たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

岐阜県羽島郡笠松町 笠松競馬場 特別観覧席内食堂

 岐阜羽島駅というか名鉄の新羽島駅から向かったのが、今回の旅の目的の一つである『名馬、名手の里 ドリームスタジアム』こと笠松競馬場。それについて詳しくは次の記事で書くとして、とりあえずは、そこでいただいた食べ物の話を。

 競馬場内には(かつてよりは件数がだいぶ減ったとはいえ)いくつかのお店があるのですが、そんな中から今回いただいたのが、有料(といっても600円ですが。)となる特別観覧席内にある食堂。メニューはカツ丼やオムライス、各種定食類などの他、おでんなど酒のつまみも充実という感じ。そんないかにもちょっと懐かしい競馬場の食堂然としたラインナップに何をいただこうか迷ったのですが、腹具合も勘案して結局、こちらの品の食券を入り口で購入しました。

【天ぷらそば 550円】
天ぷらそば 550円

 席に着いて程なくして登場した天ぷらそば。まず、色が薄いツユに目がいきます。時折、そばやうどんのツユが、どこから関東風でどこからからが関西風などという企画をやっていますが、こちらのお店は見た目からすると関西風になるんですかね。(もっとも以前、笠松競馬場内の別のお店でいただいた時は、色が黒い見た目関東風のツユだった記憶があるのですが。)

 それでそのツユからいってこみたところ、これが熱々。雨が降り肌寒かったこの日はそれだけでありがかったのですが、上に載ったカツオ節の香りが更に良いですね。そのカツオ節のおかげで出汁感もプラスされているように感じるのですが、何より元のツユ自体の旨味がとても強いです。また味付けは、甘辛さ、味の濃さ共に個人的にはちょうど良く感じました。そして色が黒めのソバはツユ同様熱々で、フワっフワの口当たりに柔らかめの食感。個人的に、柔らかい麺も嫌いじゃないので全く問題ないです。それとメインの具の海老天は、衣がツユと馴染みづらいタイプ。他に青菜や、2枚載るナルトが、「食堂」でいただくそば感を盛り上げていました。

 というわけで、美味しくいただきました。ごちそうさまです。

令和2年1月訪問

岐阜県羽島市 爽亭 岐阜羽島店 (岐阜羽島駅 コンコース内)

 これから、1月下旬に岐阜県、愛知県あたりをウロウロとした時の記事が続きますが、その最初は、JR岐阜羽島駅にあるこお店。ちなみに、東京駅から新幹線で一気に岐阜羽島駅まで来たというわけではなく、東京から名古屋までは夜行バス、そして名鉄電車を何本か乗り継いで新羽島駅というわけで。ちなみにこの日の東海地方は、未明から雨が降り続いていたのですが、新羽島駅と岐阜羽島駅の間は歩道に屋根がかかっていたので、移動の際濡れずに済んだのは有難かったです。

 それで駅舎内に入り、コンコースを見渡すとお店を発見。駅構内にあるお店らしく店外にある券売機で食券を買うスタイルなのですが、その上に掲げられたメニュー写真や券売機のボタンを見ると全体的にうどん推しという感じで。また、券売機最上段のボタンはすべて白米とのセットメニュー(ご飯付き)になっているのが珍しく感じました。そしてそこで後述する品の食券を購入。結構広い店内に入ると店員さんに席に着くように促されます。注文は食券購入時に入っているようで、待つこと少々ののち、店員さんがその品を持ってきてくれました。

【みそうどん 640円】
みそうどん 640円

 その品とは、このみそうどん。当地ででも決して一般的なメニューではないと思うのですが、珍しさにつられて、つい。

 で、早速ツユからいってみたのですが、見た目どおり八丁味噌的豆味噌味というか赤だし味というか。塩気は濃いめですが濃すぎず、煮込まれたことによる角の取れたまろやかさや、一緒に煮込まれている具の旨味も感じます。またウドンは冷凍でしょうか?それっぽいプリムチっとした食感。そして具は、クタクタになるまで煮込まれた、鶏肉、白菜、油揚げ、シイタケ。それで途中から、生卵を割って味変。当たり前ですが、まろやかさが増してこれはこれで。

 というわけで、美味しくいただいたのですが、全体的にはツユ以外煮込まれていない味噌煮込みうどんといった味わいが面白かったというか。ごちそうさまでした。

令和2年1月訪問

福島県白河市 火風鼎

 この日は、所用で数人と那須町まで行ったついでに遅めの昼食となったのですが、ここまで来たなら県境を超えて白河まで行ってしまおうということに。で、まずは同行者の一人が、ネットの情報を元にとあるお店を提案するも、あえなく臨時休業。そこで私が、これまで何度か伺いして間違いがないことがわかっているこちらのお店を提案。いい加減皆お腹が空いていたのもあってすぐにお伺いすることに決定したという。

 さすがにド平日の午後2時近くとあっては行列もなく、すんなりと入店。こちらのお店は初めてだという同行者たちには醤油味の品を勧めたにもかかわらず、自分で注文したのが、火風鼎さんでは個人的に初めての味噌味となるこちらの品。

