趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
新千歳空港から飛行機で飛んだ先は、行きに利用した羽田空港ではなく、茨城空港。何故そうなったかは置いといて、茨城空港から自宅まで、公共交通機関を使って帰ることになりました。
そこで出会ったのが、平成19年(2007年)4月1日に廃止となった、鹿島鉄道線の痕跡です。
旅の最終日。新千歳空港でチェックインを済ませ保安検査所を通過すれば、あとはいよいよ、帰りの飛行機に乗り込むだけとなつてしまいました。しかしここで時間が少々あったのと、今回の旅行中ラーメンを1杯しかいただいていなかったことを思い出し、手持ちのスマホで調べたところ、出発ロビー内にラーメン店があるのを発見。腹具合にも多少余裕があったので、北海道の最後の最後で1杯いただくべくお伺いしました。
飲食店が3軒ほど集まった小さなフードコート的スペースにお店はあり、午前8時の開店からまだ30分も経っていなかったのですが、それでも先客が数組ほど。お品書きを見ると味噌・醤油・塩味とひととおりあり、更には辛味を効かせたものやエビ塩味などメニューは豊富。また、「富良野」「無化調」「自家製麺」「ふらの山桜スモークチャーシュー」などといった貼り紙もしてあり情報量は多すぎるくらいだったのですが、そんな中から以下の組み合わせでオーダー。男性の店員さんが黙々と調理師、程なくして注文時に渡されたベルが鳴りました。
ハーフラーメン(みそ) 600円 + バターコーン 200円
それで早速スープ、バターの影響が出ていない箇所を選んでいってみたところ、「無化調」を謳うスープの第一印象は、どこか豚汁を思わせる味わい。ただ、ベースの出汁や油っ気もしっかりとあり、無化調故か濃いめの味付けと相まって、ちゃんと味噌ラーメンのスープになっていました。またそこに合わせる麺は、味噌ラーメンでは珍しく感じる細縮れ麺で、かなり強い弾力も特徴的なのですが、更に濃いめのスープの中でも存在感を失わない、香ばし系の個性的な風味が。「焙煎麺」という表記があったので、この麺のことを指していたんですかね。そしてチャーシューは、スモーキーな風味が印象的。あとこれも味噌ラーメンにしては珍しく感じたキクラゲの他に、豚肉、タマネギ、白菜が入っていて、このあたりが豚汁っぽい味わいの要因でしょうか。そのせいか、一味がや七味といった薬味がとても良く合いました。それと追加したバターコーンは、このラーメンにも間違いのない相性の良さ。ただ、スープのコッテリ感が更に増してしまったので、個人的にはライスがとても欲しくなってしまったという。
というわけで、北海道最後のラーメンを美味しくいただいたのですが、こういうところに出店するお店にしては、かなり攻めたというか、個性的な一杯という感じで、個人的には大いにアリ!でしたね。ごちそうさまでした。
令和元年9月訪問
JR札幌駅のホームにある立ち食いそば・うどんのスタンドと言えば、札幌駅ホームが地上にあった時代から札幌駅立売商会さんの運営で、個人的にも何度かいただいている思い出の味。で、今回の旅も最終日となり、あとは新千歳空港から飛行機で飛んで帰るだけとなってしまったのですが、その最後に、その思い出の味をいただいて帰ろうと思いまして。
それで駅構内に2店舗あるうち、今回は快速エアポートが発着する5・6番線ホームのお店に。そういえば前回もこのホームでいただいたのですが、それってもう、9年も前のことだったんですね。
そこでいただくのは、個人的定番の天玉そばなのですが、手渡された品を見てちょっとびっくり。というのも、ここのお店というか北海道の駅そば・うどんのかき揚げと言えば、昔から天かすを固めたような、ほぼほぼ衣のものが一般的だったのですが、パっと見でわかるタネの多さ!とうとうここにも、標準化の波が押し寄せてしまったのでしょうか。その動揺を飲み込むようにツユを一口いってみれば、真っ黒な見た目どおりガツンとくる濃口醤油。味付けは濃い目に感じたのですが、しょっぱさの中に少々の甘味という感じで、生卵といただいても薄まった感が無いのは良いですね。またソバは定番の茹で麺で、その触感はプリっととうよりもソリッドな歯触り。そして先述のかき揚げですが、タネはタマネギメインで、衣には青海苔でしょうか?
というわけで、記憶にある味とは少々違っていたものの、これはこれで美味しくいただきました。で、以前何度かいただいた時も、毎回同じ味ではなかった筈だし、そこに今回いただいた印象が加わって、またそれが思い出の味になっていくんですかね。ごちそうさまでした。
令和元年9月訪問
この前日に帯広競馬場にお伺いした時の記事にも書いたとおり、今回の北海道旅行の元々の目的が、期間終了が来年3月に迫ってきた地方競馬全国協会の『旅うまチャレンジスタンプラリー』。今回の旅行中最後の競馬場訪問は、そのスタンプラリー的に未踏だった門別競馬場へとお伺いすることに。
※ 他の競馬場や、過去に門別競馬場を訪れた時の記録については、こちらのカテゴリに一覧がございますので、よろしければ。
札幌駅からバスに乗って向かったのが、日高町にある門別競馬場。その門別競馬場の関係者やファンも利用する(って、私も一度お伺いしたことが。)有名な蕎麦屋さんが、もともと日高町内にあったのですが、平成26年(2014年)に門別競馬場の飲食売店が入れ替わった時、なんとその蕎麦屋さんが、競馬場のスタンド内に出店することになったという。
それがこの、いずみ食堂さん。じつは前回(平成27年)門別競馬場にお伺いした時こちらのお店でいただこうと思っていたものの、まさかの臨時休業で泣き、今回4年越しにその思いを果たすことが出来ました。
それで今回いただいたのが、本店同様数多くあるメニューの中からこちらの品を。冷たい期間限定のそばにも惹かれたのですが、個人的に定番というか大好きな、天ぷら+卵の組み合わせを試したいと思ったもので。
で、早速ツユからいってみたところ、黒っぽい見た目どおりに濃口醤油が効いて、味付けは甘味より若干塩気が立ったバランス。またソバは、いずみさん名物の、麺の幅が広くやや厚みもあるタイプ。太さ故に啜り込むというよりも、箸で口に入れた良く噛むといった食べ方になるのですが、その形状と相まって、モチモチっとした食感とより感じる蕎麦粉の味わいが、何とも良いですね。そして具のえび天は、衣が大きくない代わりに天かすがたっぷりと入るのが、個人的には嬉しい限り。ちなみに海老はブリブリっとした食感です。あと、つゆの味がしっかりしているので、途中で生卵を崩しても、ツユが薄まった感が無かったのも良かったですね。
こちらは、一緒にいただいたというか、夜食用にテイクアウトするつもりで購入した品。ただホテルに帰るまで待てなかったので少々味見をしたのですが、タコの旨味にゴボウとニンジンの風味が、実に良く合っていますね。
というわけで、大変美味しくいただいたのですが、やはりこの味を、門別競馬場内でいただけるって、何とも素晴らしいことですね。ごちそうさまでした。
令和元年9月訪問
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