趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
このブログには登場していないだけで、実はここ暫く前から、わりとお伺い、というか、知り合いに連れてこられることが多いこちらのお店。というのも、ここ何回かは、わりと普通な定食類をいただいていたから(参考までに、記事にする食べ物は基本的にラーメン、そば・うどんの類いで、それ以外をいただいた時は、よっぽどネタ度が高かったり、好物だったり、旅の思い出的なものじゃないと記事にしないんです。申し訳ない。)なのですが、この日はここ数日の暖かさが嘘のような肌寒さで、何か温かいものが食べたかったのと、お腹が大層空いていたので、うどんのセットをば。
ちなみにこちらのお店のお品書きには「ラーメン(うどん・そば)セット 950円」という品が2つあり、麺類は(醤油)ラーメン(タンメン、味噌ラーメンは+110円)、肉うどん、肉そばから選択というのは共通ですが、ご飯ものは、半カレーライスorミニイカ天丼か、ミニとりから揚げorミニもつ煮+半ライス、という構成になっています。で、その中から、ミニとりから揚げと半ライスをいただくことに。
店内はわりと混んでいたにもかかわらず、注文から、あまり待たずに登場したうどんセット。まずは肉うどんからいただこうとしましたが、肉が鶏肉なんですね。そば・うどんのツユに鶏肉というのは、個人的には祖母が作る際によくやっていたので「ここは鶏なのね」位の感想なのですが、同行者は「豚肉じゃないんだ。普通豚肉だよね。」というリアクション。ちなみに、「肉うどん」の肉といえば、個人的に食べ歩いた限りでは、東日本は豚肉(ツユで一緒に煮てあるタイプ)が多く、西日本は牛肉(ツユとは別に甘辛く煮たのを載せたタイプ)が
多く、更に別枠で、鳥(鶏)うどんや、ネギも具として入る鶏南蛮のうどん版が。加えて九州には、鶏肉を甘辛く煮たものを載せる「かしわうどん」があるという印象です。
話が逸れましたが、その鶏肉の入ったツユからいってみたところ、節系と昆布ベースで濃口醤油が効いた当地というか東日本では一般的なものに、鶏肉の出汁も出て、という印象。味付けが濃い目なのが、個人的には嬉しいです。
またウドンは、若干細めにも感じましたが、柔らかくも噛み応えがあるという食感。個人的に好きな茹で麺とは違いますが、これはこれで。
具の鶏肉は量が結構入っているのも嬉しく、他には薬味の白ネギ、ホウレン草とナルトが載っていました。
あとセットのミニとりから揚げですが、肉自体に味を付けてあるタイプで、その味付けはバシっとニンニクが効いています。それだけでもご飯が進みますが、卓上の揚げ物用のスパイスを振ると尚一層という感じで。
というわけで、どれも美味しくいただいて、身体も温まり、お腹いっぱいになりました。
ごちそうさまです。
令和5年12月訪問
2月というのに、季節外れの暖かさだったこの日。仕事をしていると、この少し前に食べたにもかかわらず、何故か妙にうどんが食べたくなってしまったという。なので昼休みにバイクで暫く走って、こちらのお店まで。
それで今回いただくうどんは、こちらのお店で前回いただいたの同じ、月見うどんの大盛りを。気温が暖かいからぶっかけやざるという選択肢もあったのですが、この時、何故か妙に出汁を飲みたくなってしまったので。それと天ぷらは、前回お伺いした時に食べようと思いつつ食べなかったかき揚げと、季節の野菜天としてウドがあったので、それもつい、追加してしまいました。
【月見うどん(大盛) 594円】
【うど天 154円 + えび入りかき揚げ 176円】
で、会計を済ませたらツユを注ぎ、席に着いたら、今回は(ちなみに前回は撮影後直ちに天ぷらを載せたけど)、何も載せない状態のツユからいってみると、(前回同様)今回のも味付けがちょいライト目のあっさり感。天ぷらを載せていないから余計にそう感じるのかもしれませんが。また出汁感はそこそこという感じ。たまに出汁がビンビンに香る時がありますが、総じて、今日のはいつもの笙家さんのツユという感じで。
そして今回のウドンは、チュルっ(口当たり)クニっ(歯触り)シコっ(歯応え)という食感。柔らかいけどちゃんとコシもあって、すいとん感は皆無。(すいとんっぽいウドンも、個人的には、それはそれで好きなんですがね。)これは大当たりですね。
それと天ぷらは今回、うど天、かき揚げとも、最初は卓上のだし醤油で。かき揚げは、単体で食べると、桜海老的小海老の香ばしさが際立ちますが、それよりも今回最も印象的だったのが、うど天。衣サっクサクで、中はシャクっというよりもジュワっとジューシー。苦みは穏やかで、春の香りがたまりません。だし醤油とも合いますね。
