趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
この日、前の記事の台湾ラーメンをいただいた後、宿にチェックインすると連日の寝不足が祟って早々に寝落ちしてしまったのですが、数時間で目が覚めてしまい、更には、困ったことに小腹が空いているという。時計は午後11時をだいぶ回っていたのですが、宿は名古屋イチの繁華街、栄の近くだったので、いただくお店は豊富にあるかなとネットで調べたところ、こんな時間なのにきしめんをいただける老舗っぽいお店がまだ営業しているのを知り、さっと服を着て外へ。
寒さも厳しくないなか歩くこと10分少々で、繁華街の一角にあるお店に到着。この時点で日付が変わろうとしていたのですが、なんと店内は満席。皆さん飲みの〆でしょうか?で、店内の長椅子で待っていると、夜中は締切になっていた座敷席にご案内。早速卓上のお品書きを広げると、一番上に「きしめん」の文字があったので、ついすぐに頼んでしまったのですが、よく見るとにしん棒煮(400円)や花わさびおひたし(450円)など、魅力的なつまみ類があるのに気が付き、「しまった。ちょっと一杯飲めば良かったかなぁ。」と思っているうちに、注文したきしめんが登場しました。
それでまずは、ツユからいってみたところ、黒っぽい色のとおり、濃口の醤油感強め。味醂の甘さは控え目で、濃いめに決まった味付けと相まって、キリっとした印象ですね。また出汁感はビンビンというほどは感じませんが、きしめんにお約束の花がつおが風味のブーストを。そして主役とも言えるきしめんは、手打ちだそう。見事な薄さというか、そのお陰でピロっツルっとした口当たりがとても良く、口の中に入るとフワっとしつつも適度なコシを感じます。それと具は、厚みのある立派な油揚げは、しっかり甘辛い味付けになっていました。
というわけで、美味しくいただきました。ごちそうさまです。
令和2年1月訪問
個人的にこれまで食べたいと思っていたにもかかわらず、本場で食べられていなかったいわゆる「名古屋めし」がいくつかあるのですが、その中の一つが台湾ラーメン。ですが今回、笠松競馬やら名鉄乗り鉄やらを目的に当地を訪れた際、その台湾ラーメン発祥のお店である、今池の味仙本店にお伺いすることができました。
金曜日の午後6時頃、名古屋市営地下鉄東山線(と、桜通り線)今池駅の9番出口を出て、大きな通りからそれほど広くない通りに折れると程なくして、大きなビルになっているお店を発見。早速、立派な入り口からお店へと入ります。それで入店すると、中国(台湾?)系の店員さんに迎えられ、1人だと告げると入り口近くのカウンター席にご案内。それにしても、かなり広い店内は、この時間で既に結構な賑わいですね。
で、注文する品々はあらかじめお店のウェブサイトを見て見当をつけていたので、確認程度にお品書きを見てから、近くの店員さんを呼んでお願い。カウンター席からは、ガラス越しに厨房の中もよく見えたので、注文した品が来るまでのあいだそれとなく見ていると、調理されている方も(見える範囲では)中国(台湾?)系の方々ばかりでした。
【手羽先 450円(税別)】
【生ビール(中) 550円(税別)】
それで注文からすぐに出てきたのが、そう思ってお願いした手羽先と、とりあえずの生ビール。早速喉を潤してから手羽先をいってみたところ、唐辛子の鋭い辛味が。あと手羽先き一度揚げてたものを煮込んでいるのか、コッテリ感も良い感じに加わっていますね。それと共に、濃いめ甘じょっぱさが口の中に広がって、これはビールが捗る!!という感じで。ただ、最初は調子よく齧り付いていたものの、食べ進むにつれ唐辛子辛さが口の中に蓄積しだして 、2本目からペースが落ち、3本目はヒーヒー、4本日は、もう、そろそろ限界という具合で。辛味にたいする耐性は個人差があるのですが、私にとっては、結構ギリギリの戦いとなりました。
その手羽先をいただいていると登場したのが、こちらのお店にお伺いした目的である、元祖の台湾ラーメン。丼の大きさがミニサイズというか、日本の一般的ラーメン丼と比べると一回り小さいサイズなんですね。で、早速スープからいってみたのですが、手羽先の辛味で舌がバカになりかけているにもかかわらずしっかりと感じる確かな旨味。スープの出汁からはもちろん、たっぷり入る、いわゆる台湾ミンチからの肉的旨味が加算されているのでしょうか?あと不思議に思ったなのは味付けで、ベースは醤的な味わいですが、調味料的エッジはなくまろやかさな印象。そこに、唐辛子の辛味がしっかりと効かされているのですが、手羽先の影響を排除できないので正確なところ、どの程度辛いのかは不明。また麺は、加水率が低そうな動きの鈍さと若干ゴワっとした食感の中細タイプ。個人的には、太さはともかく食感的に某蒙古タンメンの麺を連想したのですが、これはこれで良く合っている気がします。そして具は、前述のとおりたっぷりの台湾ミンチと、モヤシとニラ。あと、ただ、いただいていると口の中に相当辛味が溜まってきたので、思わずビールでは無くお冷やをお願いしたのですが、ボトルに入った物が出てきたのにはちょっと驚きました。
