めて思った次第で。ごちそうさまでした。
令和元年9月訪問
もともと今回の旅の主目的は、北海道にある競馬場4か所のうち3か所を訪問することだったのですが、その後、計画が最終的に固まる段階で、それと並ぶ目的として加わったのが、旅行中がちょうど運転期間にあたっていた臨時特急ニセコ号を始めとする気動車特急列車に乗ること。もっとも、すべての列車に乗ることは日程の都合上無理だったので、今回は函館-札幌間と札幌-帯広間に運転されている列車に限って乗ることにしました。
で、その乗車記の第1弾が、札幌から函館へと向かう特急スーパー北斗号です。
札幌競馬場での勝負を終え、これから2泊することになる宿にチェックイン。一休みして疲れを癒やしてから向かったのが、ジンギスカンの超有名店であるこちらのお店。個人的に、ここ10年くらい前から札幌に泊まる時はかなりの頻度でいただいているジンギスカンですが、これまでは団体旅行(その時はこちらのお店)だったり、家人と来た時も行列や混雑が嫌で予約が出来るお店がファーストチョイスだった(こちらやこちら、こちらのお店など)ところ、今回は気楽な一人旅故、間違いなく混雑していて、間違いなく並ぶことになる(ちなみに予約不可です。)こちらのお店に、初めて行くことが出来たという。
ただ、それでも並ぶ時間は極力短くしたいと思い、ちょっとはお客さんも空いてくるかなと午後9時半頃にお伺いしたのですが、まだまだ空きませんよとばかりに店外には10人以上の行列が。ちなみにお店に向かう途中、近くにある(だるまさんの)支店をチェックしたところ、ちょいと離れたお店には行列がなく、すぐ近くのお店は店外待ちが多少あったけどここよりも回転が速そう。ですが、折角なので本店でいただこうと、その後ろに並ぶこと暫し。途中、私の後ろに並んだグループがしびれを切らして支店へ向かったものの、私の前の人たちはそのようなこともなく、並んでから1時間弱で入店となりました。
それでようやく入った店内は、馬蹄形のカウンターと、その中に厨房という感じで、十数人も入れば満席になってしまう狭さ。またカウンター上には炭火が熾ったジンギスカン鍋が席数よりも少なく置いてあり、私の両脇など、二人連れのお客さんは2人で1つの鍋を囲むところ、一人客の私は1つの鍋を使わせてくれるよう。ちなみにその鍋には、席に着く直前に、タマネギと長ネギが投入されました。それにしても、お店の狭さとか、席に座ると隣の方との距離がとても近いところが、昔ながらのお店という雰囲気を醸し出していますね。
瓶ビール 600円 と お通し(おしんこ) 200円
成吉思汗 850円 と ヒレ肉 1150円
ライス(普) 200円 と キムチ 350円
(いただいているところ)
で、席に着いたら早速注文。とりあえずノーマルの成吉思汗(ジンギスカン)と、数量限定というヒレ肉が残っていたのでそれとを1つづつと、ビールは老舗の雰囲気を感じたくてあえて瓶ビール。そして定番というキムチにライスもお願い。すると最初に瓶ビール(と、セットになるお通し)が出てきたのですが、なんとビールの銘柄は、季節限定のキリン秋味。立秋は過ぎたとはいえまだ8月だし(31日ですけどね)、季節限定品というところが老舗というよりモダンっぽくもあったのですが、これはこれで美味しいから良いか、と。
その秋味で喉を湿しているうちに、注文した品が続々と登場。とりあえず肉を鍋に載せ、表面だけ焼いたくらいでタレに浸けていただいてみたところ、これが成る程!というお味。まずは成吉思汗ですが、マトンにもかかわらず独特のクセは少なめ(もっとも、個人的にマトンは全く平気な人なので参考にならないかもしれませんが。)で、肉質はいかにもフレッシュという感じ。更にヒレ肉は、よりクセが無く、とってもジューシー!どちらもそれぞれに良いですね。それとこちらのお店はタレが特徴的というか、角の取れた醤油味がベースなれど甘さがほとんど感じられない、何ともサッパリした味わい。ジンギスカンと言えば甘味の付いたタレという思い込みがあったので少々驚いたものの、この方が肉の味をより味わえる気がしますね。尚、カウンター上には、細かく刻んだニンニクと唐辛子があり、適宜タレに入れて食べるとまた良いのですが、元々のタレの味がとてもサッパリしている故、少量でも味の変化が(特にニンニクは)顕著に出る気がしました。(もっとも隣に座った、お店には何度も来たことがあるというオジサンは、タレの液体分が無くなるくらいニンニクを入れていましたが、そのあたりは好き好きですね。)あと、タレが足りない場合は、店員さんに頼むと器に足してくれます。
あとはビールと共に、お肉やらキムチやらご飯やらをひたすらワシワシといたただけば、もう、間違いないというか。ですがご飯はあえて半分ほど残しておき、最後に「お茶漬け」をお願いします。というのもこの茶漬け、メニューには載っていないのですが、こちらのお店のお約束になっているそうで、お願いすると店員さんがご飯の器にお茶を注いでくれます。で、そこに残ったタレと、更に残しておいたお肉とキムチも投入してズルズルっいただけば、これもまた。ちなみに店員さんが注いでくれたお茶には、どこかハーブティーというかルイボスティーを思わせるような風味があり、それが羊の脂をスッと流してくれるような気がしました。
というわけで、最後の〆まですっかりと堪能したのですが、その味は勿論のこと、この本店の雰囲気を味わうために行列したりたのも、旅のアトラクションとしては良かったなぁ、と。(もっとも次にお伺いする時は、味的には変わらないというので、比較的空いている支店にしますけどもね。)ごちそうさまでした。
令和元年8月訪問
今回、北海道に着いて真っ先に向かったのが、JRAの札幌競馬場。平成23年(2011年)に一度お伺いしていたのですが、その後平成26年にリニューアルしてからは、初めての訪問となりました。
※ 他の競馬場や、過去に札幌競馬場を訪れた時の記録については、こちらのカテゴリに一覧がございますので、よろしければ。
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