 【ねぎみそチャーシュー 1100円 + 煮たまご 110円】
ねぎみそチャーシュー 1100円 + 煮たまご 110円

 眼の前で鮮やかに調理されるのを眺めつつ待つこと少し。登場するとまずはスープからいってみたのですが、基本的にアッサリしているけど醤油味のらーめんよりも動物的コクと旨味があるような。そこに合わせる味噌ダレは、味噌の香りがちゃんと残っていて、味付けも丁度良く。更に、仕上げにタラっと掛けられたラー油が、ピリッと適度な刺激を加えていますね。また麺は、極上とも言える手打ち麺。エアリーな歯触りからモチムチシコっとした噛み応えが、もう。こちらの麺は、個人的に今まで食べた白河ラーメンの中でもトップランクの旨さだと、改めて思いました。そして具のチャーシューも、また。適度にスモーキーで、味付けや肉の食感もたいへん好ましく。それと何気に効いているのが茹でモヤシ。そのシャキっとした食感が麺との対比を生み、一緒に頬張ると何とも楽しいことに。コーンも嬉しいですね。あと追加した味玉は、黄身がトロっトロの固まり加減。味付けも丁度良いです。それで麺も具も食べ終えて、最後にスープを飲み干そうとしたところ、丼の底に結構な量の豚挽肉を発見。最初に感じた動物的コクと旨味は、これから来ていたようですね。

 というわけで大変美味しくいただいたのですが、同行者たちも口々に絶賛。特に麺の美味しさには感動していたようで、何よりでございます。ごちそうさまでした。

令和2年1月訪問

栃木県さくら市 ラーメンショップ 氏家店 【閉店】

 前日に続いてこの日も、旧氏家町内で外食となったのですが、この日は中心部ではなく国道293号を走って、旧喜連川町との境からほど近いところにあるこちらのお店まで。

【ネギチャーシューメン(並) 900円】
ネギチャーシューメン(並) 900円

 それで今回いただいたのはネギチャーシューの並。登場時の香りで「今日のスープはちょっとワイルド風味かな」と思ったのですが、チャーシューをどけ、ラーメンの醤油ダレやゴマ油などで和えられたネギを全体に混ぜてからいただいてみれば、いつものライトな豚骨スープといった感じに落ち着き、ビシっと濃いめの醤油ダレの効き具合と合わせると、バッチリといった塩梅。こうなると、個人的にはニンニクよりもコショウが合うんですよね。また、細ストレート麺の茹で加減もバッチリ。チャーシューは、最初によけた時スープに沈めておいたのですが、それでも歯応えがミシミシ強め。もっとも、この歯応えがないと、ここのチャーシューって気がしないんですがね。

 というわけで、今回も美味しくいただきました。ごちそうさまです。

令和2年1月訪問

栃木県さくら市 八百藤飯店

 この日は所用で朝から夕方まで、さくら市の旧氏家町中心部あたりにいたのですが、その途中、お昼にお伺いしたのがこちらのお店。

  それでだいぶ前の記事でも書いたように、こちのお店は私にとっての中華料理の原体験というべきお店なので、来るとどうしても昔のことを思い出してしまうのですが、今回思い出したのは数年前になくなった祖母のこと。その祖母が外出先でよく食べいた記憶があるのが、こちらの品です。

【五目ラーメン 770円】
五目ラーメン 770円

 お店によっては「五目そば」などと呼ばれていて、またお店によってかなりバラつきがある品だと思うのですが、私のイメージとしては、塩味のスープに、いろいろな具が載ったラーメンで、その具も、一般的なラーメンには載っていない、タケノコや海老、イカ、うずらの卵などが印象に残っています。

 それでこちらのお店の五目ラーメン。パっと見はタンメンにうずらの卵とチャーシュー、メンマが載ったような感じなのですが、さにあらず。白菜やホウレン草、ニンジン、タケノコなどの野菜と共に、キクラゲや豚肉、イカ、海老も入っていて、それだけで「五目」は軽く超えた状態というか、五目ラーメン野菜マシというべき状態です。で、まずはスープからいってみたところ、これが記憶にある五目ラーメンと同じく、中華的出汁に、具材の旨味が加わって、塩ラーメン(は、こちらのメニューに無いのですが)やタンメンとも違う滋味を感じるというか。また塩気も良い塩梅ですね。そして麺は、平打ちの中太タイプで、チュルっとした食感。それと具は、中華料理屋さんらしいスパイスが効いた味わいのチャーシューに、しっかり甘辛い醤油味が良いアクセントになるメンマ。あと前述の野菜類は、スープと馴染んでクタっとした食感がまた良いです。

 というわけで、祖母の記憶とともに美味しくいただいいて満足したのですが、食べながらよくよく考えてみると、うちのばーちゃん、こちらのお店では五目ラーメンではなく、いつも八宝菜や春巻きを頼んでたっけ!人の記憶は、かくも曖昧なものですなぁ。ごちそうさまです。

令和2年1月訪問

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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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