その後、どちらも残りをツユに投入しましたが、かき揚げは間違いなかったものの、うど天は単体でうどんの合間に食べた方が好み。っていうか、衣もジューシーになっちゃうと勿体ない感が出ちゃうというか、衣と中身の食感の対比が良かったんだな、と。(そういう意味では、揚げたてのタイミングでいただけたことも大きかったのかなぁ。)
最後は、生玉子を崩して、天ぷらやウドンに絡めてズルズルいけば、これがもう。
というわけで、今回も美味しくいただき、満足いたしました。
ごちそうさまです。
令和6年2月訪問
うどんが食べたかったとある日曜日。色々候補が有るなかで向かったのは、個人的ファーストチョイスとなるこちらのお店。
開店約10分前に到着したところ、既に開店待ちしているクルマが1台。その後も私を含め後続があり、開店から程なくして駐車場は満車、テーブルやカウンター席も、誰かしら座っている状態になりました。
それで今回、久しぶりにつけ汁うどんの玉ねぎ天でもいただこうと思っていたのですが、お店入り口の黒板に書かれた「本日のおすすめセットメニュー」を見て、それを翻すことに。だって、セットのご飯が、大好物のミニあさりごはんになっていたんですもの。ちなみに、こちらのおすすめセットメニューは、うどんをつけ汁か煮込みか選べるのですが、この日は2月にしては暖かかったので、つけ汁でお願いしました。
【本日のおすすめセットメニュー(えび天入りとりうどん(つけ汁)+ミニあさりごはん+れんこんのきんぴら) 1,200円】
注文から、待つこと少しで登場。で、その時気が付いたのは、好物のあさりごはんが、以前はご飯が白かったような気がしたものの、今回のは良い感じに醤油っぽい色で煮染まっているという。
しかし、はやる気持ちを抑えるというか、元々うどんが食べたくてきたのだからと、まずはウドンを暖かいつけ汁に浸して啜ってみれば、これが、もう。
ウドンそのものは、ツルッとした口当たりに、モチっとした密度感のある噛み応え。ツルツル過ぎないシコシコ過ぎない自然な食感と、しっかりと小麦の旨味を堪能できるこのウドンは、個人的に好きなタイプです。
そしてつけ汁は、具の鶏肉と油揚げの旨味や程よいコッテリ感が、ベースのツユにしっかり加算され。味付けは当地らしく濃口醤油ビンビンで、味自体も濃い目ですが、それがまたどつに口に合うというか。
また海老天は、衣のサクサク感、中の海老のプリっと感、共に良く。
それと、ここまで引っ張ったあさりごはんですが、上に載ったアサリの佃煮を煮た時の汁を炊く時に使ったのか、その味わいが米粒に染み、また。佃煮そのものも、ふっくらとした煮上がりで、あしらわれた青じそが良く合います。
あと、レンコンのきんぴらも良かったですね。レンコンはシャキシャキ感の残した仕上がりで、そこに肉っぽいうまみとコクがプラスされ、味付けもバッチリ決まってます。これは米でも酒でもいける感じでしたね。
というわけで、今回も、どれも美味しくいただいて、大変満足。勿体なかったのは、このあと色々と予定のあった関係で、どうせ買えないならとお店で売っていたテイクアウトの惣菜を見ずに帰ってしまったことでしょうか。(アサリの佃煮も、レンコンのきんぴらも、どっちも後で食べたくなった。)もっとも、また遠からずお伺いしますので、その時は、テイクアウトを含め、楽しみにしたいと思います。
ごちそうさまでした。
令和6年2月訪問
令和6年2月半ばのとある土曜日のこと。
この暫く前から色々あって精神的余裕があまりなく、週末は家に引き籠もってゆっくりしたい気分だったのですが、朝、ちょっとした良い知らせがあり、すると途端に気持ちが前向きになるから不思議なもの。そうしたら何故か急にラーメンが食べたくなり、こちらのお店に、開店時刻を狙ってお伺いしました。
で、お店には、開店時刻の10分程前に到着したのですが、既に開店待ちしているクルマが2台と、店舗入口の周りには合計7,8名ほどの人が。列になっているわけではないので、クルマを停めたら、何となくその人が居るあたりで私も椅子に座って開店待ち。その後も続々とクルマが入ってきます。
やがて暖簾が出されると、何となく列が出来て、順に食券を買って入店していきますが、待っている間に何を食べるのか決めていなかったり、券売機前で急に悩む人がいたりしたので、列が消える速度はゆっくり目という感じで。
やがて私の番になったので、あらかじめ用意していた千円札で、今回いただくラーメンとサイドメニューをの食券を購入。1人なのでカウンターへと案内され、すぐに食券提出となりますが、それからは、キビキビした店主さんと店員さんとの連携で先客が注文した品々が次々に出来上がってゆき、食券提出から10分少々で、私の注文した品々が登場です。
