趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
前の記事でも書きましたが、令和6年の春分の日は、春の青春18きっぷを使った日帰り旅として、福島、茨城方面へと。
で、郡山駅から水郡線というローカル線に乗って水戸駅へとやってきたのですが、その実と駅にも有るんです。駅そばのお店が。ちなみに運営は、かのJR東日本クロスステーションですが、「いろり庵きらく」や「そばいち」ではなく、「そばうどん水戸」。このあたり、由来や理由が有りそうですが、今回はとりあえず、いただくに止めます。
そのお店は、水戸駅で主に常磐線の上り列車が発着する5・6番線ホームの勝田駅寄りに。確か以前は他のホームにも駅そばの立ち食い店があったのですが、今やここだけに。
引き戸を開けて入店し、早速券売機で食券を購入しますが、一番のウリは、ボタンの並び順からして、「名物」と銘打たれた、とり唐揚げそば・うどんでしょうか。券売機の近くに置かれたPOPの写真では、有名な我孫子駅の弥生軒もかくやというサイズの唐揚が乗ってます。次に控えしは、「茨城と言えば」の一言が添えられた、納豆そば・うどん。(どうでもいい話ですが、個人的に茨城といえばけんちんそばな気もしますが。)以下並び順で、かき揚げ、山菜、かけ、月見、ちくわ天、わかめ、たぬき、きつね、カレー、エビ天、更にカレーライスとミニカレー、それらのトッピング単体と、ご飯というラインナップ。ここもメニュー数が多いですね。
そんな中から今回は、このお店を知った時から気になっていた、納豆そばを。あと追加で玉子もお願いしました。
店員の、愛想のいいお姉さんのよってあっという間に作られた、その納豆そば。作るところを見ていると、納豆は十数回程度かき混ぜていたでしょうか。他に薬味のネギがたっぷり目に。あと刻み海苔、それと追加した玉子が載っています。
で、まずはツユを、具材の影響がないあたりからいってみたところ、温度はわりと熱いほうでしょうか。出汁感よりも濃口醤油の立った、甘みはそこそこといった感じのキリっとした味わい。
ソバは茹で麺で、それっぽい柔らかさもありますが、麺の角もちゃんと感じる食感。
そして今度は、納豆などと一緒にソバを啜れば、これが、もう。ネギと海苔の香りが仲立ちとなって、これがかけそばと、ちゃんと合うようになっているじゃないですか!
更に、追加した玉子を崩すと、これもなかなかに良いマッチング。つゆの味がある程度濃いので、薄まった感がないのも良いですね。
というわけで、いただく前は、正直なところネタメニューと思っていましたが、実際はさに非ず。しっかり美味しくいただきました。
ごちそうさまです。
令和6年3月訪問
令和6年の春分の日。この日は、春の青春18きっぷを使った日帰り旅として、福島、茨城方面へと。
で、鉄道の旅となれば、個人的には極力、いわゆる「駅そば」をいただきたいところなのですが、今回は都合の良いことに、出発からあまり経たない郡山駅で第1のチャンスが。
ちなみに郡山駅では、以前、改札口付近に在る「エキナカスタンド福豆屋」にていただいたことがあり、その際、良い印象がありましたが、今回は営業時間の関係で、最近出来たこちらのお店に。調べたところ、JR東日本東北総合サービスが運営されているようです。(以前いただいた、福島駅新幹線コンコースにある、JR東日本東北総合サービスが運営するこちらのお店も、最近、ここと同じに店名変更したようで。)
そのお店の所在は、JR東日本東北総合サービスのウェブサイトだと、「新幹線改札内外」と書かれていましたが、改札外からだと少々迷ったというか、新幹線の改札内コンコースの外側を通る、書店などがある通路沿いに発見。(逆に、新幹線改札内からだとわかりやすいです。)
外観は、未だ真新しい感じがしていますが、店内には旗日の早朝かかわらず、2人のベテランっぽいお姉様方がスタンバイ。注文は、店頭の券売機で食券を買って店員さんに渡す方式ですが、メニュー数がとても多い(そば・うどんだけで、えび天、天玉、鶏唐、いか天、かき揚げ、コロッケ、肉、山菜、月見とろろ、めかぶ、とろろ、わかめ、きつね、たぬき、月見、かけ。あとそれらのトッピング単体と、おにぎり、いなりというラインナップでした。)、でもタッチパネルではなくボタン式、しかもボタンには写真入りでとてもわかりやすい券売機で食券を買って、その片方に渡せば、あっという間に完成しました。
まず見た目ですが、そば自体については一版的天玉そば。ですが、塗椀っぽいプラ容器や、メニューにめかぶそば・うどんがあるあたりから、最近できた店舗にも関わらず、昔、東北地方の駅そばの一部にあった、伯養軒系のお店の面影を感じてしまうのは私だけでしょうか。
それはさておき、まずはやや熱めのツユからいってみたところ、出汁感はそこそこですが、味付けはやや濃い目に感じられるのが嬉しいですね。実際、途中で生玉子を崩しても薄まった感があまり有りません。ちなみに、味付けは当地らしく濃口醤油ベースですが、みりん的甘みも結構効いています。