というわけで、美味しくいただいたのですが、もし次の機会があれば、最初は辛くないつまみでビールなど飲んだ〆にいただきたいなと。そうすれば、元祖の台湾ラーメンの味を、よりもっと堪能できたと思いますので。ごちそうさまでした。
令和2年1月訪問
このブログでも何かにつけて書いているのですが、かつて国鉄はもちろん、ある程度大きな私鉄のホームに必ずと言って良いほどあった立ち食いそば・うどん店。それが、個人的な印象ではここ30年くらいで急速に数を減らし、鉄道会社によってはもはや風前の灯火となっている印象なのですが、ご多分に漏れず名鉄こと名古屋鉄道もそうで、今回、乗り鉄のために訪れた際、その途中でどこかいただこうと調べた時にようやく出てきたのが、この金山駅にある「かどや」さんというお店。しかもつい先日まで、名鉄の2面あるホームのどちらにもお店を構えていたのが、現在では神宮前・豊橋方面の下りホームのみになってしまったという。
で、金山駅の下りホーム、乗り場で言うと3・4番線ホームに降り立ち探すと、名古屋寄りの端の方にお店を発見。入り口には居酒屋でおなじみの縄のれんがかかっているのですが、実はこちらのお店、昼間から飲める立ち食いそば・そば店としても知られているというか、真偽のほどは不明ですが、当地(名鉄?)の立ち食い駅そば・うどん店では、一杯やる文化があったとか。なのでこの時も、平日の午後1時半過ぎだったのですが、年かさの男性が幾人か酒杯を傾け、さながら立ち飲み居酒屋のようです。
その縄のれんをくぐってお店に入ると早速注文。壁に貼られたお品書きには、1つ100円のおでんや、かき揚げにめんつゆを掛けた「天つま(150円)」などのつまみ類や酒類、更には、リーズナブル(生ビール以外は500円以下!)な酒とつまみのセットという大変魅力的な品もあったのですが、あまり時間が無かったこともあり、そばときしめん類の中から店員さんが「すぐできますよ」と言ってくれた、かき揚げきしめんをお願いしました。
それで店員さんの言葉どおり、注文から素早い調理で出てきたかき揚げきしめん。早速ツユからいってみたところ、出汁感はそこそこ。味付けは、名古屋らしく濃口醤油が効いてるけど東京ほどじゃないという感じで、特に凝った感じはしないけど万人向けの味付けじゃないでしょうか。またきしめんは、冷凍ものだけど(きしめんということで)麺自体の厚みがないせいか、ピロピロ感とシコシコ感が悪くないです。そして具のかき揚げは、保温器に入っていたので温かいのですが、揚げ具合がハードで食感もハードな香ばしい系。タネはタマネギ、グリーンピースに、沢山の海老がさらに香ばしく。このかき揚げなら、前述の天つまも食べてみたいですね。
というわけで美味しくいただいたのですが、時間が無くてきしめん1杯だけで終わってしまったのが、ほんと、勿体なかったです。もし次にお伺いする機会が作れるなら、その時は、ゆっくり飲みたいですね。ごちそうさまでした。
令和2年1月訪問
旅の一日目。この日予定していた行程を全て消化して、名鉄岐阜駅近くの宿にチェックイン。大きな荷物を部屋に置いただけで即座に出てきたのは、これからお伺いするお店に並ぶため。というのも岐阜市というかJR、名鉄双方の駅近くには、個人的にこれまで何度か泊まったことがあり、その度に行列が気になっていたお店が有るんですよね。
宿からほど近かったそのお店には、午後6時の少し前に到着したところ、20人まではいかなかったと思いますが、結構な長さの行列ができていました。で、その最後部に付いて並ぶこと暫し。列の前方には、地元の人っぽい家族連れもいるにはいたのですが、大半が観光客というか一見さんっぽい人達のよう。そして不思議なのは、私の後ろに並ぶ人がなかなか現れなかったこと。それが何故かと判ったのが、並び始めて30分以上経った時に、ようやく私の後ろに並ぶ人(いかにも観光客といった感じのグループ)が出来て暫く経った時のこと。お店の方が注文を取りに来たのですが、その際、お店の一番のウリであろう餃子が、残り僅か(具体的に残り何食)という話が聞こえてきました。こちらのお店は、提供する餃子の食数を絞って営業されているようで、どおりで、地元の人は時間帯と行列の長さから判断して「餃子はもう食べられない」という感じで行列には並ばないようだと、一人合点した次第で。
