たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

北海道札幌市 立喰いそば・うどん すすきの

 北海道旅行も3日目を迎えた朝。宿でも朝食は食べられたのですが、食べずにその宿を出て向かったのが、札幌市営地下鉄すすきの駅1番出入口至近にある24時間営業のこちらのお店。個人的に立ち食いそば・うどん店が好きだし、宿からとても近かったからちょうど良いかと思ったのですが、加えてこのお店を運営しているのが、こちらも個人的にも好きなラーメン山岡家の丸千代山岡家というのにも興味をそそられた次第で。

 もっとも、丸千代山岡家が運営しているとは言っても立ち食いそば・うどん店なので、見たところ関連性は全くなし。かなりこぢんまりしたとしたカウンターのみのお店で、朝の6時半頃とあって先客はいませんでした。それで注文は食券製となっていて、その券売機は山岡家においてあるようなディスプレイ付きの大きなものではなく、立ち食い店によくあるような省スペースタイプのもの。で、何をいただこうか、同じ値段の肉そばとも迷った結果、やっぱり個人的定番が良いなとこちらの食券を購入し、カウンター内の店員さんに。それにしてもこの店員のお姉さんがとても愛想が良く、私の後に来た、夜の仕事上がりか飲み明かした後かわかりませんが、かなりご機嫌な若いお兄さんたちを、上手くあしらっていましたね。

天玉そば 520円
天玉そば 520円

 そんな中、私の天玉そばが登場。早速ツユからいってみたところ、黒っぽい見た目に違わぬガツンとした濃口醤油の風味とやや濃いめの塩気が。また甘さは控え目、ついでに出汁感も控え目という、なんとも立ち食い店らしい味わいが、個人的には好みのタイプですね。またソバは、これまた立ち食い店らしい袋に入った茹で麺。味や食感的にはそれほど主張が強くないタイプです。そして具のかき揚げは、タマネギとニンジンの他、グリーンピース、そして香ばしい殻付きの小エビが量的にわりと入るのが嬉しいところ。ちなみに(かき揚げの)食感は、最初はしなっこわいのですが、ツユとの馴染みは比較的良く、だからといって溶けずに最後まで存在感がありました。

 というわけで、美味しくいただいたのですが、加えて王道の立ち食いそばという感じが個人的には良かったです。ごちそうさまでした。

令和元年9月訪問

北海道札幌市 北海道そば 蕎麦紀行 (JR札幌駅 改札内コンコース)

 特急ニセコ号で札幌駅に戻ってきたあとは、北海道旅行2日めの夕食。この日は軽く蕎麦でも思い、札幌駅構内にあるこちらのお店で。個人的に札幌駅構内のそば店といえば、ホームにある立ち食いの弁菜亭(札幌駅立売商会)しか知らなかったのですが、今回の旅に際して下調べしていた時、こちらのお店を発見。駅そばの類いは目がないので、今回の旅の途中、どこかで立ち寄れればと思っていたんですよね。

 それでこちらのお店。北海道キヨスクが運営されており、ウェブサイトを見たところ、北海道内産、それも幌加内産の蕎麦粉にこだわっているとのこと。ちなみにお店の営業時間は、午前10から午後10時までとなっています。また、こちらのお店は改札内にあるのですが、入場券(訪問した当時170円)で改札口を通って来店した場合、その分会計から値引きしてくれるというユニークなサービスもやっているみたいです。

 お店に入ると午後8時前という時間のせいか、先客は数名ほど。ちゃんと椅子があるカウンター席に座ってお品書きを見たところ、冷たい蕎麦も温かい蕎麦も一通り揃っていますが、ラインナップ的には立ち食い店とそば専門店との中間という感じ。ただ、どの品もうどんが無くそばのみというところにこだわりを感じます。更には、季節限定の品もいくつかありましたが、そんな中お願いしたのは、午後5時から注文可能な時間限定メニューの晩酌セット。もりそばにつまみ1品、そしてカップ酒がセットなにっており、つまみは板わさとなめこおろしから選べます。

晩酌セット 800円 + 海老天 200円
晩酌セットの板わさとカップ酒
晩酌セットのもりそばと追加の海老天

 それで注文して程なく、つまみとカップ酒が登場。写真のとおりつまみは板わさをチョイスしたのですが、添えられいたのは本ワサビではなく北海道名物の山ワサビというのが良いですね。またカップ酒は、増毛町の國稀というこちらも北海道の銘柄。キンキンに冷えていて、辛口の飲みやすい味わいがまた良かったです。

