趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
今回の旅行、せっかく博多に2泊しながらも、水炊きだもつ鍋だと(〆の雑炊までガッツリと)いただいていたら、当地のラーメンをいただく機会がありませんでした。ですが、それでは勿体ないので、最終日の早朝、まだ真っ暗な中、宿からGoogleマップを頼りにこちらのお店まで。というのもこのはかたやさん。福岡市を中心に(一部を除き)24時間営業、そして低価格を売りにした多店舗展開をしているラーメン屋さんで、宿から近いところに1件あることを確認していました。
午前6時半過ぎにお店に着いたところ、カウンター席のみの店内には先客2名。そこに流れているBGMは天地真理などの昭和女性歌謡曲で、店員のお姉さんも、失礼ですが同世代と思われます。また、ラーメン1杯290円という低価格も売りにしているのに、注文は券売機による食券制ではなく、口頭注文の後払い方式というところにこだわりを感じました。
それで注文から程なくして登場したラーメン。早速スープからいってみたところ、白湯豚骨でも博多のラーメンらしく、濃厚というよりはサラッと感がある口当たり。そこに油とニンニクでパンチを出している感じでしょうか。また、当地らしい細麺はバリカタで注文したのですが、ホギっとした食感で、味も悪くないですね。そして具は、これまた博多のラーメンっぽい薄いチャーシューと青ネギ。シンプルだけど必要十分かと。それと追加の煮玉子は、醤油の風味が強めで甘味を感じる味付けが面白いですね。
で、こういうラーメンも良いなと思いつつ麺を啜っていたのですが、麺を食べ終わりそうになる頃には、替玉の誘惑が。この後の予定もあったので迷ったのですが、半替玉というのがあったので注文することに。ちなみに替玉、半替玉とも同価格でした。で、今度はニンニクと紅ショウガで味変していただくのですが、これも良いですね。ちなみに、カウンター上にはこれらの他、コショウが有りました。(高菜漬けは無いのですが、別メニューで辛子高菜ラーメン390円というのが有り。)
というわけで、美味しくいただいたのですが、値段なりにチープな部分はあれど、だが、そこが良いという感じで。個人的には、食べ物の場合、安さに惹かれることはあまりない(というよりも、まっとうな対価を払いたいという考え。)のですが、でも、こういうお店があることがうらやましく感じるのも事実というか。ごちそうさまでした。
平成31年2月訪問
佐賀競馬場でボロボロにやられて、這々の体で宿のある博多まで戻ってきたのですが、こんな時こそ良いモノ食べて気持ちを持ち上げようと、旅行前に調べておいた(って、競馬に負けることを想定していた訳ではないですがね。)こちらのお店まで。というのも今回の旅の計画中、水炊きの次はもつ鍋だとばかりにいただけるお店を探していたところ、おひとり様でも鍋を注文できる専門店が、博多駅の駅ビル、デイトスの内にあることが判ったので、できればお伺いしたいと思っていたんですよね。
午後8時をちょっとだけ過ぎた時刻に博多駅へと到着後、改札口を出てすぐさまデイトス博多へと。ですが、三連休最後の夜とあってか、店内は満席で、お店の前には親子連れやカップル、おひとり様とり混ぜて10人以上が入店待ちしていました。それでも、この日の残りの予定は、夕飯食べて酒飲んで寝るくらいだから多少時間かかっても問題ないのでその最後尾に着き、お品書きを見つつのんびり待つこと40分ほどで店内にご案内。満席の店内はとても活気があり、客層は地元の人たちというよりも、私のような旅行者や、用事で博多に来たついでに食べて帰ろうという人が多いように感じました。で、待つ間に注文は決めていたので、すぐさまそれらを。ちなみにこちらのお店には、もつ鍋と博多名物(酢モツ、明太子、おきゅうと)がセットになったお得な「おひとりさまもつ鍋セット」もあったのですが、へそ曲がりなので以下の品々を単品でお願いしました。
お通し 190円(税別)
黒霧島 420円(税別) + 炭酸水 50円(税別)
まずお酒ですが、今日は最初から焼酎で。黒霧島の炭酸割りは自宅でも愛飲しているので、わざわざこちら飲まなくてもと思わなくはないのですが、この時はそんな気分だったんですよね。またお通しは枝豆で、これは間違いない感じです。
黒霧島を飲みつついただくのは、当地名物の酢モツ。で、一般的な酢もつは豚モツが多いと思うのですが、こちらのお店のはなんと牛モツを使用。しかも、品名のとおり柔らかな食感で、最近歯の衰えが顕著になってきたオッサンでも安心していただけました。もちろん、ポン酢的味付けも実にいい塩梅で、更に、柚子胡椒を適宜付けつついただけば、これもまた。実は、個人的に酢モツは(当地に来た際、お店に行けなくてもコンビニで売っているのを買って食べるくらいには)好物だったので、たっぷり食べたくて「おひとりさまもつ鍋セット」ではなく単品を注文した正直な理由その1なのですが、それで正解でした。