【天然糀の味噌らぁめん 1,000円 + 白美人ネギ 100円】
【半ライス 150円】
それで今回私がいただいたのが、天然糀の味噌らぁめんに、白美人ネギと半ライスを追加して。登場したらすぐ、麺の上にたっぷり載ったネギを、ざっくりと麺の下に。
しかる後、スープからいってみると、これが、もう。ベースは鶏メインでしょうか?しっかりと旨味は抽出されつつも、静かな印象ですが、そこに、天然糀の味噌を使った味付けが、濃すぎない、さりとて薄すぎない絶妙な塩梅で加わって、あっさりしているけどふくらみのある味わいが、何とも良いですね。個人的には、ニンニクのバシっと効いた昔ながらの味噌ラーメンが好きなんですが、最近はこちらのお店の、上品な味わいの味噌ラーメンも大好きだったりします。
また麺は、最初は硬質な口当たりの、縮れの入った中くらいの太さのもの。噛むと密度感のある歯応えで、スープと良く合っています。
そして具は、しっとりとして柔らかいけど噛み応えのあるレアチャーシュー、スモーキーな風味のミシっとした歯応えのサイコロチャーシューが白眉ですが、丸々1個分入る味玉も玉子自体の味がしっかりしているうえ味の染み加減や黄身の固まり加減が絶妙だし、メンマや海苔といった定番品も抜かりなし。更に白美人ネギは、ネギ自体の味と食感が柔らかい、いわゆる軟白ネギのブランド品。最初のシャキシャキ感も良いですが、そのうちスープの熱によって若干柔らかくなり馴染むような食感になると更に良い感じに。(そのため、最初に天地返しじゃないですけど、麺の下に突っ込んでおきました。)
最後は残ったスープとネギの中に、半ライスを投入すれば、これまた堪りませんね。
というわけで、今回も美味しくいただき、大変満足いたしました。
ごちそうさまです。
令和6年2月訪問
このところ、あまり歓迎しない用足しついでに同行者(家人じゃないです)とお伺いしていたこちらのお店ですが、この日はたまたま1人でお伺いする貴重な機会が巡ってきたので、クルマを国道461号の旧道の方へと。
それで今回、いただくのは向かう道中から「久しぶりにネギチャーシューにしよう!」と決めていたもの、問題は量。前回、同行者の付き合いでジャンボサイズのチャーシューメンをいただき、ちょっと頑張れば食べきれる量だったし、加えてこの時、色々あってやけ食いしたい気分だったのですが、そんなので量を食べても勿体ないので、今回は自制して大盛にすることに。
あとは、駐車場にクルマを停め、入店したら先客の居るテーブル席に、相席で座って注文。先述のやけ食いしたい気分のお陰で、目の前のオッサンの、足を組んでおちょぼ口啜る女々しい食べ方にまで苛ついてくる程だったのですが、あまり待たずに私の注文したネギチャーシューメンが登場したので、いざ、集中。
それで早速スープからいってみたところ、そんな心持ちであっても、ここのはしっかり旨く感じるというか、見た目程しょっぱくなく、むしろ生醤油っぽいエッジを落とした醤油のまろやかさに、動物系と香味野菜類の出汁がしっかりとした旨味と適度な風味を加えて、これが、もう。
細めの縮れ麺は、人によっては標準だと柔らかいと言いますが、個人的な好み的にはベストな茹で加減だと思います。むしろ、この優しさのある食感が、このスープとバッチリ合っているなぁ、と。
具の、スープとは対照的に生醤油っぽいエッジがアクセントになっている、トロトロのチャーシューも良い感じ。今回のメンマは柔らかくも適度な歯応えが優しく、ワカメも合ってます。そして、唐辛子の辛みとゴマ油の風味のするネギが、また。スープ全体に影響を及ぼさない程度の量というか、はじめは存在を感じないようネギから遠いところを味わい、途中からおもむろにネギと麺を一緒に食べるなどすれば、一杯でノーマルのラーメンとネギラーメンを楽しめるというか。また、味変に卓上のコショウも良いですけど、ネギラーメンやネギチャーシューメンの際は、一味も殊更合うんですよね。
最後は、お酢を垂らしてスープを完飲。歳の所為もあり、身体を考えると残した方が良いのは判っているのですが、ここのはついつい飲んでしまうんですよね。
というわけで、食べる前は苛ついていたものの、美味しい美味しいと夢中になって食べてたこの一杯にすっかり癒やされたというか。ちなみに、目の前の女々しいオッサンは、私が食べ終わっても、未だ麺を啜っていましたが、もう全く気になりませんね。。
ごちそうさまでした。そして、心を落ち着けてくれ、ありがとうございました。
令和6年2月訪問
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