またソバは茹で麺ですが、歯応えもわりと有るかな、と。個人的には、大変好みのタイプですね。
そして具のかき揚げは、タネはタマネギ、ニンジンなど、野菜がメイン。フワッとした口当たりで、一見するとツユとの馴染みはそれほど良くなさそうでしたが、食べ進むにつれしっかりと馴染んできたのは嬉しい誤算でした。
こちらは、一緒にいただいた品。
味的には一般向けというか、目立った点はありませんが、1個単位でオーダーできる(券売機のボタンは「いなり 90円」とだけ。)のが嬉しいですね。
というわけで、美味しくいただいたというか、かつて、プラットホーム上の立ち食いそばが美味しくて有名だった郡山駅に、2店舗目の駅そば店が出来たのは、個人的にとても嬉しく思いますし、今後はどちらのお店でいただこうか、迷うことになりそうです。
ごちそうさまでした。
令和6年3月訪問
こちらのお店に、今年1月にお伺いした時にいただいた「新春クーポン」には、トッピング類も何種類か含まれていたのですが、それを使って、レギュラーメニューに無いある食べ方を試したいなと、常々考えておりました。
で、クーポンの使用期限も近づいてきたので、この日のランチにお伺いすることに。
それで入店したら早速食券購入ですが、まずは、今回の食べ方のキモとなるコロッケの食券を。
次に、メインというかベースとなる、かけそばが付くセットメニューの中から、3月はかつ祭り100円引きとなっていることもあり、ミニカツカレーセットを。
そしてついでに、生たまごの食券も。
そう、今回のお目当ては、関東圏の立ち食い的そば屋さんではお馴染みの、コロッケそばを、玉子入りで試してみたかったんです。
しかし、クーポン使う予定だったコロッケの食券を真っ先に買うという失態……。(アタマの中が「コロッケ。コロッケ。」ってなってたので。)もっとも、その程度で店員さんの手を煩わせるのも何ですから、そのまま提出しますがね。
【ミニカツカレーセット(温) 730円 + 生たまご 70円 + コロッケ 100円】
それから少し待って番号が呼ばれ手渡された、今回いただく品々。これだけの品数だと、さすがにトレーいっぱいに並びますね。それを席に運んだ後、今回のお目当ての食べ方とすべく、生玉子をそばの丼に割り入れ、コロッケも載せて、いざ。
それで自作したコロッケそばですが、こちらのコロッケは揚げたてなので、それだけでコロッケそばとしてのグレードが上がった感。アツアツのコロッケに、出汁感があって味付けも適度に濃いツユが徐々に染みて、何とも良い感じです。
またそばは、お店標準の細麺で、コロッケそばのような食べ方には正直、もう少し太い方が好みなのですが、お店からしたら元々想定されていない組み合わせたと思うので。ただ、これはこれで、勿体ない感はあるけど悪くないです。
更に途中から玉子を割って味変すれば、これも、また。某そばチェーンのX(旧Twitter)アカウントでコロッケ+生玉子という食べ方を推していましたが、成程こうなるのか、というか、ただ単に足しただけではない味わいになったかと。ちなみに、某アニメでは、玉子を入れてかき混ぜてます(あれはそばではなくうどんでしたが)が、コロッケを割ればかき混ぜずともジャガイモがわりと溶け出すので、個人的にそこまでする必要は、と。(でも、好きに食べればいいと、個人的には思いますがね。)
あと、オマケ的扱いになっちゃいましたが、ミニカツカレーも良い感じというか、ルーはそれほど辛くなくともスパイス感は十分だし、ルーに旨味がちゃんとあって、カツも驚くようなサイズじゃ無いけど十分なクオリティです。
というわけで、どれも美味しくいただきましたが、これに限らず、もう少しばかり、コロッケそばにチャレンジしても良いと思わせられた、今回の一食でした。
ごちそうさまです。
令和6年3月訪問
前の記事でも触れましたが、この(令和6年)春に、「青春18きっぷ」で行った静岡方面日帰り旅。
その旅の目的の一つが、静岡・神奈川県下に路線を持つ、伊豆箱根鉄道に乗るということなのですが、そのうち駿豆線という路線の終着駅である修善寺駅は、近年とみに有名になった駅弁が売られていたり、また駅構内の「イズーラ修善寺」という施設内には蕎麦などがいただける飲食コーナーがあったりと、ちょっとしたグルメスポットになっているというか。
当然のことながら、今回の旅では、伊豆箱根鉄道乗車と合わせてそれも目的としていたので、修善寺駅に到着した後、可及的速やかにイズーラ修善寺へ。施設の奥の方が飲食コーナーとなっていますが、食券は入り口近くのレジで買うスタイル。