酢もつに箸をつけてすぐ、メインのもつ鍋が登場。ちなみにこちらのお店のもつ鍋は、みそ味、しょうゆ味、水炊き風と3種類あったのですが、お店おすすめのみそ味をチョイス。それで早速、ツユを味見したところ、一瞬まろやかに感じるも、直後、濃厚でパンチの効いた味わいが!味噌は九州味噌と西京味噌など数種類をブレンドしているとのことですが、確かに、最初に自然なそれら味噌の甘味は感じるものの、追い打ちをかけるようにニンニクがガッツリと効き、更には、ベースのスープには具の牛モツからでしょうか?脂のコッテリ感もかなり出ていて、とってもストロング。ちなみに、表面に乗る唐辛子の辛味は、そのコッテリ感でマスクされ、個人的にチョイ辛程度に感じました。また、具の牛モツは脂トロっ身はプリっとしていて、脂の甘さを感じます。そんなパワフルなツユとモツに対して、絹ごしの豆腐や、キャベツ、ゴボウ、ニラといった野菜類は少々劣勢を強いられ、気が付くと、そのコッテリパワーで寄り切られている様相。(うち、絹ごし豆腐はかなり善戦したんですがねぇ。)ほんと、マジで濃いっす。
それは、〆の雑炊セットをスープに投入しても同様。先述の「おひとりさまもつ鍋セット」だと、〆は普通のご飯or麺となっており、個人的にはちゃんとした雑炊で〆たかったのがセットではなく単品を注文した正直な理由その2だったりするのですが、ご飯と溶き卵を投入し、仕上げに海苔とネギを散らしても、煮詰まって更にストロングになったスープはそれらを全く意に介さないというか、それら全てを受け止めてから、こちらに全て投げ返してくるように思えました。ほんと、マジで濃い雑炊っす。
というわけで、美味しくいただいていたにもかかわらず、気が付くとその色々な濃さにノックアウされていたというか。個人的にはあと十歳くらい若い胃腸が欲しかったのですが、でもこの濃ゆくてパンチのある味わい味わい、ハマる人はハマりそうですね。ごちそうさまでした。
平成31年2月訪問
これまでの記事でもちょこっと書いたのですが、今回の旅のそもそもの目的が、佐賀競馬場で行われるダートグレード競争のうちの1つである『佐賀記念』。かねてより一度、現地参戦したいレースでもありました。
※ 他の競馬場や、過去に佐賀競馬場を訪れた時の記録については、こちらのカテゴリに一覧がございますので、よろしければ。
前の記事でもちょっとだけ書いていますが、この日というかこの旅最大の目的が、ダートグレード競争であるところの第46回佐賀記念(JpnⅢ)が行われる佐賀競馬場。で、そこに滞在中、ちょっと遅い昼食をいただいたのがこちらのお店。
佐賀競馬場の飲食店といえば、私のような佐賀競馬場にあまり行ったことがない人間からすると、入場口近くの龍ラーメンと野田屋、スタンド内だと丸善(何でも焼いてくれるお店)や2階の鳥栖料飲店協同組合食堂(立ち食いうどん)などが入りやすいお店だと思います。ですが、今回はそれらではなく、奥の食堂街のなかから、店頭に立っていた「チャンポン」と書かれた幟旗に惹かれてこちらのお店にお伺いすることに。
午後2時過ぎという中途半端な時間だったのですが、店内にはいかにも常連さんといったお客さんが何組か。お店は、店主さんと思しき方がお一人でまわしているようです。ちなみに壁に貼られたメニューは、チャンポン以外では、丼ものにうどん類、カレー、焼きそば、野菜炒めにホルモンなど、当地の食堂では一般的な品々を網羅。さらにおでんや、店頭のケースにはちょっとした一品料理もありました。
そんな中、注文は当然幟旗に書かれていたチャンポンなのですが、暫く待ってから登場。写真から、丁寧に具が盛り付けられているのがわかると思うのですが、早速、若干濁りのあるスープからいってみたところ、それら具材と豚骨スープが相まって、これがなかなか。続けて太めのチャンポン麺を啜れば、食感はわりと柔らめ。個人的には煮込まれ感とともに味染み感もあって良いと思います。そして具も煮込まれ感のある柔らかさで、キャベツ、モヤシ、ニンジンなどの野菜の他、かまぼこの他、豚肉が多めに入っていたのが嬉しいですね。
というわけで、美味しくいただいたのですが、昨日、BAOO荒尾でいただいたチャンポン同様、当地の食堂っぽいカジュアルな感じというか、普段着のチャンポンをいただけて満足いたしました。ごちそうさまです。
平成31年2月訪問
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