それで話は戻って、行列に並び始めて暫くした頃、行列の長さが一向に短くならないことに気が付きました。はじめは、開店から30分位経った時に並び始めたものだから、開店と同時に一気に入った人達の分でなかなか行列が進まない=それが捌ければ一気に進むのかなくらいに思っていたのですが、それにしては、お店から出てくるお客さんのペースや数が極端に少ない様子。それに加えて、並んでいる時に何となく店内の様子を見ていたところ、店の奥の窓側テーブル席に陣取ったグループ客が、延々と酒類の注文を繰り返しているではありませんか。さほど広くないお店でこういうお客さんがいるということは、お店の回転率は相当落ちてしまいますよね。
そんな中、並び始めて2時間半近く経った頃、ようやく店内へとご案内。件のグループ客はまだお店の奥で盛り上がっており、その近くに案内されたらどうしようかとも思ったのですが、幸い、入口近くのカウンター席へ。1人あたりのスペースは、私の体格が良いせいか(特に前後方向に)かなりコンパクトな感じがします。で、注文は2時間ほど前に済ませてあったので、席について程なく、出来たものからという感じで続々と登場しました。
【瓶ビール(アサヒスーパードライ中瓶) 550円(税別)×2本】
なのでまず登場したのは水代わりの瓶ビール2本。行列店ゆえ追加注文できるかわからなかったので予め2本頼んでおいたのですが、その後前述のとおり酒類だけでも追加できることが判明。ただ注文はそのままだったので、こういう事になった次第で。
そのビールと共にまずいただくのは、突き出し的にすぐ出てくるだろうと注文しておいたこちらの品。ザーサイ自体の塩気は強くなく、そのコリコリとした食感に、山海ぶしというかかつお梅的味わいの和え衣が絡んで、これがなかなかの珍味。これから来るであろう料理との相性も良さそうで良かったなぁ、と。
うめザーサイでビールを立て続けに何杯か飲んだ頃に登場したのが、お目当ての焼餃子。その際、店員さんからは「下味がついているので最初はそのままお召し上がりください」とのこと。個人的に餃子をいただく際、最初の1つは何も付けずにいくことにしているので普段どおりのいただき方なので言われずともそうするのですが、それはさておき、まず最初の一つを口に入れ、恐る恐る歯を入れてみたところ、厚みのわりにはしっかりとした食感の皮の中からピュルっと出てきたのは、しっかりと味のついた旨味の強いたっぷりの肉汁。また餡は豚肉がメインで、そこに野菜類もという感じなのですが、シャキッとした食感はクワイでしょうか?それがとても珍しく感じたというか、日本式の焼餃子ではなく、本場の点心的餃子という感じがしますね。で、2個めはお酢だけ付けたいと思って卓上のボトルを傾けると、出てきたのはお酢ではなく調味されたタレ。だったらそのままいただいたほうが良いかなとも思ったのですが、餃子が冷めてくる(入口近くだったので、入ってくる冷たい空気の所為でわりと速く……。)と、タレ付けた方が美味しくいただけました。
餃子とビールという組み合わせを楽しんでいると登場したのが、こちらの炒飯。パラっパラとしたご飯の仕上がりが本格中華料理店っぽいのですが、そのご飯と一緒に炒められている具は、プリっとした剥きエビの他、卵、長ネギとシンプル。味付けも塩コショウくらいだと思うのですが、それと共に相当濃い旨味を感じました。
で、これらを正味15分ほどで平らげて退店。(私一人早く出たところで回転が上がるわけではないのですが、ねぇ。)というわけで、ようやく行列店の味をいただくことが出来ました。ごちそうさまです。
令和2年1月訪問
平成29年の夏に始まった、地方競馬全国協会主催の『旅うまチャレンジスタンプラリー』ですが、令和2年3月末日の期限が迫る中、まだスタンプを貰っていなかった岐阜県の笠松競馬場まで。
実は元々、このスタンプラリーのために笠松競馬場まで来る予定だったのは、昨年10月半ばのこと。それで夜行バスなどの交通機関や当地で泊まる宿などの手配は全て済ませ、有給休暇も申請。前日には着替えなど荷造りも済ませて、あとは出発するだけとなったところに(令和元年)台風第19号が日本列島に接近。その速度から競馬はできそうだったのですが、帰りの予定がガタガタになりそうだったのと、台風のせいで出勤になる可能性もあった(実際、出勤になり徹夜仕事に。)ため、急遽キャンセル。ただ冒頭に書いたとおり、いつまでも日延はできなかったので、その後の笠松競馬開催時に何とか都合がつけられたこの日、ようやくお伺いすることができました。
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