 それらを堪能していると、もりそばが登場。今回は注文時、海老天を追加したのですが、ちゃんと天つゆと大根おろしが(と、おろし生姜も)付いてきたのが嬉しいです。で、早速ソバをツユに浸けズルズルっと。前述のとおり幌加内産の蕎麦粉使用しているというソバは、密度感のあるソリッドな歯触り。この時期、一般的に蕎麦粉の香りは落ちるものなのですが、それでも、蕎麦自体の味や香りしっかり感じられました。またツユは、甘からず辛からずいうか、尖っていない万人向け的な味わい。それと、こちらにも山わさびが添えられているのが、また。実は山わさびで日本蕎麦を食べるのは初めて。本わさびと香りは違うものの、これはこれで合うものなのですね。

 というわけで美味しくいただいたのですが、味は勿論のこと、蕎麦粉や山わさび、そしてカップ酒に至るまで、北海道北海道しててとても良かったです。ごちそうさまでした。

令和元年9月訪問

臨時特急ニセコ号とJR北海道の特急型気動車乗車記 その2 【令和元年9月1~3日】

函館駅に停車中の臨時特急ニセコ号

 この記事のタイトルでもわかるとおり、今回の旅での乗り鉄最大の目的が、この記事で書く臨時特急ニセコ号。個人的にとても思い出深い列車で、この列車の存在を知ったことによって、今回の旅に乗り鉄成分を大幅に加えたと言っても過言ではなかったりします。

前記事の「その1」はこちら後記事の「その3」はこちら


北海道上磯郡木古内町 キッチン キーコ (道の駅みそぎの郷きこない内)

 函館から道南いさりび鉄道というローカル線に乗り、着いたのが終点の木古内(きこない)という駅。それでこの駅を降りて駅前のロータリーを挟んだ向かい側にあるのが、平成27年(2015年)にオープンした「道の駅みそぎの郷きこない」。ちなみに「みそぎの郷」というのは、木古内町で毎年1月に行われている、天保年間から続く神事「みそぎ祭り」に由来するとのことですが、私のような穢れまくった人間にとっては、有り難いような近寄り難いようなネーミングですね。

 それはさておき、そんな道の駅に、帰りの列車が出るまでのちょっとした時間を利用して立ち寄ってみたのですが、館内には同じ列車を降りて向かった人の何十倍もの(とはちと大げさですが)お客さんがいて、駐車場もクルマでいっぱい。道の駅としてはとても盛況なようですね。で、館内の、木古内町の公式キャラクターにしてこの道の駅の観光駅長を務める「キーコ」の名前が付いた飲食売店で、最初はおやつに「みそぎの塩ソフトクリーム」でもいただこうと思ったのですが、そのちょいと下にあるものを発見してしまったものだから、急遽そちらを注文してしまったという。

みそぎの塩わかめラーメン 400円
みそぎの塩わかめラーメン 400円

 それがこの、みそぎの塩わかめラーメン。まずはスープですが、表面の油が若干多めなのでややこってりとした口当たりと、ニンニクを思わせるような食欲をそそる風味が特徴的。ただそのこってり感と香りのせいもあって、何を出汁に使っているかは正直なところわからず。っていうか、魚系や動物系の激しい主張はなく、さりとてあからさまな旨味感はなく、程よい塩気と相まって必要十分な感じです。また麺は、中細のゆるっとウェーブがかかったタイプで、食感はモチっと。それと具は、お麩や、見た目そして味的にも存在感のあるピンク色したナルトが珍しく感じたのですが、メインは何と言っても地元木古内産というワカメ。歯応えはあるけど固すぎず、またワカメ自体の味もしっかりとしていてなかなかに旨かったです。

 というわけで美味しくいただいたのですが、お値段を考えればとても立派な一杯をいただけ、満足いたしました。ごちそうさまです。

令和元年9月訪問

道南いさりび鉄道乗車記 【令和元年9月1日】

JR函館駅に停車中の木古内行き普通列車

 函館朝市を観光した後、次の予定である札幌行きの臨時特急ニセコ号に乗るまでには少々時間があったので、それまでどう過ごすか考えた時に思い浮かんだのが、平成28年(2016年)の北海道新幹線函館開業と共にJR北海道から経営分離された江差線の一部(五稜郭駅-木古内駅間)である道南いさりび鉄道。調べてみると終点の木古内駅まで往復できそうだっので、ちょっと乗ってみることにしました。


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ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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