そこで、今回いただくそばと、そのセットメニューの名前を告げたところ、「えっと、どれだっけ。」とちょっと心配なリアクションだったものの、程なくして「あ、Bセットね」となり、無事食券購入。あとは、飲食コーナーのカウンターにそれを出すのですが、出した後で調理する様子を見ていると、蕎麦は生麺を一度茹でだ後で冷水締めし、それを再び温めてかけそばにするなど、一般的な駅構内の立ち食い店とは違う、ちゃんとした調理方法に驚きました。
それから程なくして登場した、今回いただいたセット。そばには地元特産の椎茸が載り、更には伊豆と言えば有名なワサビをご飯ものにした、これらだけで伊豆を満喫できるメニューとなっています。
注文からあまり待たずに、まずは生わさびごはんのセットが登場。可愛らしいサイズのワサビの他、調味用の醤油、そして鰹節とカツオかマグロのフレーク様のものが添えられています。そのワサビを陶器製おろし金ですりおろしていると、程なくしてそばが登場しました。
【しいたけそば生わさびごはんセット(しいたけそばBセット) 980円】
で、まずは伸びないうちにとそばから口を付けることに。
それでツユを一口啜ってみたところ、出汁感ビンビン。味付けのベースは濃口醤油ですが、みりんも良い塩梅に効いていて、まさしくストロングスタイルな味わい。そこに静岡県らしく、青ネギの薬味が加わって、これは良いですね。
また驚いたのがソバで、調理するところを見ていたので想像は出来たのですが、歯触り、噛み応え、更には蕎麦の香りもしっかりあって、駅そばのレベルでは無いかと。(個人的には、駅そばで一般的な茹で麺も大好きですがね。)これなら温かいかけではなく、冷たい方がより、蕎麦自体をの味や風味や食感を、しっかり味わったほうが良かったかもしれません。
そして具のしいたけが、また。ふっくら煮上がっていて、程よい甘辛味がしみていると共に、椎茸自体の旨味も濃厚。これは文句なしです。
それと、生わさびごはんは、ワサビの辛みが鮮烈!!
ワサビをおろしてからそばを一通りいただく間放置してちょっと時間が経った=その間おろしワサビが空気に触れていたいた所為か、そもそも当地のワサビの持つ辛み成分が強力な所為かはわかりませんが、不用意に口に入れると、鼻、そして喉に、咽せるほどの刺激が。
ただ、一口に食べる量を加減するなどしていただけば、辛みは強いものの、生わさびならではの何とも良い風味も十分に感じられ、これが、また。鰹節やフレークも良く合っています。
というわけで、どちらも美味しくいただき、加えて伊豆半島の味わいもだいぶ堪能させていただいたのですが、特にそばは、駅そばのレベルを超えていたというか。
なのでまたお伺いして、今度は冷たいそばもいただきたいけど、修善寺は遠く……。
ごちそうさまでした。
令和6年3月訪問
「旅せよ平日!JR東日本たびキュン♥早割パス」、通称「キュン♥パス」を使って新潟・長野方面を旅した数日後、今度は「青春18きっぷ」を使って静岡方面に日帰りで。
で、その旅の目的の一つとしたのが、静岡駅の在来線ホームにある、「富士見そば」という立ち食いスタンド。記事にした前回訪問時や、それ以前にもここでは食べたことがあるのですが、近年、ここの或る品が話題且つ人気になっているようで。
それがこの、チーズそば。
一見???な組み合わせですが、出汁、そして醤油味とプロセスチーズの相性は良い筈です。
で、まずは、チーズが良く混ざらないうちにツユからいってみると、出汁感そこそこ、甘みはそれなりに効いていますが、濃口醤油っ気、塩気とも強めの、立ち食いそば、駅そばではトラディショナルな味わい。個人的には好みドストライクという感じですね。
そこに、天かすの油っ気とコクや、ソバに絡んだチーズの、良い意味での乳臭さやまろやかな味わいが加わると、これが、もう。あと、濃口醤油が味のベースなのに薬味のネギが青ネギというのが、何とも静岡っぽいですが、チーズと青ネギとの相性はバッチリです。
またチーズか絡んだソバは、茹で麺だと思いますが、比較的しっかりとした食感のもの。そのままでも味わってみたいです。
それと、この蕎麦で特徴的なのが、薬味というか味変アイテムがタバスコというところ。1人1本というわけではないので、他にこの品を食べている人が居るとわざわざ出してはこないようです(なので、隣のお兄さんが使っていたものを借りた)が、この相性も素晴らしいというか、辛みと唐辛子の香りの他、酸味が良い感じに効いてくれます。ちなみに、辛いものが好きな人なら、量的に結構入れちゃっても大丈夫だったというか、味がそうそう破綻しませんでした。
というわけで、目的の品を美味しくいただいて、満足いたしました。
実はこの立ち食いスタンド。お伺いするにはなかなかにハードルが高かったり(近年、営業時間がかつてと違って午後1時30分までとなった。)するのですが、今や貴重な存在となったホーム上の店舗と言うこともあり、是非ともまた何時かお伺いしたいと思います。
ごちそうさまでした。
令和6年3月訪問
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